メタルコアをファイバーコアに交換したほうがいいか?
相談者:
かっちゃん12さん (49歳:男性)
投稿日時:2020-08-02 19:08:57
現在、通っている歯医者さんで前歯1番にメタルコアの土台を入れて、セラミックのクラウンを入れています。
クラウンの出来栄えに違和感を感じたので、別のの歯医者さん3軒に診断してもらいました。
クラウンはやり直した方がいいという診断でしたが、土台をファイバーコアでやり直した方がいいと3軒とも診断して貰いました。
3軒の歯医者さんはCTを撮ってみただけの診断でクラウンを外した歯をみているわけではありません。
元々、歯の根っこは10年近くメタルコアが入っていた為、真っ黒に黒ずんでいます。
なので、クラウンの歯を白く見せる為だけにファイバーコアを入れるのは意味はないかと思われます。
むしろ、今後の治療の際に歯の破折を防ぐためには有効かと思われます。
元々通っていた歯医者さんに相談した所、自分の歯の場合はファイバーコアよりもメタルコアの方が適しているので、そちらを選択したとの回答をして貰いました。
ファイバーコアだと歯の根っこと上手く接着できるか、わからなかったのが理由との事でした。
ちなみに自分の歯の根っこは大体、半分くらいの大きさで残存している状態です。
また、他の歯医者さんのサイトでは以下の事が記載されていました。
「最近ファイバーコアを行なったにも関わらず歯根破折を起こし、他歯科医院より転院されてきた患者さんに多く接したため、ファイバーコアだから絶対に歯根破折しないと解釈なさらないほうがいいと思いー
材質だけの提示ではなく、大切なのは総合的に考慮した治療計画案・治療法があっての材質選びではないでしょうか?」
以上の事から、3軒の歯医者さんのファイバーコアの土台を入れ直すという診断は間違っているのでしょうか?
歯の現物を見てないので、仕方ないのでしょうか?
もしくは、ファイバーコアの土台でやり直した方がいいのでしょうか?
よろしくお願い致します。
クラウンの出来栄えに違和感を感じたので、別のの歯医者さん3軒に診断してもらいました。
クラウンはやり直した方がいいという診断でしたが、土台をファイバーコアでやり直した方がいいと3軒とも診断して貰いました。
3軒の歯医者さんはCTを撮ってみただけの診断でクラウンを外した歯をみているわけではありません。
元々、歯の根っこは10年近くメタルコアが入っていた為、真っ黒に黒ずんでいます。
なので、クラウンの歯を白く見せる為だけにファイバーコアを入れるのは意味はないかと思われます。
むしろ、今後の治療の際に歯の破折を防ぐためには有効かと思われます。
元々通っていた歯医者さんに相談した所、自分の歯の場合はファイバーコアよりもメタルコアの方が適しているので、そちらを選択したとの回答をして貰いました。
ファイバーコアだと歯の根っこと上手く接着できるか、わからなかったのが理由との事でした。
ちなみに自分の歯の根っこは大体、半分くらいの大きさで残存している状態です。
また、他の歯医者さんのサイトでは以下の事が記載されていました。
「最近ファイバーコアを行なったにも関わらず歯根破折を起こし、他歯科医院より転院されてきた患者さんに多く接したため、ファイバーコアだから絶対に歯根破折しないと解釈なさらないほうがいいと思いー
材質だけの提示ではなく、大切なのは総合的に考慮した治療計画案・治療法があっての材質選びではないでしょうか?」
以上の事から、3軒の歯医者さんのファイバーコアの土台を入れ直すという診断は間違っているのでしょうか?
歯の現物を見てないので、仕方ないのでしょうか?
もしくは、ファイバーコアの土台でやり直した方がいいのでしょうか?
よろしくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-08-02 20:10:53
かっちゃん12さん、こんにちは。
クラウンの出来栄えに違和感を感じて、別の歯医者さん3軒に診断してもらったのですね。
その3軒とも、クラウンのやり直しと土台のファイバーコアでのやり直しを勧められたのですね。
そこで、元々通っていた歯医者さんに相談した所、ファイバーコアだと歯の根っこと上手く接着できるかわからず、メタルコアが適していると判断したとの説明だった為、3軒の歯医者さんは直接歯の中を見ているわけでは無い為、ファイバーコアの土台を入れ直すという診断は間違っているかもしれないとお考えなのですね。
ファイバーコアは、テクニシャンセンシティブな技術だと思います。
これは、接着技術の知識や技術によって大きな差が出やすいという意味です。
ですから、歯科医師のスキルや技術によっておすすめの方法は変わってくるのだと思います。
>ちなみに自分の歯の根っこは大体、半分くらいの大きさで残存している状態です。
半分というのが何を表現しているのかがわかりませんが、一般的には、被せ物の縁より上に歯質があるかどうか(フェルール)によって、予後が変わっていきます。
これがない場合、エクストルージョンなどをして条件を良くする選択もあります。
>また、他の歯医者さんのサイトでは以下の事が記載されていました。
ファイバーコアだからと言って絶対に破折しないわけではない、と書かれていたのですね。
その通りだと思います。
メタルコアとファイバーコアを比較すると破折リスクが大きく異なることは統計上わかっていますが、ファイバーコアでも破折することはあります。
また、元々メタルコアが入っていたものを再治療してファイバーコアにしても、メタルコアの時代に歯が受けて蓄積していたダメージや損傷は無くなるわけではありませんから、それが後々になって破折となるケースはあると思います。
ファイバーコアも材料に過ぎませんから、正確な診断、補綴計画、丁寧な治療(例えば肉眼での治療なのかマイクロスコープがあるのか)によっても、大きく違うのではないでしょうか。
参考にされてください。
クラウンの出来栄えに違和感を感じて、別の歯医者さん3軒に診断してもらったのですね。
その3軒とも、クラウンのやり直しと土台のファイバーコアでのやり直しを勧められたのですね。
そこで、元々通っていた歯医者さんに相談した所、ファイバーコアだと歯の根っこと上手く接着できるかわからず、メタルコアが適していると判断したとの説明だった為、3軒の歯医者さんは直接歯の中を見ているわけでは無い為、ファイバーコアの土台を入れ直すという診断は間違っているかもしれないとお考えなのですね。
ファイバーコアは、テクニシャンセンシティブな技術だと思います。
これは、接着技術の知識や技術によって大きな差が出やすいという意味です。
ですから、歯科医師のスキルや技術によっておすすめの方法は変わってくるのだと思います。
>ちなみに自分の歯の根っこは大体、半分くらいの大きさで残存している状態です。
半分というのが何を表現しているのかがわかりませんが、一般的には、被せ物の縁より上に歯質があるかどうか(フェルール)によって、予後が変わっていきます。
これがない場合、エクストルージョンなどをして条件を良くする選択もあります。
>また、他の歯医者さんのサイトでは以下の事が記載されていました。
ファイバーコアだからと言って絶対に破折しないわけではない、と書かれていたのですね。
その通りだと思います。
メタルコアとファイバーコアを比較すると破折リスクが大きく異なることは統計上わかっていますが、ファイバーコアでも破折することはあります。
また、元々メタルコアが入っていたものを再治療してファイバーコアにしても、メタルコアの時代に歯が受けて蓄積していたダメージや損傷は無くなるわけではありませんから、それが後々になって破折となるケースはあると思います。
ファイバーコアも材料に過ぎませんから、正確な診断、補綴計画、丁寧な治療(例えば肉眼での治療なのかマイクロスコープがあるのか)によっても、大きく違うのではないでしょうか。
参考にされてください。
タイトル | メタルコアをファイバーコアに交換したほうがいいか? |
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質問者 | かっちゃん12さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
メタルコア(金属の土台) ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。