[写真あり] 下前歯が飛び出てきたのは親知らずのせいか?
相談者:
ho-cyanさん (68歳:女性)
投稿日時:2020-07-26 15:57:57
下顎右側前歯が、親知らずが生えた(50代)後、この2年くらいのうちに押されて?飛び出てきました。
内側は、両側の二本の間に少し隙間が残っている程度です。
だんだんもっとくっついて、飛び出るのが心配です。
食事中時々、思いっきりこの歯で上唇を噛んでしまいます。
親知らずは右側は下は完全に生え、上は5ミリ位生えて止まったままです。
左側の親知らずは下は生えず、上はやはり5ミリ位生えて止まったままです。
あと15年程度は 咀嚼したいですが、年齢から矯正は考えていません。
飛び出た前歯は、いっそ抜けた方が良いかなと思ったりです。
今迄、歯が欠けた時その部分を塞いだくらいで、虫歯もなったことはありません。
何か良い方法があるでしょうか?
年齢的に現状のままでしょうか?
画像1 画像2
内側は、両側の二本の間に少し隙間が残っている程度です。
だんだんもっとくっついて、飛び出るのが心配です。
食事中時々、思いっきりこの歯で上唇を噛んでしまいます。
親知らずは右側は下は完全に生え、上は5ミリ位生えて止まったままです。
左側の親知らずは下は生えず、上はやはり5ミリ位生えて止まったままです。
あと15年程度は 咀嚼したいですが、年齢から矯正は考えていません。
飛び出た前歯は、いっそ抜けた方が良いかなと思ったりです。
今迄、歯が欠けた時その部分を塞いだくらいで、虫歯もなったことはありません。
何か良い方法があるでしょうか?
年齢的に現状のままでしょうか?
画像1 画像2
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-07-26 21:58:49
こんにちは。
ちょうど一本分に近いくらい下の歯の幅の総計と顎のサイズの不一致があるのかもしれませんね。
口を開けて寝られるのではないかと思いますが、下の歯がせり上がっていて内側に下がっているように見えますね。
歯はコンタクトを失うと周囲の組織から受ける圧とのバランスが安定する中立帯に向けて傾きますから、下の歯がガタガタしていると口を開けて寝られているのかな?と想像する事になります。
一本の歯が歯列から弾き出されて上の歯と酷く当たるためにヒビまで入っていますね。
それでも下の歯は最後まで残りやすい歯ですから、よほどの事がない限り自然には抜けないでしょう。
現在、68歳ということですから女性の平均寿命までは20年くらいありますね。
健康であれば100歳以上生きられる時代ですから最期の最後までご自身の健康な歯で咀嚼出来るとよいですね。
口腔機能が低下するとか、首の下が垂れてくると舌の機能が衰えて来ていることになりますから睡眠路に口も開きやすくなるでしょう。
しっかり口角を上げてよく笑ったりお喋りされたりお食事時に丁寧な時間を持つことで、口腔機能を衰えさせないようにされておけば現状から悪化しないと思います。
機能が落ちて来ると歯も失っていきますから65歳以上の方に口腔機能低下症の病名で各種検査と指導を行えるようになっています。
歯科医院で一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
ちょうど一本分に近いくらい下の歯の幅の総計と顎のサイズの不一致があるのかもしれませんね。
口を開けて寝られるのではないかと思いますが、下の歯がせり上がっていて内側に下がっているように見えますね。
歯はコンタクトを失うと周囲の組織から受ける圧とのバランスが安定する中立帯に向けて傾きますから、下の歯がガタガタしていると口を開けて寝られているのかな?と想像する事になります。
一本の歯が歯列から弾き出されて上の歯と酷く当たるためにヒビまで入っていますね。
それでも下の歯は最後まで残りやすい歯ですから、よほどの事がない限り自然には抜けないでしょう。
現在、68歳ということですから女性の平均寿命までは20年くらいありますね。
健康であれば100歳以上生きられる時代ですから最期の最後までご自身の健康な歯で咀嚼出来るとよいですね。
口腔機能が低下するとか、首の下が垂れてくると舌の機能が衰えて来ていることになりますから睡眠路に口も開きやすくなるでしょう。
しっかり口角を上げてよく笑ったりお喋りされたりお食事時に丁寧な時間を持つことで、口腔機能を衰えさせないようにされておけば現状から悪化しないと思います。
機能が落ちて来ると歯も失っていきますから65歳以上の方に口腔機能低下症の病名で各種検査と指導を行えるようになっています。
歯科医院で一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
