右1番が不完全脱臼をした出っ歯の歯列矯正について
相談者:
キジトラさんさん (45歳:女性)
投稿日時:2021-02-24 23:17:26
こんにちは。
現在歯の状態は左6.7.8は7が無いためセラミックのブリッジです。
1年前元々入れていたブリッジが欠けてしまい作り直すのに行った歯医者がものすごく下手で、土台を削りすぎブリッジがすぐ取れてしまい、転院して作り直し、取れないように工夫してつけてもらいました。
あとは前歯左1が小さい頃根元が膿んでしまって神経を取り差し歯です。
そして8年前くらいに転んだ時右1番が内側に倒れ不完全脱臼、右2番は半分に欠けました。
すぐ病院で元の位置に戻し固定、後に神経の処理をして差し歯になりました。
それでなのですが、最近歯列矯正をしたくて歯医者に相談に行きました。
現在歯並び自体は良いのですが、かみ合わせの深い出っ歯なので、治療方法は下の歯は抜歯はなく前歯を下に下げるようにし、上は4番を抜いて3番が少し開いたら全体を後ろに下げると言われました。
普通なら簡単だけど、脱臼したとこが心配との話でした。
そこにはレントゲンしかなくレントゲンだけでは判断しかねるそうで、骨性癒着はけっこうマレなことだし動かしてみないとわからない。
ただ4番を抜いてから前歯が動かないとなるとインプラントとかブリッジになっちゃうねーと言われ、何か調べられないかと思いここに相談に来ました。
歯科用の3DのCTがあるとこで見てもらったら、骨性癒着や歯根膜など、歯列矯正できるかなど詳しくわかりますか?
そこで相談してできるようなら矯正を始めたいと思っているのですがどうなのでしょうか?
そしてもし矯正できるとしたら、表側に透明の器具をつける予定なのですが、左奥のブリッジ部分にも器具は付けないといけないのですか?
ブリッジは工夫してつけてもらいましたが土台が少ないためブリッジ事取れてしまうんじゃないかと心配です。
そのへんも教えてください
現在歯の状態は左6.7.8は7が無いためセラミックのブリッジです。
1年前元々入れていたブリッジが欠けてしまい作り直すのに行った歯医者がものすごく下手で、土台を削りすぎブリッジがすぐ取れてしまい、転院して作り直し、取れないように工夫してつけてもらいました。
あとは前歯左1が小さい頃根元が膿んでしまって神経を取り差し歯です。
そして8年前くらいに転んだ時右1番が内側に倒れ不完全脱臼、右2番は半分に欠けました。
すぐ病院で元の位置に戻し固定、後に神経の処理をして差し歯になりました。
それでなのですが、最近歯列矯正をしたくて歯医者に相談に行きました。
現在歯並び自体は良いのですが、かみ合わせの深い出っ歯なので、治療方法は下の歯は抜歯はなく前歯を下に下げるようにし、上は4番を抜いて3番が少し開いたら全体を後ろに下げると言われました。
普通なら簡単だけど、脱臼したとこが心配との話でした。
そこにはレントゲンしかなくレントゲンだけでは判断しかねるそうで、骨性癒着はけっこうマレなことだし動かしてみないとわからない。
ただ4番を抜いてから前歯が動かないとなるとインプラントとかブリッジになっちゃうねーと言われ、何か調べられないかと思いここに相談に来ました。
歯科用の3DのCTがあるとこで見てもらったら、骨性癒着や歯根膜など、歯列矯正できるかなど詳しくわかりますか?
そこで相談してできるようなら矯正を始めたいと思っているのですがどうなのでしょうか?
そしてもし矯正できるとしたら、表側に透明の器具をつける予定なのですが、左奥のブリッジ部分にも器具は付けないといけないのですか?
