虫歯予防に関して(米国)
相談者:
Mayuvityさん (48歳:女性)
投稿日時:2021-10-01 09:41:38
アメリカ在住です。
若い頃の治療部分がどんどん悪くなって次々と再治療になっています。
インプラントにもなってしまい、この5年ほどは歯のお手入れにはとても気を使っているつもりですが、いたちごっこのようです。
いくつか歯の日頃のお手入れについて質問させてください。
インプラントをしている歯で、フッ素の歯磨きは大丈夫でしょうか?(担当の歯医者さんは問題ないと言っています。)
歯科衛生士さんに、マウスウォッシュは歯に変なステインがつくからやめたほうが良いとアドバイスをいただきました。
本当でしょうか?
特に治療の詰め物が多いので、最後にフッ素入りマウスウォッシュで行き渡るようにしたほうがいいのではないかと思ってしまいます。
日本の歯科衛生士の友人がMIペーストを強く勧めるのですが、歯医者さんそのものに勧められたことはなく、日本の歯医者さんにカウンターに売っているのはよくみるのですが、使った方がいいとは言われたことがありません。
でも友人は絶対使ったほうが良い!と力説します。
そんなにいいものならなぜ歯医者さんはお勧めしないのか?と思ったりします。
治療済みの歯の衛生上の面からも、どのような日々のお手入れが効果があるでしょうか?
ご指導いただけるとうれしいです。
若い頃の治療部分がどんどん悪くなって次々と再治療になっています。
インプラントにもなってしまい、この5年ほどは歯のお手入れにはとても気を使っているつもりですが、いたちごっこのようです。
いくつか歯の日頃のお手入れについて質問させてください。
インプラントをしている歯で、フッ素の歯磨きは大丈夫でしょうか?(担当の歯医者さんは問題ないと言っています。)
歯科衛生士さんに、マウスウォッシュは歯に変なステインがつくからやめたほうが良いとアドバイスをいただきました。
本当でしょうか?
特に治療の詰め物が多いので、最後にフッ素入りマウスウォッシュで行き渡るようにしたほうがいいのではないかと思ってしまいます。
日本の歯科衛生士の友人がMIペーストを強く勧めるのですが、歯医者さんそのものに勧められたことはなく、日本の歯医者さんにカウンターに売っているのはよくみるのですが、使った方がいいとは言われたことがありません。
でも友人は絶対使ったほうが良い!と力説します。
そんなにいいものならなぜ歯医者さんはお勧めしないのか?と思ったりします。
治療済みの歯の衛生上の面からも、どのような日々のお手入れが効果があるでしょうか?
ご指導いただけるとうれしいです。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2021-10-01 11:06:28
こんにちは。
歯のお悩みですね、むし歯予防という観点から言えばお菓子の食べ過ぎに気を付けることです、お菓子を食べすぎがあればフッ素などほとんど役には立ちません。
歯周病の観点からすればそれプラス歯磨きです、歯や歯肉を傷つけずきれいに磨く技術を身に着けるという事です、やりすぎると歯をすり減らしたり(楔状欠損)歯肉が擦り減って歯が長くなったように感じることもあります。
要は日々の生活習慣を見直して歯に良くないことを避けていただくことが一番のお手入れという事になります。
甘いものと体の健康の関わり https://www.yamadashika.jp/prevent.html
オーバーブラッシング https://www.yamadashika.jp/prevent08.html
>インプラントをしている歯でフッ素の歯磨きは大丈夫でしょうか?
多分大丈夫だと思います。
>マウスウォッシュは、歯に変なステインがつくからやめたほうが良いとアドバイスをいただきました。
>本当でしょうか?
使ったことがないのでよくわかりませんが、お菓子の食べ過ぎをしないことの方がむし歯予防には有効です。
>そんなにいいものならなぜ歯医者さんはお勧めしないのか?
歯磨剤は使い方を誤ると思いがけない被害をこうむります、気を付けてください。
楔状欠損 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=90
>治療済みの歯の衛生上の面からも、どのような日々のお手入れが効果があるでしょうか?
お菓子は一日一種類一個にすることが一番有効です、週一二度は休甘日もいいですよ、蛇足ですが確実に体重は減ります。
歯のお悩みですね、むし歯予防という観点から言えばお菓子の食べ過ぎに気を付けることです、お菓子を食べすぎがあればフッ素などほとんど役には立ちません。
歯周病の観点からすればそれプラス歯磨きです、歯や歯肉を傷つけずきれいに磨く技術を身に着けるという事です、やりすぎると歯をすり減らしたり(楔状欠損)歯肉が擦り減って歯が長くなったように感じることもあります。
要は日々の生活習慣を見直して歯に良くないことを避けていただくことが一番のお手入れという事になります。
甘いものと体の健康の関わり https://www.yamadashika.jp/prevent.html
オーバーブラッシング https://www.yamadashika.jp/prevent08.html
>インプラントをしている歯でフッ素の歯磨きは大丈夫でしょうか?
