実は歯列矯正に反対な歯医者さんっておられますか?

相談者: 1969さん (51歳:女性)
投稿日時:2020-10-24 20:29:36
いつもありがとうございます。

矯正に関心があり、いろいろな医院のホームページを読み情報収集しております。


とある医院の先生の奥様が矯正されていませんでした。
先生は一般歯科医で矯正医もされており、奥様も歯科医です。
(奥様のお写真では小さな八重歯がありました)

矯正するしないは本人の自由ですが、歯科医でされていないという事は実は矯正に何か不都合があるのかなと思ってしまいました。
健康、審美的な面からも歯科医は矯正に前向きと思っていたんですが、「自然」なものを「矯正」するのは不自然なことなのかなぁと。


実際先生方で噛み合わせに問題なければ矯正はしなくてもいいとお考えでしょうか?

当たり前ですがどの医院のホームページでも「矯正おすすめ」ばかりなので、矯正反対の先生の意見も聞いてみたいです。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-10-24 21:18:57
個人的にはですが、矯正ちょっと反対派です。

確かに矯正はメリットが強調されていますが、実はそれなりにデメリットもあり、成人矯正の場合は歯根吸収歯肉退縮、それにまつわる歯牙の動揺などあげられます。

何十年かけて生まれ持ってきたものを、人の手で変えると言う事はメリットばかりではありません。



私は自分の患者さんには、40代、50代以上で軽度のガタガタであればそのままも一法であることを伝えます。

また加齢による下顎前歯のガタガタはそういうものと理解してもらっています。

それでも矯正で綺麗にしたい人は止めはしませんが、50代以上の方は歯の見た目より痛みなく長く快適に食べれることを望まれる人が多いですね。


医療とは成功ばかりではありません、特に矯正治療は腕による差と言うものが出やすく、20年近く歯科医師をやっておりますが、この人はやらなかった方がよかったのではないかというケースもみます。


ただこの辺は歯科医師のスタイルによるところが大きく、治療を否定していては治療費につながらないと言うジレンマもあると思います。

成人矯正に関して言えば、メリットだけではなくリスクもある程度説明を受けてから治療をする、しないを決めた方がいいと思います。


逆に小児の矯正であれば、メリットも大きいのでやった方が良いケースが成人矯正よりは多いと思います。

ただし、先生を選ぶと言うのは変わらず非常に重要です。



一歯科医師の私見になります。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-10-25 00:07:57
ご相談ありがとうございます。


噛み合わせに問題なければ矯正はしなくてもいいとお考えでしょうか?


もし健康な一生を送りたいのであれば、その通りです。
しないほうが良いことが少なくありません。


ただし、噛み合わせのため、矯正治療が必要なことはまれにあります。


でも、噛み合わせに問題がない、あるいは、矯正治療による問題を新たに生み出していない、という証明が必要です。

そして、矯正治療中と矯正治療後に、噛み合わせ(咬合こうごう)検査をして、ビフォーの検査結果と比較して評価することがかかせません。

それには、学会基準の咬合検査、咀嚼機能検査、聴力図検査などがあります。



もし見た目をきれいにしたい、という目的ならばしてもかまいません。

その場合は、美容整形と同じで、リスクをよく知りましょう。
後で、とんでもないことになった人が少なくないからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 1969さん
返信日時:2020-10-25 10:51:09
井野先生、さがら先生お忙しい中ありがとうございました。


何歳でも矯正はできる、といった記述ばかりであまりリスクの事を書いてある記事は見ないのですが、しっかり検討しようと思います。

ただ件の女医さんはどうしてお若い時でもなさらなかったんだろう・・・メリットよりデメリットのほうが大きいものなのかな、と思いました。


ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-10-25 12:37:39
こんにちは。

わたしは成人後の矯正には個人的に積極的ではありません。
矯正は本来ならば歯茎歯槽骨が歯の萌出に誘導されて作られる小児期に行っておくべきだと考えています。

しかし、残念ですが日本では小児期も矯正治療保険適用ではありませんから時期を逸して酷い状態で育って成長期を終了された方が非常に多いです。


そうなったときに例えば前歯を綺麗にしたいとか、奥歯のガタガタを何とか治したいとご希望されれば成人矯正のリスクをのんでいただいたうえで、矯正治療を選択せざるを得ないケースというのが多々あるのでリスク説明し同意を得て成人矯正も行っています。



古い矯正治療法で行ったケースも多々見てきましたが、歯根吸収が酷く生じたり抜歯スペースを上手くクローズできずに終了していたり、矯正により歯茎ラインが下がって知覚過敏につながったりブラックトライアングルを生じていたというケースを矯正専門医の治療でもたくさん拝見してきました。

最近は、できるだけ新しいシステムによって比較的弱い力で時間をかけて矯正治療を進めていくという方法が出てきて以降の矯正治療はかなりよくなってきたと評価しています。


また、CT撮影で矯正の評価を行う歯科医院が増えてきておりCTで評価を行うと無理な矯正治療になっているという事がはっきりわかるため、矯正専門医でもCTで評価すると成人矯正はより難しくなると嘆く声も聴きます。


成人矯正には複数のデメリットが付きものですが、それでも矯正治療を行ったほうがメリットのほうが上回るケースが多々あります。

十分、デメリットの説明も受けたうえで選択し、現状をしっかり説明してもらい矯正治療を受ける選択をしてください。



小児期にきちんと矯正治療を受けられる国は、歯周病も歯の欠損も外傷も虫歯のリスクも少なくなるといわれています。

その機会を得ることなく成人された方が多いのがとても残念な国状ですから、成人後の矯正はリスクのある治療でも行わざるを得なくなっているという事だと思います。



私自身は40代で前歯クロスバイト改善のための矯正治療を行いましたが、それ以降、修復物のトラブルがなくなりました。
見た目のために矯正治療を行う方は多いと思いますが、それだけではない目的も多々あります。

ご自身がどういう問題を抱えたままなのか?について十分な説明をうけて矯正治療という選択しによって得られることについて十分な理解の上で契約してください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 1969さん
返信日時:2020-10-25 14:58:08
ふなちゃん先生、お忙しいところありがとうございます。


成人してからの矯正にはリスクに深い理解が必要だとわかりました。
先生が矯正されて、修復物のトラブルがなくなったというのはとてもうらやましいです。
自分の問題とその解決方法と、希望などを書き出して整理したいと思います。

ありがとうございました。

(将来18歳までの矯正なら保険適用される、等になると良いなと思います)



タイトル 実は歯列矯正に反対な歯医者さんっておられますか?
質問者 1969さん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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