レジン充填後に咬合の調子が悪い、元の形態に戻せないか?
相談者:
うさコアラさん (36歳:女性)
投稿日時:2020-05-17 10:49:56
レジン充填後、咬合の調子が悪く、別の咬合とレジンに詳しい先生に聞いたら治療前の模型があれば元に戻せると言われました。
治療したドクターにそれを伝えたら、はじめは、そんなこと出来ないと言われましたが…
後日調べたらしく、やっぱり出来ると言われました。
元の模型をシリコン印象して、治療した歯のレジン充填面を削り、シリコン印象にレジンを挿入して圧接すると言われました。
ただ、前の模型は、壊れると言われました。
一度もやった事無いらしいので、失敗されて、模型も壊されたら嫌なので…
模型を壊さず、出来る方法は無いですか?
はじめに出来ると教えてくれた先生に、詳しい方法聞かなかったので…その方法であってるか聞きたいんですが、連絡がなかなかとれず…
ここで質問させて頂きます。
治療したドクターにそれを伝えたら、はじめは、そんなこと出来ないと言われましたが…
後日調べたらしく、やっぱり出来ると言われました。
元の模型をシリコン印象して、治療した歯のレジン充填面を削り、シリコン印象にレジンを挿入して圧接すると言われました。
ただ、前の模型は、壊れると言われました。
一度もやった事無いらしいので、失敗されて、模型も壊されたら嫌なので…
模型を壊さず、出来る方法は無いですか?
はじめに出来ると教えてくれた先生に、詳しい方法聞かなかったので…その方法であってるか聞きたいんですが、連絡がなかなかとれず…
ここで質問させて頂きます。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-05-17 16:03:48
こんにちは。
色々やり方はあり精密でなくても良いという程度ならばできるのは出来ると思います。
例えば模型は口腔内スキャナーや技工所のスキャナーでスキャンしてもらい3Dプリンターで副模型を作製してもらう事で割れたり折れたりしない模型を確保出来ますね。
ただし、そういう機器はどこの歯科医院にもあるわけではなく、また技工所でも機器がない所が沢山あります。
技工所に出したり歯科医院で作製してもらうにはそれ相応の費用がかかり自費治療になりそうですね。
また、シリコン印象を作製してそれにレジンを詰める治療法では実際にはレジンは厚く(僅かに高くズレて)充填されますから上手くいきません。
噛み合わせが不調の場合の治療には使えない精度にしかできませんよ。
また、普段使いのシリコン印象剤では被着面のレジンを硬化させるだけの十分な光が届きませんから、透明タイプの印象剤を歯科医院が別途購入する必要があるかもしれません。
その場合は1ケース分だけでも他に使わないので数万円の材料費を請求しても良いかもしれません。
強度の弱い即時重合型のレジンでは噛み合わせを長期に安定して維持させる事は期待出来ませんから、とりあえずやりましたよという程度の治療内容で終わられるかもしれませんしね。
いずれにしろ目視出来る形を同じように再現する程度で良ければ可能でしょうが、噛み合わせを元に戻す精度は望めない可能性は高そうです。
それを十分ご承知された上でそれでも希望される場合のみにされておくとよいのだろうと思います。
歯を大きく削られても良いというのであればスキャンした物からCAD/CAMで作成したものをダブルスキャン法でセットしてもらったほうが良いかもしれません。
しかし、まず模型の精度がどの程度のものか?スキャナーの精度がどの程度か?ミリングの精度は?研磨の程度は?等など色々なエラーが重なりかなりの大変さの割にどうなのかな?という気はしますが、強くご希望されれば労力の対価を保証されれば行ってもらえるのかもしれませんね。
ルーティーンな治療ステージを踏まない治療は慣れない作業を複数の技術者が関わって行うことになりますから、たいてい労力の割に上手くいきません。
それを了承された上で御依頼されることになるだろうと思います。
色々やり方はあり精密でなくても良いという程度ならばできるのは出来ると思います。
例えば模型は口腔内スキャナーや技工所のスキャナーでスキャンしてもらい3Dプリンターで副模型を作製してもらう事で割れたり折れたりしない模型を確保出来ますね。
ただし、そういう機器はどこの歯科医院にもあるわけではなく、また技工所でも機器がない所が沢山あります。
技工所に出したり歯科医院で作製してもらうにはそれ相応の費用がかかり自費治療になりそうですね。
また、シリコン印象を作製してそれにレジンを詰める治療法では実際にはレジンは厚く(僅かに高くズレて)充填されますから上手くいきません。
