左下第一大臼歯根元横から根分岐部の虫歯、分割治療とは?
相談者:
R888さん (52歳:女性)
投稿日時:2020-08-23 16:08:08
以前から左下第一大臼歯の歯茎が下がり根の谷間が見えていました。
その部分からの虫歯で酷い痛みが出ましたが、暫く受診出来ず連休前に受診。
レントゲンをみると根分岐部あたり、歯の幅の半分かそれ以上が丸くグレーに写っていました。
削ってみて、歯を割り神経を取り接着後、被せ物をするか、それが無理なら抜歯とのことです。
分割治療についてあまりよく理解できておりません。
この治療は歯を抜かずに分割するという理解で良いでしょうか。
この場合、根幹治療の対象になるのでしょうか。
左下第一大臼歯から奥はすでに抜歯しており、また右も多く抜かれ、残り少ない歯を出来るだけ残したいのですが、他に出来そうな治療はないものでしょうか。
現状は、削らずそのまま神経を安定させる詰め物(抗生剤ではない)をされています。
詰められた後、痛みが酷くなり、左耳奥の痛みやリンパの腫れ、38度の発熱も発症して。抗生剤を飲んで抑えています。
数週間後の予約となっており、他への影響も心配しています。
わからないことばかりで恐縮ですが、宜しくお願いします。
その部分からの虫歯で酷い痛みが出ましたが、暫く受診出来ず連休前に受診。
レントゲンをみると根分岐部あたり、歯の幅の半分かそれ以上が丸くグレーに写っていました。
削ってみて、歯を割り神経を取り接着後、被せ物をするか、それが無理なら抜歯とのことです。
分割治療についてあまりよく理解できておりません。
この治療は歯を抜かずに分割するという理解で良いでしょうか。
この場合、根幹治療の対象になるのでしょうか。
左下第一大臼歯から奥はすでに抜歯しており、また右も多く抜かれ、残り少ない歯を出来るだけ残したいのですが、他に出来そうな治療はないものでしょうか。
現状は、削らずそのまま神経を安定させる詰め物(抗生剤ではない)をされています。
詰められた後、痛みが酷くなり、左耳奥の痛みやリンパの腫れ、38度の発熱も発症して。抗生剤を飲んで抑えています。
数週間後の予約となっており、他への影響も心配しています。
わからないことばかりで恐縮ですが、宜しくお願いします。
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-08-23 19:05:01
R888さん、こんにちは。
>分割治療についてあまりよく理解できておりません。
理解できないまま治療を受けるべきではないので、主治医に説明を求めるのが良いでしょう。
> この治療は歯を抜かずに分割するという理解で良いでしょうか。
分割し、分岐部を掻破するということかなと想像しますが、根のどちらかは抜くという場合もあるでしょうし、実際にどのようなことを行う予定であるのかは主治医に聞いてみるしかないでしょう。
>左下第一大臼歯から奥はすでに抜歯しており、また右も多く抜かれ、残り少ない歯を出来るだけ残したいのですが、他に出来そうな治療はないものでしょうか。
欠損部分には義歯を使われているのでしょうか。
痛みが出てからの治療では、歯を順番に失っていくことになりがちですし、問題が起きてから受診までの期間があいてしまうと、なおさら状況は悪くなるでしょう。
悪くなってからではなく、予防や口腔管理を行なってもらえる歯科医院でしっかりとメンテナンスを受けられると良いですね。
また、今回の歯を残せる確率を少しでも高めようと思われるのであれば、歯内療法専門医を受診されるのも一考かと思います。
>詰められた後、痛みが酷くなり、左耳奥の痛みやリンパの腫れ、38度の発熱も発症して。抗生剤を飲んで抑えています。
歯と関係があるのか無いのか、どのような状況になっているのか、しっかりと診てもらいましょう。
歯周病は全身の健康状態や様々な疾患との関連があることもわかっています。
お大事にしてください。
