噛み合わせの問題で前歯の神経が死んだ。また同じことが起きないか
相談者:
つばめ1号さん (43歳:女性)
投稿日時:2022-01-19 22:30:38
去年下の右前歯の前から3番目が痛くて歯茎が腫れました。
そこの歯は以前から噛み合わせが高く、たまにカチッと噛み合わせてしまうことがあり、気になっていました。
噛み合わせについては昔ある歯科で数年かけていろんな歯を削られてしまいましたが改善せず、通院をやめました。
その後市内の病院ではどこでも改善がありませんでした。
そのため、一度大きな病院で見ていただこうと、大学病院の歯科に行きました。
病院で見てもらったところ神経が死んでいたので、根管治療をしてもらいました。
歯科の先生がおっしゃるには虫歯では無い、多分何らかの物理的ダメージによるもの、とのことでした。
その後もまわりの歯が疼くことがあり、噛み合わせによるダメージが気になったので、近所の歯医者さんで保護用のマウスピースを作ってもらい寝るときに付けています。
最近はカチッと噛み合わせてしまう感覚はなかったのですが、今また下の歯、左の前から二番目が一週間ほど疼いています。
その歯は他の歯に比べて外側に飛び出していて、唇に強めに当たっています。
こちらの歯もまた神経が死んでしまうのではないかと心配です。
このまま痛みが続くようであれば、以前根管治療を受けた大学病院の歯科に行ってみようと思っています。
これ以上神経が死なないようにするには、どうすればいいかご教示いただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
そこの歯は以前から噛み合わせが高く、たまにカチッと噛み合わせてしまうことがあり、気になっていました。
噛み合わせについては昔ある歯科で数年かけていろんな歯を削られてしまいましたが改善せず、通院をやめました。
その後市内の病院ではどこでも改善がありませんでした。
そのため、一度大きな病院で見ていただこうと、大学病院の歯科に行きました。
病院で見てもらったところ神経が死んでいたので、根管治療をしてもらいました。
歯科の先生がおっしゃるには虫歯では無い、多分何らかの物理的ダメージによるもの、とのことでした。
その後もまわりの歯が疼くことがあり、噛み合わせによるダメージが気になったので、近所の歯医者さんで保護用のマウスピースを作ってもらい寝るときに付けています。
最近はカチッと噛み合わせてしまう感覚はなかったのですが、今また下の歯、左の前から二番目が一週間ほど疼いています。
その歯は他の歯に比べて外側に飛び出していて、唇に強めに当たっています。
こちらの歯もまた神経が死んでしまうのではないかと心配です。
このまま痛みが続くようであれば、以前根管治療を受けた大学病院の歯科に行ってみようと思っています。
これ以上神経が死なないようにするには、どうすればいいかご教示いただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-01-20 11:37:19
こんにちは。
噛み合わせは小学生の頃いったん作られて、その後、長い年月にわたり外圧を受けて多少の変化を生じていきます。
よくあるのが小学生の頃の歯並びが生え変わる際の失敗です(顎骨の成長と歯の交換時期と歯のサイズのアンバランス)
昨今は、問題が生じやすい歯並びになっていると学校検診でチェックを入れることになっていますが、過去は虫歯のほうが大問題でしたので(虫歯の罹患率が高いことが問題視されていた)歯並びのチェック機能が働いていなかった時代があります。
小学生のころに前歯の並びにガタガタが生じているのを早期に治したほうが良いと考える派(学会も含めて)と、永久歯にすべて置き換わって顎骨の成長が終わってから本格的な治療介入を行うのでよいという派が歯科の中でもありますから、日本は歯並びの保険適用がされない状態が続いています。
そのため、様々な不調をお持ちになり咬合調整という保険名目で噛み合わせの不調和を歯を削って調整されることがよく行われています。
しかし、本来は過度のスピーカーブがあったり、上下の噛み合わせが深すぎたり、歯軸の方向性が悪いので様々な症状が生じているわけですから本来は歯列矯正の対象になるというケースのほうが多いように感じています。
