痛みの無かった歯が虫歯治療後痛むようになった
相談者:
hirorrinさん (52歳:男性)
投稿日時:2022-04-27 10:42:24
何年も前に治療済みで、インレーが被せてあった左上7番についてです。
元々は左上6番の治療で受診し、口の中全体と左上5〜7番辺りが写るレントゲンを撮りましたが、その際には7番は虫歯ではないとの診断でした。
ですが、6番の治療時に偶然7番のインレーが外れ、インレーの下が黒くなっているので虫歯だと、それ以上の検査も説明もなくいきなり削られました。
帰宅後に見ると、インレーに隠れていた部分だけでなく、側面の白く健康だった部分も無くなっていました。
そして、治療前は痛くなかった7番が痛み始めました。
幸い数週間で痛みが落ち着いたため7番の型取りに受診したところ、さらに削られ、歯の周り半周分ぐらい根本まで無くなっていました。
そして、1回目の治療後よりも強く痛み始めました。
下記2点、質問させてください。
1.インレーが歯の上部に小さく乗っているだけでも、ほとんど歯が無くなるほど大きく削る必要のある虫歯がレントゲンに写らないことはあり得るでしょうか?
2.他院のHPに、痛みは削る際の刺激が神経に伝わるせいだと書いてありましたが、この刺激が原因で抜髄が必要になることはあり得るでしょうか?
(痛みが嫌なら抜髄と言われましたが、治療前は痛くなかったので混乱しています)
先生に質問を試みてもほとんど対応してもらえないため、この診断や治療が適切なのか不安です。
元々は左上6番の治療で受診し、口の中全体と左上5〜7番辺りが写るレントゲンを撮りましたが、その際には7番は虫歯ではないとの診断でした。
ですが、6番の治療時に偶然7番のインレーが外れ、インレーの下が黒くなっているので虫歯だと、それ以上の検査も説明もなくいきなり削られました。
帰宅後に見ると、インレーに隠れていた部分だけでなく、側面の白く健康だった部分も無くなっていました。
そして、治療前は痛くなかった7番が痛み始めました。
幸い数週間で痛みが落ち着いたため7番の型取りに受診したところ、さらに削られ、歯の周り半周分ぐらい根本まで無くなっていました。
そして、1回目の治療後よりも強く痛み始めました。
下記2点、質問させてください。
1.インレーが歯の上部に小さく乗っているだけでも、ほとんど歯が無くなるほど大きく削る必要のある虫歯がレントゲンに写らないことはあり得るでしょうか?
2.他院のHPに、痛みは削る際の刺激が神経に伝わるせいだと書いてありましたが、この刺激が原因で抜髄が必要になることはあり得るでしょうか?
(痛みが嫌なら抜髄と言われましたが、治療前は痛くなかったので混乱しています)
先生に質問を試みてもほとんど対応してもらえないため、この診断や治療が適切なのか不安です。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-04-27 11:03:20
こんにちは。
金属が入っていると大抵の場合、レントゲンでは虫歯の有無は分かりません。
透過性のない金属が影になり映らないからです。
ですから、痛みもなく内部で虫歯が進行している事は割とよくあります。
〉インレーが歯の上部に小さく乗っているだけ
いわゆる溝虫歯(1級インレー)の治療後だったのでしょうか?
それとも一部咬頭も含むアンレーだったのでしょうか?
インレーの場合でも大抵の場合象牙質まで初回虫歯治療時に削ってありますから、そこの下からの虫歯であれば限りなく神経に近い虫歯になっているはずです。
治療は、大抵、インレー→アンレー→冠の順に進みます。
深い虫歯治療の結果、冠になると歯髄処置が必要になる事が多くなります。
痛みは、健康な象牙質を削る時には必ず出ます。
ですから麻酔をして削り、シーリングをしっかりして麻酔がきれてからしばらく安静な期間を与えて経過を見ることがよくされます。
きちんとシーリング出来て安静にしていれば歯髄が落ち着くので、その歯にはしばらく刺激を与えない方が良いでしょう。
二次虫歯は割とそういうトラブルが多くなります。
金属修復は、良い面もありますが、虫歯が内部で痛みなく進行していても発見が遅れやすいですから、次の治療時には大変お辛い思いをされて嫌がられる事になってしまう場合がしばしばあります。
〉1.
