一つのマウスピースで歯ぎしりと睡眠時無呼吸の両方に対応可能か

相談者: dankai1914さん (72歳:男性)
投稿日時:2021-05-30 13:43:43
現在、歯ぎしり用に3年前からマウスピースを就寝時つけています。

最近、睡眠時の呼吸に問題があることが分かりました。
できれば、マウスピースで対処したいと思っていますが、表題のように一つのマウスピースで、両方の目的に対処できるのでしょうか。

妻が睡眠時無呼吸で、ある内科にかかった時に、歯ぎしりのある人には睡眠時無呼吸用のマウスピースは使えないという話を聞いたものですから歯科医の先生方にお尋ねした次第です。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2021-05-30 17:30:31
>一つのマウスピースで、両方の目的に対処できるのでしょうか。

目的に依って形状が異なりますから、両方の目的には対処できません。

歯ぎしりのある人には睡眠時無呼吸用のマウスピースは使えない」ことはありません。
睡眠時無呼吸症候群に向けては、それ用の装置の使用が可能です。


>歯ぎしり用に3年前からマウスピースを就寝時つけています。

そもそも、歯ぎしりの是正を検討なさりたいのでしたら、自費での受診になるかとは思いますが、「力のコントロール」に造詣が深い施設で相談なさってみるのも一法かもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-05-30 17:46:44
SAS(睡眠時無呼吸症候群)用と、歯軋り用では用途が異なりますので形状も異なりますが、いずれにしても、SAS用のマウスピースを装着したら上下の歯牙が接触できなくなると思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2021-05-30 18:55:58
配偶者の通われている内科医はほとんどの場合歯科医ではないと思います。
ですから「餅は餅屋」です。

保険で作る睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースは医科での診査診断と紹介状が必要だと思います。

自費であれば歯科医単独でも作ることができると思います。

「睡眠時無呼吸症候群」と「マウスピース」をキーワードに検索してみました

https://search.yahoo.co.jp/image/search?ei=UTF-8&p=睡眠時無呼吸症候群%E3%80%80マウスピース&fr=applep2&sftype=1&aq=-1&oq=&aa=0&iau=1

滝野先生の回答にあるように上下の歯牙が睡眠中に接触できなくなるので左右に動くタイプの歯ぎしりは起きなくなると思います。

上下にマウスピースを入れて固定するタイプだと左右に動くことすら規制されると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2021-05-30 21:23:42
 先生方、ご回答ありがとうございました。

 再質問したい事項がありますので、前提を書くことにします。よろしくお願いいたします。

 私の妻が、やはり軽症SASで当初保険マウスピース歯科で作成しましたが、脱着がとてもきつく、また会話がまったくできないので緊急時対応に不安があって、3日で中止しました。
その後自費CPAPに移行して毎日装着しています。

 すぐそばで見ているのですが、やはり毎日これをしかも自費でするのがなかなか大変なので、私は保険のマウスピースを検討しようと思った次第です。
なお、SASに横寝で対処しようとしましたが、持病の頚椎症性神経根症が悪化したために断念しました。

 そこで、再質問ですが、保険マウスピースの脱着はそんなにきついものでしょうか。
技工士によって脱着の難易度は違ってくるものでしょうか。
それによっては紹介先を慎重に検討する必要がありそうです。

 ご回答よろしくお願いします。

***小林先生***

 ありがとうございます。
現在のかかりつけ医が幸い、補綴出身でかみ合わせに強い先生なので、まず相談したいと思います。

***滝野先生***

 ありがとうございます。
「SAS用のマウスピースを装着したら上下の歯牙が接触できなくなる」のですね。
すると、歯ぎしりも防げると考えてもよいでしょうか。

***柴田先生***

 検索ありがとうございました。
歯ぎしり防止用マウスピースだと上だけなので左右には動きますが、SAS用の上下一体型だと左右も規制されることは確かにその通りですね。
両方の対処が可能ならありがたいです。
かみ合わせの得意なかかりつけの先生にも聞いてみます。
回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2021-05-31 11:10:01
装置着脱時のきつい感じは調整可能だと思います。

「技工所でちゃんとした装置を作製してもらったら、(保険での収入よりも)技工料金の方が高かった」と誰かが言ってました。

CPAPの利用は有効な選択肢かもしれません。
内科の先生(睡眠専門医)にご相談ください。

因みに、お住まいの都道府県内の某大学病院には、閉塞性睡眠時無呼吸症候群装置の専門の先生がいらっしゃいます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2021-05-31 14:15:56
*** 藤森先生 ***

 まことに貴重な情報ありがとうございました。
大学病院のことも含めて情報収集にがんばってみようと思います。

 また、医療相談サイトでの相談で、枕を適切に使えば横寝によって頚椎症性神経根症は悪化しないという回答をいただいたので、当面歯科医院でのマウスピース作成と整形外科の指導をうけながら横寝を試行しようと思います。

 それにして具体的で元気の出る情報を本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2021-06-01 10:02:12
横寝の件は、整形外科の先生(脊椎専門医)か神経内科医の指導・助言を受けながらになさってくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2021-06-01 12:13:58
*** 藤森先生 ***

 再度のご回答ありがとうございました。

 幸い、この4月に開業された近所の整形外科の先生が下記のような資格の方でしたので、神経根症の経過観察と横寝その他の生活習慣に関する指導を受けようと思っています。

日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医
日本脊髄外科学会 日本脊椎脊髄病学会認定
脊椎脊髄外科専門医

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



タイトル 一つのマウスピースで歯ぎしりと睡眠時無呼吸の両方に対応可能か
質問者 dankai1914さん
地域 非公開
年齢 72歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯科と全身疾患その他
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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