前歯の神経を取らなくてもよかったのではと30数年前の治療を後悔

相談者: 広州パンダさん (50歳:男性)
投稿日時:2020-10-28 17:56:11
30数年前の高校生の時、前歯1、2番に黒い虫歯のようなシミが出来ました。
特に痛みはなかったのですが、色が気になったので近所に開業したばかりの歯科へ行きました。

目立たないようにお願いしますとだけ言いましたら、

“裏から削るから神経とりますよ”

と言われました。

神経をとるとどうなるのかはっきりと質問をしましたら、

“痛くなくなるよー”

とだけ言われ、結局二本とも神経を抜いてしまいました。

その後現在までに、結局歯は弱り折れ、2本ともクラウンをかぶせております。
また根には病巣があり、既に何度か手術しております。
当時の自分の行動に、大きな後悔と歯科医への疑問が消えません。

今の時代になり、ネットで見る限り神経を抜く症例ではなかったのではと思うのですが、後の事をあまり考えず、神経を抜くのは当時の時代では多い例だったのでしょうか?

過ぎた事なので仕方がない事と、結局虫歯を作った自分に比があるのですが何とも後悔で悩んでおり、当時は皆そのような状況であったのであればそう思い諦めようかと思います。

お手数をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-10-28 22:14:47
こんにちは。

黒い虫歯のようなシミの大きさと深さによると思いますから、お書きになられた内容からは、妥当な治療だったのかどうかはわかりません。

よく経験するのは、外側から一般の方がわかる虫歯の大きさより、若い頃できる虫歯は、大きく深い傾向があると思いますから、歯科医が見れば一目見て抜髄が避けられないと判断できたのかもしれませんね。

治療後の予後が悪かったのは何故でしょうか?

30年以上前は、まだ虫歯の洪水時代からやや脱却してきつつあった時代で、予防という概念が普及していなかったように思います。

今は保険治療でも予防が入ってきています。

歯磨き指導もしっかり行ってもらえると思いますから、新たな疾患を生じないようにご年齢に応じた管理を受けてください。




タイトル 前歯の神経を取らなくてもよかったのではと30数年前の治療を後悔
質問者 広州パンダさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不信感
その他(歯科治療関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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