[写真あり] 下6番近心根を抜歯後はどうしたらよいか?
相談者:
りょうこさんさん (60歳:女性)
投稿日時:2022-06-06 09:42:54
下顎Eの近心根を抜歯した後のことで悩んでます。
5番に小さいインレー、7番は抜髄済みです。
1.ブリッジ選択の場合
D6ダミーEの通常のブリッジですとDを沢山削ることになるので、
その他の方法だと気が楽なのですがどうでしょうか?
6番はともかく、Dの神経が無くなること、DFの破折などが無いようにと思います。
●D6ダミーE 通常のDの円周を削るブリッジ
●6ダミーEF 延長ブリッジ。
●D6ダミーE インレーブリッジ
●D6ダミーE 接着ブリッジ、
※延長ブリッジ以外はFまでつなぐ必要があるでしょうか?
☆☆
2.単冠クラウンの場合
Eの半分の根で小さな単冠クラウンを作り、近心根は放置。
希望すれば小さな入れ歯も入れることも可能のようです。
かかりつけ医はこちらが特にお勧めのようです。
単冠→ブリッジも可能なら、まず、試してみるべきでしょうか?
審美的なこと、噛み合わせがどうなるか、心配です。
矯正医に聞くと、おそらく自分の歯は傾かない噛み合わせではないかとのこと。
主治医はEFの間に何ミクロンかの隙間ができて、食片が詰まると言ってます。
3.そのまま保存
割れているところだけ取ってそのまま保存と主治医は言っています。
自分は難しいのではないかと思っています。
ホサマックを1年経口歴があり(現在休薬)しています。
※画像1は、以前Dのインレーが外れた時の画像です。
現在は保険の白い詰め物で治療してあります。
インレーの様子が分かればと思い投稿しました。
画像1 画像2
5番に小さいインレー、7番は抜髄済みです。
1.ブリッジ選択の場合
D6ダミーEの通常のブリッジですとDを沢山削ることになるので、
その他の方法だと気が楽なのですがどうでしょうか?
6番はともかく、Dの神経が無くなること、DFの破折などが無いようにと思います。
●D6ダミーE 通常のDの円周を削るブリッジ
●6ダミーEF 延長ブリッジ。
●D6ダミーE インレーブリッジ
●D6ダミーE 接着ブリッジ、
※延長ブリッジ以外はFまでつなぐ必要があるでしょうか?
☆☆
2.単冠クラウンの場合
Eの半分の根で小さな単冠クラウンを作り、近心根は放置。
希望すれば小さな入れ歯も入れることも可能のようです。
かかりつけ医はこちらが特にお勧めのようです。
単冠→ブリッジも可能なら、まず、試してみるべきでしょうか?
審美的なこと、噛み合わせがどうなるか、心配です。
矯正医に聞くと、おそらく自分の歯は傾かない噛み合わせではないかとのこと。
主治医はEFの間に何ミクロンかの隙間ができて、食片が詰まると言ってます。
3.そのまま保存
割れているところだけ取ってそのまま保存と主治医は言っています。
自分は難しいのではないかと思っています。
ホサマックを1年経口歴があり(現在休薬)しています。
※画像1は、以前Dのインレーが外れた時の画像です。
現在は保険の白い詰め物で治療してあります。
インレーの様子が分かればと思い投稿しました。
画像1 画像2
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2022-06-06 13:22:39
Q1 D6ダミーE インレーブリッジ が一番削除量を少なくできると思います。
このようなインレーブリッジは長く持たないとか6番の遠心根が割れるとか言われる歯科医もいらっしゃると思います。
かみ合わせや反対側の臼歯部の状態、歯ぎしりやTCHなどがどうなっているか分かりませんので、このタイプが長持ちするかどうかはネットでは判断できないと思います。
このスタイルの欠点はいくつかあるかと思います。
@ 近心根を抜歯したままだと頬舌的な幅が減少してしまい、後々遠心根がダメになった時インプラントや歯牙移植するために骨増生を必要とする可能性がかなりあると思います。
A もし後々移植をしようとすると保険ではできないと思います。
Q2 単冠→ブリッジも可能なら
単冠が保険か自費でブリッジが自費なら可能だと思います。
保険診療でこれを望まれると私なら診療をお断りすると思います。
クラウンブリッジ維持管理料の関係でブリッジに関してはほぼ歯科医院の持ち出し(数万円以上)でブリッジを作らなければならなくなるからです。
親知らずの移植は若干難易度が高いと思います。
まず近心根が湾曲しているので抜歯時に歯根破折する可能性があるからです。
次に6番に比べて前後径が大きそうに見えるからです。
抜いた抜歯窩より親知らずがかなり大きいと親知らずが入り切らないと思います。
年齢から考えて早めに抜歯してインプラントにするのもお勧めかもしれないと思います。
このようなインレーブリッジは長く持たないとか6番の遠心根が割れるとか言われる歯科医もいらっしゃると思います。
かみ合わせや反対側の臼歯部の状態、歯ぎしりやTCHなどがどうなっているか分かりませんので、このタイプが長持ちするかどうかはネットでは判断できないと思います。
このスタイルの欠点はいくつかあるかと思います。
@ 近心根を抜歯したままだと頬舌的な幅が減少してしまい、後々遠心根がダメになった時インプラントや歯牙移植するために骨増生を必要とする可能性がかなりあると思います。
A もし後々移植をしようとすると保険ではできないと思います。
Q2 単冠→ブリッジも可能なら
単冠が保険か自費でブリッジが自費なら可能だと思います。
保険診療でこれを望まれると私なら診療をお断りすると思います。
クラウンブリッジ維持管理料の関係でブリッジに関してはほぼ歯科医院の持ち出し(数万円以上)でブリッジを作らなければならなくなるからです。
親知らずの移植は若干難易度が高いと思います。
まず近心根が湾曲しているので抜歯時に歯根破折する可能性があるからです。
次に6番に比べて前後径が大きそうに見えるからです。
抜いた抜歯窩より親知らずがかなり大きいと親知らずが入り切らないと思います。
年齢から考えて早めに抜歯してインプラントにするのもお勧めかもしれないと思います。
回答2
相談者からの返信
相談者:
りょうこさんさん
返信日時:2022-06-13 02:40:47
回答ありがとうございます。
移植は、根が曲がっている親不知も大丈夫なのですか?
