色々な歯科材料で治療した場合は噛合せがズレる可能性が高いか?
相談者:
義さん (33歳:男性)
投稿日時:2020-06-22 23:15:26
回答ありがとうございます。
わかりやすくかつ厳密にという言葉も聞いてくださり誠意ある回答にとても安心したと同時に感動しました。
是非参考にさせていただきます。
ただ今行っている歯科が引っ越すと県外で結構な遠方になるので、引っ越した先の新しい土地での歯医者をなるべく探して定期検診や治療を受けていきたいのが本音です。
前に天然歯を削り被せ物をしたらそれだけで噛み合わせがズレやすくなると聞いた事があるので、もう歯を失いたくないという気持ちと噛み合わせがズレる可能性について敏感になっている部分があると自分自身でも感じています。
その様な可能性は全くないのなら安心するのですが可能性が少しでも上がるのならば里帰りの時にでも元の歯医者に行ける様にしようと思います。
最後に確認したいのですが、色んな歯科で治療して様々な材質、硬さや特性のある歯科材料で治療した場合、噛み合わせがズレる可能性は少しでも上がりますか?
診察もしていませんので可能性の話で構わないので、この質問も先生方なら厳密にいうとどうかと教えていただけると幸いです。
わかりやすくかつ厳密にという言葉も聞いてくださり誠意ある回答にとても安心したと同時に感動しました。
是非参考にさせていただきます。
ただ今行っている歯科が引っ越すと県外で結構な遠方になるので、引っ越した先の新しい土地での歯医者をなるべく探して定期検診や治療を受けていきたいのが本音です。
前に天然歯を削り被せ物をしたらそれだけで噛み合わせがズレやすくなると聞いた事があるので、もう歯を失いたくないという気持ちと噛み合わせがズレる可能性について敏感になっている部分があると自分自身でも感じています。
その様な可能性は全くないのなら安心するのですが可能性が少しでも上がるのならば里帰りの時にでも元の歯医者に行ける様にしようと思います。
最後に確認したいのですが、色んな歯科で治療して様々な材質、硬さや特性のある歯科材料で治療した場合、噛み合わせがズレる可能性は少しでも上がりますか?
診察もしていませんので可能性の話で構わないので、この質問も先生方なら厳密にいうとどうかと教えていただけると幸いです。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-06-23 01:01:27
こんにちは。
噛み合わせは全てが天然歯の場合でも少しずつ低くなっていきますが、どこも同じようにチビて低くなれば顎の関節の可動域は広くまた歯がチビることで大きな負荷に対して適応しているので大して問題にならないものです
。(ストレスがかかりすぎたり力仕事で食いしばったりしているとすり減りが加速するので困る事になりますが)
お口の中に色々な材料を混在させて治療を受けたら、それぞれの材料には材料特性があり経年変化の度合いは異なるので何処かに集中して不調が生じたりします。
ですからそれは同じ歯科医院内でなくても複数の歯科医院での治療でも同じだろうと考えてよいと思います。
歯をチビないようにしつつ複数の修復物にも力学的ダメージを加速させないようにしようとすれば噛まなければよいのですが、そうはいきませんから時々問題が生じて来ていないかを何処の歯科医院でもよいのでチェック&メンテナンスしてもらうのがよいと思います。
また、スポーツやお仕事等で日中噛み締めたり食いしばる事が多い方はマウスピースを上手く利用されるとよいと思います。
スポーツ用マウスガードというもので歯に生じる負荷を軽減する事も出来ると思います。
夜間食いしばったり歯軋りをされる方であればナイトガード用のマウスピースで歯が酷く当たるのを防ぐ事が出来ると思います。歯は修復部分も含みます。
そして定期的に歯科医院でチェック&メンテナンスで悪くなってきた部分を早期発見してもらうとよいと思います。
修復物よりも歯磨きが下手な場合は天然歯の方が削れていく事をお忘れなく。
スポーツ飲料や乳酸菌飲料やジュースやワイン等のphが低い飲料でも酸触症で歯は溶けてチビやすくなりますが、修復物はチビずに残っている事を目にする機会は割と多いです。
噛み合わせは全てが天然歯の場合でも少しずつ低くなっていきますが、どこも同じようにチビて低くなれば顎の関節の可動域は広くまた歯がチビることで大きな負荷に対して適応しているので大して問題にならないものです
