フルジルコニアクラウンによる噛合せの反対の歯への負担について
相談者:
たけしたやまびさん (28歳:男性)
投稿日時:2020-06-14 14:36:38
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2020-06-14 15:26:33
ご相談ありがとうございます。
>反対の歯への負担は、大丈夫でしょうか。
今のところ、心配と言われています。
反対の歯どころか、その歯への影響も同じです。
なぜならば、硬すぎるからです。
なので、世界では「フルジルコニアのクラウン」の選択肢はありません。
>反対の歯への負担は、大丈夫でしょうか。
今のところ、心配と言われています。
反対の歯どころか、その歯への影響も同じです。
なぜならば、硬すぎるからです。
なので、世界では「フルジルコニアのクラウン」の選択肢はありません。
回答2
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2020-06-14 16:44:34
フルジルコニアだから悪いというわけでは無いのですが、すり減らないことが問題です。
生まれつきの天然の歯は経年的にどんどんすり減っていき、100歳になるともう、ボロボロになります。
そんなもんなのです。
それが、ジルコニアだとすり減らないために天然の歯との擦り減りのバランスが取れなくなっちゃうんです。
そこで、メインテナンスの時に定期的に研磨してすり減らしていくのですが、その時にも硬すぎて調整ができないのです。
でも、歯科医院の経営的には、割れたりすり減らないということは、『クラウン』という商品は長持ちするので 好まれるわけです。
ま、ウチはしないけど。
生まれつきの天然の歯は経年的にどんどんすり減っていき、100歳になるともう、ボロボロになります。
そんなもんなのです。
それが、ジルコニアだとすり減らないために天然の歯との擦り減りのバランスが取れなくなっちゃうんです。
そこで、メインテナンスの時に定期的に研磨してすり減らしていくのですが、その時にも硬すぎて調整ができないのです。
でも、歯科医院の経営的には、割れたりすり減らないということは、『クラウン』という商品は長持ちするので 好まれるわけです。
ま、ウチはしないけど。
回答3
回答日時:2020-06-18 10:31:43
従来は先に回答された先生方と同じ考えだったのですが、最近は考えも変わってきて、当院で主流で使用しているセラミック(二硅酸リチウムガラスのe.max)だと割れてしまいそうなケース(かなりレアですが)に限り、フルジルコニアを選択する様になってきました。
他のものでもそうなのですけど、ジルコニアと一言で言ってもどんどん改良されてきていて、今は強度をかなり落としてあるものも流通してきています。
ただ、その治療に関しては実際に使用される先生や技工士さんの知識や経験値が一番影響しますので、主治医の先生のお勧めに従うのが無難だと思いますよ。
他のものでもそうなのですけど、ジルコニアと一言で言ってもどんどん改良されてきていて、今は強度をかなり落としてあるものも流通してきています。
ただ、その治療に関しては実際に使用される先生や技工士さんの知識や経験値が一番影響しますので、主治医の先生のお勧めに従うのが無難だと思いますよ。
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2020-06-18 11:00:56
結局、義足、義手の類ですから歯と同じような経年変化は求められないと思います。
固いといえば、フルジルコニアクラウンもそうですが、保険の銀歯もゴールドクラウンも歯よりは固いです。
歯より弱い材料であれば、プラスチック系の材料がありますが患者さんによってはあっという間にすり減って噛み合わせを狂わせてしまいます。
歯と同程度の固さという売りのセラミックスでも、経年的にすり減ってクラウンの表面はザラザラでヤスリのような状態になり対合歯をすり減らせます。
後、重要なのはその方の咬み合わせにそって、咬合接触点(上下の歯が咬み合う点)をどこに持ってこれたのか!?の方も重要ですが、これはかなり難しい技術になるので、相当技術のある歯科医院でないと難しいと思います。
*出来上がったものをほぼほぼ無調整で入れるレベルです。
ただ多くの場合は歯科医師が調整して入れています。
私もフルジルコニアクラウンを3年前ぐらいからやり始めましたが、極端に悪い印象はなく他のクラウン同様の印象です。
この先トラブルが続出すれば止めるとは思いますが、渡辺先生がおっしゃるように、この材料は企業も相当開発費をかけているので年々良いと思われる材料が出てきています。
実際、一生持つ材料でもないですし、クラウンは10〜15年ぐらい使えればよしだと思います。
固いといえば、フルジルコニアクラウンもそうですが、保険の銀歯もゴールドクラウンも歯よりは固いです。
歯より弱い材料であれば、プラスチック系の材料がありますが患者さんによってはあっという間にすり減って噛み合わせを狂わせてしまいます。
歯と同程度の固さという売りのセラミックスでも、経年的にすり減ってクラウンの表面はザラザラでヤスリのような状態になり対合歯をすり減らせます。
後、重要なのはその方の咬み合わせにそって、咬合接触点(上下の歯が咬み合う点)をどこに持ってこれたのか!?の方も重要ですが、これはかなり難しい技術になるので、相当技術のある歯科医院でないと難しいと思います。
*出来上がったものをほぼほぼ無調整で入れるレベルです。
ただ多くの場合は歯科医師が調整して入れています。
私もフルジルコニアクラウンを3年前ぐらいからやり始めましたが、極端に悪い印象はなく他のクラウン同様の印象です。
この先トラブルが続出すれば止めるとは思いますが、渡辺先生がおっしゃるように、この材料は企業も相当開発費をかけているので年々良いと思われる材料が出てきています。
実際、一生持つ材料でもないですし、クラウンは10〜15年ぐらい使えればよしだと思います。
タイトル | フルジルコニアクラウンによる噛合せの反対の歯への負担について |
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質問者 | たけしたやまびさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | ジルコニアクラウン |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。