円錐形の根でないと適応外、抜歯の段階で不可と言われて諦めておりました。
半分の根でクラウン+近心根が放置にしておくと、饒舌的な幅が減少というのは、高さではなく、幅が減少ということですか?
放置ではなく、ブリッジや入れ歯にしておいても、饒舌的な幅の減少は同じように起こるのでしょうか?
そのようなことは、どのぐらいの期間で起きてしまうのでしょうか?
インレーブリッジは支台歯が虫歯になるとか言われてしまいます。
接着ブリッジでも同じなのでしょうか?
エナメル質だけを削る接着ブリッジであれば多少は・・と思ったりもするのですが?
自分はDにインレーが入っているので、インレーブリッジの方が良いでしょうか?
噛み合わせなどで、虫歯になりにくくなるように、設計することも可能でしょうか?
6ダミーEFの延長ブリッジはどうでしょうか?
Dを削らなくてすみます。
Fが破折すると困りますが、Eは覚悟しております。
半冠+近心根放置はどうでしょうか?
かかりつけでは、痛みや歯茎に腫れもないからか、しばらくはこのまま保存とのことです。
しかしながら、時間の問題だと思われますし・・。
宜しくお願いしたします。
移植は、根が曲がっている親不知も大丈夫なのですか?
円錐形の根でないと適応外、抜歯の段階で不可と言われて諦めておりました。
半分の根でクラウン+近心根が放置にしておくと、饒舌的な幅が減少というのは、高さではなく、幅が減少ということですか?
放置ではなく、ブリッジや入れ歯にしておいても、饒舌的な幅の減少は同じように起こるのでしょうか?
そのようなことは、どのぐらいの期間で起きてしまうのでしょうか?
インレーブリッジは支台歯が虫歯になるとか言われてしまいます。
接着ブリッジでも同じなのでしょうか?
エナメル質だけを削る接着ブリッジであれば多少は・・と思ったりもするのですが?
自分はDにインレーが入っているので、インレーブリッジの方が良いでしょうか?
噛み合わせなどで、虫歯になりにくくなるように、設計することも可能でしょうか?
6ダミーEFの延長ブリッジはどうでしょうか?
Dを削らなくてすみます。
Fが破折すると困りますが、Eは覚悟しております。
半冠+近心根放置はどうでしょうか?
