歯磨きはできているつもりなのに、歯垢染色液がなかなか取れない

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歯磨きはできているつもりなのに、歯垢染色液がなかなか取れない


質問者
うゆうゆ さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯磨きに関する疑問
歯磨きに関するトラブル
歯磨き(プラークコントロール) その他
公開日 2008-05-03 02:53:05
回答者
中本恵太郎先生
渡辺 徹也先生

質問 いつも参考にさせていただいています。

今日、自宅で歯垢染色液を使ってみました。

昼間1回、夜もリベンジすべくもう1回。
歯磨きはかなり丁寧にやりました。

の間や生え際のあたりも歯ブラシを押し付けないように小刻みに、時間もかけて磨きました。

で、歯垢染色液を使ってみると(綿棒で塗布し、その後かるくすすぐ)、汚れは落ちていると思うのに、生え際、とくにレジン充填してある上の前歯の生え際、そして下の犬歯の生え際1カ所が、とくに赤く残りました。

この赤いところを除去しようと、再度歯磨きをしました。

鏡を見ながら小刻みに。でも、なかなか取れません。
爪でこそげとろうとしても、なかなか取れません。

そこで、研磨剤入りの歯磨きを使い、小刻みに磨き、ようやくほとんど赤い部分が取れた感じです。

知りたいのは、


★歯磨きが完璧ならば、歯垢染色液を使ってまったく赤い残りがないものなのか?
(赤い部分は必ず磨き残し:歯垢なのですか?)

★研磨剤入り歯磨きを使ってようやく赤が取れたということは、研磨剤歯磨きを使うべきか?

★どの程度の染まり具合が許容範囲なのか
(どこかに画像があればいいのに、と思いました)

レジンと歯の境目が赤く残って磨いてもなかなか除去できなかったが、凹凸部分に染色液が侵入しただけで、汚れではないのではないか?


などなどです。
よろしくお願いします。

うゆうゆさん  2008-04-06 02:05:52
回答1
中本です。

うゆうゆさん、こんにちは。

かなりお口のケアの意識の高いお方とお見受けします^^

私もよく、染め出し液をご自宅でも使用して磨き残しをチェックすることをお勧めするのですが、なかなかそれを実行してくれる方はおられません。

うゆうゆさんを見習っていただきたいところです。

ただし、染め出し液の結果にあまりナーバスにはならなくていいですよ。

歯磨き・お口のケアの高い意識も、行き過ぎると、「いつも口の中が汚れている不安感」に変わってしまうことがあります。

染め出し液を使って時間をタップリかけた歯磨き・ケアをするのは、基本的には1日1回、夜寝る直前で構わないと、私は考えます(歯科医師によって見解は違いますが)。

その上でご質問にお答えしますね。


【ご質問1】

>歯磨きが完璧ならば、歯垢染色液を使ってまったく赤い残りがないものなのか?(赤い部分は必ず磨き残し:歯垢なのですか?)

【回答】

基本的にそうです。

ただし、物理的にどうしても軽度の歯垢(の残骸のような小さなモノ)が取り除けないこともあります。

これは厳密には「磨き残し」とまではいえないでしょう。


【ご質問2】

>研磨剤入り歯磨きを使ってようやく赤が取れたということは、研磨剤歯磨きを使うべきか?

【回答】

これは歯科医師によって、特に顕著に意見の分かれるところですが、私は特段「研磨剤配合の歯磨き粉」を忌避していません。

うゆうゆさんのように、適切に使用することで効率的に歯垢等を除去する効果があることも事実です。

特に、現在市場に出回っている研磨剤配合の歯磨き粉は、改良に改良を重ねたものが多く、その為害作用も決して高いものではないと思います。

少なくとも私は、現在の一般的な研磨剤配合の歯磨き粉が、に対して明らかな悪影響を及ぼすという医学的根拠を存じません。


【ご質問3】

>どの程度の染まり具合が許容範囲なのか

【回答】

これはやはり直接拝見してみなければ分かりません。

ご存知のことと思いますが、基本的に「歯と歯茎の境」に染め出しが残っていなければ、まずはOKです。


【ご質問4】

>レジンと歯の境目が赤く残って磨いてもなかなか除去できなかったが、凹凸部分に染色液が侵入しただけで、汚れではないのではないか?

【回答】

難しいところですね…

レジン充填の状況にもよりますが、ごくごく小さな隙間・ギャップであれば、そこに染み込んだ染色液が残存している可能性もあります。

ですが、このギャップに、歯磨きでは取り除ききれない歯垢(の残骸)が堆積している場合などは、やはり染め出し液は反応するでしょう。

そして、そういった部位のケアは、【ご質問1】の回答でも答えたように、ご自分では物理的にどうしても取り除けないこともあります。

場合によっては、そういった部位をPMTCによって歯科医師・歯科衛生士によるプロの手を借りる、ということも考えられます。


そういうわけで、これはあくまで私の予想ですが、うゆうゆさんの場合は、今の段階でしっかりとしたお口のケアができている可能性は、高いかな、と思います。

一度歯科医院を受診されて、お口の状況のチェック、必要に応じてブラッシング指導などを受けられて、より健康的なお口をキープして頂ければ、と思います。

2008-04-06 02:53:05
返信1 中本先生、ご回答ありがとうございます。
参考になりました。

>かなりお口のケアの意識の高いお方とお見受けします^^

本当にごく最近になってなんですよ。
もっと早くに気づいて実行していればと思います。

思春期頃から好き放題甘い物を間食し、歯医者さんでは何度も歯磨き指導を受けていたのに、いい加減な歯磨きも甘い物のダラダラ食いも甘く見ていました。

15年あまりの間に虫歯治療+再治療を何度したことか。
皮下脂肪も同時に蓄えたし(^^;

悔やんでも仕方がないので、40代になって気づくより30代で気づいたことをよかったと思うことにしようと思っています。

不思議なことに、食後にを磨くことが好きになりました。
これから、今より歯を悪くしないように頑張ろうと思っています。

そんな矢先、昨日はっきりと穴を確認できる虫歯を発見! 
驚きました。

今年に入ってから先日まで歯科通いをしていた(2つの歯科に)のに、指摘されなかったということは、この虫歯は1週間かそこらでできたのか、急に巨大になったのでしょうか!? 