>分割治療についてあまりよく理解できておりません。
理解できないまま治療を受けるべきではないので、主治医に説明を求めるのが良いでしょう。
> この治療は歯を抜かずに分割するという理解で良いでしょうか。
分割し、分岐部を掻破するということかなと想像しますが、根のどちらかは抜くという場合もあるでしょうし、実際にどのようなことを行う予定であるのかは主治医に聞いてみるしかないでしょう。
>左下第一大臼歯から奥はすでに抜歯しており、また右も多く抜かれ、残り少ない歯を出来るだけ残したいのですが、他に出来そうな治療はないものでしょうか。
欠損部分には義歯を使われているのでしょうか。
痛みが出てからの治療では、歯を順番に失っていくことになりがちですし、問題が起きてから受診までの期間があいてしまうと、なおさら状況は悪くなるでしょう。
悪くなってからではなく、予防や口腔管理を行なってもらえる歯科医院でしっかりとメンテナンスを受けられると良いですね。
また、今回の歯を残せる確率を少しでも高めようと思われるのであれば、歯内療法専門医を受診されるのも一考かと思います。
>詰められた後、痛みが酷くなり、左耳奥の痛みやリンパの腫れ、38度の発熱も発症して。抗生剤を飲んで抑えています。
歯と関係があるのか無いのか、どのような状況になっているのか、しっかりと診てもらいましょう。
歯周病は全身の健康状態や様々な疾患との関連があることもわかっています。
お大事にしてください。
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-08-23 21:54:00
残念ですが、かなり厳しい歯の状況です。
患者さんは黒くなった所を虫歯と理解されますが、黒い所はもう虫歯菌で歯が溶けてなくなっている所で、実際の虫歯は黒い所よりも2回りほど大きくした所にある歯質が侵されている虫歯なんです。
簡単に言えば、黒い所の2回り大きな範囲を虫歯だと覚悟して下さい、と言うことです。
そう言う想定で見て、残る歯根部が骨に埋もれてしまうなら、もうその歯は寿命です。
例え無理して治療しても、又虫歯菌が歯根部や骨、歯茎を侵し、更に悪化して、今度は骨や歯茎を相当失います。
これ以上歯を失いたくない、と言うことなら、ちゃんとした掛かり付け歯科医を見付けられ、お口を守られることをお勧めします。
歯周病予防や、虫歯予防に、真面目に取り組まれている所を探されて下さい。
歯を失われた所も、インプラントや義歯などで補われることをお勧めします。
熱が出てるのが歯から来るとは限りません。
場合によっては、内科に行かれることをお勧めします。
患者さんは黒くなった所を虫歯と理解されますが、黒い所はもう虫歯菌で歯が溶けてなくなっている所で、実際の虫歯は黒い所よりも2回りほど大きくした所にある歯質が侵されている虫歯なんです。
簡単に言えば、黒い所の2回り大きな範囲を虫歯だと覚悟して下さい、と言うことです。
そう言う想定で見て、残る歯根部が骨に埋もれてしまうなら、もうその歯は寿命です。
例え無理して治療しても、又虫歯菌が歯根部や骨、歯茎を侵し、更に悪化して、今度は骨や歯茎を相当失います。
これ以上歯を失いたくない、と言うことなら、ちゃんとした掛かり付け歯科医を見付けられ、お口を守られることをお勧めします。
歯周病予防や、虫歯予防に、真面目に取り組まれている所を探されて下さい。
歯を失われた所も、インプラントや義歯などで補われることをお勧めします。
熱が出てるのが歯から来るとは限りません。
場合によっては、内科に行かれることをお勧めします。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-08-24 00:36:00
こんにちは。
本当に残念ですが悪くなっても受診されない方は歯をどんどん失います。
どうして歯科医院に定期的に通院してチェック&メンテナンスを受けられなかったのでしょうか?
