[写真あり] 歯科医と矯正医の意見が違う

相談者: マゴさん (44歳:女性)
投稿日時:2023-12-11 16:46:53
こんにちは。
ご意見頂きたく、お願い致します。

6年ほど前、金属アレルギーのため、歯科医院Aで銀歯を全てCADCAM冠やCRに変えてもらっていました。

その後、右上7番の辺りにフィステルができてしまったので、抜歯を避ける望みをかけて最新機器のある歯科医院Bに転院しました。

Bの医師は

「上7番をCADCAM冠にしたために、対合歯(左右とも。下7番)が伸びてしまっているから、矯正圧下したほうがよい。
そうでないと上の歯の治療時に削る量が多くなる。」

「前の歯科で治療した歯のCR(左上7.6.5.4番)が、全てダメになっている」

とのことで、全てCRを外して、再度一時的な対応としてCR充填し、今後自費アンレー(金合金)で治療予定です。

つい最近、圧下のため矯正歯科医院Cにかかったところ、

「下7番は左右とも伸びておらず、圧下の必要はない。」

さらに、今後自費治療していく予定の歯(左上7.6.5.4番)について

「何も問題は感じないんだけど、何を治療するの?」

と言われました。

矯正歯科の先生が「歯が伸びていない」というなら、そちらが真実なのでしょうか。
(歯の模型を見せて、「あなたの歯はちょうどこの模型と同じくらいです」とのことでした)

また、「治療の必要を感じない」という矯正歯科の先生には、虫歯治療の知識がない故のご意見なのか、それともBの歯科医院が自費治療をさせるために嘘を言っているのか、どちらなのでしょうか。

どのように判断したらよいかわからず困っていますので、アドバイス頂けたらありがたいです。

また、咬合面のCRがダメになっている場合、CRではなく金合金でやり直したほうがいいというのは本当でしょうか。

よろしくお願いいたします。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2023-12-11 22:03:50
>6年ほど前、金属アレルギーのため

どの金属にアレルギー反応が出たのでしょうか?
金であれば金合金を使うという選択肢はなくなると思います。

ですから、どの金属にアレルギー反応が出たかがとても重要だと思います。

あくまでもパノラマではざっくりとしか位置関係はわからないのですが、右下の六番と七番の間には段差があってもおかしくないと思います。
つまり右下七番は伸びている(挺出)している可能性はあると思います。

また左上の4本の歯が虫歯になっている、あるいはなっていないという判断は、このパノラマでは不可能だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マゴさん
返信日時:2023-12-11 23:23:08
柴田先生
こんばんは。
お返事ありがとうございます。

亜鉛にアレルギーがあり、亜鉛の含まれない金合金で治療をすすめる予定になってしまいます。
ただ、亜鉛の含まれない金合金はk18ではなくk20しかないそうで、k20だとブリッジ不適格だともB医師に聞き、決めかねています。。

柴田先生にも、右下(画像だと向かって左下)7番伸びていそうに見えるのですね。

矯正歯科医が挺出していないし、歯茎に食い込むから圧下できないと言ったのが誤診なのでしょうか、、
矯正歯科医はそういう判断も専門かと思っていたのですが違うのでしょうか。

左上4本は、虫歯になっているわけではなく、古いCRが外れていたから、CR以外の長持ちする素材でやりなおそうというB医師の判断です。

金だと歯を削る量が多くなるためCRにしたいのですが、B医師から、噛む面が4本連続CRで、更に右上6.7が無いも同然の口腔状態ではCRは長持ちしないからよくないと言われています。

柴田先生はいかが思われますか?
またお返事頂けたら嬉しいです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2023-12-13 09:22:30
亜鉛なんですが、必須元素なので適量摂取する必要があります。
つまりアレルギーがあるからといって、まったく取らないほうがよいわけではありません。

https://www.kamimutsukawa.com/blog2/counseling/199/

口の中にアレルギー反応がでる局所性アレルギーであれば、歯科用金属を除去するとの考えも理解できますが、全身性のアレルギーであれば食物として摂取する亜鉛を考えないと意味がないです。

その辺に関しては、歯科医師ではなく皮膚科の医師によく聞かれたほうがよろしいかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-12-13 10:40:04
こんにちは。

矯正医からすれば、7番の圧下は難しい為普通しないでしょう?という事かと思います。

昨今はアンカースクリュー(インプラントアンカー)を使って絶対的固定源にして7だけを圧下するという事を行ってくれる場合もありますが、骨にネジをねじ込み固定源にするのですが、それを嫌がる人もおられます。矯正治療大臼歯を圧下するのは結構大変ですよ。

パノラマからは右側6番と7番にステップがあるように見えますが、模型分析も必要でしょう。

撮影時には前歯で指定器具を噛んで撮影してありますから、通常の顎位での撮影とは異なる為よくわかりませんが、左右の6番の上下対抗関係がかなり不一致していますから、全顎的な矯正治療を補綴前処置(全顎治療、オーラルリコンストラクション)前治療として全顎矯正を何年もかけて行う予定なのでしょうか?

右上7番はパノラマではすでにないように見えます。
6番は根管治療済みでクラウンになっていますから、そこのやり変え治療の話でしょうか?
普通にやり替えるので何が困るのか?

