〔写真あり〕矯正中、打撲した前歯が変色しているが神経の生死は?
相談者:
mikiiiiiさん (24歳:女性)
投稿日時:2020-07-04 10:53:10
こんにちは。
1月に階段から落ちて、その際に写真の右前歯を打撲し変色してしまいました。
はじめは赤黒くなり、その後茶褐色となり、半年経った現在も茶褐色ですが一時期よりは引いた色です。
私は神経が死んでいるという覚悟はできておりますが、通っている歯医者の先生は色が少し戻ってきているからまだ分からないと言われています。
半年たった今でも、死んでいるかどうかはまだ分からないのでしょうか。
打撲してから4ヶ月の時点で一度レントゲンを撮りましたが、まだ分からないとのことでしたが半年の時点では歯の根っこの部分を見たりしただけでした。
もしまだ神経が生きていた場合、元の色に近い色に近い色に戻ることはあるのでしょうか?
また私は前歯が出ているのが気になり、はめるタイプの矯正をしているのですが、ぶつけたことによりこれ以上きれいにすることはできず、今の状態を保つくらいしかできないとも言われました。
他の矯正歯科でも同じようなことは言われてしまうのでしょうか?
長々と申し訳ございません。
とても悩んでおりますので、ご回答出来る方がいらっしゃいましたらお待ちしております。
画像1
1月に階段から落ちて、その際に写真の右前歯を打撲し変色してしまいました。
はじめは赤黒くなり、その後茶褐色となり、半年経った現在も茶褐色ですが一時期よりは引いた色です。
私は神経が死んでいるという覚悟はできておりますが、通っている歯医者の先生は色が少し戻ってきているからまだ分からないと言われています。
半年たった今でも、死んでいるかどうかはまだ分からないのでしょうか。
打撲してから4ヶ月の時点で一度レントゲンを撮りましたが、まだ分からないとのことでしたが半年の時点では歯の根っこの部分を見たりしただけでした。
もしまだ神経が生きていた場合、元の色に近い色に近い色に戻ることはあるのでしょうか?
また私は前歯が出ているのが気になり、はめるタイプの矯正をしているのですが、ぶつけたことによりこれ以上きれいにすることはできず、今の状態を保つくらいしかできないとも言われました。
他の矯正歯科でも同じようなことは言われてしまうのでしょうか?
長々と申し訳ございません。
とても悩んでおりますので、ご回答出来る方がいらっしゃいましたらお待ちしております。
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回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2020-07-04 12:17:05
こんにちは。
偏色したわけですから歯髄壊死と考えられます、打診、歯髄テストとレントゲンで診断は付きます。
おそらく歯髄壊死ですから戻らないと思います。
>今の状態を保つくらいしかできないとも言われました。
骨性癒着がなければ動きます。
アライナーではこれ以上の改善は難しいように思います。
日本矯正歯科学会の見解 https://www.jpao.jp/15news/1525trendwatch/vol23/vol23_1.html
偏色したわけですから歯髄壊死と考えられます、打診、歯髄テストとレントゲンで診断は付きます。
おそらく歯髄壊死ですから戻らないと思います。
>今の状態を保つくらいしかできないとも言われました。
骨性癒着がなければ動きます。
アライナーではこれ以上の改善は難しいように思います。
日本矯正歯科学会の見解 https://www.jpao.jp/15news/1525trendwatch/vol23/vol23_1.html
相談者からの返信
相談者:
mikiiiiiさん
返信日時:2020-07-04 12:46:20
山田先生
ご回答いただきありがとうございます。
通っている歯医者ではまだ死んでいるかわからないといわれたので、
他の歯医者へも行ったほうがいいということでしょうか?
戻らないとのことですと、色を戻す方法はウォーキングブリーチが最適でしょうか?
骨性癒着があるかどうかはどうしたらわかるのでしょうか?
現在、打撲に関しては1ヶ月に一回見てもらっておりますが、矯正に関しては3ヶ月に一回見てもらっており、今までは器具をキツくしてもらっていたのですが、前回はあまりきつくしてもらってはおりません。
通う度にお金を払っているので、そうなると行かないほうがいいのかと思っております。
ご回答いただきありがとうございます。
通っている歯医者ではまだ死んでいるかわからないといわれたので、
他の歯医者へも行ったほうがいいということでしょうか?
戻らないとのことですと、色を戻す方法はウォーキングブリーチが最適でしょうか?