多分大丈夫だと思います。
>マウスウォッシュは、歯に変なステインがつくからやめたほうが良いとアドバイスをいただきました。
>本当でしょうか?
使ったことがないのでよくわかりませんが、お菓子の食べ過ぎをしないことの方がむし歯予防には有効です。
>そんなにいいものならなぜ歯医者さんはお勧めしないのか?
歯磨剤は使い方を誤ると思いがけない被害をこうむります、気を付けてください。
楔状欠損 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=90
>治療済みの歯の衛生上の面からも、どのような日々のお手入れが効果があるでしょうか?
お菓子は一日一種類一個にすることが一番有効です、週一二度は休甘日もいいですよ、蛇足ですが確実に体重は減ります。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2021-10-01 11:35:13
> 最後にフッ素入りマウスウォッシュで行き渡るようにしたほうがいいのではないかと思ってしまいます
日本ではフッ素洗口液やフッ素入りフォームなどがあります。
こちらだと比較的着色は少ないと思います。
そちらの国での、フッ素入りマウスウォッシュのフッ素イオン濃度はどれくらいですか?
MIペーストは良い商品ですよ。
ただ高いです。
だからあまりお勧めしないのではないかと思います。
うちでは酸蝕症の患者さんには強くお勧めしています。
虫歯対策には、食事に気をつける事と高濃度フッ素塗布をお勧めします。
日本ではフッ素洗口液やフッ素入りフォームなどがあります。
こちらだと比較的着色は少ないと思います。
そちらの国での、フッ素入りマウスウォッシュのフッ素イオン濃度はどれくらいですか?
MIペーストは良い商品ですよ。
ただ高いです。
だからあまりお勧めしないのではないかと思います。
うちでは酸蝕症の患者さんには強くお勧めしています。
虫歯対策には、食事に気をつける事と高濃度フッ素塗布をお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
Mayuvityさん
返信日時:2021-10-01 12:13:49
山田先生、アドバイスありがとうございます。
甘いものはほとんど食べないのですが、酸味があるものが好きなので、これも控えた方がよいですよね?
柴田先生、アドバイスありがとうございます。
マウスウオッシュですが、0.2%のフッ素と表示がされていました。
ただこちらのマウスウオッシュは全部色がついていて、透明なものがフッ素入りではみたことがなく、それが色がつく原因なのでしょうか?
またフッ素のマウスウオッシュが、インプラントに行き渡るのもよくないとおっしゃる先生もいるようなので不安です。
高濃度フッ素というのはどれくらいの量のことでしょうか?
MIペーストはやはり良い製品なのですね。
高いのはわかりますが、本当に虫歯予防になるならもっと勧めてくれればいいのにーと思ってしまいます。
甘いものはほとんど食べないのですが、酸味があるものが好きなので、これも控えた方がよいですよね?
柴田先生、アドバイスありがとうございます。
マウスウオッシュですが、0.2%のフッ素と表示がされていました。
ただこちらのマウスウオッシュは全部色がついていて、透明なものがフッ素入りではみたことがなく、それが色がつく原因なのでしょうか?
またフッ素のマウスウオッシュが、インプラントに行き渡るのもよくないとおっしゃる先生もいるようなので不安です。
高濃度フッ素というのはどれくらいの量のことでしょうか?
