再根管治療のタイミングと保険適用について

相談者: DUYさん (48歳:男性)
投稿日時:2024-02-05 16:33:12
お忙しいところ恐れ入ります。

先日、定期健診に行き、レントゲンを撮ったところ、6、7年前に神経を抜いた左下の奥歯の根に影が見られると言われました。

現状、自覚症状はないのですが、治療するには抜歯の必要があると言われてしまい、根管治療に力を入れているところを検索していました。


その結果、2箇所まで絞ることができました。
ともにラバーマスクもマイクロスコープもあるようですが、片方は保険適用外で、もう片方は保険適用です。

先に保険適用外の方で診てもらったところ、

「確かに影は見えるが、現状は静観でいいでしょう」

と言われました。
かかりつけの先生には

「ほうっておいてもよくはならないですよ。」

と言われていたので、なにかモヤモヤしています。

治療するなら早い方がいいでしょうか?



また、一度、保険適用外で受けるとその歯に関しては保険適用は不可という回答を見たので、治療を受けるなら先に保険適用でやってもらう方が得策でしょうか?



最後に、私はかみ合わせが強く、歯ぎしりもあり、寝る時にはマウスピースをしています。
再発を防ぐにはかぶせ物の素材は何がいいでしょうか?


大変お手数ですが、ご回答いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2024-02-05 17:42:04
こんばんは。

左下奥歯根管治療のお話ですね。

>「確かに影は見えるが、現状は静観でいいでしょう」と言われました。

個人的には影が見えるという事は感染根管と考えてもいいように思います、したがって積極的に治そうとお考えなら静観ではいけないように思います。

根管治療 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=30
根管治療難症例 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=160


>かかりつけの先生には「ほうっておいてもよくはならないですよ。」

私もそう思います。


保険適用外で受けるとその歯に関しては保険適用は不可という回答を見たので

自費診療で治療したら同一歯科医院では保険診療は不可という事だと思います。


>治療を受けるなら先に保険適用でやってもらう方が得策でしょうか?

得策かどうかは別として一般的には根管治療は保険診療で賄えます。

>治療するなら早い方がいいでしょうか?

早いか遅いかは別にして治療の必要はあると思います。


>再発を防ぐにはかぶせ物の素材は何がいいでしょうか?

被せ物の素材と再発とは関係ありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: DUYさん
返信日時:2024-02-05 18:20:45
山田先生

ご回答ありがとうございました。


>得策かどうかは別として一般的には根管治療保険診療で賄えます。
そうなんですね。

いくつかの歯科医院のHPをみてまわったのですが、大体が自費治療で10-15万円ぐらいかかるようなので、それにプラスして、かぶせ物をとなると、かなりの出費を覚悟しなければと考えていました。


>早いか遅いかは別にして治療の必要はあると思います。

やはり、そうなんですね。
わかりました、ありがとうございます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2024-02-05 20:22:28
>先に保険適用外の方で診てもらったところ、「確かに影は見えるが、現状は静観でいいでしょう」と言われました。
>かかりつけの先生には「ほうっておいてもよくはならないですよ。」と言われていたので、なにかモヤモヤしています。

6.7年前に神経を取った時点では根に影がない方が多いと思います。
根管治療には抜髄系と感染根管治療系に分かれると思います。
前者はいわゆる「神経を取る」治療ですね。

ですから6,7年前の治療が抜髄であれば影ができたと考えられると思います。
この場合は要治療の可能性が高いと思います。


これが感染根管治療系であれば6.7年前に影があったか無かったかがキーになると思います。

もしも影がなかったのであれば新たに影ができたわけですから要治療の可能性が高いと思います。


もし影があっても今より大きければ「治癒傾向にある」という判断ができると思います。

昔の影が今より小さければその反対で要治療の可能性が高いと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: DUYさん
返信日時:2024-02-05 21:03:01
柴田先生

ご回答ありがとうございました。


>ですから6,7年前の治療が抜髄であれば影ができたと考えられると思います。

この時は虫歯が進行し、神経を抜くことになりました。
抜いた箇所に薬を詰めて・・・というものです。

それから、6,7年経って、根に細菌が侵入してしまったのだろう、ということでした。

そのことはネットで見つけた歯科の先生にも伝えたのですが・・・
やはり、静観では悪化するだけのようですね。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2024-02-06 12:09:28
>静観では悪化するだけのようですね。

良くはならないのは確かかと思いますが、何年もあまり変化しないというのはよくありますよ。


>治療するなら早い方がいいでしょうか?

早く治療を行えば完治できるというのならそうかもしれませんが、むし歯に関しては完治ということはありえないので、早ければ早いほどいいという考え方は、今は主流ではないと思われます。


個人的には、自覚症状が出ていない場合は経過観察という考え方はありだと思います。

病巣見つけたら症状もないのに即、再根治なんて発想、自分にはありえないです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: DUYさん
返信日時:2024-02-06 22:26:45
森川先生

ご回答ありがとうございました。


>早ければ早いほどいいという考え方は、今は主流ではないと思われます。

そうなんですね。
自覚症状がないまま、浸食するケースもあります、とも言われたので、早くしないとまずいかなと正直、焦っていました。

経過観察と言われた歯科には3か月後に定期検診があるので、その時、再度CTを撮影してもらい、状況によっては治療するべきか、考えるというのもありでしょうか?

歯磨きはすごく丁寧にされてますとほめられたのですが、自分はどうも虫歯になりやすいタチのようです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2024-02-07 09:30:56
根の先端に影がある=病変
とは限らないということです。

病変があるとき→影ができることが多い
ですが、
影がある→病変
とは言えないのです。


例えば、昔はもっと大きな影があり、それが治りかけの状態だったり、治った結果”瘢痕治癒”という状態になっている場合にも影が映りますし、



噛み合わせに問題があって咬合性外傷があっても根の先端に影が写る場合もあります

そういった点を加味して”今は静観”という答えが出てきたのかもしれません

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: DUYさん
返信日時:2024-02-10 01:17:55
タカタ先生

ご回答ありがとうございました。


>噛み合わせに問題があって咬合性外傷があっても根の先端に影が写る場合もあります

歯ぎしりをするので、心当たりはあります。
ただ、現状はこれといった自覚症状はないです。



タイトル 再根管治療のタイミングと保険適用について
質問者 DUYさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根管治療の専門医
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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