他の歯科医に、実際に診てもらうという選択はできるように思います。

矯正歯科医ときちんと連携を取れている歯科医院なのでしょうか?
BとCがきちんと連携できていないと、お困りになるのは患者さんだと思いますから、次に選択されるならば矯正も同じ歯科医院内でしているご希望されるならば、できるだけ最新機器がある歯科医院を選んでセカンドオピニオンを受けられてはいかがでしょうか?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2023-12-13 14:54:27
船橋先生も書かれているように、圧下簡単ではないですよね。


あと、仮にそれを簡単にやってのけるような凄腕歯科医師だとして

「上7番をCADCAM冠にしたために、対合歯(左右とも。下7番)が伸びてしまっている」

なんて奇妙な発言しますかね?
こういった現象聞いたことないですが

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マゴさん
返信日時:2023-12-13 19:04:07
Dr.ふなちゃん先生

こんにちは。
詳しく教えて頂きありがとうございます。

ご指摘のとおり、右上7番は昔に抜歯済み、さらに隣の6も抜歯が近いような状態です。

しかしB医師によると

「右下7が挺出しているままではスペース不足のため、右上6(7も?)にインプラントや入れ直が入れられない」
「左上7〜4も早急に治療すべき。
しかし左下7を圧下できれば、左上7と左下7の削る量を減らせる(神経を失うリスクが減る)」

とのことです。

圧下自体ははやはり難しいのですね。

複数の認定矯正歯科に行ったのですが、「簡単だから認定医なら誰でも出来るから自宅近くでやれば?半年〜一年でしょう」とか「そもそも挺出していない」とか、ドクターの話がまちまちで困っていました。




森川先生
こんにちは。

上7番をCADCAM冠にしたために、対合歯が挺出するのは考えにくい事象なのですね。
完全に信じていました。
ありがとうございます。


実は、本日、別医院D歯科に相談してきました。

そこでは

「挺出は、していない。
左上7は多少虫歯だから治療してもよいだろうが、金でなくCRでよいのではないか。
金自体は接着せずセメントで付けることになるから、二次カリエスのリスクが低いとは言えない」

とのことでした。
そして歯の説明書をくださいました。

これによると、左上7〜4の治療を至急すべき(金で。)というB歯科の言い分はおかしいのでしょうか?

それとも、私の歯は右側6.7で噛めない状態である上に、他の歯も噛む面がCRばかりなので、CRが剥がれやすいと想定されますか?


よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-12-14 10:24:32
社会に出たら正解があるものの方が少なくまして、歯科も含めた医療となると考えられるバリエーションは豊富にあり、正解はなく満足か?どうかになってきます。

選択される際は、無料の医療サービスはありませんから、選択する治療がコストに見合うか?を考えて選ばれてはいかがでしょうか?

大臼歯1本の圧下は可能ですが、幾ら費用がかかりどれだけの不便で大変な治療期間が必要なのか?まずきちんと見積もりをもらいお考えください。

また、金属アレルギーという診断は何の金属に対するアレルギーなのか?はっきりさせておかないと、また金属治療を受けられた後でご不安を抱える事になるでしょう。
パッチテストなどの皮膚科医からの医学情報は、きちんと保管され持参が必要ですね。

今回の歯科医院では単純な虫歯情報しかもらっていないようですから、一歯単位治療を得意とする歯科医院なのかもしれませんね。
逆に一口腔単位治療を目指して、それを得意とする歯科医院もあります。

それぞれの歯科医院で受けられる治療についてメリット、デメリットを理解できるようにきちんと説明が必要でしょう。
メリットがの説明が不十分であれば、一歯単位の治療を保険で受けられ定期的メンテナンスに組み込んでもらう程度が一番侵襲が少ないように想像いたします。

隣接面虫歯の治療は、得手不得手からインレー治療しか行わない歯科医院もあります。
逆にレジン充填治療を得意としていてあらゆる歯面に、様々なレジン充填を複数箇所行う歯科医院もあります。
どちらも保険適用で可能です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マゴさん
返信日時:2023-12-14 17:05:00
Dr.ふなちゃん先生
再度のコメント、ありがとうございます。

大臼歯1本の圧下→今のところ引き受けてくれる医院がなく、もう一軒矯正歯科を予約しているので、挺出のことも合わせて聞いてみます。

金属アレルギー→亜鉛です。
このアレルギーさえなければ、銀歯にするのが一番良かったとB歯科に言われました。

一歯単位治療or一口腔単位治療と、歯科医院によって得意とするもの・見ているものが違うのですね。
一口腔単位のほうが長期予後がよさそうではありますが、負担もとても大きいので、「一歯単位の治療を保険で受けられ、定期的メンテナンスに組み込んでもらう」で治療を進める方向に気持ちが傾いています。

とりあえず、もう一軒の矯正歯科にあたってみます。

医院によってレジンの扱いが違うことも、大変参考になります。
隣接面虫歯の治療にレジンを希望するなら、レジンを得意とする医院にかかる必要があるのですね。

具体的なアドバイスをたくさん頂き、整理して考えることができました。
本当に、ありがとうございます。



タイトル [写真あり] 歯科医と矯正医の意見が違う
質問者 マゴさん
地域 東京23区
年齢 44歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯医者への不信感
その他(写真あり)
歯科金属アレルギー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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