歯茎が下がり歯根が出てしまうと加齢による虫歯(根面虫歯)のリスクがとても高まりますから、定期的な歯科医院でのチェック&メンテナンスは欠かせなかったはずです。
残念ながら痛んでから来院されても救えたはずの歯も救えなくなります。
根面からの虫歯は歯の防御が弱い為また、歯髄に近い為とても厄介です。
〉この治療は歯を抜かずに分割するという理解で良いでしょうか。
〉この場合、根幹治療の対象になるのでしょうか。
これに関しては歯科医に直接説明を受けてください。
考えられる事は分割するだけか?分割してどちらかを抜根するか?でしょう。
その際、根管治療は必須でしょう。
松元先生の回答にあるように虫歯だとご本人が認識可能な大きさより倍は細菌にやられていますから、丁寧に虫歯を取り切るとほとんど保存が不可能になる事も考えられます。
虫歯菌にやられる前に早めに治療を受けることはとても大切でしたね。
今となってはできる事をお任せして してもらうだけになりそうです。
痛みが酷くなり全身症状に至る方もおられますから歯科医に現状をお伝えして指示を仰いでみることをお薦めします。
〉左下第一大臼歯から奥はすでに抜歯しており、また右も多く抜かれ、残り少ない歯を出来るだけ残したいのですが、他に出来そうな治療はないものでしょうか。
残念ですが状態が酷ければまた歯を失う事になります。
歯を失いたくないというお気持ちがあったならどうして定期的なメンテナンスに通院されていなかったのでしょうか。
それとも定期的に通院されていたけれど見落としがあったのでしょうか?
せっかく歯の大切さを痛感されておられるのに大変残念だったと思います。
最低でも半年に一度は歯科医院でチェック&メンテナンスを受けられておく事を歯科ではおすすめしています。
痛んでから来院では残念ですが加齢と共にどんどん歯を失います。
本当に残念ですが悪くなっても受診されない方は歯をどんどん失います。
どうして歯科医院に定期的に通院してチェック&メンテナンスを受けられなかったのでしょうか?
歯茎が下がり歯根が出てしまうと加齢による虫歯(根面虫歯)のリスクがとても高まりますから、定期的な歯科医院でのチェック&メンテナンスは欠かせなかったはずです。
残念ながら痛んでから来院されても救えたはずの歯も救えなくなります。
根面からの虫歯は歯の防御が弱い為また、歯髄に近い為とても厄介です。
〉この治療は歯を抜かずに分割するという理解で良いでしょうか。
〉この場合、根幹治療の対象になるのでしょうか。
これに関しては歯科医に直接説明を受けてください。
考えられる事は分割するだけか?分割してどちらかを抜根するか?でしょう。
その際、根管治療は必須でしょう。
松元先生の回答にあるように虫歯だとご本人が認識可能な大きさより倍は細菌にやられていますから、丁寧に虫歯を取り切るとほとんど保存が不可能になる事も考えられます。
虫歯菌にやられる前に早めに治療を受けることはとても大切でしたね。
今となってはできる事をお任せして してもらうだけになりそうです。
痛みが酷くなり全身症状に至る方もおられますから歯科医に現状をお伝えして指示を仰いでみることをお薦めします。
〉左下第一大臼歯から奥はすでに抜歯しており、また右も多く抜かれ、残り少ない歯を出来るだけ残したいのですが、他に出来そうな治療はないものでしょうか。
残念ですが状態が酷ければまた歯を失う事になります。
歯を失いたくないというお気持ちがあったならどうして定期的なメンテナンスに通院されていなかったのでしょうか。
それとも定期的に通院されていたけれど見落としがあったのでしょうか?
せっかく歯の大切さを痛感されておられるのに大変残念だったと思います。
最低でも半年に一度は歯科医院でチェック&メンテナンスを受けられておく事を歯科ではおすすめしています。
痛んでから来院では残念ですが加齢と共にどんどん歯を失います。
タイトル | 左下第一大臼歯根元横から根分岐部の虫歯、分割治療とは? |
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質問者 | R888さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 52歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 根分岐部病変 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。