。(ストレスがかかりすぎたり力仕事で食いしばったりしているとすり減りが加速するので困る事になりますが)
お口の中に色々な材料を混在させて治療を受けたら、それぞれの材料には材料特性があり経年変化の度合いは異なるので何処かに集中して不調が生じたりします。
ですからそれは同じ歯科医院内でなくても複数の歯科医院での治療でも同じだろうと考えてよいと思います。
歯をチビないようにしつつ複数の修復物にも力学的ダメージを加速させないようにしようとすれば噛まなければよいのですが、そうはいきませんから時々問題が生じて来ていないかを何処の歯科医院でもよいのでチェック&メンテナンスしてもらうのがよいと思います。
また、スポーツやお仕事等で日中噛み締めたり食いしばる事が多い方はマウスピースを上手く利用されるとよいと思います。
スポーツ用マウスガードというもので歯に生じる負荷を軽減する事も出来ると思います。
夜間食いしばったり歯軋りをされる方であればナイトガード用のマウスピースで歯が酷く当たるのを防ぐ事が出来ると思います。歯は修復部分も含みます。
そして定期的に歯科医院でチェック&メンテナンスで悪くなってきた部分を早期発見してもらうとよいと思います。
修復物よりも歯磨きが下手な場合は天然歯の方が削れていく事をお忘れなく。
スポーツ飲料や乳酸菌飲料やジュースやワイン等のphが低い飲料でも酸触症で歯は溶けてチビやすくなりますが、修復物はチビずに残っている事を目にする機会は割と多いです。
相談者からの返信
相談者:
義さん
返信日時:2020-06-24 04:35:13
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-06-24 09:49:37
厳密にいえばメーカーも材料も歯科医院も全てが同じでも、治療した年が違えば経年変化の度合いが異なりますから変化の度合いは異なります。
修復材料は歯に近づけるように開発研究されていますが所詮は人工物ですから致し方ないです。
ですからどこの歯科医院でもよいので定期的にチェック&メンテナンスを受けておいてください。
〉極論、上記の回答の様な事が起こる可能性は気づかないまでもあると思って良いでしょうか?
そうです。
歯科医院から定期的にチェック&メンテナンスに来てくださいねと言われるのはその為です。
専門家に時々チェックしてもらうと長持ちしますからね。
車でも家でも快適に使い安全に使う為には行いますよね?
ジョイント部から不具合が生じて来やすいですし、材料によっては劣化が早いものもあります。
またよく負荷がかかる部位は悪くなります。
人工物で継いでいるのですからよく似ていますよね。
購入先で検査と修理と交換を受けるか?新たな所に依頼するか?の違いだけです。
保証は購入した所でメンテナンスをしていなければ受けられないですよね。
修復材料は歯に近づけるように開発研究されていますが所詮は人工物ですから致し方ないです。
ですからどこの歯科医院でもよいので定期的にチェック&メンテナンスを受けておいてください。
〉極論、上記の回答の様な事が起こる可能性は気づかないまでもあると思って良いでしょうか?
そうです。
歯科医院から定期的にチェック&メンテナンスに来てくださいねと言われるのはその為です。
専門家に時々チェックしてもらうと長持ちしますからね。
車でも家でも快適に使い安全に使う為には行いますよね?
ジョイント部から不具合が生じて来やすいですし、材料によっては劣化が早いものもあります。
またよく負荷がかかる部位は悪くなります。
人工物で継いでいるのですからよく似ていますよね。
購入先で検査と修理と交換を受けるか?新たな所に依頼するか?の違いだけです。
保証は購入した所でメンテナンスをしていなければ受けられないですよね。
タイトル | 色々な歯科材料で治療した場合は噛合せがズレる可能性が高いか? |
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質問者 | 義さん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)その他 その他(歯科治療関連) その他(歯科検診・デンタルドック) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。