ブリッジは工夫してつけてもらいましたが土台が少ないためブリッジ事取れてしまうんじゃないかと心配です。
そのへんも教えてください
[過去のご相談]
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-02-24 23:43:57
キジトラさん、こんにちは。
CTで予測できることもありますが、わかりにくいこともあると思います。
他には、打診音で判断することや、ペリオテストで隣在歯と比較する方法もあります。
また、万が一アンキローシスが起きている場合、軽く脱臼させて矯正する方法や、コルチコトミーなどの方法もあるので、必ずしも矯正が不可というわけではないと思いますが、術者の経験や技術によるだろうと思います。
>ブリッジは工夫してつけてもらいましたが土台が少ないためブリッジ事取れてしまうんじゃないかと心配です。
矯正を行うのであれば、8番を7番の位置へ持ってくる、もしくは4番を抜かずにその分だけ56を後ろへ下げることも考えられると思います。
参考にされてください。
CTで予測できることもありますが、わかりにくいこともあると思います。
他には、打診音で判断することや、ペリオテストで隣在歯と比較する方法もあります。
また、万が一アンキローシスが起きている場合、軽く脱臼させて矯正する方法や、コルチコトミーなどの方法もあるので、必ずしも矯正が不可というわけではないと思いますが、術者の経験や技術によるだろうと思います。
>ブリッジは工夫してつけてもらいましたが土台が少ないためブリッジ事取れてしまうんじゃないかと心配です。
矯正を行うのであれば、8番を7番の位置へ持ってくる、もしくは4番を抜かずにその分だけ56を後ろへ下げることも考えられると思います。
参考にされてください。
相談者からの返信
相談者:
キジトラさんさん
返信日時:2021-02-25 00:22:51
ありがとうございます。
矯正の先生は今まで骨性癒着を一旦脱臼させてという治療はしてるそうです。
ただ1本だけならいーけどその隣も!とかになると厳しいよねーと言われたので不安になってしまい、調べられるとこで調べてもらいたいと思った次第です。
ブリッジの件ですが、下の歯のことなので矯正するにしても下の歯は抜歯はしないんです。
抜歯はせず前歯だけを下に下げるようにするとの事でしたので、器具装着は奥歯までやるのかな?と相談しました。
脱臼の歯は上の歯になります。
出っ歯を引っ込めるために4番を抜歯してからの前歯を後退させるのに対して、抜歯せずに確認できるのですか?
コルチコトミーとはどのような方法でしょうか?
現在差し歯なので打心音についてはわかりませんが自分的に調べても周りの歯と変わらない音がします。
骨性癒着は多いのですか?
完全に脱臼したなら確率は高いけどけっこう稀なことと言うのを何かで見たので、普通に矯正できればなぁと思いました。
矯正の先生は今まで骨性癒着を一旦脱臼させてという治療はしてるそうです。
ただ1本だけならいーけどその隣も!とかになると厳しいよねーと言われたので不安になってしまい、調べられるとこで調べてもらいたいと思った次第です。
ブリッジの件ですが、下の歯のことなので矯正するにしても下の歯は抜歯はしないんです。
抜歯はせず前歯だけを下に下げるようにするとの事でしたので、器具装着は奥歯までやるのかな?と相談しました。
脱臼の歯は上の歯になります。
出っ歯を引っ込めるために4番を抜歯してからの前歯を後退させるのに対して、抜歯せずに確認できるのですか?
コルチコトミーとはどのような方法でしょうか?
現在差し歯なので打心音についてはわかりませんが自分的に調べても周りの歯と変わらない音がします。
骨性癒着は多いのですか?
完全に脱臼したなら確率は高いけどけっこう稀なことと言うのを何かで見たので、普通に矯正できればなぁと思いました。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-02-25 11:02:57
こんにちは。
>現在歯並び自体は良いのですが、かみ合わせの深い出っ歯なので、
一般の方は歯並びが良いというのですね。
歯科では叢生(ガタガタ)はないが歯並びに問題があると言います。
>治療方法は下の歯は抜歯はなく前歯を下に下げるようにし、上は4番を抜いて3番が少し開いたら全体を後ろに下げると言われました。
抜歯せずに下の歯を下に下げるには、スペースが必要になるのでそのスペースを作るためにどういう歯の動かし方や処理をするのか?によってセラミックブリッジのやり替えが必要になるかもしれません。
そのあたりは具体的に担当する矯正医にお尋ねになっておいたほうがよいでしょう。
ご不安があるセラミックブリッジの状態の情報もお伝えください。
>4番を抜いてから前歯が動かないとなるとインプラントとかブリッジになっちゃうねーと言われ、