噛み合わせが不調の場合の治療には使えない精度にしかできませんよ。
また、普段使いのシリコン印象剤では被着面のレジンを硬化させるだけの十分な光が届きませんから、透明タイプの印象剤を歯科医院が別途購入する必要があるかもしれません。
その場合は1ケース分だけでも他に使わないので数万円の材料費を請求しても良いかもしれません。
強度の弱い即時重合型のレジンでは噛み合わせを長期に安定して維持させる事は期待出来ませんから、とりあえずやりましたよという程度の治療内容で終わられるかもしれませんしね。
いずれにしろ目視出来る形を同じように再現する程度で良ければ可能でしょうが、噛み合わせを元に戻す精度は望めない可能性は高そうです。
それを十分ご承知された上でそれでも希望される場合のみにされておくとよいのだろうと思います。
歯を大きく削られても良いというのであればスキャンした物からCAD/CAMで作成したものをダブルスキャン法でセットしてもらったほうが良いかもしれません。
しかし、まず模型の精度がどの程度のものか?スキャナーの精度がどの程度か?ミリングの精度は?研磨の程度は?等など色々なエラーが重なりかなりの大変さの割にどうなのかな?という気はしますが、強くご希望されれば労力の対価を保証されれば行ってもらえるのかもしれませんね。
ルーティーンな治療ステージを踏まない治療は慣れない作業を複数の技術者が関わって行うことになりますから、たいてい労力の割に上手くいきません。
それを了承された上で御依頼されることになるだろうと思います。
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-05-17 22:05:37
問題は、咬合の状態が悪いことですよね。
元の状態に戻すことは、二の次ではないでしょうか?
チャンと顎の状態とか、噛み合わせの状態とかを調べて、精密に調整していた抱ければ、それで良いと思うんですが・・・
模型があったとしても、参考になる程度のことで、完全にコピーしきることはかなり難しい、と思いますよ。
それに、虫歯になってしまった歯並び、咬合面を再生コピーするよりも、磨きやすい状態、噛み合わせのより良い状態を再構成された方が良いのでは、と私なんかは思ってしまいます。
如何なんでしょうか?
元の状態に戻すことは、二の次ではないでしょうか?
チャンと顎の状態とか、噛み合わせの状態とかを調べて、精密に調整していた抱ければ、それで良いと思うんですが・・・
模型があったとしても、参考になる程度のことで、完全にコピーしきることはかなり難しい、と思いますよ。
それに、虫歯になってしまった歯並び、咬合面を再生コピーするよりも、磨きやすい状態、噛み合わせのより良い状態を再構成された方が良いのでは、と私なんかは思ってしまいます。
如何なんでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
うさコアラさん
返信日時:2020-05-18 02:19:42
ふなちゃん先生、色々詳しく教えて頂きありがとうございます!
知らない事が沢山あり、大変勉強になりました。
シリコン印象でのレジン充填方法を、即答しなくて良かったです(;・д・)
松元先生、ありがとうございます!
確かに、その通りだと思いますが、治療後、咬合調整を繰り返し、しみるようになり…
レジン足した結果、以前の形態から大幅に変わり、側方だけが強くガリっと当たるようになり‥急にWSDになって困ってます。
しかも顎関節症になってしまって…音はなるし、肩が痛く、首は、むち打ちのようになってしまって…
6の咬合調整するたび、肩、首の痛みに変化があるので、関連してるのではないかと思い、以前の咬合の時は、全く症状無かったので元に戻せれば直るのではないかと考えたのですが…?
知らない事が沢山あり、大変勉強になりました。
シリコン印象でのレジン充填方法を、即答しなくて良かったです(;・д・)
松元先生、ありがとうございます!
確かに、その通りだと思いますが、治療後、咬合調整を繰り返し、しみるようになり…
レジン足した結果、以前の形態から大幅に変わり、側方だけが強くガリっと当たるようになり‥急にWSDになって困ってます。
しかも顎関節症になってしまって…音はなるし、肩が痛く、首は、むち打ちのようになってしまって…
6の咬合調整するたび、肩、首の痛みに変化があるので、関連してるのではないかと思い、以前の咬合の時は、全く症状無かったので元に戻せれば直るのではないかと考えたのですが…?
