質問 |
よこよこ39822 2015/03/04(Wed) 13:10
こんにちは。よろしくお願いします。
左下、奥歯に冷たいものや熱いものがしみますが、どの歯がしみているのか自分ではよくわかりません。
今までもそういうことがときどきあり、歯医者さんに行くと、
歯に風のようなものをあて「痛いですか」と聞いてくださって、
しみる歯を特定していただいていました。
ところが今行っている歯医者さんでは、風のようなものをあてるということをされませんでした。
たぶんこの歯だろう、ということで薬を塗っていただきました。
もし治らなければ違う歯かもしれないとのことです。
なぜ、この歯医者さんは歯に風のようなものをあてて痛む歯を特定されないのでしょうか?
理由としてはどのようなことが考えられますか? |
回答1 |
タカタ 2015/03/04(Wed) 16:41
二つ考えられます。
⚫︎調べるまでもないほどに痛みの原因が明らか。
⚫︎調べる方法がわからないからテキトー。
どっちかは私にはわかりません。
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返信1 |
よこよこ39822 2015/03/05(Thu) 09:16
タカタ先生、ご回答ありがとうございます。
歯の根っこが見えているとおっしゃっていましたので、それで間違いないとして調べられなかったのでしょうか。
でも、それなら「違う歯かもしれない」とはおっしゃられないですよね。
調べる方法がわからない歯医者さんっておられるのでしょうか?
中年の歯医者さんでしたが。
このまま通院していいのかとても心配です。
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回答2 |
柴田 (評価4.0) 2015/03/05(Thu) 13:54
症状は改善されたのでしょうか?
1 改善された→ 診断と処置が正しかったか、たまたま収まった
2 改善されなかった→ 診断と処置は正しかったが再度処置が必要であるか、診査診断を再度する必要がある。
以上の二通りだと思います。
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返信2 |
よこよこ39822 2015/03/05(Thu) 15:46
柴田先生、ご回答ありがとうございます。
2週間たちましたが、症状はおさまっていません。
それで歯医者さんに行かないといけないと考えているのですが
その歯医者さんに通い続けていいものかどうか、迷っています。
たぶん、調べ方をご存じないか、そういう道具がないのではないかと思っているのですが
歯医者さんでしみる箇所がどこか、調べ方をご存じなかったり
調べる道具をお持ちでないなどということがあるのでしょうか?
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回答3 |
タカタ 2015/03/05(Thu) 16:57
そういう歯医者さんもいるかもしれません。
年齢と診断力はある程度は比例しますが、絶対比例するとは限りません
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返信3 |
よこよこ39822 2015/03/06(Fri) 08:42
タカタ先生、何度もご回答ありがとうございます。
どこが痛むのか、調べないで治療する歯医者さんがいるとは思いませんでした。
何か理由があってそうしておられるのかと思い質問しましたが
どうもそういうわけでもなさそうですね。
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返信4 |
よこよこ39822 2015/03/09(Mon) 11:58
痛みのある歯を特定せず治療するということは
ふつうではやらないことだと考えていいですか?
痛みのある歯に風をあてることは、痛いという以外に
なにか問題があるというわけではないですね?
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回答4 |
櫻井 善明 2015/03/10(Tue) 09:48
>痛みのある歯を特定せず治療するということは
ふつうではやらないことだと考えていいですか?
普通はやりません。
> 痛みのある歯に風をあてることは、痛いという以外に
なにか問題があるというわけではないですね?