MIペーストはやはり良い製品なのですね。
高いのはわかりますが、本当に虫歯予防になるならもっと勧めてくれればいいのにーと思ってしまいます。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2021-10-01 12:55:38
5%のものが日本でも歯科医ならば手に入ります。
22600ppmだと思います。
あとは、
https://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkupfukka.htm
https://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkup_f.htm
あと、フッ素洗口液としてはオラブリスという商品があります。
http://www.showayakuhinkako.co.jp/medical/products/medi/ORA-BLISS/index.html#
22600ppmだと思います。
あとは、
https://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkupfukka.htm
https://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkup_f.htm
あと、フッ素洗口液としてはオラブリスという商品があります。
http://www.showayakuhinkako.co.jp/medical/products/medi/ORA-BLISS/index.html#
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2021-10-01 13:22:12
Mayuvity さん、こんにちは。
MIペーストは、USAで販売されているものと、日本で販売されているものでは成分が違います。
USAのものはフッ化物が入っていますが、日本のものは入っていません。
フッ化物が入ったものでの研究があり、う蝕予防効果があるようです。
しかし、私の見解としては多くはフッ化物の効果であって他の成分は補助的にしか働いていないのではないかと思います。
そのため、USAでは他の歯磨剤と河原に評価なのではないでしょうか。
日本で高く評価されている理由は、メーカーのマーケッティングのうまさと、成分の違うUSAの研究を成分が同じものと誤解している先生がいることではないでしょうか。
MIペーストは、USAで販売されているものと、日本で販売されているものでは成分が違います。
USAのものはフッ化物が入っていますが、日本のものは入っていません。
フッ化物が入ったものでの研究があり、う蝕予防効果があるようです。
しかし、私の見解としては多くはフッ化物の効果であって他の成分は補助的にしか働いていないのではないかと思います。
そのため、USAでは他の歯磨剤と河原に評価なのではないでしょうか。
日本で高く評価されている理由は、メーカーのマーケッティングのうまさと、成分の違うUSAの研究を成分が同じものと誤解している先生がいることではないでしょうか。
回答5
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2021-10-01 13:24:09
>酸味があるものが好きなので、これも控えた方がよいですよね?
私の経験では、ワインで酸蝕症を起こした方に遭遇したことがありますが程度問題でしょう。
酸蝕症 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=120
私の経験では、ワインで酸蝕症を起こした方に遭遇したことがありますが程度問題でしょう。
酸蝕症 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=120
回答6
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-10-02 11:56:22
こんにちは。
虫歯は原因菌がさまざまで、初期の虫歯にみられる細菌と、修復物内部や際で多く見られる細菌は種類が異なるとされています。
また一般の方は、虫歯を人工物で修復治療したら、それで虫歯が治ったと誤認される方が多いように思いますが、虫歯は一度なると治りません。
虫歯で脱灰して、細菌感染が進んでグズグズになった歯を削り取り、更に修復治療を成功させるに必要な健全歯質の一部も取り除いたり、変質させて喪失歯質部を人工物に置換しているだけで、その繋ぎ目は更に深い歯質内に及ぶわけですから、如何に修復治療を長持ちさせられるか?は、力学的な問題と化学的な問題になってきます。
歯をよく当てている方や、人工物と歯との繋ぎ目や人工物自体に負荷をかけ続ける頻度の高い方の場合、繋ぎ目は早めにダメになってきますから、2次虫歯が発生しやたらと治療が必要になるという事が生じます。
また、繋ぎ目に多少支障が生じても丁寧にお手入れができていれば(つまり酸性に傾いて歯質を溶かさない状態を維持できていれば)、どんどん繋ぎ目の隙間が深く進行することはありません。
大抵の場合、繋ぎ目の最表層はエナメル質内に設定されることが多いですから、咬合面や頬面にある溝程度のゆっくりとした虫歯の進行、もしくは一生涯再治療不要なくらいの浅い溝のまま経過してくれ問題は深刻化しないはずです。
逆にどんどん治療が必要ですよというようになる方は、メンテナンスが下手なのか?、やたらと繋ぎ目と人工物を含めて力学的な問題を抱えているのか?、お食事や飲料で歯を溶かしているのか?、という事になるように思います。
ワインも含めた飲料の摂取には十分気をつけられたほうがよいでしょう。(炭酸、ビール、乳酸菌飲料、ジュースなどほとんどが酸性で歯を溶かします)
また、唾液は口腔内で膜状に還流しているのが正常な状態なのですが、それを遮断するような口呼吸、特に夜間のお口を開けて寝る(低位舌)が歯の再石灰化の時間を短くし虫歯リスクに繋がります。
夜間寝るときには口テープを貼って寝るか?