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-05-18 09:53:40
側方だけがガリッと当たるのは側方運動時の咬合調整の不調ではないでしょうか?
その場合、咬合紙を噛ませてガリッと当たる所で止めてそこを往復運動して、この時の当たりが気になるんですとお伝えになってみてはいかがでしょうか?
大臼歯の早期接触部位はなかなかわかりにくいですから、患者さん側の伝え方もうまくなければなかなか上手く調整してくれないのではないかと思います。
ただし、奥歯のどこかの歯が側方運動時のガイドになっているのはしょうがないと思います。
望ましいガイド部位というのはありますが歯並びが完璧に近い事が前提になると思います。
多くの日本人は小児期に歯並びを矯正してきていませんから噛み合わせの不調を生じやすく、修復物の調整の難易度が高いときが多いと思います。
お食事の時にガリガリとなってお困りならば意識してその位置を診察時に再現され歯科医に削ってもらう事が必要かもしれませんが、そんなに困ることもないのに意識し過ぎてガリガリ無駄に当てていると顎が不調になります(筋肉の緊張が取れなくなるからです)
日中はTCHを学んで無意識にでも歯を当てない癖に変えていき、夜間はナイトガードを利用するとかSleepスプリントを利用されても良いかもしれませんしね。
噛み合わせから首がむち打ちのように固まったり肩凝りが酷くなったら理学療法で緩和する事ができるだろうと思います。
レジン充填で噛み合わせを調整していてしみるようになるというのは歯並びがどうなっているのかな?とかなり心配になります。
さらに噛み合わせを変えるほどレジンを盛りたしたら流石にガイドで当たりすぎるようになりそうですしね。
と言うことはレジン充填ではそこの歯の治療の限界ではないかと考えて歯冠修復に変えたほうが良いのかもしれませんが、歯はかなり削り落とさなければ冠はできません。
おかかりの歯科医によくご相談してみてください。
その場合、咬合紙を噛ませてガリッと当たる所で止めてそこを往復運動して、この時の当たりが気になるんですとお伝えになってみてはいかがでしょうか?
大臼歯の早期接触部位はなかなかわかりにくいですから、患者さん側の伝え方もうまくなければなかなか上手く調整してくれないのではないかと思います。
ただし、奥歯のどこかの歯が側方運動時のガイドになっているのはしょうがないと思います。
望ましいガイド部位というのはありますが歯並びが完璧に近い事が前提になると思います。
多くの日本人は小児期に歯並びを矯正してきていませんから噛み合わせの不調を生じやすく、修復物の調整の難易度が高いときが多いと思います。
お食事の時にガリガリとなってお困りならば意識してその位置を診察時に再現され歯科医に削ってもらう事が必要かもしれませんが、そんなに困ることもないのに意識し過ぎてガリガリ無駄に当てていると顎が不調になります(筋肉の緊張が取れなくなるからです)
日中はTCHを学んで無意識にでも歯を当てない癖に変えていき、夜間はナイトガードを利用するとかSleepスプリントを利用されても良いかもしれませんしね。
噛み合わせから首がむち打ちのように固まったり肩凝りが酷くなったら理学療法で緩和する事ができるだろうと思います。
レジン充填で噛み合わせを調整していてしみるようになるというのは歯並びがどうなっているのかな?とかなり心配になります。
さらに噛み合わせを変えるほどレジンを盛りたしたら流石にガイドで当たりすぎるようになりそうですしね。
と言うことはレジン充填ではそこの歯の治療の限界ではないかと考えて歯冠修復に変えたほうが良いのかもしれませんが、歯はかなり削り落とさなければ冠はできません。
おかかりの歯科医によくご相談してみてください。
相談者からの返信
相談者:
うさコアラさん
返信日時:2020-05-22 00:57:34
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-05-22 08:13:06
〉6の咬合調整するたび、肩、首の痛みに変化があるので、関連してるのではないかと思い、
上の6をレジン充填してもらった時に形態が大きく変わったのでしょうか?
