上7番、歯科医院の選び方と専門医の対応可能範囲について

相談者: sshunさん (46歳:男性)
投稿日時:2025-11-06 19:47:39
こんにちは、質問失礼いたします。

根管治療済みの上顎7番の腫れと痛みで受診し、CTで根の周りの骨がなくなってきていることが分かりました。
上顎洞にも影響が出ているとの事。
また歯根破折の可能性もあるとの事です。(破折線は見えない)

歯科医師とも相談&私自身も色々調べて、抜歯以外の可能性としては(今はとりあえず数年でも良いので頑張って残す可能性に賭けたいと考えています)、

精密根管治療
↓(治らなければ)
意図的再植

あるいは、

精密根管治療
↓(破折が見つかれば)
破折接着修復

となると思うのですが、医師にも言われましたが、

「途中で医師を変え、何度も根管治療するより最後まで同じ医師に診てもらった方が良い。
私は上顎洞までいっていると意図的再植はできないから大学病院の保存科を紹介する」

と言われました。

確かに専門医であれば前医の根管治療の精度を疑う、などはあるのだろうな、と納得しました。

しかし、「大学病院で複雑な治療を断られ、結局ほかの破折接着専門の医院で治していただいた」などの情報も見聞きしました。

それであれば開業医のHPなどの「診療内容」や「過去の症例」を見て「精密根管治療・意図的再植・破折接着修復」の全てをうたっている医院に初めからかかった方が良いのかな、と思い探していますが、私の家から通えそうなところにはありません。


そこでご質問なのですが、例えば「精密根管治療の専門医」or「歯内療法専門医」であれば「意図的再植」はHPに記載がなくても大体やっていただける物なのでしょうか?

歯根端切除術」「外科的歯内療法」の記載はあっても「意図的再植」の記載はない、という医院HPも多いです。

もちろん歯の状況次第かとは思いますが、一般的にどうなのか、を教えていただきたく思っています。

または、このような場合の歯科医院の選び方などあればご享受いただけないでしょうか?

お手数ですが宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-11-08 00:22:30
こんにちは。

保険診療でも根管治療は出来ますが、時間をかけて丁寧に行うと完全な赤字になるほど途方もなく保険点数が低く抑えられ続けていますから、昨今は自費での根管治療が盛んに行われるようになって来ていますね。

もともと保険で出来ることを自費で行うには何か差別化しておかないと出来ないため、マイクロを使ったり、ラバーダムを使ったり、レーザーを使ったり、NiTiファイルを使ったり、また時間枠を確保して等を精密根管治療とネーミングしてしまったようですが、あいにくいずれも保険適用治療で行ってもダメなわけではありません。

ただ、精密根管治療と検索されますと、自費に行き当たるのではないかと思います。
自費で根管治療を受けられますと、その後の治療も全て保険適用外になりますので、インプラント治療と同じくらいに高い治療になって行くと思います。

さらに受けられた精密根管治療の結果が残念なことに思わしくなかった場合は、追加で自費の意図的再植か破折接着修復を受けられるということになれば、費用は総額でインプラント治療をはるかに超えるのではないかと想像します。

大学病院に紹介してもらって本当に治る見込みがある歯なのか?まず診断を受けられるのが良いのではないかと思いました。

とはいえ、治らないかもしれないが一度はお金をしっかりかけて少しの間でも良いので治って再度使える期間があれば、それはそれで良いとお考えになられる方もおられるのは理解できます。

お気持ちは十分にわかるため、出来るだけオープンな環境下で複数の歯科医から説明を受けられると良いのではないかと思いました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: sshunさん
返信日時:2025-11-14 21:14:55
船橋先生、ありがとうございます。
十分に検討しようと思います。



タイトル 上7番、歯科医院の選び方と専門医の対応可能範囲について
質問者 sshunさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
根管治療の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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