あります。
〉2.
あります。
しばらくは安静にしてください。
金属が入っていると大抵の場合、レントゲンでは虫歯の有無は分かりません。
透過性のない金属が影になり映らないからです。
ですから、痛みもなく内部で虫歯が進行している事は割とよくあります。
〉インレーが歯の上部に小さく乗っているだけ
いわゆる溝虫歯(1級インレー)の治療後だったのでしょうか?
それとも一部咬頭も含むアンレーだったのでしょうか?
インレーの場合でも大抵の場合象牙質まで初回虫歯治療時に削ってありますから、そこの下からの虫歯であれば限りなく神経に近い虫歯になっているはずです。
治療は、大抵、インレー→アンレー→冠の順に進みます。
深い虫歯治療の結果、冠になると歯髄処置が必要になる事が多くなります。
痛みは、健康な象牙質を削る時には必ず出ます。
ですから麻酔をして削り、シーリングをしっかりして麻酔がきれてからしばらく安静な期間を与えて経過を見ることがよくされます。
きちんとシーリング出来て安静にしていれば歯髄が落ち着くので、その歯にはしばらく刺激を与えない方が良いでしょう。
二次虫歯は割とそういうトラブルが多くなります。
金属修復は、良い面もありますが、虫歯が内部で痛みなく進行していても発見が遅れやすいですから、次の治療時には大変お辛い思いをされて嫌がられる事になってしまう場合がしばしばあります。
〉1.
あります。
〉2.
あります。
しばらくは安静にしてください。
相談者からの返信
相談者:
hirorrinさん
返信日時:2022-04-27 11:48:27
ふなちゃん先生、回答ありがとうございます。
先生の回答で、自分の歯の状況がようやく分かってきました。
アンレーと言う言葉も知らなかったのですが、他院のHPの説明などを見ると、おそらくアンレーだったのだと思います。
麻酔無しで治療しているので神経の近くはそれほど触っていないと思いますが、再度アンレーを載せるには形が不安定だから、健康な部分も削って冠が被せられるように歯を小さくしているということなのですね。
> きちんとシーリング出来て安静に
とのこと。
もう一点追加で質問させてください。
アンレーが外れた時から冠ができて被せられるまで約2カ月間仮蓋ですが、1日〜1週間ぐらいおきにとれてしまいます。
仮蓋を付け直してもらうために何度も受診していますが、休診などで仮蓋無しの期間が長くなることもあります。
仮蓋が外れると痛みも強くなり、残せるはずだった歯髄が駄目になってしまうのでは?内部がさらに虫歯になってしまうのは?と心配です。
何か自分で出来る対策や先生にお願いしてみたら良いことなどあるでしょうか。
先生には一度、仮蓋が何度も外れることについて相談しましたが、仮蓋が無い状態は良くはないが、痛みが我慢できる程度なら受診しなくて良いとのことでした。
先生の回答で、自分の歯の状況がようやく分かってきました。
アンレーと言う言葉も知らなかったのですが、他院のHPの説明などを見ると、おそらくアンレーだったのだと思います。
麻酔無しで治療しているので神経の近くはそれほど触っていないと思いますが、再度アンレーを載せるには形が不安定だから、健康な部分も削って冠が被せられるように歯を小さくしているということなのですね。
> きちんとシーリング出来て安静に
とのこと。
もう一点追加で質問させてください。
アンレーが外れた時から冠ができて被せられるまで約2カ月間仮蓋ですが、1日〜1週間ぐらいおきにとれてしまいます。
仮蓋を付け直してもらうために何度も受診していますが、休診などで仮蓋無しの期間が長くなることもあります。
仮蓋が外れると痛みも強くなり、残せるはずだった歯髄が駄目になってしまうのでは?内部がさらに虫歯になってしまうのは?と心配です。
何か自分で出来る対策や先生にお願いしてみたら良いことなどあるでしょうか。
先生には一度、仮蓋が何度も外れることについて相談しましたが、仮蓋が無い状態は良くはないが、痛みが我慢できる程度なら受診しなくて良いとのことでした。
タイトル | 痛みの無かった歯が虫歯治療後痛むようになった |
---|---|
質問者 | hirorrinさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 52歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療後の痛み 歯科治療後の歯の痛み 虫歯治療 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。