どうしたらこれ以上虫歯になるのを防げるのか

相談者: 七ななさん (25歳:女性)
投稿日時:2022-04-29 14:47:20
こんにちは。
長文になります。
数日前に質問させて頂いた者です。

現在の歯の状況は、右下以外の7番が抜髄クラウン、右下は有髄クラウン、8番は全て出てません。
あとはC2をコンポジットレジンで治した箇所が多くあり、治療していない歯は14本と、8番を除けば半分しかありません。

前回の質問から、8020を目指して頑張ろうと一念発起したところだったのですが、改めてレントゲンを撮ったら右上7番クラウンの下、下6番左右に虫歯が出来ており、左は神経ギリギリまで削ってインレーをすることになりました。

残っている歯をしっかり守っていこう、と思っていた矢先に、しかも1番大事と言われる6番に虫歯が見つかりショックで何も手が付かず、1日中歯のことを調べたり考えたりしてしまっています。

定期検診では大丈夫だったのに、レントゲンを撮ってから気付くなんて、どうしたらいいのか分かりません。

レジンで詰めた歯の下も虫歯なんじゃないか、そしたら治療済みの歯はそのうちどんどん神経を抜くんじゃないか、クラウンの歯も、近いうちに抜歯になるんじゃないか…30、40代で歯がなくなっちゃうんじゃないかと、そんなことばかり考えてしまいます。

未来のことも不安だし、今現在もまだ治療に取り掛かれていない右下6番が、思ったより深かったら…どんどん進んで神経まで行ったらどうしようとか、右上7番も抜歯になったらどうしようとか、不安で押しつぶされそうです。

何をしていても楽しめなくて、虫歯がこわくて食事をするのが怖くて、歯がもっとボロボロになったら一生こんな風に食事も楽しめなくなるんだな……と、暗くて長いトンネルの中にいる気分です。
悲観的すぎるでしょうか。

もうこれ以上絶対に虫歯を作らないと心に決め、デンタルケアを見直しているところです。

以前は間食はあまりしないものの、甘い飲み物ばかり飲んでいて、歯磨きは基本朝食後と寝る前、夜にフロスくらいでした。(書いていてそりゃ虫歯になるよなと反省しています…定期検診で引っ掛からなかったので平気だと思ってました…)

最近は歯間ブラシとワンタフトブラシも取り入れ、起床後と昼も磨くようにし、甘いものは控えています。自分でも染め出しをしたり、歯石取りもしてもらおうと思ってます。
他に何か出来ることはありますか?

(逆に1日4回5分から15分の歯磨きや、毎食後のフロス・歯間ブラシは歯や歯茎を痛めたりしますか?)

出先で長時間歯磨き出来ない場合などの対策はどうしたら良いのでしょうか。

気を付けていれば治療済みの歯を守れますか?
レントゲンも定期的に撮ってもらいたいのですが、半年に1回など撮ってもらえるのでしょうか…。

あまりしみたり痛くなったりしなくて、虫歯に気付きにくいので不安です。

せっかく励ましていただいたのに、くよくよしていて申し訳ないです。
ご教示いただけますと幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-04-30 08:46:14
こんにちは。

一念発起されたのは良かったと思います。

基本的には、ご自身だけで虫歯リスクの高い方がコントロールするのは無理です。必ず磨き残しがあるからです。

アメリカは、歯科医療費がとても高いですからどういう職種の人も国民皆保険ではない(そんなものがない為)保険に入っていて、歯科医療に保険適用させるには定期的に口腔メンテナンスにきちんと通院しなければいけない決まりになっています。

