再根管治療、大学病院から開業医へ転院しようか悩んでいます

相談者: mk2xさん (30歳:女性)
投稿日時:2020-03-23 21:54:05
こんにちは。

根幹治療についてご相談です。

再根幹治療になりました (最初の根幹治療の時に奥まで薬が入っていなかったらしく、根の奥に膿がでてきてしまいました。
歯根端切除?になる可能性がもあると言われてしまいました)。
今、大学病院で治療をしているところです。

しかし担当になった先生のスキルに不安なところがあり、開業医(自費で根幹治療をやっている所)に転院しようかと考えております。
(現在1回目が終わったところで根っこの奥までは時間的に見れず、適当に蓋をされている状態です)



質問@
大学病院で1回目の治療が終わった段階で転院しても大丈夫でしょうか。
(開業医さんのところは予約がとりにくく2週間ほどこの適当な詰め物が詰まったままになります。
取れやすいと言われたのでとれる可能性もあります・・・
それと、神経のこすりすぎとかになってしまったりしないでしょうか)


質問A
大学病院ではラバータム、マイクロスコープファイバーコア保険適用です。
開業医の方では保険適用外で合計20万ほどかかってしまいます。
なぜ、開業医の方ではこれらは保険が適用されないのでしょうか。


質問B 
歯根端切除手術をすることになったら、大学病院の方が施設がしっかりしていて安心とかあるのでしょうか?
(開業医は先生のスキルは信頼できそうですが、施設の面等が心配です)


長くなりごめんなさい。。
どうしたらいいか常に考えていて、なんだかうつにでもなりそうです涙

アドバイスいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。 


回答 回答1
  • 回答者
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2020-03-23 23:40:42
mk2xさん、こんばんは。


回答@

どのタイミングでも転院は可能かと思います。


回答A

逆に大学病院が教育機関でもあるため、保険治療でも特別待遇なのだと思ってください。

例えば根の治療ラバーダムをかけてマイクロスコープを使い、一回のアポイントを60分とって治療しても、保険診療だと初回と最終の充填の日以外は再診料も含めて診療費が数百円となってしまいます。
家賃やスタッフ人件費等、固定費だけでも大赤字になります。

善意でそのような治療を行ってくれる保険医もいるかと思いますが、保険だとそこまでしてくれる方がまれかと思いますし、お願いしてやってもらえるものではないと思います。(赤字で治療してくれとお願いできますでしょうか?)

また、ファイバーコアは保険適応のものもありますが、根の治療が自費になった場合はコア、クラウンともに保険外にしなければならないという保険のルールですので致し方ありません。


質問B

開業医でも自費の根管治療をやっていて、歯根端切除も行っているということでしたらそれに必要な設備は持っていると思います。
逆に開業医の方がいろいろ小回りが利きますので、最新の材料や道具がそろっているような場合も多いかと思います。


ご参考になれば幸いです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mk2xさん
返信日時:2020-03-24 06:45:55
平岡先生、ありがとうございました。

そうなのですね。
お忙しいところご解答いただきありがとうございます。


開業医の先生との違いは、ほかに、

・器具(ファイル)を細くていいものを毎回新品のものを使う
・治療期間を短く
・予後のCT撮影

といったことが上げられます。
大学病院だとそういうことはなさそうです。


やはり、こういうところで成功率、予後は変わってくるものでしょうか?

だいたい10万円ぐらいは変わってくるので、金銭的なところで大学病院のほうがいいのか?
などと思ってしまう気持ちもあります。
再根幹治療になるのでもう失敗したくないです…)


追伸
結局は先生の腕次第。
というお返事もいただきそうな気がしているのですが…

大学病院の担当についた先生は、歯周病専門に学んでいる先生のようです。
歯科大学で学ぶ際は、歯周病と根幹治療は結構深く関係があるのでしょうか。
正直、そういうところも不安な点ではあります。

また仮詰のもののままで、2週間またはそれ以上過ごしてしまっても問題ないでしょうか…
ラバーダムしてもらったのに菌が入らないか心配です。。


長々申し訳ありません。
お返事いただけましたら幸いです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-03-24 11:59:09
こんにちは、まず