入り口の穴は小さく、内部で広がっているような感じです。
不思議とまったく痛みがない。落ち込んでいます。

明日診療予約を入れるつもりです。
深そうな穴なので放置すると、どんどん脱灰が進みますよね。

うゆうゆ さん  2008-04-06 23:58:06
回答2
土田歯科医院の渡辺です。

こんにちは。

出遅れた感がありますが・・^^;


生え際の磨き残しですが、案外

・ブラシが軟らかすぎる
・ブラシの形が悪い
・ブラシが古い

などが影響が大きい気がします。経験的に。
それと

・こびりついている汚れ

は圧倒的に取れにくいです。

ハッと気付いた時にゴシゴシやってもなかなか取れませんが、日頃から意識してブラシを当てていれば、案外こびりつきにくいものですよ。

研磨剤は入っていないよりも、入っている方が効率的に汚れが落ちます。



更に、

セメントエナメル境

と言うところがあって、文字通り、その境目のことなのですが

参考→歯の構造

ここは人によって結構細かい段差が出来てしまいます。
これは物理的に汚れが落とせません。

レジン充填(などの修復物)の不適合

も同じです。

この二つは、汚れがどうしても落ちないんですが、同時に虫歯の好発ポイントでもありますので、せめてベットリとはため込まない努力をしましょう。

プラークは、厚みが出て、古くなって初めて悪さをしますので、少々は大丈夫ですよ^^

細かいことを書いてはいますが、おおらかな気持ちで取り組みましょう。



また、レジン充填(などの修復物)の不適合にご自身で気付かれたら、それは研磨したりやり直してもらうことで改善される可能性はあります。

ただし、上手な先生でないと・・・ね。

鏡で見て気付いた様なレジン充填の不適の位置は、おそらくエナメル質との境ではなかったですか?

エナメル質にたまるプラークでは、びっくりするほど虫歯になりません。

エナメル質は非常に強いので。

最悪なのは、根面(セメント質もしくは露出した象牙質)に境目があって、それが不適合な場合です。

これは、神経質なぐらい気をつけて、重点的に予防に努めた方が良いですよ。

ですから我々歯科医師技工士も、クラウンマージンの位置や精度には神経を使うのです。(使わない先生もいますが^^;)

参考→縁上マージンと、クラウンによる歯周病のリスクについて



で根本的な問題として、どれだけ汚れを落とせば十分か、と言う問題に対して、答えとしては個人差がかなり・・あります。

虫歯になりやすい人、なりにくい人が実際ありますね。

分かりやすく言うと、

磨き残しが○○%ある人でも、それが5年続いているが新たな虫歯、歯周病の進行が1本(1ヵ所)も認められない。

(※修復物辺縁に出来る2次カリエスは除く)

と言う状態ならそれでOKな訳です。

もちろん食習慣やフッ素の利用量、唾液の流量なども本当は含めて考えないといけませんが・・

あと実は部位によっても色々あって、例えば下の前歯なら歯磨きなんてしなくても普通虫歯にはならなかったりとか・・・

(※歯周病にはなりますけどね)

ですので、先述のブラシの選び方や修復物のチェック、時間の経過を追って観察していくことが本当に重要ですので、出来ればかかりつけの歯科医衛生士を決めて、長く通う事が大切なんですよ。



虫歯・歯周病予防は1人で全部頑張ろうとはせずに、パートナーも探されるといいと思いますよ^^

2008-04-07 00:38:14
返信2 渡辺先生、お返事ありがとうございます。

歯ブラシの話、身に覚えがあります!

毛が開いていないからいいや、と長いこと交換していませんでした。
1年くらい?

毛の質は「やわらかめ」というもの。
長いこと使っているからさらにやわらかくなっていたことでしょう。

以前通っていた歯医者さんは「デンターシステマ」を推奨、「歯科医からすると、“かため”という歯ブラシの存在する意味はまったくわからない、と軟毛をすすめていました。

この歯ブラシは気に入っていましたが、まずは新品に交換しようと思います。



>あと実は部位によっても色々あって、例えば下の前歯なら歯磨きな>んてしなくても普通虫歯にはならなかったりとか・・・(※歯周病>にはなりますけどね)

たしかに、私も下の前歯だけは、ずらりと虫歯も治療もなしのきれいなです。



>虫歯・歯周病予防は1人で全部頑張ろうとはせずに、パートナーも>探されるといいと思いますよ^^

そうですね。

最近、会員制の虫歯予防コースを設けている歯医者さんがありますが、経営戦略でもあるのでしょうが、私のように歯に自信のない人にはとてもいいシステムだと思います。

とりあえず、近く歯医者さんにいろいろ相談してみます。
ありがとうございました。

うゆうゆ さん  2008-04-07 11:29:34

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。


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