顔面鈍痛あり。亀裂?のある4番に適したクラウンは?

相談者: ともっさりさん (32歳:女性)
投稿日時:2020-12-27 18:45:21
10年以上前に別の歯科根管治療した右上4番の歯がフロスをするとにおいが気になり、体調が悪いと歯の周辺や顔に鈍痛がある為、現在通院しています。

鈍痛はいつも我慢できる範囲です。

詰め物を取ると、大きめの虫歯があったそうですが、再根管治療の必要はないようです。
現在は2回目の薬を詰めています。

今回の治療で4番の見えている部分の8.9割は削られた状態です。
外側表面のエナメル質(というのでしょうか?)が少し残っているような状態です。


今後の流れとしては、次回型取りや土台作りをしてそれから被せ物をすると説明されました。
被せ物ということは今残っている(見えている)部分の歯も最終的には削るということでしょうか?

4番という場所も場所ですので審美の点からも、保険適用外であったとしても白い歯のクラウンを先生には希望しています。
通院中の歯科医院で出来る保険適用外の3種類と値段を教えていただきました。

1.すべてが白いセラミックのクラウン
2.表面はセラミック、中が金属
3.表は白、裏側金属

治療を進めていたところ、根管治療してある部分(中央)から外側に亀裂があると説明されました。
それが歯や顔面痛の原因だろうということです。
写真も見せていただきました。

亀裂というのはよく起こり得ることなのでしょうか?
亀裂と顔の痛みの関連性がよくわかりません。

亀裂については今すぐの抜歯は必要なく、しかし今後抜歯の可能性はあると説明を受けました。
極力、抜歯を避けた治療をされる歯医者さんです。

ちなみにですが、顔面の鈍痛は副鼻腔炎も考えられると思ったので、現在耳鼻科にも通院中です。


それを踏まえて、白い歯でのクラウンの選択ですが、先生からは

・まず保険適用のCAD/CAM冠でクラウンを被せる。
・その後また何か問題があれば治療(抜歯も可能性としてあり)して保険適用外の白い歯にする。

を勧められました。

はじめから保険適用外の白い歯で被せて、もしもすぐに抜歯になってしまっては金銭的にももったいないとのことです。

私としても、保険適用外の白い歯は安いものではありませんし、せっかくお金をかけるのならば、できる限り長持ちさせたいですし、担当の先生がおっしゃるとおり、CAD/CAM冠で様子を見るのがいいのかなと思っております。

別の歯(左下5番)をCAD/CAM冠のクラウンで被せているのでCAD/CAM冠のメリット・デメリットは多少理解しているつもりです。

次回(1/4)の型取りまでに、希望をお伝えする予定でいます。
はじめからセラミックの被せ物が良いなど、他に何か良いやり方があれば教えていただきたいです。

長文失礼しました。
年末のお忙しい時期ですが、どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-12-27 19:41:28
こんにちは。

再根管治療の必要はないようです。
>現在は2回目の薬を詰めています。

これがよくわかりませんでした。
再根管治療ではないが何か薬をどこかに詰めているのでしょうか?

診断を伴いませんから何とも言えませんが、理想的には再根管治療を行った上でというのがよいように思いますが、根管治療に耐えられない状態になっているのかもしれませんね。

ヒビも入っている状態の良くない歯ということでしょうか??

冠を維持しようにも維持すべき歯質が根管上にない状態なのですから、基本はコアを立てるのではないかと思います。

コアを立てるためには信頼のおける根管充填であることが必要かなと思いますが、再根管治療は行わないようですから、現在の根管治療と根管充填の状態を信じて根管に維持を求めるためのポスト用形成を行うのでしょう。

上手く支台築造ができれば何でもよいのではないかと思いますが、とりあえず保険CAD/CAM冠という選択はよくされるように思います。

結局はよい根管治療を行ってもらえているのか?の信頼性に左右されるように思います。

回答 回答2
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-12-27 21:18:24
ともっさりさん、こんにちは。

>治療を進めていたところ、根管治療してある部分(中央)から外側に亀裂があると説明されました。

クラックがあるのでしょうか。

保存可能という判断なのであれば、完全に髄腔からセメント質まで達しているわけでも無いのかなと思いましたが、痛みの原因がそのクラックだということであれば、破折や感染が進んでいるということのように思います。

担当医は肉眼での診断でしょうか。CTやマイクロスコープの有無によって、治療も診断も大きく違ってきます。


>亀裂というのはよく起こり得ることなのでしょうか?

生活歯でも起こりますが、失活歯でははおさら起こり得ることです。


>亀裂については今すぐの抜歯は必要なく、しかし今後抜歯の可能性はあると説明を受けました。

場合によっては接着修復が適応の場合もあると思います。口腔内から行う口腔内接着修復法や、亀裂は外側のようですから歯茎を一部フラップに剥がして亀裂を接着する方法。

または一度抜歯し、口腔外で接着操作を行い再植する方法があります。


>ちなみにですが、顔面の鈍痛は副鼻腔炎も考えられると思ったので、現在耳鼻科にも通院中です。

であればなおさら、CTを撮影し、破折線だけでなく根尖の状況を診断してもらう必要があるように思います。

お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ともっさりさん
返信日時:2020-12-29 10:45:46
Dr. ふなちゃん先生
ご回答いただき、ありがとうございます。

根管の部分に薬を詰めているわけではなく、もともとある充填剤の上から何か薬を乗せ、仮蓋をしている様な状態です。

ヒビが入っていて良くない状態の歯なのか、という事についても、私自身も疑問なのです。
再根管治療はしなくていいが、ヒビがある。

治療を受けている時は、私は詳しい知識もありませんので歯科医の行う治療に何も疑問を持たず、されるがままです。
帰宅してから、あの時のあれは何だったのだろう?
どういうことだろう?と疑問になり個人的に調べたりしています。

本来であれば、治療の際の説明時に私も突っ込んで質問が出来るくらいの知識や情報が事前に欲しいところです。

次回、ヒビがあっても再根管治療の必要がないのか、現在の根管充填がコアを立てるのに充分なものなのか聞いてみようと思います。

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ともっさりさん
返信日時:2020-12-29 10:48:11
滝野正義先生
ご回答いただきありがとうございます。

前回の治療の時に見せていただいた口腔内カメラで撮った写真の記憶が曖昧なのですが、中央からピンク色のガッタパーチャ(というのでしょうか?)のある部分か象牙質のあたりまでヒビがあったように思います。

セメント質がどこなのか分からず、調べました。
私の歯はセメント質までヒビは達していなかったと思います。

担当の先生からヒビの説明があった時は、CT写真は特に見ておらず口腔内カメラの写真での説明でした。
それから先生は普段もマイクロスコープを使った治療はしておらず、ルーペを使っています。


滝野先生のご回答にある、いくつかのヒビの接着修復の方法はどの歯科でもやっている(出来る)ものでしょうか?
歯医者さんの技術や専用の機器などがある限られた先生しか出来ないものなのでしょうか?

やはり4番の場所でも上顎洞根尖が達する可能性もありますか?6番や7番などもっと奥の歯の方が可能性としては大きいのかなと勝手に思っていました。
根尖についても担当の先生に伺ってみようと思います。

ありがとうございました。



タイトル 顔面鈍痛あり。亀裂?のある4番に適したクラウンは?
質問者 ともっさりさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯のヒビ(ひび割れ)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
歯科と全身疾患その他
回答者




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