右上奥の歯磨きで頬粘膜の境目を突き上げてしまい歯肉癌が心配
相談者:
虎吉さん (55歳:女性)
投稿日時:2024-06-13 09:56:10
もう何年も前からなのですが、右上の奥歯を磨くと、歯茎の付け根と、そこと繋がっている頬の粘膜との中間辺りがヒリヒリします。
そのためか、左上の奥歯の歯茎と繋がっている頬の粘膜の中間の部分に比べると少しざらついているような気がします。
歯ブラシの角度で、どうしても歯ブラシの頭の先のプラスティック部分で歯茎と頬の粘膜の境目辺りを突き上げてしまうようです。
歯ブラシを変えても変わりませんでした。
昨年、皮膚科で診ていただくと「荒れていますね」と言われました。
また、今年に入ってから(だったと思いますが)、歯医者さんに相談しましたが
「きちんと磨けば痛くなくなります」
のようなことを言われ、うまく話が伝わっていなかったような気がします。
今月に入ってから、別の歯医者さんで歯科検診を受け、他にも色々気になることがあったため、そのことをお伝えするのは忘れていました。
お尋ねしたいのですが、
1、長年、歯ブラシで歯茎や頬の粘膜に刺激を与えて荒らしてしまうと、歯肉癌や口腔癌になりますでしょうか?
私は心気症が酷いため心配なのですが、朝晩の歯磨き程度で気にし過ぎでしょうか?
2、歯科検診の時は、先生は歯茎も診てくださりますが、歯茎の付け根(歯の生えている周りだけでなく)や、繋がっているその近くの口の中の粘膜辺りも診てくださるものでしょうか?
そのためか、左上の奥歯の歯茎と繋がっている頬の粘膜の中間の部分に比べると少しざらついているような気がします。
歯ブラシの角度で、どうしても歯ブラシの頭の先のプラスティック部分で歯茎と頬の粘膜の境目辺りを突き上げてしまうようです。
歯ブラシを変えても変わりませんでした。
昨年、皮膚科で診ていただくと「荒れていますね」と言われました。
また、今年に入ってから(だったと思いますが)、歯医者さんに相談しましたが
「きちんと磨けば痛くなくなります」
のようなことを言われ、うまく話が伝わっていなかったような気がします。
今月に入ってから、別の歯医者さんで歯科検診を受け、他にも色々気になることがあったため、そのことをお伝えするのは忘れていました。
お尋ねしたいのですが、
1、長年、歯ブラシで歯茎や頬の粘膜に刺激を与えて荒らしてしまうと、歯肉癌や口腔癌になりますでしょうか?
私は心気症が酷いため心配なのですが、朝晩の歯磨き程度で気にし過ぎでしょうか?
2、歯科検診の時は、先生は歯茎も診てくださりますが、歯茎の付け根(歯の生えている周りだけでなく)や、繋がっているその近くの口の中の粘膜辺りも診てくださるものでしょうか?
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2024-06-19 09:54:41
虎吉 さんこんにちは。
もう何年も前から歯磨きが上手く出来ずに困っているのですね。
歯磨き指導の上手い衛生士さんに、教わると良いのではないかと思います。
歯ブラシは薄型もありますし、お口を開けて歯磨きするよりも閉じ気味の方が奥は磨きやすいと思います。
加えて、歯の接触癖があると、口輪筋が張って、頬の進展が弱く当たりやすいかもしれませんね。
>1、長年、歯ブラシで歯茎や頬の粘膜に刺激を与えて荒らしてしまうと、歯肉癌や口腔癌になりますでしょうか?
>私は心気症が酷いため心配なのですが、朝晩の歯磨き程度で気にし過ぎでしょうか?
あまり傷つけると痛すぎて磨けないと思いますので、歯磨きでは起きないと思います。
>2、歯科検診の時は、先生は歯茎も診てくださりますが、歯茎の付け根(歯の生えている周りだけでなく)や、繋がっているその近くの口の中の粘膜辺りも診てくださるものでしょうか?
先生によって変わってくると思います。
参考までに。
もう何年も前から歯磨きが上手く出来ずに困っているのですね。
歯磨き指導の上手い衛生士さんに、教わると良いのではないかと思います。
歯ブラシは薄型もありますし、お口を開けて歯磨きするよりも閉じ気味の方が奥は磨きやすいと思います。
加えて、歯の接触癖があると、口輪筋が張って、頬の進展が弱く当たりやすいかもしれませんね。
>1、長年、歯ブラシで歯茎や頬の粘膜に刺激を与えて荒らしてしまうと、歯肉癌や口腔癌になりますでしょうか?
>私は心気症が酷いため心配なのですが、朝晩の歯磨き程度で気にし過ぎでしょうか?
あまり傷つけると痛すぎて磨けないと思いますので、歯磨きでは起きないと思います。
>2、歯科検診の時は、先生は歯茎も診てくださりますが、歯茎の付け根(歯の生えている周りだけでなく)や、繋がっているその近くの口の中の粘膜辺りも診てくださるものでしょうか?