そこでは定期的にレントゲン検査もされます。
そういう事をしなければ高い歯科治療費を保険会社が負担して破産するからです。

歯科衛生士による定期的なメンテナンスとレントゲン検査(歯科衛生士がします)は最低限のルールになっています。

日本は、真逆で、歯科治療費が安すぎ、メンテナンスには行かず、レントゲンは写せず、歯が悪い人が多い現状があります。

ですから、政策にも問題がありますね。


個人でできる事は歯科に時々行く事ですね。

現在、か強診の適用された歯科医院では保険適用でC0(エナメル初期虫歯、つまり以前は虫歯とはされなかった程度の歯の再表面の脱灰)の管理が可能になりました。

レントゲン検査が定期的に受けられるのか?は、難しい問題があるでしょうが、何か問題があれば歯科医から検査を提案されるでしょう。

また、2次虫歯は大抵の場合深い部位で進んでいますから、発見が遅れがちなります。

ただし、修復物の劣化はTCHを知っていればかなり抑制できます。つまり力のコントロール(神経筋伝達の正常化)は2次虫歯発生リスクの鍵になります。

歯磨きも、食生活の内容も、甘い飲料をダラダラ飲まない事もとても大切ですが、舌が口蓋から離れていて歯がよく当たっていると口は乾きますし、呼吸の質も悪くなります。同じ食べ物を食べていても細菌叢が変わるのではないか?とまで考えています。

これらは、口腔機能評価が保険適用に入ってきましたから今後、適用年齢がより広くなる事を期待すべき内容でしょう。

日本の歯科医療もどんどん変わっていっていますから、上手くお近くのやる気がありそうな歯科医院とお付き合いしてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2022-04-30 09:28:20
おはようございます。

食生活を整えていればむし歯にはなりません、好き嫌いなく何でも食べて腹八分目、お菓子は食べすぎない、これが実行できればそこそこ磨けていれば新たなむし歯はできません。
たまにお菓子を食べすぎたり歯磨きを忘れたぐらいではむし歯になることはありません、ご安心ください。

歯磨きは大事ですがやりすぎるといろいろ弊害が出てきます、一番の弊害はオーバーブラッシングです。

オーバーブラッシングhttp://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%AA%A1%BC%A5%D0%A1%BC%A5%D6%A5%E9%A5%C3%A5%B7%A5%F3%A5%B0&x=64&y=10 

歯肉はすり減るし歯磨剤を使いすぎると楔状欠損になりやがて知覚過敏を引き起こします。

楔状欠損 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%DC%B8%BE%F5%B7%E7%C2%BB&x=66&y=12

問題は以前のむし歯治療の不備による二次カリエスという事になります、こればっかりは歯医者の責任なので腕のいい歯医者を探すしかありません、いい歯医者に巡り合われることを祈っております。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 七ななさん
返信日時:2022-05-01 12:28:11
船橋様

ご回答いただきありがとうございます。
ご返信が遅くなり申し訳ございません。

アメリカの予防歯科の意識の高さには、そういった保険制度などの背景があることを私も最近知りました。

安く治療が受けられることはありがたいですが、それゆえに…と言いますか、日本では歯を磨かないと虫歯になるぞと言われるくらいで、虫歯になるとどうなるのか…ということまでは、自分の歯をボロボロにするまで分かりませんでした。

か強診は初めて知りました。
毎月通うことになるのでしょうか?
おおよその費用は毎月どれくらいでしょうか?
今の治療が終わったら検討してみたいと思います。

TCHについても、意識して生活しようと思います。

私はどちらかというと歯並び的に口を開いてしまうことが多く、鼻炎もあるので口呼吸をしてしまっていて、それも良くないのでしょうか……。
2,3年後には矯正できるようにお金を貯めようと思ってます。

歯医者も色々と調べてみたいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 七ななさん
返信日時:2022-05-01 12:43:11
山田様

ご回答いただきありがとうございます。
ご返信が遅くなり申し訳ございません。

栄養バランスは一応気を付けているつもりで、腹八分、お菓子もそこそこに出来ているので、あとは歯磨きが上手くなれば虫歯はだいぶ防げるのだと少し安心しました。

ご丁寧にURLまでありがとうございます。
1本1本磨いていると15分くらいかかってしまい、やりすぎかな?と心配していました。

オーバーブラッシング恐ろしいですね……。
上手な歯磨きが出来るように教えてもらったり、練習したいと思います。

2次カリエスについてはこちら側ではどのお医者さんが上手いかどうかが分からないので心配です…。

HPでどんな最新機器や治療法を取り扱っているかや、その歯医者さんはどんな方針で運営しているのか、スタッフプロフィールを見るくらいですが、見極め方などあるのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-05-02 09:32:35
>見極め方などあるのでしょうか?

残念ながら決め手はないと思います、実際に会って診察してもらって話を聞くしかないでしょう。




タイトル どうしたらこれ以上虫歯になるのを防げるのか
質問者 七ななさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
虫歯その他
予防関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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