かなり硬い物を無理して噛んだ。抜髄した歯が多いので破折が心配

相談者: ドラセナさん (50歳:男性)
投稿日時:2021-07-01 09:23:12
おはようございます。

歯の破断にについて質問です。
抜髄した歯は破断しやすいと聞きます。

@歯が破断する時は徐々にストレスがかかってするのでしょうか?
それとも破断する時はある一線を越えると一気にするのでしょうか?

Aもし破断したらどれくらい経過してからどのような症状が出ますか?

Bそれとかなり昔に抜髄してメタルコアを挿入しているのをファイバーコアに変更することによって破断を防止できますか?

実は先日かなり固い物を無理して噛んでしまいました。
普段は気を付けてるんですが飲酒して調子に乗ってしまいました。

抜髄して20年近く経過している歯が多いので心配です。

不躾ですがよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-01 09:52:17
こんにちは。

〉@
大抵の場合、ある一線を超えると一気に破折することが多いと思います。
工学試験もそういう試験になると思います。

〉A
すぐに痛っと感じる場合もあれば、感じずに破折部に細菌感染が生じてジワジワ痛み出す場合もあります。
夜間睡眠時に噛み締めや歯軋りで破折線が入った場合は後者になります。

〉B
悩むところですが、やり変えにより寿命が伸びる場合もある為、やり変えを勧める場合もあるでしょう。
逆にメタルコアを除去する際の振動でヒビが広がって保存不可能となる場合もあるでしょう。
また、メタルコア除去の際多少は歯を削る事に繋がり薄々で保っていた歯根部の壁がより薄々になるという場合もあるでしょう。

感染根管治療が必要だとか、歯冠修復をやり変えなければいけない等がなければ、神経を使ってメタルコアを除去したくないという気もします。
理由付きによる使命感がなければリスクを冒したくないと大抵の歯科医は考えるように思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2021-07-01 13:57:19
すみません、気になったので、

>逆にメタルコアを除去する際の振動でヒビが広がって保存不可能となる場合もあるでしょう。

これ初めて聞きました。

揺らしてクラックが起こるという文献、もしくはケーススタディでもあるのでしょうか、知っていれば教えていただけますでしょうか!?
 

頻繁に顕微鏡下で超音波チップでコア除去していますが、破壊されるのはセメント層であり歯根にクラックが入るというロジックが分かりません。

左右方向の振幅がどうやって垂直方向のベクトルの力に変換されるのでしょうか?


このサイト非常に心配性の人が見ているので、気になりました。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラセナさん
返信日時:2021-07-01 16:02:42
Dr.ふなちゃん先生
御丁寧な御回答ありがとうございます。

破断ではなく破折なんですね。

ダメージを受けたのが一種間ほど前ですので今特に異常がなければ大丈夫ということでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2021-07-02 09:46:18
こんにちは。

>@歯が破断する時は徐々にストレスがかかってするのでしょうか?
それとも破断する時はある一線を越えると一気にするのでしょうか?

破折には2種類あると考えています、一つは外力による破折です、例えば転んで歯を折ったような場合です、これは有髄、無髄関係ありません。

交通事故による破折 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3389

もう一つは歯根垂直破折ですこれ無髄歯抜髄してからある程度経過してから起こります。

歯根垂直破折 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1001

>Aもし破断したらどれくらい経過してからどのような症状が出ますか?

力による破折では自覚があるのですぐにわかります、歯根垂直は破折部が感染したら違和感が出てくるようです。

>Bそれとかなり昔に抜髄してメタルコアを挿入しているのをファイバーコアに変更することによって破断を防止できますか?

ファイバーコアの作り方にもよると思います、個人的にはその長さは少なくとも歯根長の2/3以上、そして十分な象牙質とファイバーコアの接着強度も必要だと考えています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ドラセナさん
返信日時:2021-07-02 11:31:08
御丁寧なご説明ありがとうございます。

再度お聞きしたいのですが、抜髄した歯が破折する時は長年徐々にストレスがかかってするのでしょうか?
それともかかる力が限界を超えてなるのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2021-07-02 11:41:59
歯根垂直破折では、生木を切って置いておくと中心から放射状にヒビが入るのと同じようなことが起きているのではないかと考えています。

回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-02 11:57:37
>顕微鏡下で超音波チップでコア除去

皆が皆、顕微鏡下で超音波チップでコア除去を行っているわけではないでしょう。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2021-07-02 12:48:22
見えていない人が、想像で人を不安にすること言っていいんですか!?
 
ちょっと、びっくりです。
 

どういう根拠からいっているのか!?聞きたかっただけなのですが、


>皆が皆、顕微鏡下で超音波チップでコア除去を行っているわけではないでしょう。

全く回答になっていないのですが・・・ 

回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-02 13:03:53
これでやめておいてください。

https://www.hotetsu.com/s/doc/irai2014_1_06.pdf
https://hotetsu.com/s/doc/irai2017_2_02.pdf
https://ci.nii.ac.jp/naid/110008608570


>見えていない人が、想像で人を不安にすること言っていいんですか!?