またはマスクをしたほうがよい方も多くおられるように思います。
もちろん、睡眠前には綺麗に10分くらい時間をかけて隅々まで歯磨きをされ(補助ブラシやフロスも使って)口腔内細菌数や、局所に滞留する酸や細菌を減らしておくことも大切でしょう。
>インプラントをしている歯で、フッ素の歯磨きは大丈夫でしょうか?(担当の歯医者さんは問題ないと言っています。)
一部の細菌がフッ素をフッ酸(とても強い酸)に変えることが知られており清掃に問題があればインプラント(耐酸性が非常に高いタイプの金属のはずです)の表面により、清掃上深刻な粗造面を生じてしまう事を発見した歯科医が、インプラントにフッ素は駄目と発表したことが一因ですね。
それをもとにあるメーカーが、製品販売数を伸ばす戦略を打ったので一時問題になりました。
現時点では、そういう原始細菌が多量繁殖するような劣悪な口腔局所状態にしておかないことのほうが重要という認識に変わっているように思います。
そういう意味でも、インプラントを入れた方は定期的なプロフェッショナルメンテナンスを受けてください。
お口に入ってくるフッ化物は歯磨き粉だけではありませんからね。
飲食でも入ってきます。
ですから、結局は気にしなくて大丈夫です。(残存歯の保存に効果が高いのでそのメリットの方が高い)
>歯科衛生士さんにマウスウォッシュは歯に変なステインがつくからやめたほうが良いとアドバイスをいただきました。
>本当でしょうか?
>特に治療の詰め物が多いので、最後にフッ素入りマウスウォッシュで行き渡るようにしたほうがいいのではないかと思ってしまいます。
マウスウォッシュにも何種類も分類があります。
ステインがつくものも確かにあります。
フッ化物を応用したいならば、フッ化物洗口(ミラノールなど)が最も確実でしょう。
日本の保険治療でも、う蝕多発傾向のある方へのフッ素洗口は保険収蔵されています。
>MIぺーストに関しては、海外販売品と日本販売品はフッ化物添加の有無で違う製品である可能性が高いと思います。
日本販売品は、赤ちゃんから使用可能な製品という特性維持のためフッ化物は入っていません。
飲食による脱灰と唾液による再石灰化の天秤を良い方向へ傾ける製品として高く評価されていると思いますが、まずは、どんなに良い製品でも歯面を綺麗に保つことが効果を引き出すことに繋がっていくと思います。(歯の表面に汚れをつけたまま高い薬をつけても役立たない為)
>そんなにいいものならなぜ歯医者さんはお勧めしないのか?と思ったりします。
予防は主に歯科衛生士さんの業務範囲に入ると思います。
>治療済みの歯の衛生上の面からも、どのような日々のお手入れが効果があるでしょうか?
定期的にプロフェッショナルメンテナンスに通院されるのが、一番楽で確実だと思います。
一見割高に感じられるかもしれませんが、アメリカではそれが当たり前でそれを行っていないと治療時に保険も使えないと思います。
日本もそうすれば、治療に至るケースはめっきり減るのではないかと思います。
虫歯は原因菌がさまざまで、初期の虫歯にみられる細菌と、修復物内部や際で多く見られる細菌は種類が異なるとされています。
また一般の方は、虫歯を人工物で修復治療したら、それで虫歯が治ったと誤認される方が多いように思いますが、虫歯は一度なると治りません。
虫歯で脱灰して、細菌感染が進んでグズグズになった歯を削り取り、更に修復治療を成功させるに必要な健全歯質の一部も取り除いたり、変質させて喪失歯質部を人工物に置換しているだけで、その繋ぎ目は更に深い歯質内に及ぶわけですから、如何に修復治療を長持ちさせられるか?は、力学的な問題と化学的な問題になってきます。
歯をよく当てている方や、人工物と歯との繋ぎ目や人工物自体に負荷をかけ続ける頻度の高い方の場合、繋ぎ目は早めにダメになってきますから、2次虫歯が発生しやたらと治療が必要になるという事が生じます。
また、繋ぎ目に多少支障が生じても丁寧にお手入れができていれば(つまり酸性に傾いて歯質を溶かさない状態を維持できていれば)、どんどん繋ぎ目の隙間が深く進行することはありません。
大抵の場合、繋ぎ目の最表層はエナメル質内に設定されることが多いですから、咬合面や頬面にある溝程度のゆっくりとした虫歯の進行、もしくは一生涯再治療不要なくらいの浅い溝のまま経過してくれ問題は深刻化しないはずです。
逆にどんどん治療が必要ですよというようになる方は、メンテナンスが下手なのか?、やたらと繋ぎ目と人工物を含めて力学的な問題を抱えているのか?、お食事や飲料で歯を溶かしているのか?、という事になるように思います。
ワインも含めた飲料の摂取には十分気をつけられたほうがよいでしょう。(炭酸、ビール、乳酸菌飲料、ジュースなどほとんどが酸性で歯を溶かします)
また、唾液は口腔内で膜状に還流しているのが正常な状態なのですが、それを遮断するような口呼吸、特に夜間のお口を開けて寝る(低位舌)が歯の再石灰化の時間を短くし虫歯リスクに繋がります。
夜間寝るときには口テープを貼って寝るか?