>最初の根幹治療の時に奥まで薬が入っていなかったらしく、根の奥に膿がでてきてしまいました。

これは違いますからね。

薬と表現しますがただの「ゴム」であり、このゴムの入りが悪いから膿が溜まった訳ではありません。
膿の原因は治療中、治療後に入った「菌」です。


大学病院で1回目の治療が終わった段階で転院しても大丈夫でしょうか。

全く問題ないですよ。


>なぜ、開業医の方ではこれらは保険が適用されないのでしょうか

開業医でも保険医療機関で、保険医が治療した場合は保険適応になりますよ。

ただ、平岡先生もおっしゃるように、保険治療で根管治療を時間をかけて行うと確実に赤字になるので、殆ど保険治療ではやりたがりません。

私が開業する頃は、保険医療機関で自費の根管治療は認められていませんでしたが、今は保険医療機関でも自費で根管治療を行っている歯科医院はありますね。 

逆に保険医療機関登録がなければ、その歯科医院は保険治療は行えないので全て自費治療となり、歯科医院の設定した治療費となります。


歯根端切除手術をすることになったら、大学病院の方が施設がしっかりしていて安心とかあるのでしょうか?

設備と言っても、CBCTと顕微鏡、後は超音波チップ、MTAなど歯内療法専門医であれば極々一般的な機材があれば十分かと思います。


>成功率、予後は変わってくるものでしょうか?

成功・失敗といってもやってみないと分かりませんし、一流と言われる専門医でも成功率は100%にはなりません。

20万払って失敗に終わることもあります。


>だいたい10万円ぐらいは変わってくるので、金銭的なところで大学病院のほうがいいのか?

であれば大学病院の方が、失敗した時のダメージは少ないのではないでしょうか。
大学は補助金で何億もの税金が入ってきているので、開業医と比べられても・・・


ラバーダムしてもらったのに菌が入らないか心配です。。

1回で菌がゼロになる訳ではないのと、膿んでいれば既に歯の中には細菌がいますから2週間であればそれほど心配しなくていいですよ。


日本は国民皆保険があるので、今回のコロナなども多くの方が医療機関にかかれますが、正直日本の医療は医療従事者の犠牲の上に成り立っていることは知っておかれてください。

私事ですが、今回中止になってしまいましたが、アメリカ歯内療法学会に参加する為にはエコノミーの飛行機を使っても50〜60万ぐらいかかりますし、知り合いの先生などはアメリカで歯内療法専門医のライセンスを得る為に大学の授業代(機材)・留学費に5000万かかっているそうです。
 
安いというのは素晴らしいとは思いますが、今や東南アジアより安い治療費で結果を出せというのは個人的には酷だと思います。


それでも多くの歯科医院は保険医療機関として頑張っていますが、人より良い医療を受けようとするのであれば患者さん側も費用を出して頂く時代にはなっていると思います。


おだいじに

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mk2xさん
返信日時:2020-03-24 12:22:23
井野先生
お忙しいところご返信ありがとうございました。
そうなのですね。
ありがとうございます。

>安いというのは素晴らしいとは思いますが、今や東南アジアより安い治療費で結果を出せというのは個人的には酷だと思います。

そうですね。
ということは開業医の先生(自費)の治療のほうが高い分、失敗する確率は下がるということになりますかね・・・
大学病院が安いのは、教育機関であるから仕方ない、利潤追求はしていないという解釈)


確かに、よい治療を受けようと思えば、お金をその分払わなくてはならないのはその通りだと思います。
開業医の先生のところでお金がかかっても、信頼できる治療を受けようかと思えてきました。



そこで、

質問@
開業医の先生のサイトには、所属学会・資格のところに「日本歯内療法学会」とあるのですが、日本歯内療法学会の認定医の一覧を調べるとその先生は掲載されていませんでした。

所属しているだけで認定医ではないということになるのか?
と思うのですが、こういう場合でも、根幹治療に明るいということになりますでしょうか。


質問A使用するファイルによって、根冠治療の質に違いがあるのか
(細いファイルのほうが削らなくてすむ等)


質問B
歯周病専門=根幹治療も扱ってきた ということになるのでしょうか
(大学病院の保存科の先生は歯周病専門らしいです。)


ご回答いただける先生いらっしゃいましたら幸いです。


今までラバーダムなしで神経を抜かれてしまってきたので、もう失敗したくなく、少しでも抜歯とならない治療を施していきたいです。


よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2020-03-24 14:00:40
> 取れやすいと言われた