回答2
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2020-07-27 12:01:00
以前は、水平に生えている親知らずが前の歯を押すことによって、でこぼこができるといわれていましたが、現在では否定されています。
もし、そういうことが起こるのであれば、前歯部のみならず、小臼歯部などでも起こってもいいはずですが、そういうことにはなっておりません。
一般的には、咬合高径の低下によって下顎前歯部への当たりが強くなることで舌側に倒れるといわれております。
また、下顎の前歯はだいぶ挺出しているように見えますので、これも当たりが強くなる原因であるように思えます。
以上のことからいえば、親知らずを抜いてもこの状況が改善されるという事にはならないだろうと考えられます。
飛び出している歯を1本抜いて矯正治療で残ったスペースを埋めるという治療をすることもありますが、ご希望ではないとの事ですので、様子を見るという事にはなるのでしょう。
しいて言うなら、咬合調整を行って下顎前歯の当たりを弱めるという事を定期的に行うという程度でしょうか。
また、挺出したとすれば、下顎前歯部の歯槽骨が減ってきているという事も考えられます。
必要であれば、歯石除去などの処置も有効かもしれません。
もし、そういうことが起こるのであれば、前歯部のみならず、小臼歯部などでも起こってもいいはずですが、そういうことにはなっておりません。
一般的には、咬合高径の低下によって下顎前歯部への当たりが強くなることで舌側に倒れるといわれております。
また、下顎の前歯はだいぶ挺出しているように見えますので、これも当たりが強くなる原因であるように思えます。
以上のことからいえば、親知らずを抜いてもこの状況が改善されるという事にはならないだろうと考えられます。
飛び出している歯を1本抜いて矯正治療で残ったスペースを埋めるという治療をすることもありますが、ご希望ではないとの事ですので、様子を見るという事にはなるのでしょう。
しいて言うなら、咬合調整を行って下顎前歯の当たりを弱めるという事を定期的に行うという程度でしょうか。
また、挺出したとすれば、下顎前歯部の歯槽骨が減ってきているという事も考えられます。
必要であれば、歯石除去などの処置も有効かもしれません。
回答3
相談者からの返信
相談者:
ho-cyanさん
返信日時:2020-07-27 23:00:11
フナちゃん先生
今村先生
藤森先生
ご回答ありがとうございます。
歯医者にはあまりご縁がなく、今回も痛みはないので、人生の寿命迄ちゃんと噛む為の良い手立てがあればと、ご相談しました。
かつて起床時によく顎が疲れていて、歯ぎしりや強い噛みしめ癖がある事に気が付きました。
それで寝る時、上下の歯を合わせないよう意識して眠るようになりました。
その為口を開けて眠るようになっている可能性があります。
“口腔機能低下症”というのもあるのですね。
“咬合高径の低下によって下顎前歯部への当たりが強くなる為、舌側に倒れる” 原因になるのですね。
自分の状況原因にとても納得できるようです。
前歯は自然には抜けそうもないようで、65歳以上の方の為の検査を受けて相談してみようかなと思い始めました。
ありがとうございました。
今村先生
藤森先生
ご回答ありがとうございます。
歯医者にはあまりご縁がなく、今回も痛みはないので、人生の寿命迄ちゃんと噛む為の良い手立てがあればと、ご相談しました。
かつて起床時によく顎が疲れていて、歯ぎしりや強い噛みしめ癖がある事に気が付きました。
それで寝る時、上下の歯を合わせないよう意識して眠るようになりました。
その為口を開けて眠るようになっている可能性があります。
“口腔機能低下症”というのもあるのですね。
“咬合高径の低下によって下顎前歯部への当たりが強くなる為、舌側に倒れる” 原因になるのですね。
自分の状況原因にとても納得できるようです。
前歯は自然には抜けそうもないようで、65歳以上の方の為の検査を受けて相談してみようかなと思い始めました。
ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 下前歯が飛び出てきたのは親知らずのせいか? |
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質問者 | ho-cyanさん |
地域 | 神奈川 |
年齢 | 68歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
その他(写真あり) 歯並びが悪くなってきた |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。