骨性癒着があるかどうかはどうしたらわかるのでしょうか?
現在、打撲に関しては1ヶ月に一回見てもらっておりますが、矯正に関しては3ヶ月に一回見てもらっており、今までは器具をキツくしてもらっていたのですが、前回はあまりきつくしてもらってはおりません。
通う度にお金を払っているので、そうなると行かないほうがいいのかと思っております。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2020-07-04 12:59:08
>他の歯医者へも行ったほうがいいということでしょうか?
それがいいと思います。
>色を戻す方法はウォーキングブリーチが最適でしょうか?
そうなります。
ホワイトニング http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%DB%A5%EF%A5%A4%A5%C8%A5%CB%A5%F3%A5%B0&x=52&y=14
>骨性癒着があるかどうかはどうしたらわかるのでしょうか?
指で動かせはわかると思います、また放置しておけば長さが違ってきます。
それがいいと思います。
>色を戻す方法はウォーキングブリーチが最適でしょうか?
そうなります。
ホワイトニング http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%DB%A5%EF%A5%A4%A5%C8%A5%CB%A5%F3%A5%B0&x=52&y=14
>骨性癒着があるかどうかはどうしたらわかるのでしょうか?
指で動かせはわかると思います、また放置しておけば長さが違ってきます。
相談者からの返信
相談者:
mikiiiiiさん
返信日時:2020-07-04 13:13:44
回答3
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-07-04 13:56:28
mikiiiii さん、こんにちは。
>その際に写真の右前歯を打撲し変色してしまいました。
今回おっしゃっているのは、写真に向かっての右前歯、ご自身から見ると左側の歯のことでしょうか。
(医学的には患者さん自身からみての左右で右側、左側というように表現します)
>はじめは赤黒くなり、その後茶褐色となり、半年経った現在も茶褐色ですが一時期よりは引いた色です。
受傷直後は歯髄が充血し、変色してきます。
若ければ若いほど、その後回復してくるという場合もあります。
成人後で、根の先も完成している年齢ですから可能性はさほど高くはないかもしれませんが、変色が引いてきたということから、期待していたのかもしれません。
>私は神経が死んでいるという覚悟はできておりますが、通っている歯医者の先生は色が少し戻ってきているからまだ分からないと言われています。
失活している可能性もあると思います、ただ色が戻ってきているということから、不可逆的な処置に躊躇されたのかもしれません。
神経をとる治療は、開けてみてやっぱり生きていた…となっても、削ったものは元に戻せないからです。
>半年たった今でも、死んでいるかどうかはまだ分からないのでしょうか
歯髄の生死を判断する為に、歯髄電気診というものがあります。
受傷直後から数ヶ月は、神経が生きていても(生きる望みがあっても)反応しない場合がありますから、この期間に歯髄電気診で歯髄が死んでいると結論を出すのは時期尚早だと思います。
ただ、半年ということですから、そろそろ歯髄電気診で神経の生死を判定して今後の処置を決めても良い頃かもしれません。
>打撲してから4ヶ月の時点で一度レントゲンを撮りましたが、まだ分からないとのことでしたが半年の時点では歯の根っこの部分を見たりしただけでした。
例えば日本外傷歯学会のガイドラインの例で言うと、1ヶ月後、3ヶ月後にレントゲンで予後を確認する、少なくとも1年間は経過を観察する、となっていると思います。
経過観察中に歯髄が死んでいていると判断できる場合にはただちに根管治療を開始することになっていると思います。
特に、根の先の吸収が起こることが一番怖いですから、歯の根っこをみたというのはこうしたことを見ていたのかもしれません。
>もしまだ神経が生きていた場合、元の色に近い色に近い色に戻ることはあるのでしょうか?
