ジルコニアインレーのかみ合わせのチェックについて
相談者:
ミラクルスマイルさん (50歳:女性)
投稿日時:2020-11-10 19:26:09
奥歯にジルコニアのインレーを詰める際に歯のかみ合わせをチェックしました。
麻酔をして、椅子に横になってチェックしていたので、高いような気がしましたが様子をみて下さいと終了しました。
チェックの仕方は、椅子に横になってするものか?椅子を起こしてするものか?でかみ合わせの違いは出てくるものでしょうか?
食べ物を噛んだときに違和感があるのは調整がうまくいっていないのでしょうか?
どれ位様子を見れば慣れるものでしょうか?
先生は、削るとジルコニアが割れるのを恐れているようでした。
ご意見よろしくお願い致します。
麻酔をして、椅子に横になってチェックしていたので、高いような気がしましたが様子をみて下さいと終了しました。
チェックの仕方は、椅子に横になってするものか?椅子を起こしてするものか?でかみ合わせの違いは出てくるものでしょうか?
食べ物を噛んだときに違和感があるのは調整がうまくいっていないのでしょうか?
どれ位様子を見れば慣れるものでしょうか?
先生は、削るとジルコニアが割れるのを恐れているようでした。
ご意見よろしくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-11-10 22:16:36
こんにちは。
顎関節はかなり動きますから寝た状態での噛み合わせチェックと起きた状態での噛み合わせチェックでは多少異なる場合があります。
引っ張る筋肉の伸び方が変わるからです。
ただ、多くの方では合致していますから寝た状態で行って問題がない場合は多いです。
実際にお食事をされると更に前屈みで食べられたりしますから馴染まない場合は調整を依頼された方がよいでしょう。
ジルコニアはある程度厚みがないと割れますから形成した歯科医の判断により対合の歯を微調整する場合があるかもしれません。
生活歯の場合では治療により歯髄症状も出ず修復物も長持ちし、歯列の連続性を保つことが必要になりますから、総合的に診断して調整されるだろうと思います。
顎関節はかなり動きますから寝た状態での噛み合わせチェックと起きた状態での噛み合わせチェックでは多少異なる場合があります。
引っ張る筋肉の伸び方が変わるからです。
ただ、多くの方では合致していますから寝た状態で行って問題がない場合は多いです。
実際にお食事をされると更に前屈みで食べられたりしますから馴染まない場合は調整を依頼された方がよいでしょう。
ジルコニアはある程度厚みがないと割れますから形成した歯科医の判断により対合の歯を微調整する場合があるかもしれません。
生活歯の場合では治療により歯髄症状も出ず修復物も長持ちし、歯列の連続性を保つことが必要になりますから、総合的に診断して調整されるだろうと思います。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2020-11-11 06:44:39
ご相談ありがとうございます。
>チェックの仕方は、椅子に横になってするものか?
そのほうが、治療が簡単です。
>椅子を起こしてするものか?
そのほうが、実際に食事をする姿勢です。
寝たままでは食べませんよね。
>かみ合わせの違いは出てくるものでしょうか?
出ます。
仮に椅子を起こしても、首や体にねじれがあれば、違いが出ます。
身体のゆがみの検査も受けましょう。
つまり、あなたが実際に、食事をするときの位置で噛み合わせの確認をすれば安心です。
あなたの目的は、良く噛めて、歯が一生残せる治療でしょうか。
それならば、治療前に、食事で噛む位置の検査を受けましょう。
治療後も、同じ検査で確認すればさらに安心できます。
空っぽのお口でカチカチ噛んでも、もし食事の時と違う位置では、目的が手に入りません。
>食べ物を噛んだときに違和感があるのは調整がうまくいっていないのでしょうか?
調整というよりも、初めから合っていないかもしれません。
それをお口の中で削って調整することは、ふつう、うまくいかない、と日本補綴歯科学会の研究では結果が出ています。
違和感があったり、痛くなったり、しみたり、詰め物が取れたり、そんなくりかえしは、結局早く歯を失うことにつながります。
>どれ位様子を見れば慣れるものでしょうか?
