切除不要の白板症と診断されたが癌になるのではないかと心配
相談者:
よしこさんさん (37歳:女性)
投稿日時:2021-02-20 20:39:51
よろしくお願いします
舌の側面に白い所があり生検してもらいました。
結果がでて、心配いらないと言われましたが白板症となっていて心配です。
先生は前がん病状の白板症ではなく大きなくくりの中の白板症だとおっしゃったのですが…私の中で白板症=前がんで切除と思っていたので。
以下内容です。
角化亢進を伴った上皮が見られ表層部に細菌塊の付着が観察されます。
上皮脚の伸長が認められますが、上皮細胞の異型は目立ちません。
白板症(過角化症)と診断されます。
悪性所見は観察されません。
白板症だということですが切除するほどではないと言われました。
でも白板症は前がん病状ですよね?
このまま癌になるまで待たないとだめなんですか?
何年も不安なままになります。
舌の側面に白い所があり生検してもらいました。
結果がでて、心配いらないと言われましたが白板症となっていて心配です。
先生は前がん病状の白板症ではなく大きなくくりの中の白板症だとおっしゃったのですが…私の中で白板症=前がんで切除と思っていたので。
以下内容です。
角化亢進を伴った上皮が見られ表層部に細菌塊の付着が観察されます。
上皮脚の伸長が認められますが、上皮細胞の異型は目立ちません。
白板症(過角化症)と診断されます。
悪性所見は観察されません。
白板症だということですが切除するほどではないと言われました。
でも白板症は前がん病状ですよね?
このまま癌になるまで待たないとだめなんですか?
何年も不安なままになります。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-02-20 21:18:46
こんにちは。
病理組織検査の所見を記載されたのだと思いますが、粘膜が角化促進をするのは何故でしょうか?
外部からの何らかの刺激によると考えることが出来るかもしれませんね。
表層の角化が進むと細菌が住み着きやすくなるのかもしれませんね。
または細菌の塊が刺激になっているのかもしれませんよね。
悪性所見が見られないのですから角化促進をなくすようなお手入れができれば良いですね。
外科で除去しても原因がなくならないとまた同じ組織変化が生じるだろうと考えられる時もありそうです。
経過を確認して外科切除が妥当という場合にはあるいはご本人から強いご希望があれば痛いでしょうが、外科切除術を受ける事ができるかもしれませんね。
また主治医にご相談してみて下さい。
病理組織検査の所見を記載されたのだと思いますが、粘膜が角化促進をするのは何故でしょうか?
外部からの何らかの刺激によると考えることが出来るかもしれませんね。
表層の角化が進むと細菌が住み着きやすくなるのかもしれませんね。
または細菌の塊が刺激になっているのかもしれませんよね。
悪性所見が見られないのですから角化促進をなくすようなお手入れができれば良いですね。
外科で除去しても原因がなくならないとまた同じ組織変化が生じるだろうと考えられる時もありそうです。
経過を確認して外科切除が妥当という場合にはあるいはご本人から強いご希望があれば痛いでしょうが、外科切除術を受ける事ができるかもしれませんね。
また主治医にご相談してみて下さい。
相談者からの返信
相談者:
よしこさんさん
返信日時:2021-02-20 21:24:49
ありがとうございます。
切除を強く希望しましたが、異型もなく悪性もないのだから切除は出来ないと言われました。
異型があれば切除対象みたいです。
このまま何年も経過観察していくしかないんでしょうか。
白板症は前がん病状なので怖くて。
でも異形のない白板症は前がん病状では無いと言われましたが、ネットではどれも白板症は前がん病状となっていて、不安です
切除を強く希望しましたが、異型もなく悪性もないのだから切除は出来ないと言われました。
異型があれば切除対象みたいです。
このまま何年も経過観察していくしかないんでしょうか。
白板症は前がん病状なので怖くて。
でも異形のない白板症は前がん病状では無いと言われましたが、ネットではどれも白板症は前がん病状となっていて、不安です
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-02-20 21:50:07
刺激になっているものはありませんか?
口腔外科学会の方にもQ &Aサイトがあり白板症について回答がありますから参考にしてください。
https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/kouku/hirihiri/
口腔外科学会の方にもQ &Aサイトがあり白板症について回答がありますから参考にしてください。
https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/kouku/hirihiri/
回答3
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-02-20 21:58:23
よしこさんさん、こんにちは。
白板症=切除というわけではありません。
経過観察が相当ということはあると思いますが、どうしても納得できないということであれば、セカンドオピニオンをお受けになるという方法もあると思います。
掲示板では考え方の参考としての意見は言えても、診断や治療方針は決められないため、不安であればセカンドオピニオンで意見を求められてはいかがでしょうか。
お大事にしてください。
白板症=切除というわけではありません。
経過観察が相当ということはあると思いますが、どうしても納得できないということであれば、セカンドオピニオンをお受けになるという方法もあると思います。
掲示板では考え方の参考としての意見は言えても、診断や治療方針は決められないため、不安であればセカンドオピニオンで意見を求められてはいかがでしょうか。
お大事にしてください。
相談者からの返信
相談者:
よしこさんさん
返信日時:2021-02-20 23:23:17
ふなちゃん先生ありがとうございます。
喫煙も飲酒もしないので、たぶん歯が当たっていたり寝てる時に噛んだりがあるのかもしれません。
特に傷になったりはしたことないのですが…
喫煙も飲酒もしないので、たぶん歯が当たっていたり寝てる時に噛んだりがあるのかもしれません。
特に傷になったりはしたことないのですが…
相談者からの返信
相談者:
よしこさんさん
返信日時:2021-02-20 23:26:17
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-02-21 11:52:45
口腔外科が歯科の場合、口腔粘膜病変の担当科ですから、口腔外科でご相談されてはいかがでしょうか?