もしも仮に神経が生きていたのだとしたら回復してくるかもしれませんし、神経は回復してくれたけれど色は多少悪いままということもあり得るかもしれません。
>また私は前歯が出ているのが気になり、はめるタイプの矯正をしているのですが、ぶつけたことによりこれ以上きれいにすることはできず、今の状態を保つくらいしかできないとも言われました。
外傷歯は安静にしなければなりませんが、矯正治療は歯に外力をかけて動かす処置ですから、歯に負担をかけ、いじめることになってしまうと思います。
歯根膜が生きていれば矯正そのものは可能だとは思いますが、やはり外傷を受けた歯ですから、経過観察中に余分に負荷をかけてしまうと、回復できるはずだった神経が死んでしまう、ということも可能性はあると思います。
ただ、場合によっては年単位で様子を見るということもあるかもしれませんし、現実的なタイミングを選ぶのは難しいかもしれません。
>その際に写真の右前歯を打撲し変色してしまいました。
今回おっしゃっているのは、写真に向かっての右前歯、ご自身から見ると左側の歯のことでしょうか。
(医学的には患者さん自身からみての左右で右側、左側というように表現します)
>はじめは赤黒くなり、その後茶褐色となり、半年経った現在も茶褐色ですが一時期よりは引いた色です。
受傷直後は歯髄が充血し、変色してきます。
若ければ若いほど、その後回復してくるという場合もあります。
成人後で、根の先も完成している年齢ですから可能性はさほど高くはないかもしれませんが、変色が引いてきたということから、期待していたのかもしれません。
>私は神経が死んでいるという覚悟はできておりますが、通っている歯医者の先生は色が少し戻ってきているからまだ分からないと言われています。
失活している可能性もあると思います、ただ色が戻ってきているということから、不可逆的な処置に躊躇されたのかもしれません。
神経をとる治療は、開けてみてやっぱり生きていた…となっても、削ったものは元に戻せないからです。
>半年たった今でも、死んでいるかどうかはまだ分からないのでしょうか
歯髄の生死を判断する為に、歯髄電気診というものがあります。
受傷直後から数ヶ月は、神経が生きていても(生きる望みがあっても)反応しない場合がありますから、この期間に歯髄電気診で歯髄が死んでいると結論を出すのは時期尚早だと思います。
ただ、半年ということですから、そろそろ歯髄電気診で神経の生死を判定して今後の処置を決めても良い頃かもしれません。
>打撲してから4ヶ月の時点で一度レントゲンを撮りましたが、まだ分からないとのことでしたが半年の時点では歯の根っこの部分を見たりしただけでした。
例えば日本外傷歯学会のガイドラインの例で言うと、1ヶ月後、3ヶ月後にレントゲンで予後を確認する、少なくとも1年間は経過を観察する、となっていると思います。
経過観察中に歯髄が死んでいていると判断できる場合にはただちに根管治療を開始することになっていると思います。
特に、根の先の吸収が起こることが一番怖いですから、歯の根っこをみたというのはこうしたことを見ていたのかもしれません。
>もしまだ神経が生きていた場合、元の色に近い色に近い色に戻ることはあるのでしょうか?
もしも仮に神経が生きていたのだとしたら回復してくるかもしれませんし、神経は回復してくれたけれど色は多少悪いままということもあり得るかもしれません。
>また私は前歯が出ているのが気になり、はめるタイプの矯正をしているのですが、ぶつけたことによりこれ以上きれいにすることはできず、今の状態を保つくらいしかできないとも言われました。
外傷歯は安静にしなければなりませんが、矯正治療は歯に外力をかけて動かす処置ですから、歯に負担をかけ、いじめることになってしまうと思います。
歯根膜が生きていれば矯正そのものは可能だとは思いますが、やはり外傷を受けた歯ですから、経過観察中に余分に負荷をかけてしまうと、回復できるはずだった神経が死んでしまう、ということも可能性はあると思います。
ただ、場合によっては年単位で様子を見るということもあるかもしれませんし、現実的なタイミングを選ぶのは難しいかもしれません。
回答4
相談者からの返信
相談者:
mikiiiiiさん
返信日時:2020-07-04 15:35:33
回答5
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-07-04 20:00:08
>矯正は1年間は様子を見た方がいいということですね
外傷歯は仮に神経に問題が無さそうでも、1年間は経過を追ったほうが良いという意味です。
期間の目処にはなると思います、最終的には直接見ている矯正の担当先生の判断によると思います。
また、仮に神経が回復して残せるが、色は少し悪いまま残ってしまったという場合、残念ながらインターナルブリーチはできないのはもちろんですが、外側からのホワイトニングもあまり効果は期待できないと思います。
>2つとも骨性癒着していなければ、再び矯正をきつくしめて綺麗な歯並びにすることは可能なのでしょうか?