スミマセン。
日本語として理解出来ませんでした。
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返信5 |
よこよこ39822 2015/03/10(Tue) 10:10
櫻井先生、ご回答ありがとうございます。
やはりふつうはやらないことなのですね。
意味のわからない文章で申し訳ありませんでした。
痛みはあるが、どの歯が痛いのかわからないとき
歯医者さんが、風のようなものをあてて「痛みますか」と聞いて下さった記憶があるのですが
勘違いでしょうか。(汗)
友人に聞くと、「そういう経験はない。コンコンたたいて痛いですか、と聞かれたことはある」
と言われました。
いずれにせよ、先生方にご回答いただいたおかげで転院する決心がつきました。
ありがとうございました。
心より感謝します。
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回答5 |
小林 誠 2015/03/10(Tue) 10:26
>歯医者さんが、風のようなものをあてて「痛みますか」と聞いて下さった記憶があるのです
「コンコンたたいて痛いですか」といった項目などと併せて、基本的な診査として、よくやりますよ。
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回答6 |
森川 2015/03/10(Tue) 10:34
>なぜ、この歯医者さんは歯に風のようなものをあてて痛む歯を特定されないのでしょうか?
これだけでは特定できませんよ。
そう簡単に特定できないことはよくあります。
また、TCH関連だと歯を特定しないで(薬剤の塗布とは異なりますが)指導を行っていることも少なくないです。
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返信6 |
よこよこ39822 2015/03/10(Tue) 11:14
小林先生、ご回答ありがとうございます。
やはり風のようなものをあてて痛い場所を調べたりするのですね。
記憶があいまいでしたが、確認できてよかったです。
森川先生、ご回答ありがとうございます。
風をあてるだけでは痛む歯を特定できないのですね。
レントゲンをとったりして特定するのでしょうか?
私が通っている歯医者さんでは
歯全体のレントゲンはとりましたが、部分的なレントゲンはとられていません。
TCRとは「不必要な上下の歯の接触という癖(Tooth Contacting Habit (TCH)」のことですね。
このTCRによって歯が痛むことがあり、その治療には痛む歯を特定しないということですね。
しかしTCRの治療では薬剤塗布はしないので、私が通っている歯医者さんは、TCRであるとは診断していないと。
大変勉強になりました。
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回答7 |
森川 2015/03/10(Tue) 14:30
>風をあてるだけでは痛む歯を特定できないのですね。
冷たいものにしみる場合、その程度や範囲は変動することも多いので、その時点での状況を最優先して判断する意義はそれほど大きくはないのではないかと個人的には考えます。
疾患によっては、厳密に歯の部位を特定せずアバウトな領域の症状として対応するといった考え方もあっていいんじゃないかと思います。
あと根本的な問題として、冷たいものにしみるといった場合、「どの程度の冷刺激に対して痛みを感じると病的であると言えるのか」といった定義も、明確なものはないんじゃないかと思いますので、その時点における診断でさえ、容易なものばかりとは限りません。
歯科というと治療ばかりに目が行きやすいですが、診断も必ずしも簡単ではないです。
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返信7 |
よこよこ39822 2015/03/10(Tue) 16:49
森川先生、何度もご回答ありがとうございます。
診断や治療にもいろいろなやり方があるのですね。
それぞれ、メリット、デメリットがあると思います。
私が通っている歯医者さんでは
冷たいものがしみる歯を特定せず
歯の根っこが出ているところがあるので
たぶんこれが痛いのだろうということで
レーザーをあて薬を塗る治療をされました。
もし症状が改善しなければ、別の場所が原因かもしれないので
来院してください、ということでした。
このような診断、治療のやり方の
メリット、デメリットはどのようなものでしょうか。
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回答8 |
森川 2015/03/10(Tue) 21:43
視診なしの診断は基本的にありえないので、とりあえず、しみるという訴えがあった時に、エアーを当てた場合と当てない場合についての違いということでお答えしますと、エアーを当てないメリットというのはあまりないです。
非常に簡単な操作ですし、その検査で強い痛みを訴えることはまれですので。(エアーを当てないメリットと言えばメリットなのかもしれませんが)
エアーを当てればどの歯がその程度の刺激でその日は痛みが出るかわかるメリットはありますが、決定的な決め手とはなりませんので、それだけを頼りに診断するのは、他にも同様の症状がある歯を見落とす可能性があります。
結果的にエアーをかけないほうが見落とす可能性が下がるといった考え方もできなくもないのかもしれませんが、術者の考え方によって大きく異なりますので、どちらがメリット、デメリットとは簡単にはいえません。
つまり簡単な検査なのでやっておいたほうがよいと思われるが、必須の検査かと言うとそうとまでは言えないのではないかと個人的には考えます。
あと治療のメリットデメリットですが、(疑われる病名も含めた)診断はどういった説明がありましたでしょうか?