他の方法もあり、滝野先生の回答にもあるように大変ですがコルチコトミーで試みるという方法もあると思います。
前歯の歯冠修復で対応するという事もあるでしょう。
矯正治療も色々条件が悪い方も行う機会が増えてきていますから何とか対応してもらえるのではないかと思いますが、追加治療は無料というわけにはならないことが一般的でしょうからご予算は多めにお考えになっておく必要があるのかな?と思いました。
実際のことはおかかりの歯科医と直接事前によくご相談されておくほうがよいでしょう。
>現在歯並び自体は良いのですが、かみ合わせの深い出っ歯なので、
一般の方は歯並びが良いというのですね。
歯科では叢生(ガタガタ)はないが歯並びに問題があると言います。
>治療方法は下の歯は抜歯はなく前歯を下に下げるようにし、上は4番を抜いて3番が少し開いたら全体を後ろに下げると言われました。
抜歯せずに下の歯を下に下げるには、スペースが必要になるのでそのスペースを作るためにどういう歯の動かし方や処理をするのか?によってセラミックブリッジのやり替えが必要になるかもしれません。
そのあたりは具体的に担当する矯正医にお尋ねになっておいたほうがよいでしょう。
ご不安があるセラミックブリッジの状態の情報もお伝えください。
>4番を抜いてから前歯が動かないとなるとインプラントとかブリッジになっちゃうねーと言われ、
他の方法もあり、滝野先生の回答にもあるように大変ですがコルチコトミーで試みるという方法もあると思います。
前歯の歯冠修復で対応するという事もあるでしょう。
矯正治療も色々条件が悪い方も行う機会が増えてきていますから何とか対応してもらえるのではないかと思いますが、追加治療は無料というわけにはならないことが一般的でしょうからご予算は多めにお考えになっておく必要があるのかな?と思いました。
実際のことはおかかりの歯科医と直接事前によくご相談されておくほうがよいでしょう。
相談者からの返信
相談者:
キジトラさんさん
返信日時:2021-02-25 11:41:01
ありがとうございます。
そうですね一般人はわからないのでここで聞いてる訳ですし、説明の仕方もわかりませんのでそう説明しました。
申し訳ありませんが回答を読んでて意味がわかりませんでした。
下に下げるとは前歯左右1.2番の高さを下に引っ張らないと噛み合わせが深いので器具が上の歯に当たってしまうからとのことです。
奥に引っ込めるのでは無く前歯の4本を下に下げるということです。
前だけを下げるにしても全体に器具を付けるのかな?と思って聞いただけです。
主にききたかったことは歯科用の3DのCTで、脱臼やぶつけた箇所の歯根膜の状態や癒着してる部分がわかるのか?と言うことです。
他でも質問しましたが骨性癒着がマレとのことで完全脱臼なら確率は高いが、不完全脱臼の場合は少ないと聞きました。
あとコルチコトミーも調べましたが先生曰くやはり予後は必ずいいとも言えないのでとのことでした。
そうですね一般人はわからないのでここで聞いてる訳ですし、説明の仕方もわかりませんのでそう説明しました。
申し訳ありませんが回答を読んでて意味がわかりませんでした。
下に下げるとは前歯左右1.2番の高さを下に引っ張らないと噛み合わせが深いので器具が上の歯に当たってしまうからとのことです。
奥に引っ込めるのでは無く前歯の4本を下に下げるということです。
前だけを下げるにしても全体に器具を付けるのかな?と思って聞いただけです。
主にききたかったことは歯科用の3DのCTで、脱臼やぶつけた箇所の歯根膜の状態や癒着してる部分がわかるのか?と言うことです。
他でも質問しましたが骨性癒着がマレとのことで完全脱臼なら確率は高いが、不完全脱臼の場合は少ないと聞きました。
あとコルチコトミーも調べましたが先生曰くやはり予後は必ずいいとも言えないのでとのことでした。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-02-25 12:07:05
>主にききたかったことは歯科用の3DのCTで、脱臼やぶつけた箇所の歯根膜の状態や癒着してる部分がわかるのか?と言うことです。
CTも断層で確認するのですが、断層にも間隔がありますからすべての事前把握は無理ですが、ないよりよいでしょう。
ご希望でしたら検査を依頼されてよいと思います。
>他でも質問しましたが骨性癒着がマレとのことで完全脱臼なら確率は高いが、不完全脱臼の場合は少ないと聞きました。
少ないけどゼロではないので、その少ないケースがあなたかもしれないですよね?結局動かしてみて動かないという可能性をゼロにはできないという説明をおかかりの歯科医から受けられているだろうと思います。
>コルチコトミーも調べましたが先生曰くやはり予後は必ずいいとも言えないのでとのことでした。
そうですが、動かなかった場合の選択しに上がってくると思います。
