歯列矯正中に頑張っても歯磨きが不十分な場合は?虫歯が心配
相談者:
イチゴ畑620さん (40歳:女性)
投稿日時:2022-02-15 18:07:33
矯正装置がつくと(ワイヤー矯正)、歯磨きがし辛くなって虫歯になりやすいですが、患者が歯磨きを頑張っても装置付近にプラークがたまっていれば、歯医者さんや衛生士さんは何かしてくれますか?
矯正装置がついていなくても歯磨きを完璧にできる人間は少ないと思うのですが。
また、矯正中に虫歯が発見されれば、矯正が終わるまで待って、装置を除去してから虫歯治療ですか?
それとも、奥歯にバンドが付いていても、1度外して、虫歯治療をして、もう1度バンドを付けて矯正治療を継続でしょうか?
矯正装置がついていなくても歯磨きを完璧にできる人間は少ないと思うのですが。
また、矯正中に虫歯が発見されれば、矯正が終わるまで待って、装置を除去してから虫歯治療ですか?
それとも、奥歯にバンドが付いていても、1度外して、虫歯治療をして、もう1度バンドを付けて矯正治療を継続でしょうか?
[過去のご相談]
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2022-02-15 20:40:33
こんにちは
矯正治療は、月に1回の通院ですので、毎日のお口の中のお手入れはご自身でするしかありません。
通常ですと、担当される先生あるいは衛生士さんに歯磨きの仕方を習います。
染だしなどを行って、みがきにくい部分を提示したうえで、どのように磨けばいいかなどを指導される場合もあるかもしれません。
治療中に虫歯が見つかったときは、装置を外して治療する必要がなければ、そのまま治療することもあるでしょう。
装置を外さなければ治療できないほどの虫歯であれば、応急的な処置をしたうえで、装置を外した後に本格的な治療を行うということもあるかもしれません。
もちろん、治療前に虫歯は治療しておいた方がいいことは確かでしょう。
矯正治療は、月に1回の通院ですので、毎日のお口の中のお手入れはご自身でするしかありません。
通常ですと、担当される先生あるいは衛生士さんに歯磨きの仕方を習います。
染だしなどを行って、みがきにくい部分を提示したうえで、どのように磨けばいいかなどを指導される場合もあるかもしれません。
治療中に虫歯が見つかったときは、装置を外して治療する必要がなければ、そのまま治療することもあるでしょう。
装置を外さなければ治療できないほどの虫歯であれば、応急的な処置をしたうえで、装置を外した後に本格的な治療を行うということもあるかもしれません。
もちろん、治療前に虫歯は治療しておいた方がいいことは確かでしょう。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-15 21:02:16
こんにちは。
矯正治療の前に虫歯治療を終えておく事が大切になります。
虫歯治療をきちんと終えていれば歯の表面から生じる細菌性の虫歯になっても、虫歯が急に進む象牙質に至るまでにはかなりの期間がかかります。
矯正治療中に歯磨きが上手くできていないと歯の表面に、特に装置に接した磨きにくい部位に歯垢が溜まります。
歯垢がずっと溜まっていると細菌性に発酵状態のようになり酸が生じて歯面からミネラルを持続的に奪っていき器質がなくなっていきます。初期は白濁という状態です。
矯正治療中は複雑な装置の周辺に歯垢が持続的に溜まった状態になっていないか?を専門家に(衛生士)定期的にチェックしてもらい歯面の脱灰が起きないようにクリーニングしたり歯磨き指導を受ける必要があります。
矯正専門医で不十分であれば、一般歯科医院でメンテナンスを受けるのが一般的です。
そういう事をしてくれない歯科医院で矯正治療を受ける事になったならば、歯のメンテナンスは別の歯科医院で受けられる必要があるでしょう。
〉矯正中に虫歯が発見されれば、矯正が終わるまで待って、装置を除去してから虫歯治療ですか?
随時歯科医が判断するでしょう。
一概に虫歯と言ったとしても、段階により治療の必要性は異なります。
〉奥歯にバンドが付いていても、1度外して、虫歯治療をして、もう1度バンドを付けて矯正治療を継続でしょうか?