レジン充填は全てをお口の中で治療完結するので、術者の技術やセンスに左右されやすいですから上手くいっていないのかもしれませんね。
術前の模型をお持ちということですが、模型の精度に少し心配があるかもしれませんが無いよりマシでしょうね。
形を術前に出来るだけ似せる程度の事は光学スキャナーとCAD/CAMでも、模型をシリコン印象してそこに詰めるか流し込む方法か?で作る事は可能でしょう。
どちらがより似せられるか?はコピー法が出来る前者の方だと思います。
シリコンは浮き上がりを生じやすいし、全てを口腔内で行う治療では気泡の混入の可能性があると思うからです。
常に行われている治療ステップではなく少し挑戦的なステップになりますしね。
いずれにしてもお持ちの模型は概形印象でしょうから精度はあまり期待出来ないのではないかと思います。
口腔内スキャナーとCAD/CAMで行うコピー法は実際の口腔内をスキャンした上で行う事で精度が高くできるのだと思いますが、すでにお口の中には形が違った物が入っているので模型の精度に影響を受ける事になりますよね。
実際にはよく似た形にしあげてもらい噛み合わせは微調整が必要になると思います。
ただし、側方運動時にどの歯がどんな風に当たっているか?を意識して生活している人の方が異常ですから微調整の際もかなり難しいかもしれないなと想像してしまいます。
過度に気にし過ぎた状態での調整は終わりがない治療になる事がありますから、次にやり直してもらい気になられている形が元と似たものに戻せたならば、噛み合わせやガイドについて一旦気にしないように他の事に熱中されることをアドバイスしておきたいと思います。
上の6をレジン充填してもらった時に形態が大きく変わったのでしょうか?
レジン充填は全てをお口の中で治療完結するので、術者の技術やセンスに左右されやすいですから上手くいっていないのかもしれませんね。
術前の模型をお持ちということですが、模型の精度に少し心配があるかもしれませんが無いよりマシでしょうね。
形を術前に出来るだけ似せる程度の事は光学スキャナーとCAD/CAMでも、模型をシリコン印象してそこに詰めるか流し込む方法か?で作る事は可能でしょう。
どちらがより似せられるか?はコピー法が出来る前者の方だと思います。
シリコンは浮き上がりを生じやすいし、全てを口腔内で行う治療では気泡の混入の可能性があると思うからです。
常に行われている治療ステップではなく少し挑戦的なステップになりますしね。
いずれにしてもお持ちの模型は概形印象でしょうから精度はあまり期待出来ないのではないかと思います。
口腔内スキャナーとCAD/CAMで行うコピー法は実際の口腔内をスキャンした上で行う事で精度が高くできるのだと思いますが、すでにお口の中には形が違った物が入っているので模型の精度に影響を受ける事になりますよね。
実際にはよく似た形にしあげてもらい噛み合わせは微調整が必要になると思います。
ただし、側方運動時にどの歯がどんな風に当たっているか?を意識して生活している人の方が異常ですから微調整の際もかなり難しいかもしれないなと想像してしまいます。
過度に気にし過ぎた状態での調整は終わりがない治療になる事がありますから、次にやり直してもらい気になられている形が元と似たものに戻せたならば、噛み合わせやガイドについて一旦気にしないように他の事に熱中されることをアドバイスしておきたいと思います。
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2020-05-23 09:25:19
レジンが好きで毎日詰めていますが、
>治療前の形態に戻す方法
現実不可能だと思いますよ。
咬合調整などした部分にレジンを寸分たがわぬ詰めれる達人がいたとしても、1mmも厚みが取れないレジンはすぐに割れて取れます。
また噛み合わせは日に日に変化しており、歯軋りなどで歯は摩耗していきますが、人工物と歯のすり減り方は違いがあると感じますので生えそろって一生咬合は一定には保たれていません。
イメージとして、
「義足になった足を見て元の全速力で走れる足を」
と言っているのと同じような気がします。
後、咬合と体調の異変ですがこれも科学的には証明されていません。
咬合がくるうことにより体調変化が出ていれば日本国民はほぼほぼ全員体調不良ということになります。
個人的にも咬合で体調を崩したとおっしゃっれる方を2年に1人ぐらい見ますので、咬合と体調の関係がゼロではないと思いますが、これは生物学的に強い・弱いの問題かと考えています。
