[写真あり] 17歳、CTを見ると前歯が歯槽骨から出ているように見える
相談者:
ハタハタ子さん (17歳:女性)
投稿日時:2023-03-17 23:45:40
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-03-18 01:23:21
こんにちは。
未成年者のご相談でお母様が代わりにされているのですね。
現在保定中という事ですが、ご不安な内容についておかかりになっている歯科医から何か説明を受けておられますか?
ご不安があれば随時おかかりの歯科医にお尋ねになるのが良いでしょう。
ただちに矯正をやり直しする必要性をレントゲンだけで判断する事はありません。
矯正結果に不満足であればよくご相談してみてはいかがでしょうか?
非抜歯矯正では骨がないところに歯を並べる傾向が高くなる為、歯根吸収が生じやすくなる場合があるかもしれません。
もちろんどのような矯正治療時にも常に歯根吸収や内部吸収のリスクが上がりますが、契約時にきちんと説明はされたはずでしょう。
未成年者のご相談でお母様が代わりにされているのですね。
現在保定中という事ですが、ご不安な内容についておかかりになっている歯科医から何か説明を受けておられますか?
ご不安があれば随時おかかりの歯科医にお尋ねになるのが良いでしょう。
ただちに矯正をやり直しする必要性をレントゲンだけで判断する事はありません。
矯正結果に不満足であればよくご相談してみてはいかがでしょうか?
非抜歯矯正では骨がないところに歯を並べる傾向が高くなる為、歯根吸収が生じやすくなる場合があるかもしれません。
もちろんどのような矯正治療時にも常に歯根吸収や内部吸収のリスクが上がりますが、契約時にきちんと説明はされたはずでしょう。
相談者からの返信
相談者:
ハタハタ子さん
返信日時:2023-03-19 08:52:00
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-03-19 22:55:03
抜歯してそこに出来たスペースに歯を並べる(押し込めるようなイメージ)と、そこには元々歯とそれを支えていた健全な歯周組織と歯槽骨があった訳ですから安心してはみ出た歯を押し込められますね。
この方法ならばCTなどの三次元的な骨情報がなくても安全に歯を歯槽骨アーチ内に入れ込めます。
ですから、よく見えるレントゲン撮影や3次元解析がなかった時代から小臼歯抜歯ケースで、なんとかやりくりする方法はよく選択されておりそれが一応王道とされています。
そうは言っても前歯に関しては元々支持する骨は大抵の場合薄いですから、前歯を引く際にはちょっとした工夫を追加しなければ歯根が短くなったり歯髄が死んだりすることが割とある事が知られています。
また、成長期には成長期にしかできない矯正があり、それはほとんどの場合、非抜歯矯正だったりします。
(とはいえ、後に親知らずを抜く必要があったり場合によっては第二大臼歯を抜いて親知らずを生やしたり色々なやり方があります。)
顎骨は矯正治療では普通作れない為、生えて来る歯がきちんと生えるに充分なスペースがなければどこかを抜くか?歯を加工するか?無理やり並べるか?になりますね。
無理矢理並べると歯の数は多いままでアーチフォームもゆとりがありお口の容積も広がりますが、歯根が皮質骨にゴリゴリ当たったりして短く終わる場合もあるでしょう。
CTは前歯の非常に薄い皮質骨を写しきらない場合もしばしばありますから、大きな問題がなければ矯正の失敗とはならないように思います。
皮質骨にゴリゴリ当たらなくてもケースによっては破歯細胞が出来て歯根が吹き飛ぶ事もあります。
歯科医にはコントロール不可能な内容だったりする場合もしばしばあります。
ですから、矯正治療を受けられる際は必ず事前にあらゆるリスクを説明した上で了解された場合のみ治療を行うと良いとされています。
この方法ならばCTなどの三次元的な骨情報がなくても安全に歯を歯槽骨アーチ内に入れ込めます。
ですから、よく見えるレントゲン撮影や3次元解析がなかった時代から小臼歯抜歯ケースで、なんとかやりくりする方法はよく選択されておりそれが一応王道とされています。
そうは言っても前歯に関しては元々支持する骨は大抵の場合薄いですから、前歯を引く際にはちょっとした工夫を追加しなければ歯根が短くなったり歯髄が死んだりすることが割とある事が知られています。
また、成長期には成長期にしかできない矯正があり、それはほとんどの場合、非抜歯矯正だったりします。
(とはいえ、後に親知らずを抜く必要があったり場合によっては第二大臼歯を抜いて親知らずを生やしたり色々なやり方があります。)
顎骨は矯正治療では普通作れない為、生えて来る歯がきちんと生えるに充分なスペースがなければどこかを抜くか?歯を加工するか?無理やり並べるか?になりますね。
無理矢理並べると歯の数は多いままでアーチフォームもゆとりがありお口の容積も広がりますが、歯根が皮質骨にゴリゴリ当たったりして短く終わる場合もあるでしょう。
CTは前歯の非常に薄い皮質骨を写しきらない場合もしばしばありますから、大きな問題がなければ矯正の失敗とはならないように思います。
皮質骨にゴリゴリ当たらなくてもケースによっては破歯細胞が出来て歯根が吹き飛ぶ事もあります。
歯科医にはコントロール不可能な内容だったりする場合もしばしばあります。
ですから、矯正治療を受けられる際は必ず事前にあらゆるリスクを説明した上で了解された場合のみ治療を行うと良いとされています。
相談者からの返信
相談者:
ハタハタ子さん
返信日時:2023-03-20 11:16:38
船橋先生
ご丁寧にありがとうございます。
なるほど、今のように撮影技術が無い時代は、どうしていたんだろう?と思いましたが、確かに抜歯してそこに並べれば間違い無いですね。
この画像を撮ってくれた先生は、この子はとても顔が小さいのに非抜歯矯正は無理があったのではとおっしゃっていました。
非抜歯で並べるために結構歯間を削りました…。
この書き込みをした時は、矯正医に面談を申し込もうと思っていましたが、先生のお返事を読んで少し落ち着けました。
多少の歯根吸収はありましたが、歯肉退縮はしていないし、グラついてもいないので、確かに大きな問題はありません。
ちょっと落ち着いて様子をみようと思います。
ありがとうございました。
それと、以前ウォーキングブリーチの質問をした際に、お礼の返信をしておらず、大変失礼致しました。
その節はありがとうございました。
ご丁寧にありがとうございます。
なるほど、今のように撮影技術が無い時代は、どうしていたんだろう?と思いましたが、確かに抜歯してそこに並べれば間違い無いですね。
この画像を撮ってくれた先生は、この子はとても顔が小さいのに非抜歯矯正は無理があったのではとおっしゃっていました。
非抜歯で並べるために結構歯間を削りました…。
この書き込みをした時は、矯正医に面談を申し込もうと思っていましたが、先生のお返事を読んで少し落ち着けました。
多少の歯根吸収はありましたが、歯肉退縮はしていないし、グラついてもいないので、確かに大きな問題はありません。
ちょっと落ち着いて様子をみようと思います。
ありがとうございました。
それと、以前ウォーキングブリーチの質問をした際に、お礼の返信をしておらず、大変失礼致しました。
その節はありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 17歳、CTを見ると前歯が歯槽骨から出ているように見える |
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質問者 | ハタハタ子さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 17歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正のトラブル その他(写真あり) マウスピース矯正 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。