定期的にクリーニングしないと歯垢や汚れの下になっている歯の表面状態の判断はできませんから、基本は定期的な歯面のクリーニング、クリーニング後に診断、診断により治療介入の有無と緊急性を判断するのが一般的でしょう。
ご本人だけでは磨き残しが必ず生じます。
磨き残し無しで歯面が常にツルツルピカピカという事はほぼありません。
矯正治療により虫歯を生じない為にも、定期的に先に歯科衛生士による歯垢や汚れの除去を先行してもらい歯面が現れた状態で正しく歯科医に診断してもらう必要があるでしょう。
矯正治療の前に虫歯治療を終えておく事が大切になります。
虫歯治療をきちんと終えていれば歯の表面から生じる細菌性の虫歯になっても、虫歯が急に進む象牙質に至るまでにはかなりの期間がかかります。
矯正治療中に歯磨きが上手くできていないと歯の表面に、特に装置に接した磨きにくい部位に歯垢が溜まります。
歯垢がずっと溜まっていると細菌性に発酵状態のようになり酸が生じて歯面からミネラルを持続的に奪っていき器質がなくなっていきます。初期は白濁という状態です。
矯正治療中は複雑な装置の周辺に歯垢が持続的に溜まった状態になっていないか?を専門家に(衛生士)定期的にチェックしてもらい歯面の脱灰が起きないようにクリーニングしたり歯磨き指導を受ける必要があります。
矯正専門医で不十分であれば、一般歯科医院でメンテナンスを受けるのが一般的です。
そういう事をしてくれない歯科医院で矯正治療を受ける事になったならば、歯のメンテナンスは別の歯科医院で受けられる必要があるでしょう。
〉矯正中に虫歯が発見されれば、矯正が終わるまで待って、装置を除去してから虫歯治療ですか?
随時歯科医が判断するでしょう。
一概に虫歯と言ったとしても、段階により治療の必要性は異なります。
〉奥歯にバンドが付いていても、1度外して、虫歯治療をして、もう1度バンドを付けて矯正治療を継続でしょうか?
定期的にクリーニングしないと歯垢や汚れの下になっている歯の表面状態の判断はできませんから、基本は定期的な歯面のクリーニング、クリーニング後に診断、診断により治療介入の有無と緊急性を判断するのが一般的でしょう。
ご本人だけでは磨き残しが必ず生じます。
磨き残し無しで歯面が常にツルツルピカピカという事はほぼありません。
矯正治療により虫歯を生じない為にも、定期的に先に歯科衛生士による歯垢や汚れの除去を先行してもらい歯面が現れた状態で正しく歯科医に診断してもらう必要があるでしょう。
相談者からの返信
相談者:
イチゴ畑620さん
返信日時:2022-02-16 11:00:27
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2022-02-16 16:41:55
まず矯正治療を行う前に、今後虫歯になりそうな歯を予防的に治療します。
次に、矯正治療中に虫歯にならないようなセルフケアができるように衛生指導します。
矯正治療中には最低でも1ヶ月に一回以上は口腔内の状態を見せていただき、虫歯にならないように管理します
それでも虫歯になる人は矯正治療を中断して虫歯治療を優先することになります。
これは、私の医院での話ですが、他の医院でもこのような体制をとっていると思いますので担当医に相談してみてください
次に、矯正治療中に虫歯にならないようなセルフケアができるように衛生指導します。
矯正治療中には最低でも1ヶ月に一回以上は口腔内の状態を見せていただき、虫歯にならないように管理します
それでも虫歯になる人は矯正治療を中断して虫歯治療を優先することになります。
これは、私の医院での話ですが、他の医院でもこのような体制をとっていると思いますので担当医に相談してみてください
タイトル | 歯列矯正中に頑張っても歯磨きが不十分な場合は?虫歯が心配 |
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質問者 | イチゴ畑620さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 歯列矯正(矯正歯科)その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。