そのように考えます。
ただ、一度ダメージを受けていますのでリスクはあるかもしれません。
外傷歯は仮に神経に問題が無さそうでも、1年間は経過を追ったほうが良いという意味です。
期間の目処にはなると思います、最終的には直接見ている矯正の担当先生の判断によると思います。
また、仮に神経が回復して残せるが、色は少し悪いまま残ってしまったという場合、残念ながらインターナルブリーチはできないのはもちろんですが、外側からのホワイトニングもあまり効果は期待できないと思います。
>2つとも骨性癒着していなければ、再び矯正をきつくしめて綺麗な歯並びにすることは可能なのでしょうか?
そのように考えます。
ただ、一度ダメージを受けていますのでリスクはあるかもしれません。
回答6
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2020-07-05 08:09:11
乳歯の場合もそうなんですが、一旦歯髄が壊死した(神経が死んだ)後、回復したように見えてもそれは元と同じ組織が復活したわけではありません。
乳歯の場合は歯の吸収をする組織が進入してくるので、歯の色が元に戻るというのは、もうすぐ抜けるサインと考えられます。
永久歯の場合でも、色が戻ってきているとしたら内部吸収(歯が内側から溶かされる)の可能性がありますので、早急に根管治療を行うのが一般的かと考えます。
乳歯の場合は歯の吸収をする組織が進入してくるので、歯の色が元に戻るというのは、もうすぐ抜けるサインと考えられます。
永久歯の場合でも、色が戻ってきているとしたら内部吸収(歯が内側から溶かされる)の可能性がありますので、早急に根管治療を行うのが一般的かと考えます。
回答7
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-07-05 11:06:47
ごく稀にですが、トランジェントアピカルブレイクダウンと言う現象が起きることがあります。
外傷歯でも、そのままで良い、と言うことです。
これは長く経過観察する他なく、外傷による問題が生じた場合には、直ぐに治療しなければならないものです。
定期的にレントゲン撮影、できればその部位だけの小さなCT撮影をして、観察するのが良いです。
CTは撮影範囲で被爆量が何倍も違いますから、最小サイズ4cm×4cmで撮れるモリタ製のCTが良いです。
これなら通常のフィルムの小さなレントゲン写真よりも被爆量が小さいので安心です。
正しい経過観察、が鍵になりますから、そこをご理解下さい。
外傷歯でも、そのままで良い、と言うことです。
これは長く経過観察する他なく、外傷による問題が生じた場合には、直ぐに治療しなければならないものです。
定期的にレントゲン撮影、できればその部位だけの小さなCT撮影をして、観察するのが良いです。
CTは撮影範囲で被爆量が何倍も違いますから、最小サイズ4cm×4cmで撮れるモリタ製のCTが良いです。
これなら通常のフィルムの小さなレントゲン写真よりも被爆量が小さいので安心です。
正しい経過観察、が鍵になりますから、そこをご理解下さい。
相談者からの返信
相談者:
mikiiiiiさん
返信日時:2020-07-05 11:33:32
皆様ご回答ありがとうございます。
矯正については担当の先生と相談してみます。
変色についてですが、滝野先生がおっしゃられていたように、神経が回復した場合はウォーキングブリーチが出来ないし、外側からのホワイトニングが効果がないとのことですが、その場合は何か方法はありませんでしょうか?
矯正よりも変色が1番気になる点で、考えると憂鬱になってしまいます…。
矯正については担当の先生と相談してみます。
変色についてですが、滝野先生がおっしゃられていたように、神経が回復した場合はウォーキングブリーチが出来ないし、外側からのホワイトニングが効果がないとのことですが、その場合は何か方法はありませんでしょうか?
矯正よりも変色が1番気になる点で、考えると憂鬱になってしまいます…。
回答8
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2020-07-05 14:22:54
こんにちは。
>神経が生きていた頑張ってる変色が目立つためホワイトニングを行った場合
有髄なら変色しません。
>骨性癒着していなければ、再び矯正をきつくしめて綺麗な歯並びにすることは可能なのでしょうか?
今の方法では無理だと思います。
>神経が生きていた頑張ってる変色が目立つためホワイトニングを行った場合
有髄なら変色しません。
>骨性癒着していなければ、再び矯正をきつくしめて綺麗な歯並びにすることは可能なのでしょうか?