先生によって変わってくると思います。
参考までに。
相談者からの返信
相談者:
虎吉さん
返信日時:2024-06-23 11:20:31
回答2
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-10-02 15:26:19
こんにちは。
>1
荒れた粘膜面でも癌化する前に他の理由でご本人の寿命が尽きてしまう場合もあると思いますから、過大にご心配されなくてもよいと思います。
上手く磨けるように、歯磨き指導や使用に適した歯ブラシの選択を歯科医院で行ってもらうとよいと思います。
とはいえ、鉛筆で字を書くのと同じように同じ鉛筆でもうまく書ける人と書けない人がいるのは、指導に当たる歯科衛生士も理解していると思います。
個別指導を受けて何回も継続評価してもらう仕組みが保険診療内でありますから、気にされていることを改善できるまで毎回よくご相談されるのがよいと思います。
>2
一般開業医が歯科検診する際に診る内容は、主に虫歯と歯周病です。
それぞれに保険点数がついていて一番よく接する病気だからです。
癌などは、ご不安があれば積極的に歯科医に指さしてご相談いただくほうがよいと思います。
おかかりになった歯科医が自分の専門分野ではない為より専門性が高い医療機関に紹介したほうがよいと判断すれば紹介状を書いてくれるでしょう。
癌検診としては、一般開業医でも行いやすいとされているものに癌スコープというものがあると思います。
地域の歯科医師会が年1度程度それを使って検診を行っているエリアなどもあるかもしれません。
一般的には癌スコープを購入している歯科医院で検診を受けることが出来ると思います。その際も特にご不安がある部位を指さして御伝えしておくとよいと思います。
一例として貼っておきます。
https://www.oralcancer.jp/
>1
荒れた粘膜面でも癌化する前に他の理由でご本人の寿命が尽きてしまう場合もあると思いますから、過大にご心配されなくてもよいと思います。
上手く磨けるように、歯磨き指導や使用に適した歯ブラシの選択を歯科医院で行ってもらうとよいと思います。
とはいえ、鉛筆で字を書くのと同じように同じ鉛筆でもうまく書ける人と書けない人がいるのは、指導に当たる歯科衛生士も理解していると思います。
個別指導を受けて何回も継続評価してもらう仕組みが保険診療内でありますから、気にされていることを改善できるまで毎回よくご相談されるのがよいと思います。
>2
一般開業医が歯科検診する際に診る内容は、主に虫歯と歯周病です。
それぞれに保険点数がついていて一番よく接する病気だからです。
癌などは、ご不安があれば積極的に歯科医に指さしてご相談いただくほうがよいと思います。
おかかりになった歯科医が自分の専門分野ではない為より専門性が高い医療機関に紹介したほうがよいと判断すれば紹介状を書いてくれるでしょう。
癌検診としては、一般開業医でも行いやすいとされているものに癌スコープというものがあると思います。
地域の歯科医師会が年1度程度それを使って検診を行っているエリアなどもあるかもしれません。
一般的には癌スコープを購入している歯科医院で検診を受けることが出来ると思います。その際も特にご不安がある部位を指さして御伝えしておくとよいと思います。
一例として貼っておきます。
https://www.oralcancer.jp/
相談者からの返信
相談者:
虎吉さん
返信日時:2024-10-02 15:28:04
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-10-02 15:29:25
口腔癌は癌全体の2%程度ですから、滅多にない方の癌になると思います。
ただ、生活の質が他の癌と比較して大幅に低下しますから早期発見早期治療が大切とされています。
ご心配をお持ちの方は、定期的に癌検診を受けられてみてはいかがでしょうか?
ただ、生活の質が他の癌と比較して大幅に低下しますから早期発見早期治療が大切とされています。
ご心配をお持ちの方は、定期的に癌検診を受けられてみてはいかがでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
虎吉さん
返信日時:2024-10-02 15:30:49
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-10-02 15:30:49
そうですね。
2%ですから癌の中ではかなり珍しいと思います。
ただ、大学病院の口腔外科が担当する事が多いと思いますが、なられた後のQOLの低下は著しい為、早期発見が推奨されています。
喫煙、飲酒、傷、不潔、感染、慢性炎症などでリスクが高まると考えられていますから、上手な歯磨きを身につけていただければと思います。
歯科衛生士による歯磨き指導は保険診療の基本ですから、しっかりご相談してください。
2%ですから癌の中ではかなり珍しいと思います。
ただ、大学病院の口腔外科が担当する事が多いと思いますが、なられた後のQOLの低下は著しい為、早期発見が推奨されています。
喫煙、飲酒、傷、不潔、感染、慢性炎症などでリスクが高まると考えられていますから、上手な歯磨きを身につけていただければと思います。
歯科衛生士による歯磨き指導は保険診療の基本ですから、しっかりご相談してください。
相談者からの返信
タイトル | 右上奥の歯磨きで頬粘膜の境目を突き上げてしまい歯肉癌が心配 |
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質問者 | 虎吉さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 55歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯茎(歯ぐき)の痛み 歯磨きに関するトラブル 口腔外科関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。