質問 |
マヤ03 2025/04/29(Tue) 02:33
右上5番のことでお伺いします。写真のようなレントゲン画像ですが、抜歯を薦められています。これは歯根破折でしょうか、あるいは根幹治療のところからの細菌発生でしょうか。画像1が現在で、画像2は1年前です。
根幹治療をしてから10年近く経っていますが、治療の数年後から少しずつ膿が出たり、ぐらつきがあるようになってきて、5年くらい前からいろんな歯医者さんに診てもらっていましたが、最近まで画像に出なかったので、放置のままでした。今のお医者さんは、歯根破折だろうとおっしゃっています。
今は歯茎の腫れがあり、膿もたくさん出ています。抜歯しか方法はないのでしょうか。
先生方のご意見をよろしくお願いします。
画像1 画像2
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回答1 |
加藤 道夫 2025/04/29(Tue) 05:42
マヤ03 さんこんにちは。
右上5番ですが、診断できないことになっておりますが、私も写真のようなレントゲン画像では、他の先生動同様歯根破折で今は歯茎の腫れがあり、膿もたくさん出ているのであれば抜歯をすすめるとお思います。
他の手段では、一度歯を抜いて、接着させて戻す方法はあります。北海道大学が中心に発表されています。参考までに。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajps/6/1/6_14/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajps/6/1/6_20/_pdf/-char/ja
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返信1 |
マヤ03 2025/04/29(Tue) 14:00
加藤先生、お返事有難うございます。
やはり歯根破折と思われるのですね。
参考資料をどうも有難うございました。10年も前の文献なので、今はもっと研究が進んでいるのでしょうか。歯を抜いて戻す方法は魅力的ですが、海外在住なので、残念ながら、あまり歯を残す治療は考えてもらえない感じです。こういう治療法がもっと一般的になることを願っています。
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回答2 |
井野泰伸 2025/05/01(Thu) 09:17
現在、歯根破折は教科書的に言えば抜歯になります。
加藤先生が言われている接着修復は日本のごく一部の先生が行う方法で海外では一般的にあまり知られた治療法ではないと思いますので治療選択肢にはならないと思います。
ちょっと前にアメリカの歯内療法学会でもトピックスに上がりましたが、エビデンスの構築や予知性の観点から海外の保険会社がこの治療法を採用する可能性は少ないと個人的には思います。
膿んだ状態が長く続くと骨がどんどん溶けてきて、最悪副鼻腔炎にもなるので、かかりつけの先生にこのまま置いておくことのリスクなど聞いて、どうするか判断された方がいいと思いますよ。
おだいじに
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返信2 |
マヤ03 2025/05/02(Fri) 00:41
井野先生、
お返事有難うございます。
このままだと怖いことになるようなので、あきらめて抜歯に進みたいと思います。
丁寧なご説明を有難うございました。
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