[写真あり] 過去に根管治療した歯が腫れている
相談者:
おらふぃさん (19歳:女性)
投稿日時:2020-12-18 14:29:35
4年くらい前に6番に大きな虫歯ができ、腫れてしまったため歯医者に行って治療しました。
虫歯が大きいため銀の詰め物をしていましたが、治療から2年くらい経って再び腫れてしまったため銀の詰め物を外して根管治療をしました。
根管治療では、半年くらい通い細い針のようなものでグリグリされました。
その後銀の詰め物はせず、白い仮の詰め物をしています。
白い仮の詰め物をしてからも数回腫れたことがありましたが、今回はかなり大きく腫れました。
昨日のお昼に腫れ、夜は引き、また今日のお昼に腫れました。
根管治療をしてもこのように腫れてしまう原因は、虫歯が完全に治療できていないからなのでしょうか。
歯医者には、歯周病の治療が必要かもと言われましたがなぜでしょうか…
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虫歯が大きいため銀の詰め物をしていましたが、治療から2年くらい経って再び腫れてしまったため銀の詰め物を外して根管治療をしました。
根管治療では、半年くらい通い細い針のようなものでグリグリされました。
その後銀の詰め物はせず、白い仮の詰め物をしています。
白い仮の詰め物をしてからも数回腫れたことがありましたが、今回はかなり大きく腫れました。
昨日のお昼に腫れ、夜は引き、また今日のお昼に腫れました。
根管治療をしてもこのように腫れてしまう原因は、虫歯が完全に治療できていないからなのでしょうか。
歯医者には、歯周病の治療が必要かもと言われましたがなぜでしょうか…
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回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-12-20 09:20:51
こんにちは。
虫歯から細菌感染が歯髄に進み、根管治療が必要になり、感染根管治療を行なったがうまく行っていないのでしょう。
白い蓋は、硬いセメントだろうと想像しますが、最終修復を諦めてあるところを見るとそこの歯科医院では感染根管治療はそこまでしかできないと諦めているのでしょうか?
腫れを繰り返す状態も思わしくありませんから、抜歯に至るようにならないうちに根管治療がうまい自費の歯内療法医に一度ご相談に行かれてみてはいかがでしょうか?
ラバーダム防湿を行いマイクロスコープを用いて一回の診療時間をかなり割いて根管内の感染物質をうまく取り除いてくれるかもしれませんね。
自費治療の場合は数万円必要になりますが、歯を失うことはそれ以上のダメージになって行きますから昨今はそういう歯科医院の使い分けをされる方が増えているように感じています。
本来は保険治療で丁寧な根管治療を行えるだけの十分な保険点数が保証されるべきだと思いますが、技術に頼る治療ですから標準化すると保険医の治療費はこの程度しかつかないと国が決めているのでしょう。
感染を放置してしまうとどんどん歯質を失い骨や歯周組織も失って行きますから早めに一度診てもらってください。
虫歯から細菌感染が歯髄に進み、根管治療が必要になり、感染根管治療を行なったがうまく行っていないのでしょう。
白い蓋は、硬いセメントだろうと想像しますが、最終修復を諦めてあるところを見るとそこの歯科医院では感染根管治療はそこまでしかできないと諦めているのでしょうか?
腫れを繰り返す状態も思わしくありませんから、抜歯に至るようにならないうちに根管治療がうまい自費の歯内療法医に一度ご相談に行かれてみてはいかがでしょうか?
ラバーダム防湿を行いマイクロスコープを用いて一回の診療時間をかなり割いて根管内の感染物質をうまく取り除いてくれるかもしれませんね。
自費治療の場合は数万円必要になりますが、歯を失うことはそれ以上のダメージになって行きますから昨今はそういう歯科医院の使い分けをされる方が増えているように感じています。
本来は保険治療で丁寧な根管治療を行えるだけの十分な保険点数が保証されるべきだと思いますが、技術に頼る治療ですから標準化すると保険医の治療費はこの程度しかつかないと国が決めているのでしょう。
感染を放置してしまうとどんどん歯質を失い骨や歯周組織も失って行きますから早めに一度診てもらってください。
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-12-20 10:42:57
おらふぃさん、こんにちは。
>4年くらい前に6番に大きな虫歯ができ、腫れてしまったため歯医者に行って治療しました。
腫れてしまったということであれば、最初の治療の段階で既に神経が死んでしまい根の先まで感染が及んでいる状態だったのかもしれませんね。
抜髄より感染根管治療のほうが成功率は下がり、再治療になるほど成功率は下がります。
根管治療はいかに無菌的に行い、根管内の細菌を減らすかという処置ですから、ラバーダムは必須です。
マイクロスコープやCTもあったほうが良いですね。
歯を残す可能性を高めることに強い希望があれば歯内療法専門医で根の治療をする選択もありますが、自費治療になります。
保険治療でも、CTやマイクロスコープが保険収載はされましたから、保険治療で使ってもらえる歯科医院もあると思います。
そうした歯科医院を探すのも一案かもしれません。
>歯医者には、歯周病の治療が必要かもと言われましたがなぜでしょうか…
歯周病の治療が必要ということは、歯周病であると診断しているのでしょう。
写真からは、歯の中央あたりが腫れているように見えますが、根分岐部病変という、根と根の股の部分の病変があるのかもしれないと想像します。
そのあたりが腫れる原因としては髄管という根の管が見逃されている場合もあるかもしれません。
感染が髄管と歯周ポケットで交通し難治化しているのであれば、分岐部を掻破するということを担当医は言っているのかもしれませんね。
もしも髄管があるのであれば、髄腔側からのアプローチはされているのか、手付かずなのか、どうでしょう。
>4年くらい前に6番に大きな虫歯ができ、腫れてしまったため歯医者に行って治療しました。
腫れてしまったということであれば、最初の治療の段階で既に神経が死んでしまい根の先まで感染が及んでいる状態だったのかもしれませんね。
抜髄より感染根管治療のほうが成功率は下がり、再治療になるほど成功率は下がります。
根管治療はいかに無菌的に行い、根管内の細菌を減らすかという処置ですから、ラバーダムは必須です。
マイクロスコープやCTもあったほうが良いですね。
歯を残す可能性を高めることに強い希望があれば歯内療法専門医で根の治療をする選択もありますが、自費治療になります。
保険治療でも、CTやマイクロスコープが保険収載はされましたから、保険治療で使ってもらえる歯科医院もあると思います。
そうした歯科医院を探すのも一案かもしれません。
>歯医者には、歯周病の治療が必要かもと言われましたがなぜでしょうか…
歯周病の治療が必要ということは、歯周病であると診断しているのでしょう。
写真からは、歯の中央あたりが腫れているように見えますが、根分岐部病変という、根と根の股の部分の病変があるのかもしれないと想像します。
そのあたりが腫れる原因としては髄管という根の管が見逃されている場合もあるかもしれません。
感染が髄管と歯周ポケットで交通し難治化しているのであれば、分岐部を掻破するということを担当医は言っているのかもしれませんね。
もしも髄管があるのであれば、髄腔側からのアプローチはされているのか、手付かずなのか、どうでしょう。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2020-12-20 12:02:40
タイトル | [写真あり] 過去に根管治療した歯が腫れている |
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質問者 | おらふぃさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 19歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 歯茎(歯ぐき)の腫れ その他(写真あり) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。