歯の二股に分かれている部分に穴が。治療方法と、歯科医院選びについて

相談者: あつあさん (38歳:女性)
投稿日時:2008-10-29 16:15:55
こんにちは。
はじめて投稿させていただきます。

右下6番についてです。
20年以上前に虫歯治療で神経を抜きました。

去年、歯茎の外側にできものが出来たので歯科医へ行きました。

「神経を抜いた所にばい菌が入ったんだろう」

と、治療をしました。
また、被せをはずした時に見つかった虫歯も削りました。


2ヵ月後、右下6番内側歯茎にできもの。
今度は違う歯科医へ行きました。
(前の所は、なんとなく不安で)

の二股に分かれている股の部分に穴が開いてる。
・根元の先まで薬が入っていない。

以上2点が分かりました。

根管治療をしてもらい、開いてる穴を塞ぎました。
約2ヶ月程様子をみた後被せをして、終了。


しかし、それから1ヶ月も経たないうちに歯茎内側の同じ箇所にできもの。

レントゲンも撮りましたが、穴が開いてた股の部分の歯茎にある影がとれてないとのことでした。


これからの治療方法として、

?歯を穴が開いてる所で割ってしまう
?歯は触らず、歯茎を、股の所辺りまで切って(切り取って?)露出させ、歯ブラシをあたりやすくする(掃除しやすく)

の2点を挙げられました。


治療方法に驚いてしまい、デメリット等何も質問せずに帰ってきてしまったのですが・・長い目で見るとどちらがいいのでしょうか?

また、2つの治療どちらかに決める場合(特に歯茎を触る方)、口腔外科もしておられる先生にしてもらう方がいいのでしょうか?(この病院は一般歯科です)



あと、最初の歯科医で根管治療をしている時に激しく痛んだ事があったのですが、根の先に穴が開いたとか、割れたとか、そういう可能性はないでしょうか?

歯茎の膿に関係はありませんか?

もし、根の先が割れたりしてる場合レントゲンで分かりますか?


まとまりがなく分かりにくいかもしれませんが、宜しくお願いします。
 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-10-29 19:21:03
>・の二股に分かれている股の部分に穴が開いてる。

と言う事から想像するに、「パーフォレーション」があるように思います。


もし、そう言う状況であれば「パーフォレーションを埋める事の出来る先生(根管治療の得意な先生)」に診てもらえれば良いのではないでしょうか?
保険外になってしまう気がしますが‥)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-10-30 02:44:50
あつあさまこんばんわ。


タイヨウ先生が仰っているように、パーフォレーションがあると思います。

その大きさにもよりますが塞げば治る可能性があります、また根管治療が必要かもしれません。

治らなければヘミセクションという手もないわけではありません、腕のいい先生にお任せするのがいいと思います。



お大事になさいませ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-10-30 13:31:00
こんにちは。

ちょっとこの辺りの判断は非常に微妙なので、実際に拝見する必要がありますが・・。



パーフォレーションの部位が、歯周ポケットと交通して(つながって)いなければ、「封鎖(パーフォレーションリペア)」を目指すのもひとつの方法だと思います。

(文面からはたぶんこちらの状況の様な雰囲気ですが・・)



であればタイヨウ先生の書かれた通り、根管治療の得意な先生がいいでしょうね。

参考⇒根管治療の専門医を探すには?

今回行かれた歯科医院で、その選択肢が提示されなかったのはたぶん、

・担当医の先生の技術的に無理

か、あるいは

の状態的に無理

なのかどちらかだろうと思います。



この辺りの判断は、根管治療の得意な先生が見ても「無理」と言われれば間違いない・・とは言えるでしょうね。




で、パーフォレーションが歯周ポケットと交通している様だと、封鎖はケースバイケースになるかと思います。

ですので選択肢としては

・パーフォレーションリペア

の他に、担当の先生が挙げられた

> ?歯を穴が開いてる所で割ってしまう

歯根分割術と言います。



> ?歯は触らず、歯茎を、股の所辺りまで切って(切り取って?)露出させ、歯ブラシをあたりやすくする(掃除しやすく)

⇒微妙に違うんですが、トンネリングと言って良いと思います。



が考えられます。

また、実際に拝見して診査してみれば、場合によっては山田先生の書かれたヘミセクションと言うのが向いている可能性もないこともないですね。



そしてこれらの手術は、根管治療の得意な先生でも口腔外科の得意な先生でもなく、歯周外科(≒歯周処置)の得意な先生の分野になります。

参考⇒侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)



・・ややこしいですね^^;
困った人が相談に来てるのに「それは○番の窓口へ」「いや、○番の窓口へ」って、たらい回しにしてる気分です・・・すみません。




【デメリット等について】

○パーフォレーションリペア

技術的に難しい
現在の状況によっては歯周ポケットと繋がりやすい→歯周病のリスク
成功すればこれが理想的


○歯根分割術
 
技術的に難しい
場合によってはエクストルージョンクラウンレングスニング部分矯正等も一緒に行った方が良い
将来的に、虫歯になりやすい


○トンネリング

技術的には比較的簡単で安価
場合によってはエクストルージョンやクラウンレングスニング等も行った方が良いかも
将来的に、虫歯になりやすい
(どちらかと言えば神経のある歯向き。キチッとした歯根分割術が出来るのならその方が多少安全??)