今見えている事しか想像できないのでは補綴は成功しませんよね。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2021-07-02 14:31:17
>https://www.hotetsu.com/s/doc/irai2014_1_06.pdf
>https://hotetsu.com/s/doc/irai2017_2_02.pdf
>https://ci.nii.ac.jp/naid/110008608570
 
すみません、内容読んで頂いてリンク貼ってもらっていますか!?

全く質問の回答になっていないのですが・・・
 
 

最初の文献は、支台築造の製作に際し破折を防ぐにはどすべきか!?であり除去については触れられていません。
 
次の文献もメタルコアレジンコアの話で除去は触れられていません。


3つ目の文献に関してはアブストラクトで見る限りですが、

「ポストコアリムーバー」 
https://do.dental-plaza.com/search/item/detail/id/72390000/

これは梃子の原理を使用してコア除去を行うもので、振動は全く関係ありませんよね!?
  
私も15年ぐらい前に、ある先生に頂いて使用したことありますが、この方法は歯に負荷を与えるので折れる可能性はありますが、梃子と振動は全くことなる方法での除去法だと思います。



昼休み時間を無駄にしました。。。

回答 回答9
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-02 15:17:32
井野先生が何を求められているのかがわかりません。

根管治療の必要がない問題がないメタルコアを積極的に除去するエビデンスが欲しいのですか??

先生の昼休みが無駄になったのは勝手でしょう。
大した内容は書かれておらず歯科医なら様々な書面で知っている内容ですからね。

質問者のBに関連づけた論文を貼っています。
問題がないメタルコアを現段階で積極的に除去してファイバーコアにやり直す長期的理由はまだないという事です。


おまけにつけた論文は序論だけ見てもわかるように、メタルコアの除去にはリスクがつきものという認識が一般的だという事は歯科医なら皆実感していますよね?という事です。

皆という表現にはもちろん語弊がありますが。。

だからといって不安を不用に煽っているわけではありません。
先生が不安を煽っていると感じられたのが不思議でした。
論文も載せる気はありませんでしたが、先生が絡んで来られたので不用と思いつつ貼りました。


まだまだ完全な治療はありませんから、基本的には予防的にあれこれ歯科医の治療を受けなくでも良いと思います。
ただ、不安なので治療して欲しいというご希望が強ければ歯科医も応じてくれるでしょう。

井野先生、これでやめませんか?
無益な時間が増えますよ。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2021-07-02 15:25:45
回答2に書いたことです。

>逆にメタルコアを除去する際の振動でヒビが広がって保存不可能となる場合もあるでしょう。

これです。

振動でヒビが入るという事実があるのか!?です。


当院も心配性の人が来られます。 
こんなこと書かれると超音波での除去も止めてください。
と言われかねません。

文献、もしくはケースレポートがないのであれば、ないでいいですが今後適当なことを書かないで頂きたいです。
 

よろしくお願いします。

回答 回答11
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-02 15:41:22
ヒビが入るのは引用にも書いてありますが、コラーゲン繊維もへたり弾性が減るでしょうから機械的に直接振動を与えない方が良くないですか?

マイクロで見えるのはMAX20倍率で真上から下の穴を覗けるだけですよね。
私達が出来るのはセメントを振動で崩壊させたり、ダイヤモンドの細粒で削り取っているわけですが、弾性率が高めの象牙質ですけど硬組織相手ですからマイクロクラックをより破壊に導いている可能性はゼロではないでしょう?

例えば、象牙を水につけて細かく振動を内部から与えてみるとどうなるかな?というイメージでしょうか。
健康でピュアな象牙なら問題が生じないでしょうが、朽ちつつある象牙には振動が酷かもしれませんよね。
歯根の状態は色々ありますし、そもそも咬合により細かいヒビが入っている場合もあるでしょうから、慎重にやってみるけど長期的にどうかはわからないよという事になりませんか?

そういう実験ってバリエーションがありすぎてやらないと思います。
ダイヤモンドならまだマシですがカーバイドでは怖いですよね。


貼るのは迷いましたが、https://www.crossf.com/_userdata/dw32_forweb_0218.pdf

これが、回答5の論拠みたいなものですが、こういう内容はいちいち引用をつけなくても歯科の人間なら常に読んでいますから皆わかっている事ですよね。
先生みたいにマイクロ直視下で常に注水下で(摩擦熱の問題から)ダイヤモンドインスツルメントを超音波振動してメタルコアとセメント界面を明視しつつ除去する歯科医ばかりではないですよね。

また超音波の使用が失活した象牙質にマイクロクラックを生じるという報告は多々あると思いますがそういうのがなくても想像できると思います。
例:https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-25870195/258701952013hokoku/




タイトル かなり硬い物を無理して噛んだ。抜髄した歯が多いので破折が心配
質問者 ドラセナさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯根破折
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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