かかりつけでは、痛みや歯茎に腫れもないからか、しばらくはこのまま保存とのことです。
しかしながら、時間の問題だと思われますし・・。
宜しくお願いしたします。
回答3
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-06-13 10:11:42
こんにちは。
60歳で歯の状態が比較的よく保たれていたのはよかったと思います。
残念ながら歯根破折が生じたのは致し方なかったのでしょう。
対合も金属修復だと思いますがされていますから天然歯は加齢と共に溶けて咬み合わせが低くなっても金属は変化の速度が違いますから、負担過重になって弱った歯根に取返しのつかないダメージを与えたのでしょう。
6番は割れるほどよく使われた歯なのではないか?と想像しますが、そこに欠損が生じるととたんにお食事が楽しくないものになるのではないか?と想像します。
今、冠状にして割れが酷くなるのを止めることが出来ている状態で痛みもなく腫れもないのであれば、しばらくはそのままご使用されることも可能かもしれませんね。
咬合をしっかり落としてもらっておくとよいでしょう。
定期的にレントゲンを撮影され炎症が酷くなってきていれば早期に抜歯されインプラントを選択されるか?義歯を選択されるか?ブリッジを選択されるか?を選ぶことになるように思います。
とりあえず、義歯を作ってみるというのはよくされますが、たいていの場合、使用されないでしょう。
不快感が強いからです。
ブリッジにする場合、ご提案を受けられているように67の延長ブリッジ仕上げにすることもよいかもしれません。
インレーブリッジという選択も可能かもしれません。
そのあたりは、抜歯した際にどのような支台築造が可能で残存歯質の条件がどれだけよく保存できたか?で歯科医に決めてもらえばよいのではないか?と思います。
分割抜根後の条件が悪すぎれば遠心根も抜根しインプラントというのも候補に挙がってくるかもしれません。
BP製剤を中止されているので、とりあえず選択肢は幅広いとお考えいただいておいてよいと思います。
これからご高齢になれば、BP製剤も必要になったり全身疾患の管理が必要になったり様々な歯科治療の悪条件を抱えてこられるようになることを想像いたします。
インプラントを選択できるうちに選択されておくと歯の保存に役立ちます。
藤森先生が移植を進めておられますが、個人的に移植で良いケースを拝見したとがありませんので、不具合を感じられる期間も長いでしょうし、歯周組織の環境も悪くなりがちですから60代女性にはなかなかお勧めし難いように思います。
60歳で歯の状態が比較的よく保たれていたのはよかったと思います。
残念ながら歯根破折が生じたのは致し方なかったのでしょう。
対合も金属修復だと思いますがされていますから天然歯は加齢と共に溶けて咬み合わせが低くなっても金属は変化の速度が違いますから、負担過重になって弱った歯根に取返しのつかないダメージを与えたのでしょう。
6番は割れるほどよく使われた歯なのではないか?と想像しますが、そこに欠損が生じるととたんにお食事が楽しくないものになるのではないか?と想像します。
今、冠状にして割れが酷くなるのを止めることが出来ている状態で痛みもなく腫れもないのであれば、しばらくはそのままご使用されることも可能かもしれませんね。
咬合をしっかり落としてもらっておくとよいでしょう。
定期的にレントゲンを撮影され炎症が酷くなってきていれば早期に抜歯されインプラントを選択されるか?義歯を選択されるか?ブリッジを選択されるか?を選ぶことになるように思います。
とりあえず、義歯を作ってみるというのはよくされますが、たいていの場合、使用されないでしょう。
不快感が強いからです。
ブリッジにする場合、ご提案を受けられているように67の延長ブリッジ仕上げにすることもよいかもしれません。
インレーブリッジという選択も可能かもしれません。
そのあたりは、抜歯した際にどのような支台築造が可能で残存歯質の条件がどれだけよく保存できたか?で歯科医に決めてもらえばよいのではないか?と思います。
分割抜根後の条件が悪すぎれば遠心根も抜根しインプラントというのも候補に挙がってくるかもしれません。
BP製剤を中止されているので、とりあえず選択肢は幅広いとお考えいただいておいてよいと思います。
これからご高齢になれば、BP製剤も必要になったり全身疾患の管理が必要になったり様々な歯科治療の悪条件を抱えてこられるようになることを想像いたします。
インプラントを選択できるうちに選択されておくと歯の保存に役立ちます。
藤森先生が移植を進めておられますが、個人的に移植で良いケースを拝見したとがありませんので、不具合を感じられる期間も長いでしょうし、歯周組織の環境も悪くなりがちですから60代女性にはなかなかお勧めし難いように思います。
相談者からの返信
相談者:
りょうこさんさん
返信日時:2022-06-16 02:33:41
回答ありがとうございます。
抜歯してみないと、分からないのですね。
長く近心根が割れた状態で使っているので、遠心根に負担がかかっているように思います。
延長ブリッジやインレーブリッジができなければ、沢山削る普通のブリッジも覚悟しなければならないですね。
半分のクラウンで近心根は放置というのはどうでしょうか?
インプラントは、口腔外科で、ビスホスホネート製剤の経口服薬の経験(1年)があるので、顎骨壊死やインプラントが定着しにくいとのことで、不可とされてしまい、自分も怖くなって・・。
言われるとように、休薬を条件に可能とされる医院もあるようです。
それほど恐れなくても良いのであれば嬉しいです。
他の歯に負担をかけないように思うので選択肢になれば助かります。
8020でも、これから10本近くも抜けるのかと思うと怖ろしくなります。
大切にしたいです。
抜歯してみないと、分からないのですね。
長く近心根が割れた状態で使っているので、遠心根に負担がかかっているように思います。
延長ブリッジやインレーブリッジができなければ、沢山削る普通のブリッジも覚悟しなければならないですね。
半分のクラウンで近心根は放置というのはどうでしょうか?
インプラントは、口腔外科で、ビスホスホネート製剤の経口服薬の経験(1年)があるので、顎骨壊死やインプラントが定着しにくいとのことで、不可とされてしまい、自分も怖くなって・・。
言われるとように、休薬を条件に可能とされる医院もあるようです。
それほど恐れなくても良いのであれば嬉しいです。
他の歯に負担をかけないように思うので選択肢になれば助かります。
8020でも、これから10本近くも抜けるのかと思うと怖ろしくなります。
大切にしたいです。
タイトル | [写真あり] 下6番近心根を抜歯後はどうしたらよいか? |
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質問者 | りょうこさんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 60歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(写真あり) ヘミセクション(トライセクション) 歯根分割(ルートセパレーション) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。