体が慣れるまでには1カ月くらいはかかります。
しかし、注意しましょう。
合っていない物に身体を慣れさせることは、身体が無理を続けるので、歪んでしまう恐れがあります。
その歪みは、だんだん他の歯や体に影響して、以前よりもっと悪化する元となることが少なくありません。
たとえば、1本の歯の治療が終わって、やれやれと安心していたら、今度は他の歯が問題になり、なんてことをくりかえしているとしたら、合っていなかったのかもしれません。
>先生は、削るとジルコニアが割れるのを恐れているようでした。
なるほど、先生は、ジルコニアのことを心配しているのですね。
ところで、あなたは、その歯や他の歯や、あるいは、かけがいのない身体と比べて、ジルコニアと、どっちのことを心配しているのでしょうか?
>チェックの仕方は、椅子に横になってするものか?
そのほうが、治療が簡単です。
>椅子を起こしてするものか?
そのほうが、実際に食事をする姿勢です。
寝たままでは食べませんよね。
>かみ合わせの違いは出てくるものでしょうか?
出ます。
仮に椅子を起こしても、首や体にねじれがあれば、違いが出ます。
身体のゆがみの検査も受けましょう。
つまり、あなたが実際に、食事をするときの位置で噛み合わせの確認をすれば安心です。
あなたの目的は、良く噛めて、歯が一生残せる治療でしょうか。
それならば、治療前に、食事で噛む位置の検査を受けましょう。
治療後も、同じ検査で確認すればさらに安心できます。
空っぽのお口でカチカチ噛んでも、もし食事の時と違う位置では、目的が手に入りません。
>食べ物を噛んだときに違和感があるのは調整がうまくいっていないのでしょうか?
調整というよりも、初めから合っていないかもしれません。
それをお口の中で削って調整することは、ふつう、うまくいかない、と日本補綴歯科学会の研究では結果が出ています。
違和感があったり、痛くなったり、しみたり、詰め物が取れたり、そんなくりかえしは、結局早く歯を失うことにつながります。
>どれ位様子を見れば慣れるものでしょうか?
体が慣れるまでには1カ月くらいはかかります。
しかし、注意しましょう。
合っていない物に身体を慣れさせることは、身体が無理を続けるので、歪んでしまう恐れがあります。
その歪みは、だんだん他の歯や体に影響して、以前よりもっと悪化する元となることが少なくありません。
たとえば、1本の歯の治療が終わって、やれやれと安心していたら、今度は他の歯が問題になり、なんてことをくりかえしているとしたら、合っていなかったのかもしれません。
>先生は、削るとジルコニアが割れるのを恐れているようでした。
なるほど、先生は、ジルコニアのことを心配しているのですね。
ところで、あなたは、その歯や他の歯や、あるいは、かけがいのない身体と比べて、ジルコニアと、どっちのことを心配しているのでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
ミラクルスマイルさん
返信日時:2020-11-12 10:40:44
両先生のご意見ありがとうございました。
やはり、違いはあるのですね。
4日経ちましたが、未だ高い感じの違和感があります。
初めての神経を残す自由診療の治療にはじまり、自分の知識不足だと先生とのコミュニケーションをとるのが難しいのだなと改めて思いました。
来週、病院に行く予定なので、相談してみたいと思います。
やはり、違いはあるのですね。
4日経ちましたが、未だ高い感じの違和感があります。
初めての神経を残す自由診療の治療にはじまり、自分の知識不足だと先生とのコミュニケーションをとるのが難しいのだなと改めて思いました。
来週、病院に行く予定なので、相談してみたいと思います。
タイトル | ジルコニアインレーのかみ合わせのチェックについて |
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質問者 | ミラクルスマイルさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
セラミックインレー(陶器の詰め物) 噛み合わせ(咬合)治療 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。