またはマスクをしたほうがよい方も多くおられるように思います。
もちろん、睡眠前には綺麗に10分くらい時間をかけて隅々まで歯磨きをされ(補助ブラシやフロスも使って)口腔内細菌数や、局所に滞留する酸や細菌を減らしておくことも大切でしょう。
>インプラントをしている歯で、フッ素の歯磨きは大丈夫でしょうか?(担当の歯医者さんは問題ないと言っています。)
一部の細菌がフッ素をフッ酸(とても強い酸)に変えることが知られており清掃に問題があればインプラント(耐酸性が非常に高いタイプの金属のはずです)の表面により、清掃上深刻な粗造面を生じてしまう事を発見した歯科医が、インプラントにフッ素は駄目と発表したことが一因ですね。
それをもとにあるメーカーが、製品販売数を伸ばす戦略を打ったので一時問題になりました。
現時点では、そういう原始細菌が多量繁殖するような劣悪な口腔局所状態にしておかないことのほうが重要という認識に変わっているように思います。
そういう意味でも、インプラントを入れた方は定期的なプロフェッショナルメンテナンスを受けてください。
お口に入ってくるフッ化物は歯磨き粉だけではありませんからね。
飲食でも入ってきます。
ですから、結局は気にしなくて大丈夫です。(残存歯の保存に効果が高いのでそのメリットの方が高い)
>歯科衛生士さんにマウスウォッシュは歯に変なステインがつくからやめたほうが良いとアドバイスをいただきました。
>本当でしょうか?
>特に治療の詰め物が多いので、最後にフッ素入りマウスウォッシュで行き渡るようにしたほうがいいのではないかと思ってしまいます。
マウスウォッシュにも何種類も分類があります。
ステインがつくものも確かにあります。
フッ化物を応用したいならば、フッ化物洗口(ミラノールなど)が最も確実でしょう。
日本の保険治療でも、う蝕多発傾向のある方へのフッ素洗口は保険収蔵されています。
>MIぺーストに関しては、海外販売品と日本販売品はフッ化物添加の有無で違う製品である可能性が高いと思います。
日本販売品は、赤ちゃんから使用可能な製品という特性維持のためフッ化物は入っていません。
飲食による脱灰と唾液による再石灰化の天秤を良い方向へ傾ける製品として高く評価されていると思いますが、まずは、どんなに良い製品でも歯面を綺麗に保つことが効果を引き出すことに繋がっていくと思います。(歯の表面に汚れをつけたまま高い薬をつけても役立たない為)
>そんなにいいものならなぜ歯医者さんはお勧めしないのか?と思ったりします。
予防は主に歯科衛生士さんの業務範囲に入ると思います。
>治療済みの歯の衛生上の面からも、どのような日々のお手入れが効果があるでしょうか?
定期的にプロフェッショナルメンテナンスに通院されるのが、一番楽で確実だと思います。
一見割高に感じられるかもしれませんが、アメリカではそれが当たり前でそれを行っていないと治療時に保険も使えないと思います。
日本もそうすれば、治療に至るケースはめっきり減るのではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
Mayuvityさん
返信日時:2021-10-04 11:47:00
柴田先生、さらにお返事ありがとうございます。
こちらでもう少し探してみて、良いのが見つからないければ日本に里帰りの際に購入してみようと思います。
小牧先生、マーケティングの影響は大きいところがありますよね。
お返事ありがとうございました!
山田先生、私は歯が強い方でないので注意してみます。
ありがとうございます。
船橋先生、詳細なアドバイスありがとうございます!
メインテナンスは半年に一度通っているものの、治療済みの歯に関しては外してみないと写真ではどうしても発見しづらいと言われて、はあ、、、と思っていました。
通院とともに歯磨き、食生活など注意していきたいと思います。
ありがとうございました!
こちらでもう少し探してみて、良いのが見つからないければ日本に里帰りの際に購入してみようと思います。
小牧先生、マーケティングの影響は大きいところがありますよね。
お返事ありがとうございました!
山田先生、私は歯が強い方でないので注意してみます。
ありがとうございます。
船橋先生、詳細なアドバイスありがとうございます!
メインテナンスは半年に一度通っているものの、治療済みの歯に関しては外してみないと写真ではどうしても発見しづらいと言われて、はあ、、、と思っていました。
通院とともに歯磨き、食生活など注意していきたいと思います。
ありがとうございました!
タイトル | 虫歯予防に関して(米国) |
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質問者 | Mayuvityさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 予防関連 アメリカ(米国) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。