保険適用外治療になりますが、
>その歯は他の歯に比べて外側に飛び出していて、唇に強めに当たっています。
という事であれば、歯列矯正をお考えになってもよいのかもしれませんね。
歯の移動により圧下も行えますし、傾斜の改善も可能でしょう。
歯列内に歯を綺麗に整列することも可能でしょう。
マウスピースの使用が可能なのでしたら、アライナー矯正(マウスピース矯正)を受け入れることは容易でしょう。
経済的負担は大きく異なって来るので、多くのケースで一時的に噛み合わせを弱くする咬合調整を保険内で行う場合が多くなっていると思います。
噛み合わせは小学生の頃いったん作られて、その後、長い年月にわたり外圧を受けて多少の変化を生じていきます。
よくあるのが小学生の頃の歯並びが生え変わる際の失敗です(顎骨の成長と歯の交換時期と歯のサイズのアンバランス)
昨今は、問題が生じやすい歯並びになっていると学校検診でチェックを入れることになっていますが、過去は虫歯のほうが大問題でしたので(虫歯の罹患率が高いことが問題視されていた)歯並びのチェック機能が働いていなかった時代があります。
小学生のころに前歯の並びにガタガタが生じているのを早期に治したほうが良いと考える派(学会も含めて)と、永久歯にすべて置き換わって顎骨の成長が終わってから本格的な治療介入を行うのでよいという派が歯科の中でもありますから、日本は歯並びの保険適用がされない状態が続いています。
そのため、様々な不調をお持ちになり咬合調整という保険名目で噛み合わせの不調和を歯を削って調整されることがよく行われています。
しかし、本来は過度のスピーカーブがあったり、上下の噛み合わせが深すぎたり、歯軸の方向性が悪いので様々な症状が生じているわけですから本来は歯列矯正の対象になるというケースのほうが多いように感じています。
保険適用外治療になりますが、
>その歯は他の歯に比べて外側に飛び出していて、唇に強めに当たっています。
という事であれば、歯列矯正をお考えになってもよいのかもしれませんね。
歯の移動により圧下も行えますし、傾斜の改善も可能でしょう。
歯列内に歯を綺麗に整列することも可能でしょう。
マウスピースの使用が可能なのでしたら、アライナー矯正(マウスピース矯正)を受け入れることは容易でしょう。
経済的負担は大きく異なって来るので、多くのケースで一時的に噛み合わせを弱くする咬合調整を保険内で行う場合が多くなっていると思います。
相談者からの返信
相談者:
つばめ1号さん
返信日時:2022-01-21 01:10:07
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-01-21 10:20:17
矯正治療はストレスが長期にわたる治療になりますから難しい場合もあるでしょう。
その場合は、歯の当たりを適切に調整するために咬合調整を行って対応する場合がしばしばあるでしょう。
前歯を普段接触させないためには姿勢のトレーニングが効果的な場合もあります。
下を向くと前歯の当たりが強くなるようでしたら体幹の筋肉を鍛えて下を向かずによい姿勢を維持できるようにされるのがよいかもしれません。
とはいえ、そちらの方が結構大変ですから、歯を削ってあたりを弱く調整することがよくされます。
その場合は、歯の当たりを適切に調整するために咬合調整を行って対応する場合がしばしばあるでしょう。
前歯を普段接触させないためには姿勢のトレーニングが効果的な場合もあります。
下を向くと前歯の当たりが強くなるようでしたら体幹の筋肉を鍛えて下を向かずによい姿勢を維持できるようにされるのがよいかもしれません。
とはいえ、そちらの方が結構大変ですから、歯を削ってあたりを弱く調整することがよくされます。
タイトル | 噛み合わせの問題で前歯の神経が死んだ。また同じことが起きないか |
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質問者 | つばめ1号さん |
地域 | 広島 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
根管治療その他 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。