今の方法では無理だと思います。
回答9
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-07-05 15:56:57
森川先生
>乳歯の場合もそうなんですが、一旦歯髄が壊死した(神経が死んだ)後、回復したように見えてもそれは元と同じ組織が復活したわけではありません。
虫歯の感染で歯髄壊死した場合と違い、脱臼で血流が断裂され変色があり歯髄電気診の反応も無くなっても、後に回復することはあると思います。
歯根未完成歯や乳歯ほど可能性は高いと思いますが、20代なので可能性はあると思います。
山田先生
>有髄なら変色しません。
変色のないまま失活することも、変色が残ったままの歯髄の治癒も報告されていると思います。
6ヶ月を目処にTABが行われているのか判断時期だとは思いますが、数年の経過観察の後に歯髄の復活が確認された例も報告されています。
mikiiiiiさん
>矯正よりも変色が1番気になる点で、考えると憂鬱になってしまいます…。
何を求めるかによると思います。
一刻も早く変色を回復し、モヤモヤした状態にカタをつけたいということでしたら、神経の処置をしてインターナルブリーチをするのも手だと思います。
歯の寿命を伸ばし長く使おうと希望されるのでしたら、信頼できる先生の元で長期に経過観察されるのも手だと思います。
最良の根充材は歯髄である、という言葉があるくらいです。
ただ、その場合はしっかりと経過を追い、問題が起きた時には一刻も早く神経の処置をすることが条件だと思います。
また、少しずつ変色が改善しているようでしたらまだ改善していくかもしれませんが、変色が残る(既に象牙細管の中に残った着色有機物が残存する)場合もあると思いますが、どれくらいの色ならば妥協できるかどうか、だと思います。
色の改善の為にはラミネートベニヤなどの方法もありますが、1番の一本だけを色合わせするのは至難のワザで、あまり勧められないと思います。
いずれにしても電気診の予定とのことですので、今の状況や今後の処置について相談されるのが良いと思います。
>乳歯の場合もそうなんですが、一旦歯髄が壊死した(神経が死んだ)後、回復したように見えてもそれは元と同じ組織が復活したわけではありません。
虫歯の感染で歯髄壊死した場合と違い、脱臼で血流が断裂され変色があり歯髄電気診の反応も無くなっても、後に回復することはあると思います。
歯根未完成歯や乳歯ほど可能性は高いと思いますが、20代なので可能性はあると思います。
山田先生
>有髄なら変色しません。
変色のないまま失活することも、変色が残ったままの歯髄の治癒も報告されていると思います。
6ヶ月を目処にTABが行われているのか判断時期だとは思いますが、数年の経過観察の後に歯髄の復活が確認された例も報告されています。
mikiiiiiさん
>矯正よりも変色が1番気になる点で、考えると憂鬱になってしまいます…。
何を求めるかによると思います。
一刻も早く変色を回復し、モヤモヤした状態にカタをつけたいということでしたら、神経の処置をしてインターナルブリーチをするのも手だと思います。
歯の寿命を伸ばし長く使おうと希望されるのでしたら、信頼できる先生の元で長期に経過観察されるのも手だと思います。
最良の根充材は歯髄である、という言葉があるくらいです。
ただ、その場合はしっかりと経過を追い、問題が起きた時には一刻も早く神経の処置をすることが条件だと思います。
また、少しずつ変色が改善しているようでしたらまだ改善していくかもしれませんが、変色が残る(既に象牙細管の中に残った着色有機物が残存する)場合もあると思いますが、どれくらいの色ならば妥協できるかどうか、だと思います。
色の改善の為にはラミネートベニヤなどの方法もありますが、1番の一本だけを色合わせするのは至難のワザで、あまり勧められないと思います。
いずれにしても電気診の予定とのことですので、今の状況や今後の処置について相談されるのが良いと思います。
回答10
相談者からの返信
相談者:
mikiiiiiさん
返信日時:2020-07-05 18:58:48
みなさまご回答ありがとうございます。
担当の先生としっかり相談してみます。
無知の私にたくさんのご知識をお教えいただき感謝しております。
明日、小さい頃通っていた歯医者で電気を当てて検査してもらおうと思います。
この度はありがとうございました。
担当の先生としっかり相談してみます。
無知の私にたくさんのご知識をお教えいただき感謝しております。
明日、小さい頃通っていた歯医者で電気を当てて検査してもらおうと思います。
この度はありがとうございました。
タイトル | 〔写真あり〕矯正中、打撲した前歯が変色しているが神経の生死は? |
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質問者 | mikiiiiiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の変色・着色 根管治療の治療法 ホワイトニング治療法 その他(写真あり) マウスピース矯正 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。