○ヘミセクション

今回の場合、残した根の使い道がほとんどない
将来的に虫歯、歯根破折を起こしやすい
 


つらつらと書きましたが、何よりも診断が大事ですね。
歯の形が、胴長短足か胴短長足?かだけでも話が随分変わります。

それと担当医の技術力(自信度)もかなり重要視された方が良いと思いますので、担当医のお勧めなどはよくお聞きになって下さい。

参考⇒ヘミセクションの予後、成功率



根管治療の専門医と歯周病の専門医で相談して決めてもらえれば一番なのですが、なかなかそれは実現出来ませんので、順序的にはまず根管治療の専門医にパーフォレーションリペアで望みがないか確認した方がいいかな・・と思いますよ。

たぶん自費になると思いますし、値段も幅がかなりありそうでよく分かりませんが。。



因みにインプラント(だけ)が得意な先生に相談すると「抜歯 → インプラント」になると思います。

それはそれで、すっきりはするんですけどね・・。



歯科の仕事というのも意外に細分化されていて、専門性というのが先生ごとにかなりありますから、歯を本気で残したい場合はそういうことも理解されて、複数の先生に相談された方がいいでしょうね。

参考にされて下さい。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-10-30 13:39:57
それと、

>最初の歯科医根管治療をしている時に激しく痛んだ事があったのですが、根の先に穴が開いたとか、割れたとか、そういう可能性はないでしょうか?
歯茎の膿に関係はありませんか?
>もし、根の先が割れたりしてる場合レントゲンで分かりますか?

についてですが、これは分かりませんね。

パーフォレーションはもちろん望ましくはありませんが、根管治療時に起きうる偶発症です。

個人的には、パーフォレーションをしてしまった場合にはきちんと説明はするべきだと思いますが、医師が気付かない場合もあります。


他もお書きの様に色々と想像は膨らみますが、あとは実際に診査してみないと何とも言えませんね。

レントゲンで分かることもごくわずかです。


まずは神経を抜かなくて良い様に、他のについては頑張って下さいね。


お大事にどうぞ。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-10-30 16:42:10
これからどうしていくのが一番いいのか?ですが、

『これからの治療方法として、
?を穴が開いてる所で割ってしまう
?歯は触らず、歯茎を、股の所辺りまで切って(切り取って?)露出させ、歯ブラシをあたりやすくする(掃除しやすく)
の2点を挙げられました。 』

これは、多分に適応な判断であろうと類推します。

渡辺先生の書かれているとおりに?ができれば最高ですが、
その後の治療を含めた治療費は十万円を軽く超えるでしょうから、安易に選択もできませんし、絶対成功する保証はありません。

?および、?の変法で対応するケースが多いと思いますが、
レントゲンもありませんので何とも申し上げにくいです。


一般に小柄なアジア人女性には、
分割やエクストルージョントンネリング
といった方法は向かないとされています。

根っこや周辺の組織が小さく薄い為です。


知識の深い先生に診察頂くのはいかがでしょうか?

お住まいのエリアでしたら、大学歯学部歯科大学もあります。
大学歯学部であれば口腔治療科、
歯科大学であれば、歯内療法科、の受診をされて
ご相談されることも
お考えになられてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あつあさん
返信日時:2008-10-31 00:39:12
タイヨウ先生
山田先生
渡辺先生
佐藤先生

お忙しい中、丁寧な説明をありがとうございました。
改めて、自分のが岐路に立たされている事を実感し慌てております。

まだ皆様の説明を100%理解できておりません・・が、勉強と平行して「根管治療が得意な先生」を探します。
(とても難しそうですが)

膿がここ3日位ひどくなってきてるので、また担当の先生の所へ行かないといけないと思います。
その時に、お話を聞いてみます。(お勧めも)


佐藤先生のご回答におよその金額がありましたが、保険外になるという事ですよね・・タイヨウ先生とご一緒ですよね・・。
歯学部歯科大学についても調べてみます。



渡辺先生・・

>そしてこれらの手術は、根管治療の得意な先生でも口腔外科の得意な先生でもなく、歯周外科(≒歯周処置)の得意な先生の分野になります。

どうも近くにはおられないようです。
しかし、担当の先生がこの2つの治療法を出してこられたという事は、「出来る」(自信は別としても)という認識でいいのですよね?

う、考えがまとまりません。
とにかく、

・担当医としっかり話をしてみる
・根管治療が得意な先生を探す

貴重なご意見いただけた事を感謝いたします。
有難うございます。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-11-01 01:12:16
>しかし、担当の先生がこの2つの治療法を出してこられたという事は「出来る」(自信は別としても)という認識でいいのですよね?

もちろんそうだと思います。

いい先生に巡り合える(巡りあってる?)といいですね。
頑張って下さい。




タイトル 歯の二股に分かれている部分に穴が。治療方法と、歯科医院選びについて
質問者 あつあさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
根の穴・穿孔(パーホレーション)
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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