歯が1本もなく総入れ歯の方もいますが、問題なく生活出来ている方も大勢おられます、現実治療をしても元の状態に戻せなていないのでそれを許容できる体があるかないかだと思います。
個人的にはですが、
1、咬合に長けた先生の歯科医院に転院する
2、変化を許容できる体を作っていく
3、元に戻せるという先生の治療を受ける
ぐらいになると思います。
厳しい書き方になりましたが、咬合も確立された学問ではなくモヤモヤした部分が多くありますので、咬合が得意と言われても削って被せて修復している先生もいます。
歯は一度触ると元には戻れず後で後悔することもありますので、削るのは慎重になられた方がいいですよ。
おだいじに
>治療前の形態に戻す方法
現実不可能だと思いますよ。
咬合調整などした部分にレジンを寸分たがわぬ詰めれる達人がいたとしても、1mmも厚みが取れないレジンはすぐに割れて取れます。
また噛み合わせは日に日に変化しており、歯軋りなどで歯は摩耗していきますが、人工物と歯のすり減り方は違いがあると感じますので生えそろって一生咬合は一定には保たれていません。
イメージとして、
「義足になった足を見て元の全速力で走れる足を」
と言っているのと同じような気がします。
後、咬合と体調の異変ですがこれも科学的には証明されていません。
咬合がくるうことにより体調変化が出ていれば日本国民はほぼほぼ全員体調不良ということになります。
個人的にも咬合で体調を崩したとおっしゃっれる方を2年に1人ぐらい見ますので、咬合と体調の関係がゼロではないと思いますが、これは生物学的に強い・弱いの問題かと考えています。
歯が1本もなく総入れ歯の方もいますが、問題なく生活出来ている方も大勢おられます、現実治療をしても元の状態に戻せなていないのでそれを許容できる体があるかないかだと思います。
個人的にはですが、
1、咬合に長けた先生の歯科医院に転院する
2、変化を許容できる体を作っていく
3、元に戻せるという先生の治療を受ける
ぐらいになると思います。
厳しい書き方になりましたが、咬合も確立された学問ではなくモヤモヤした部分が多くありますので、咬合が得意と言われても削って被せて修復している先生もいます。
歯は一度触ると元には戻れず後で後悔することもありますので、削るのは慎重になられた方がいいですよ。
おだいじに
回答6
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2020-05-23 10:41:12
うさコアラさん、こんにちは。
井野先生の言われるように完全に形に戻すのは不可能だと思います。
かみ合わせの調整は、μ単位で行いますので、模型が残っていてもそこまで精密に再現することは不可能でしょう。
ただ、歯科医師の技術的な差がありますので、”できる”と言われた先生にはできるのかもしれません。
もし”できる”と言われた先生がいるのなら、その先生にお願いしないとできないのではないかと思います。
井野先生の言われるように完全に形に戻すのは不可能だと思います。
かみ合わせの調整は、μ単位で行いますので、模型が残っていてもそこまで精密に再現することは不可能でしょう。
ただ、歯科医師の技術的な差がありますので、”できる”と言われた先生にはできるのかもしれません。
もし”できる”と言われた先生がいるのなら、その先生にお願いしないとできないのではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
うさコアラさん
返信日時:2020-05-27 02:43:36
ふなちゃん先生ありがとうございます!
形態は、大きく変わりました。
はじめ、高すぎ、舌噛むと伝えたら、形態修正、咬合調整で激痛だったので、間違えて歯を削ってしまってて、その後、部分的にやり直しを繰り返し形態が大きく変わってしまった感じです。
色々詳しく教えて頂き大変勉強になりました。
ありがとうございました。
形態は、大きく変わりました。
はじめ、高すぎ、舌噛むと伝えたら、形態修正、咬合調整で激痛だったので、間違えて歯を削ってしまってて、その後、部分的にやり直しを繰り返し形態が大きく変わってしまった感じです。
色々詳しく教えて頂き大変勉強になりました。
ありがとうございました。
相談者からの返信
相談者:
うさコアラさん
返信日時:2020-05-27 02:51:46
相談者からの返信
相談者:
うさコアラさん
返信日時:2020-05-27 02:56:22
小牧先生ありがとうございます!