ただ、おかかりの歯科医からはコルチコトミーではなくインプラントやブリッジで抜歯してクローズできず残ったスペースを閉鎖する可能性があるという説明を受けておられるようなのでそういう方法を少しお考えなのでしょう。
矯正治療も着手前に色々リスク説明を事前に行うことになっていますからマイナスに取られる情報もしっかりお伝えされているように思います。
癒着の有無が事前にわかればよいのですがわかりにくい場合もあります。時間をかけて歯に矯正力をかけ続けておけば動きにくかった歯が動く場合もあるし動かない場合もあります。
治療経過により必要があれば歯冠修復で対応することになる場合もあると思います。
事前に歯を揺すって他の歯との動きを比較するという事はよくされていると思います。
それを数値化するものがペリオテストです。
矯正治療は常に期間も長く大がかりな治療になりますから事前にご不安なことはしっかり検査も含めて行ってもらい(検査費用もかかりますが)対応する歯科医にご不安なことを確認されておくと良いですね。
矯正治療に伴い必要になる修復物のやり替えにも本来保険は使えませんからご不安があるブリッジの件はご希望も含めてよくご相談しておかれるほうがよいのだろうと思いました。
CTも断層で確認するのですが、断層にも間隔がありますからすべての事前把握は無理ですが、ないよりよいでしょう。
ご希望でしたら検査を依頼されてよいと思います。
>他でも質問しましたが骨性癒着がマレとのことで完全脱臼なら確率は高いが、不完全脱臼の場合は少ないと聞きました。
少ないけどゼロではないので、その少ないケースがあなたかもしれないですよね?結局動かしてみて動かないという可能性をゼロにはできないという説明をおかかりの歯科医から受けられているだろうと思います。
>コルチコトミーも調べましたが先生曰くやはり予後は必ずいいとも言えないのでとのことでした。
そうですが、動かなかった場合の選択しに上がってくると思います。
ただ、おかかりの歯科医からはコルチコトミーではなくインプラントやブリッジで抜歯してクローズできず残ったスペースを閉鎖する可能性があるという説明を受けておられるようなのでそういう方法を少しお考えなのでしょう。
矯正治療も着手前に色々リスク説明を事前に行うことになっていますからマイナスに取られる情報もしっかりお伝えされているように思います。
癒着の有無が事前にわかればよいのですがわかりにくい場合もあります。時間をかけて歯に矯正力をかけ続けておけば動きにくかった歯が動く場合もあるし動かない場合もあります。
治療経過により必要があれば歯冠修復で対応することになる場合もあると思います。
事前に歯を揺すって他の歯との動きを比較するという事はよくされていると思います。
それを数値化するものがペリオテストです。
矯正治療は常に期間も長く大がかりな治療になりますから事前にご不安なことはしっかり検査も含めて行ってもらい(検査費用もかかりますが)対応する歯科医にご不安なことを確認されておくと良いですね。
矯正治療に伴い必要になる修復物のやり替えにも本来保険は使えませんからご不安があるブリッジの件はご希望も含めてよくご相談しておかれるほうがよいのだろうと思いました。
回答4
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-02-25 12:15:00
何かがあることを証明することと、無いということを証明することの難易度は大きく違います。
このことを「悪魔の証明」と言います。
CTを撮影して骨癒着が疑われる像があれば骨癒着があるだろうと診断することはできますが、CTを撮影して骨癒着を疑う像が見られなかったからといって、「骨癒着が無い」と証明することはできません。
CTを撮影することで診断の精度を上げることができると思いますが、矯正を始めてみて発覚する可能性はあるだろうと思いますから、リスクは理解して行う(あるいは行わない)選択をする必要があると思います。
このことを「悪魔の証明」と言います。
CTを撮影して骨癒着が疑われる像があれば骨癒着があるだろうと診断することはできますが、CTを撮影して骨癒着を疑う像が見られなかったからといって、「骨癒着が無い」と証明することはできません。
CTを撮影することで診断の精度を上げることができると思いますが、矯正を始めてみて発覚する可能性はあるだろうと思いますから、リスクは理解して行う(あるいは行わない)選択をする必要があると思います。
タイトル | 右1番が不完全脱臼をした出っ歯の歯列矯正について |
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質問者 | キジトラさんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の異常・トラブルその他 歯列矯正の治療法 矯正関連 上顎前突(出っ歯) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。