神経が死んだばかりなのに歯根嚢胞と診断
相談者:
かわだpさん (36歳:男性)
投稿日時:2023-01-06 06:25:04
激痛で歯科レントゲンで下の1番の前歯が歯根嚢胞だと診断され、根幹治療しています。
今もドクドク膿が出ています。
膿の袋もかなり大きいかもしれないとの診断でしたが、嚢胞は神経の死んだ歯にしか起こらず、時間がたたなければ大きくならないと聞きます。
しかし歯科医にその前歯は最近神経が死んだばかりだねと言われました。
神経が最近死んだのに大きな嚢胞はありえるのでしょうか?
今もドクドク膿が出ています。
膿の袋もかなり大きいかもしれないとの診断でしたが、嚢胞は神経の死んだ歯にしか起こらず、時間がたたなければ大きくならないと聞きます。
しかし歯科医にその前歯は最近神経が死んだばかりだねと言われました。
神経が最近死んだのに大きな嚢胞はありえるのでしょうか?
[過去のご相談]
相談者からの返信
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2023-01-06 09:34:34
歯根嚢胞という説明は適切ではないと思います。
病変を取り出して病理検査をして確定できる病名だと思います。
大きな病変があり排膿が止まらなくても、いつかは開放ではなくてきちんとした蓋をしないと治らないと思います。
また下顎の前歯には複雑な根管形態を持つものもありますので、顕微鏡下での処置をお勧めします。
病変を取り出して病理検査をして確定できる病名だと思います。
大きな病変があり排膿が止まらなくても、いつかは開放ではなくてきちんとした蓋をしないと治らないと思います。
また下顎の前歯には複雑な根管形態を持つものもありますので、顕微鏡下での処置をお勧めします。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-01-06 10:52:25
こんにちは。
歯根囊胞かどうかは歯根端切除後摘出したり抜歯して病理検査に出さないと確定できないので、説明用語で使われている事がしばしばあると思います。
神経が何らかの原因から死んで内部で腐り身体にとって害になるようになった為、免疫細胞が集まってきて戦ってくれた死骸が膿ですね。
膿が出るに出れない為周囲組織を破壊しながら何処かに出ようと圧も高まり激痛になります。
周囲組織の弱いところがあると皮膚を突き破って出ようとしたりしますから、根管を開放して出口を歯側口の内部に誘導してあげているところでしょう。
何回か消毒を繰り返しておけば周囲組織も回復に向かいますからかなり落ち着いて来て、膿ではなく漿液性の滲出液に変わります。
そうなったら解放した感染ルートの閉鎖を図る治療に変わりやっと普通の根管治療になっていきます。
周囲組織の回復の手助けの為に解放消毒だけではなく投薬をすることもあります。
治療着手が遅れると顔がパンパンに腫れたり呼吸が出来なくなったり割と危険ですから、準備よく治療してもらう必要がありますね。
柴田先生の回答にあるように、下顎前歯の根管は狭いところに2根管ある事がよくあり見つけにくく見落としが生じやすい為(圧平された歯根形態の為)丁寧な治療が必要ですから、焦らず歯科医の指示通り受診してください。
歯根囊胞かどうかは歯根端切除後摘出したり抜歯して病理検査に出さないと確定できないので、説明用語で使われている事がしばしばあると思います。
神経が何らかの原因から死んで内部で腐り身体にとって害になるようになった為、免疫細胞が集まってきて戦ってくれた死骸が膿ですね。
膿が出るに出れない為周囲組織を破壊しながら何処かに出ようと圧も高まり激痛になります。
周囲組織の弱いところがあると皮膚を突き破って出ようとしたりしますから、根管を開放して出口を歯側口の内部に誘導してあげているところでしょう。
何回か消毒を繰り返しておけば周囲組織も回復に向かいますからかなり落ち着いて来て、膿ではなく漿液性の滲出液に変わります。
そうなったら解放した感染ルートの閉鎖を図る治療に変わりやっと普通の根管治療になっていきます。
周囲組織の回復の手助けの為に解放消毒だけではなく投薬をすることもあります。
治療着手が遅れると顔がパンパンに腫れたり呼吸が出来なくなったり割と危険ですから、準備よく治療してもらう必要がありますね。
柴田先生の回答にあるように、下顎前歯の根管は狭いところに2根管ある事がよくあり見つけにくく見落としが生じやすい為(圧平された歯根形態の為)丁寧な治療が必要ですから、焦らず歯科医の指示通り受診してください。
相談者からの返信
相談者:
かわだpさん
返信日時:2023-01-06 11:29:45
ありがとうございます
もう半月も開放状態でよくならないため、色々不安です。
掃除を続けてもよくならないのはやはり開放しているから新たな細菌が入ってきて意味が無いというところでしょうか。
最初の治療では仮蓋をしていましたが、数日経っても汚い膿と血が出続けるため、やむなく解放してます。
今は痛くないです。
今通っているところでは外科処置が難しいため、大学病院に紹介状をかいてもらいましたが次の診察まで時間があいてしましました。
心気症気味で、治らない病気だとどうしても重い病気を想像してしまいます。
たとえば、癌関連や命に関わる病気が気になるのですが、その心配はあまりなさそうですか?
