フッ素入り歯磨き粉使用+ミラノール洗口の予防効果
相談者:
きょうとさん (38歳:男性)
投稿日時:2022-03-25 23:36:45
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2022-03-26 07:34:58
きょうと さんこんにちは。
フッ素はの濃度が高い1450ppmの歯磨き粉の使用は良いと思います。少量の水で軽くすすぐ方が食べかすなど綺麗に口から出ると思います。
ミラノールのフッ素洗口液は歯磨き粉よりも濃度が低いですが酸性で、中性の歯磨き粉よりも取り込みが良いと思います。
参考https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh1952/33/1/33_1_79/_pdf/-char/ja
学校(園)の 歯科保健対策 として,歯 みがき対策だけでは極めて不充分であり,フ ッ素洗口法を優先的に採用すべきであると考察されています。
併用した方が良い報告はありますね。
参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh1952/34/5/34_5_531/_pdf/-char/ja
1)フ ッ素洗口を行うことによって生体歯のエナメル質溶解性が減少した。
2)この減少は洗口液のフッ素濃度を500ppmから1,000ppmに変更したときより,placeboか ら500ppmに変更したときの方が大の傾向にあった。
また、洗口液は濃度が高ければ良い訳ではない様ですね。
フッ素はの濃度が高い1450ppmの歯磨き粉の使用は良いと思います。少量の水で軽くすすぐ方が食べかすなど綺麗に口から出ると思います。
ミラノールのフッ素洗口液は歯磨き粉よりも濃度が低いですが酸性で、中性の歯磨き粉よりも取り込みが良いと思います。
参考https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh1952/33/1/33_1_79/_pdf/-char/ja
学校(園)の 歯科保健対策 として,歯 みがき対策だけでは極めて不充分であり,フ ッ素洗口法を優先的に採用すべきであると考察されています。
併用した方が良い報告はありますね。
参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh1952/34/5/34_5_531/_pdf/-char/ja
1)フ ッ素洗口を行うことによって生体歯のエナメル質溶解性が減少した。
2)この減少は洗口液のフッ素濃度を500ppmから1,000ppmに変更したときより,placeboか ら500ppmに変更したときの方が大の傾向にあった。
また、洗口液は濃度が高ければ良い訳ではない様ですね。
回答2
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-03-27 09:10:53
こんにちは。
フッ化物を歯面に応用して虫歯予防に役立てる主な仕組みとしては、エナメル質の主成分であるハイドロキシアパタイトをフルオロアパタイトに変えて耐酸性を高めるという事だと思います。
ですから、どういう方法が歯面の隅々までフッ化物を行き渡らせるのに有利か?という事を考えて行なっていく必要があると考えます。
フッ化物洗口は、ブクブクうがいが上手くできれば水流と水圧でブラシが届かないところをカバーしてくれるかもしれませんね。
歯磨き粉のフッ化物添加は、歯面汚れを効率的に落としつつ新しく出た歯面に効率的にフッ化物を行き渡らせてくれるかもしれませんよね。
どちらも歯の耐酸性を高めるには有効な手法と認められていますから、上手く利用されると良いでしょう。
上手く歯面が硬くなっているか?は、歯科医院で確認してもらえるでしょう。
どちらかが要らないのか?両方しないと上手くいっていないのか?などしっかり評価、管理してもらうのが良いでしょう。
かかりつけ強化型歯科診療所では、比較的短い期間でエナメル質初期虫歯の変化の評価を保険で行なってもらえるでしょう。
フッ化物を歯面に応用して虫歯予防に役立てる主な仕組みとしては、エナメル質の主成分であるハイドロキシアパタイトをフルオロアパタイトに変えて耐酸性を高めるという事だと思います。