それからレーザーとはどのようなレーザーでしょうか?
また薬とは何を塗布したのでしょうか?
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返信8 |
よこよこ39822 2015/03/11(Wed) 00:27
森川先生、お忙しい中何度も回答いただきありがとうございます。
心より感謝します。
エアーをあてないメリットはあまりないのですか。
しかしそれだけで判断すると見落すことがあると。
私が診ていただいている先生はそれでエアーをあてないのかもしれませんね。
歯が痛む原因は、知覚過敏ではないか、ということでした。
歯の根が出ているということでした。
どのようなレーザーなのか説明はありませんでしたし、私も確認はしませんでしたが、痛みをとるためのものだと思います。
薬は知覚過敏の薬だと思います。
2週間以上たちますが、症状は改善されていません。
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回答9 |
森川 2015/03/11(Wed) 15:33
知覚過敏の診断ですと、おそらく可逆的な治療(どちらかというと対症療法的な治療)としてレーザー、薬剤塗布を行ったのではないかと推測します。
メリットは可逆的(=元に戻せる)な治療であるということ。デメリットは、(たとえば抜髄や抜歯と比べて)不確実であることでしょうか。
知覚過敏の診断でいきなり抜髄は通常ではありえませんので、担当医の選択はごく一般的かと思います。
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返信9 |
よこよこ39822 2015/03/11(Wed) 16:07
森川先生、お忙しいと思いますのに、ほんとうに何度もご回答をありがとうございます。
私が診ていただいている先生は、余計なこと(いきなり神経を抜くなど)をされない方だという印象があり、それで通院していました。
レーザーや薬を塗って治療しても痛みが消えないということは、あって当然と思います。
むしろ、そういうこともしても効果がなかったので「神経を抜きましょう」という治療の流れになるほうが、いいのではないかと思います。
ただやはり気になるのは、
必須の検査ではないかもしれませんが、簡単な検査だと森川先生がおっしゃるエアーをあてるという検査を
なぜされなかったのだろう、ということです。
エアーをあてると、他にも同様の症状がある歯を見落とす可能性があるというのが
いまひとつ理解できていません。
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返信10 |
よこよこ39822 2015/03/11(Wed) 17:05
レーザーをあてたり薬を塗ることは知覚過敏の治療として一般的だと思います。
しかし、エアーをあてるなどして痛む歯を特定していないので
もし治療した歯が痛む歯ではなかった場合、必要でない治療をしたことになります。
また、治療を施しても痛みがとれなかった場合、
同じ歯に再度処置が必要なのか、違う歯に原因があるのか
わからないと思うのです。
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回答10 |
森川 2015/03/11(Wed) 23:48
>しかし、エアーをあてるなどして痛む歯を特定していないので
エアーを当てることが知覚過敏の対処が必要な歯を特定するための唯一の方法ではありませんし、確実な方法でもありません。
エアーをあてる”など” とよこよこ39822さんも書かれているように、問診および視診で(レントゲンも撮られているようでしたら、それも含めて)判断していることになりますので、特に問題があるとも言えないと思います。
よこよこ39822さんは、エアーを当てるという診査方法に極端に固執しすぎているのではないでしょうか
>もし治療した歯が痛む歯ではなかった場合、必要でない治療をしたことになります。
そういった考え方ですと、レーザーや知覚過敏の薬剤を塗布しても無効だった場合は「必要のない治療を行った」ということになりかねませんが、診断はそれほど簡単であるとは限りません。
はっきり(原因も含めた)診断ができない場合も少なくないです。
また、先にも書きましたとおり、上記の方法は簡単で金額的な負担も変わらず、不可逆的な変化を起こす可能性も極めて少ない、安全性の高い治療法ですので、可能性のある歯すべてに行うことはそれほど悪い判断ではないと個人的には考えます。
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