まだ先ですが検査はしっかりしてもらう予定です。
もう半月も開放状態でよくならないため、色々不安です。
掃除を続けてもよくならないのはやはり開放しているから新たな細菌が入ってきて意味が無いというところでしょうか。
最初の治療では仮蓋をしていましたが、数日経っても汚い膿と血が出続けるため、やむなく解放してます。
今は痛くないです。
今通っているところでは外科処置が難しいため、大学病院に紹介状をかいてもらいましたが次の診察まで時間があいてしましました。
心気症気味で、治らない病気だとどうしても重い病気を想像してしまいます。
たとえば、癌関連や命に関わる病気が気になるのですが、その心配はあまりなさそうですか?
まだ先ですが検査はしっかりしてもらう予定です。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2023-01-06 16:14:59
>最初の治療では仮蓋をしていましたが、数日経っても汚い膿と血が出続けるため
私ならこの状態でも仮の蓋をきちんとやります。
>癌関連や命に関わる病気が気になるのです
癌の可能性はほぼないと思います。
ただ命に関わるかどつかは相談者の健康状態が分かりませんので答えにくいですね。
重度の糖尿病などがあれば命の危険があるかもしれません。
私ならこの状態でも仮の蓋をきちんとやります。
>癌関連や命に関わる病気が気になるのです
癌の可能性はほぼないと思います。
ただ命に関わるかどつかは相談者の健康状態が分かりませんので答えにくいですね。
重度の糖尿病などがあれば命の危険があるかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
かわだpさん
返信日時:2023-01-06 20:25:00
ありがとうございました。
安心できました。
年末年始の休業の関係から、痛み始めたら対処ができない状況だったため、根幹開放を続けていましたが、無理にでも仮蓋を行うべきだったかもしれません。
大学病院にかかったらすぐフタをしてもらうつもりですが2日もすぎれば唇まで膿が逆流し、圧で痛みがでるため、困ったものです…。
最後に質問なのですが、もともと蓄膿症気味なのですが根幹開放を行うと鼻から出る汚れが緑色になり、鼻から固まった血の塊も出るように思えます。
関連があるかはわかりませんが、根幹をふさいでいる状態だと良くなる気もします。
こういった、下の歯の根幹開放によって、蓄膿症が悪化したり、鼻血が出たりすることはあるのでしょうか?
安心できました。
年末年始の休業の関係から、痛み始めたら対処ができない状況だったため、根幹開放を続けていましたが、無理にでも仮蓋を行うべきだったかもしれません。
大学病院にかかったらすぐフタをしてもらうつもりですが2日もすぎれば唇まで膿が逆流し、圧で痛みがでるため、困ったものです…。
最後に質問なのですが、もともと蓄膿症気味なのですが根幹開放を行うと鼻から出る汚れが緑色になり、鼻から固まった血の塊も出るように思えます。
関連があるかはわかりませんが、根幹をふさいでいる状態だと良くなる気もします。
こういった、下の歯の根幹開放によって、蓄膿症が悪化したり、鼻血が出たりすることはあるのでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
かわだpさん
返信日時:2023-01-06 20:31:17
訂正です
誤:根幹をふさいでいる状態だと良くなる気もします
正:根幹を開放している状態だと良くなる気もします
誤:根幹をふさいでいる状態だと良くなる気もします
正:根幹を開放している状態だと良くなる気もします
相談者からの返信
相談者:
かわだpさん
返信日時:2023-01-06 20:36:30
訂正の訂正すみません。
とにかく開放してると鼻が悪くなる気がするということです。
とにかく開放してると鼻が悪くなる気がするということです。
タイトル | 神経が死んだばかりなのに歯根嚢胞と診断 |
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質問者 | かわだpさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 根管開放(J-OPEN) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。