出来ると言うドクターと、やっと連絡ついて、確認したら、似たように出来ると言う意味でした。
ミクロ単位まで精密には、難しいですね‥
ありがとうございました(^^)
出来ると言うドクターと、やっと連絡ついて、確認したら、似たように出来ると言う意味でした。
ミクロ単位まで精密には、難しいですね‥
ありがとうございました(^^)
回答7
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2020-05-27 09:16:48
>レジンだけ削れて、歯が削れないバーはありますか?
>「どのバーでも多少歯は削れる」
が正解だと思います。
咬合調整であればレジンも歯も削れるバーを使いますし、高さを変えずレジンを滑沢にしようとすればシリコンポイントなどの研磨用のバーを使います。
>「どのバーでも多少歯は削れる」
が正解だと思います。
咬合調整であればレジンも歯も削れるバーを使いますし、高さを変えずレジンを滑沢にしようとすればシリコンポイントなどの研磨用のバーを使います。
相談者からの返信
相談者:
うさコアラさん
返信日時:2020-05-28 12:15:23
回答8
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-05-28 18:13:38
〉レジンからレジンにやり直すとき、歯は一切削らず、レジンだけ剥がすのは無理でしょうか?
井野先生からも回答があると思いますが、レジンを歯につけるときには酸処理(エッチング)して歯の表面を一層荒らして作った凹面に樹脂であるボンディング剤を浸透させてレジンタグというもので機械的な維持を作ってくっつけています。
それを足がかりにした未重合層とレジン本体を化学的に重合させて形を作ってあります。
凸凹がないとちょっとした力で隙間が出来たりポロリと取れるのでとりあえず一度つけたレジンをつけ直す時には凸凹を意図的に作っておくやり方で機械的な維持力をもたせる筈です。
矯正治療の時のようにレジンを使ってブラケットやアタッチメントを一時的にエナメル質表面につけておいてそれを綺麗に取り除く際は、エナメル質より強度の低いバーでレジン部だけを削り取ります。
次に何もつけないからです。
今回は、レジン部を取り除きまたレジンをつけ直したくまた、つけたレジンに咬合力がかかっても取れたり外れたり隙間が出来たりしないように強固に歯につけたいのでしょうから、レジンに凸凹をつけるか又は歯の表層を出すか?という何らかの維持力を付与する為の削り方が必要になると思います。
削るときに痛みがあるなら歯科医が作戦を随時変更して上手く行う訳で、これ以上歯を削らなくても良いのか?の見立ても歯科医が科学的見地から行うと思います。
レジンが薄すぎると駄目な部位には歯を削ってでも厚みを持たせたりという随時の判断により治療してもらう事になりますよね。
井野先生からも回答があると思いますが、レジンを歯につけるときには酸処理(エッチング)して歯の表面を一層荒らして作った凹面に樹脂であるボンディング剤を浸透させてレジンタグというもので機械的な維持を作ってくっつけています。
それを足がかりにした未重合層とレジン本体を化学的に重合させて形を作ってあります。
凸凹がないとちょっとした力で隙間が出来たりポロリと取れるのでとりあえず一度つけたレジンをつけ直す時には凸凹を意図的に作っておくやり方で機械的な維持力をもたせる筈です。
矯正治療の時のようにレジンを使ってブラケットやアタッチメントを一時的にエナメル質表面につけておいてそれを綺麗に取り除く際は、エナメル質より強度の低いバーでレジン部だけを削り取ります。
次に何もつけないからです。
今回は、レジン部を取り除きまたレジンをつけ直したくまた、つけたレジンに咬合力がかかっても取れたり外れたり隙間が出来たりしないように強固に歯につけたいのでしょうから、レジンに凸凹をつけるか又は歯の表層を出すか?という何らかの維持力を付与する為の削り方が必要になると思います。
削るときに痛みがあるなら歯科医が作戦を随時変更して上手く行う訳で、これ以上歯を削らなくても良いのか?の見立ても歯科医が科学的見地から行うと思います。
レジンが薄すぎると駄目な部位には歯を削ってでも厚みを持たせたりという随時の判断により治療してもらう事になりますよね。
相談者からの返信
相談者:
うさコアラさん
返信日時:2020-05-31 05:10:21
タイトル | レジン充填後に咬合の調子が悪い、元の形態に戻せないか? |
---|---|
質問者 | うさコアラさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。