ですから、どういう方法が歯面の隅々までフッ化物を行き渡らせるのに有利か?という事を考えて行なっていく必要があると考えます。
フッ化物洗口は、ブクブクうがいが上手くできれば水流と水圧でブラシが届かないところをカバーしてくれるかもしれませんね。
歯磨き粉のフッ化物添加は、歯面汚れを効率的に落としつつ新しく出た歯面に効率的にフッ化物を行き渡らせてくれるかもしれませんよね。
どちらも歯の耐酸性を高めるには有効な手法と認められていますから、上手く利用されると良いでしょう。
上手く歯面が硬くなっているか?は、歯科医院で確認してもらえるでしょう。
どちらかが要らないのか?両方しないと上手くいっていないのか?などしっかり評価、管理してもらうのが良いでしょう。
かかりつけ強化型歯科診療所では、比較的短い期間でエナメル質初期虫歯の変化の評価を保険で行なってもらえるでしょう。
助言1
助言者:
ギッチョさん
助言日時:2022-03-28 01:09:04
回答ありがとうございます。
チェックアップルートケアというジェルタイプのフッ素1450ppmを朝と夜に使用して歯磨き終わりは口をゆすがず吐き出すだけにしています。
朝は歯磨きのみ、夜は歯磨きに歯間ブラシとフロスを追加しています。
昼は歯を磨いていません。
これに夜のみ歯磨き終わり30分後に250ppmのミラノール洗口液を追加しようと思います。
夜は1450ppmの歯磨きのみより1450ppmの歯磨きの30分後にミラノール洗口液を使用した方が虫歯予防効果がある可能性があると考えてよろしいでしょうか?
30分経ってミラノールで洗口して歯磨きで口腔内に残っている1450ppmの濃度のフッ素が薄まって逆に虫歯予防効果が減少するという可能性はないのでしょうか?
またフッ素で歯が丈夫になるという事はマイクロクラック等のリスクが増えますか?
柴田先生回答ありがとうございます。
昼間は職場の水回りが不潔なのが嫌で歯を磨いていないのですが歯磨きをせずにミラノール のフッ素洗口だけでも効果はありますか?
またそうだった場合、夜の歯磨き後にミラノール洗口と昼の歯磨きなしのミラノール洗口のみはどちらが効果があるのでしょうか?
ちなみにお菓子は1日2回ほど食後直ぐに食べてお菓子を食べた後はガムを噛んでいます。(仕事中と終わりはどうしても甘いものが欲しくなって食べてしまう事が多いです)
チェックアップルートケアというジェルタイプのフッ素1450ppmを朝と夜に使用して歯磨き終わりは口をゆすがず吐き出すだけにしています。
朝は歯磨きのみ、夜は歯磨きに歯間ブラシとフロスを追加しています。
昼は歯を磨いていません。
これに夜のみ歯磨き終わり30分後に250ppmのミラノール洗口液を追加しようと思います。
夜は1450ppmの歯磨きのみより1450ppmの歯磨きの30分後にミラノール洗口液を使用した方が虫歯予防効果がある可能性があると考えてよろしいでしょうか?
30分経ってミラノールで洗口して歯磨きで口腔内に残っている1450ppmの濃度のフッ素が薄まって逆に虫歯予防効果が減少するという可能性はないのでしょうか?
またフッ素で歯が丈夫になるという事はマイクロクラック等のリスクが増えますか?
柴田先生回答ありがとうございます。
昼間は職場の水回りが不潔なのが嫌で歯を磨いていないのですが歯磨きをせずにミラノール のフッ素洗口だけでも効果はありますか?
またそうだった場合、夜の歯磨き後にミラノール洗口と昼の歯磨きなしのミラノール洗口のみはどちらが効果があるのでしょうか?
ちなみにお菓子は1日2回ほど食後直ぐに食べてお菓子を食べた後はガムを噛んでいます。(仕事中と終わりはどうしても甘いものが欲しくなって食べてしまう事が多いです)
タイトル | フッ素入り歯磨き粉使用+ミラノール洗口の予防効果 |
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質問者 | きょうとさん |
地域 | 東京都下 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(管理職) |
カテゴリ |
歯磨き(プラークコントロール) その他 予防関連 材料・機材関連 薬剤その他 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。