厳しい言い方ですが、そのような仮の蓋をするなら大学病院レベルとは言えないと思います。
根管治療中の仮の蓋はとても重要だと思います。

保存科は三種の分野があると思います。

レジン充填などの保存修復学
歯周病を扱う歯周病学
根管治療を扱う歯内療法

日本歯科保存学会の認定医専門医も、どの分野かによってその他の分野の専門家たは言えない事もあると思います。


Q3
大学によっては、歯根端切除術口腔外科の担当になることがあると思います。
一応外科的歯内療法の範疇なので、根管治療担当医がするのが原則だとは思いますが。

歯根端切除術はマイクロやらCTやら、MTAなどを使用することにより格段に成功率が上がると思います。
ですから大学病院でそこまでの設備があり、ちゃんと使ってもらえるなら問題ないと言えると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mk2xさん
返信日時:2020-03-24 14:39:40
柴田先生、お忙しいところコメントいただきありがとうございました。
そうなのですね。
大学病院、設備面では安心してよいのですね。

大学病院は先生のスキルが心配のような気がしています・・・(経験数が少ないという点で)

また、大学病院では治療回数が何回になるかわからないと言われていますが(あと治るかどうかはわからないのでとも言われています。
根幹治療で100%成功はありえないのは承知ですが、大丈夫なのか?と不安になったところでもあります)

開業医の先生(自費)は、治療回数は短い方がいいということで、1−2回で根管治療は終わりにする(レントゲンに現れるまでには時間がかかるので様子をみる)とのことでした。

やはりお金ぬきで考えると、開業医の先生による自費の診療の方がよい治療になるのでしょうか・・?
(スキルや使うファイル、診療回数を考えると)

また、開業医の先生は消毒は次亜塩素酸Naで消毒するとあり、大学病院ではまだどういった消毒かはわかりません。
保険なので次亜塩素酸Naではないのかも?)



大学病院には、1回目の治療後にセカンドオピニオンで、ほかの歯科医に見てもらうと言っても大丈夫かも教えていただけましたら幸いです。


長々と申し訳ありません。。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2020-03-24 16:33:49
>質問@

歯内療法学会の会員自体2000人ぐらいの小さな団体ですからね。

明るい云々より、「その分野に力を入れて勉強しています」ぐらいに取られた方がいいでしょうね。 


>質問A

ファイルの種類はそんなに気にしなくていいと思いますよ。
術者が使いやすいものを選択します。

>細いファイルのほうが削らなくてすむ等

これが関係するのは最初の抜髄(初めて神経を取る)であって、今回のような感染根管治療であれば、菌が歯の中に入ってしまっているのである程度は削る必要はあります。
 
 
>質問B

柴田先生がおっしゃるように専門性が異なりますね。


>1回目の治療後に、セカンドオピニオンでほかの歯科医に見てもらうと言っても、大丈夫も教えていただけましたら幸いです。

全く問題ないです。
ただ、今の状態で何を聞くのか!?ちょっと疑問です。
 
治療方針などを聞きたいということなら、セカンドオピニオンでなく初診で治療説明でいいと思います。

 
>また、開業医の先生は消毒は次亜塩素酸Naで消毒するとあり、大学病院ではまだどういった消毒かはわかりません

どこの歯科医院でも次亜塩素酸使いますよ。


歯内療法を行う専門医探しについて今日書いたブログですが、

http://eedental.jp/ee_diary/2020/03/post-2026.html
 
根管治療は技術と知識量の面もあるので、なるべく設備の整った経験値が高い先生の方がベターです。

相性などもある程度重要だと思います。


また、歯内療法専門医は根管治療のみの治療を行っている歯科医院もありますので、
*根管治療後のコアやクラウンなどはかかりつけで治療などあります
 
気になる歯科医院があればまず電話問い合わせて、興味があれば治療方針など実際かかって聞いてみてください。
*電話で治療の質問ばかりは止めておいてくださいね。 
(↑ウチもたまにありますが、他の患者さんの迷惑になります)

いい先生に出会えるといいですね。


おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mk2xさん
返信日時:2020-03-26 00:16:56
井野先生、コメントいただきありがとうございました。

ブログも拝見させていただきました。

やはり大学病院はやめて、開業医の先生に見てもらいたい気持ちのほうが高いです…

とても混んでいるところなので、治療中の歯をしばらくの間そのままにしておかなければならないのが心配なのですが仕方ないですね…
(その前にコロナでロックダウンになってしまったら、歯医者にも通えなくなる?と心配です。。。)

ありがとうございます。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2020-03-27 10:10:18
しっかりした仮封(2重仮封)であれば、1〜2カ月ぐらいは問題ないですよ。

また3カ月経過したからといって、極端に状況が悪くなる訳ではないのでそこまで心配しなくていいですよ。




タイトル 再根管治療、大学病院から開業医へ転院しようか悩んでいます
質問者 mk2xさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
歯医者への不信感
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total
今日 今日
昨日 昨日