名前の通り外科を得意としていますから切除には積極的に対応してもらえる可能性が高いだろうと思います。
再発もある事は、先に貼ったリンクで確認しておいてください。
名前の通り外科を得意としていますから切除には積極的に対応してもらえる可能性が高いだろうと思います。
再発もある事は、先に貼ったリンクで確認しておいてください。
相談者からの返信
回答5
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2021-02-21 13:16:12
よしこさんへ別の質問よりもこちらに続けた方が良いと思い引用します。
質問 よしこさん 2021/02/21(Sun) 12:44
舌の側面の白板症の病理検査についてです。
以下内容です。
角化亢進を伴った上皮が見られ表層部に細菌塊の付着が観察されます。
上皮脚の伸長が認められますが、上皮細胞の異型は目立ちません。
白板症(過角化症)と診断されます。
悪性所見は観察されません
となりました。
私はこの先ガンにならないかヒヤヒヤしながら生きていくの辛いので切除してほしいのですが、異型もないので切除できないとのことです。
白板症は全部切除対象ではないのでしょうか。
異型や癌になってからでは遅くないですか?
質問 よしこさん 2021/02/21(Sun) 12:44
舌の側面の白板症の病理検査についてです。
以下内容です。
角化亢進を伴った上皮が見られ表層部に細菌塊の付着が観察されます。
上皮脚の伸長が認められますが、上皮細胞の異型は目立ちません。
白板症(過角化症)と診断されます。
悪性所見は観察されません
となりました。
私はこの先ガンにならないかヒヤヒヤしながら生きていくの辛いので切除してほしいのですが、異型もないので切除できないとのことです。
白板症は全部切除対象ではないのでしょうか。
異型や癌になってからでは遅くないですか?
回答6
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2021-02-21 14:27:07
よしこさん、こんにちは。
よしこさんはインターネット等で「白板症は前癌病変」という記載を見られて不安になっているのではないかと思います。
前癌病変という言葉をみると、いずれ癌にになるようなイメージがあるますよね。
しかし、そもそも現在では前癌病変という表現自体、時代遅れのものとなっています(医学的には、もはや前癌病変という考え方は使用されません)。
>白板症は全部切除対象ではないのでしょうか。
全ての白板症が切除の対象とはなりません。
また、
>角化亢進を伴った上皮が見られ表層部に細菌塊の付着が観察されます。
>上皮脚の伸長が認められますが、上皮細胞の異型は目立ちません。白板症(過角化症)と診断されます。
といった状況では、切除といっても「何を」「どこまで」切除するかの指標がなく、その意味でも切除は対象外となるのです。
加えて、舌の切除はそれなりに苦痛を伴う手術であり、入院が必要となることもあります。
以上の理由で、切除の対象と考えられない白板症を積極的に切除するというのは、医療経済的にも一般的ではないと思います。
なお、白板症の誘因となりうる刺激物の除去(たばこ、アルコール、刺激の強い食品などの回避する、白板症の部位を刺激しないように歯の角を丸める)などは、切除以外の治療の一貫として行なわれることがあります。
よしこさんはインターネット等で「白板症は前癌病変」という記載を見られて不安になっているのではないかと思います。
前癌病変という言葉をみると、いずれ癌にになるようなイメージがあるますよね。
しかし、そもそも現在では前癌病変という表現自体、時代遅れのものとなっています(医学的には、もはや前癌病変という考え方は使用されません)。
>白板症は全部切除対象ではないのでしょうか。
全ての白板症が切除の対象とはなりません。
また、
>角化亢進を伴った上皮が見られ表層部に細菌塊の付着が観察されます。
>上皮脚の伸長が認められますが、上皮細胞の異型は目立ちません。白板症(過角化症)と診断されます。
といった状況では、切除といっても「何を」「どこまで」切除するかの指標がなく、その意味でも切除は対象外となるのです。
加えて、舌の切除はそれなりに苦痛を伴う手術であり、入院が必要となることもあります。
以上の理由で、切除の対象と考えられない白板症を積極的に切除するというのは、医療経済的にも一般的ではないと思います。
なお、白板症の誘因となりうる刺激物の除去(たばこ、アルコール、刺激の強い食品などの回避する、白板症の部位を刺激しないように歯の角を丸める)などは、切除以外の治療の一貫として行なわれることがあります。
相談者からの返信
相談者:
よしこさんさん
返信日時:2021-02-21 14:56:40
中本先生ありがとうございます。
そうなんです、前がん病変ということでとても怖くて。
異型もガン細胞もなかったのは安心してるんですが、白板症と診断されますとのことで、怖いです。
この先、異型になる可能性もありますよね。
今切るのはよくないのも理解してはいるんですが、いつ悪くなるのかと思いながら生きていくのも辛くて。
ならいっそ今とってほしいと思ってしまいます。
そうなんです、前がん病変ということでとても怖くて。
異型もガン細胞もなかったのは安心してるんですが、白板症と診断されますとのことで、怖いです。
この先、異型になる可能性もありますよね。
今切るのはよくないのも理解してはいるんですが、いつ悪くなるのかと思いながら生きていくのも辛くて。
ならいっそ今とってほしいと思ってしまいます。
相談者からの返信
タイトル | 切除不要の白板症と診断されたが癌になるのではないかと心配 |
---|---|
質問者 | よしこさんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 白板症 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。