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[写真あり] 受け口を矯正のみでどの程度改善されるか知る方法

  • 質問者:キャリーさん
  • 投稿日時:2011-04-11 23:35:20
参考:過去のご相談
白金加金のクラウンの色は、金歯と銀歯の間くらいですか?
マルチループワイヤーという歯列矯正装置で受け口は治りますか?



以前の質問で最後まで先生方の回答にお返事が書けず申し訳ありませんでした。

今回は以前からこちらで相談していた矯正のことについて再度相談させていただきたいと思います。
よろしくお願いします。


私は受け口で、その治療のため先日矯正歯科に相談にいきました。
写真やレントゲンをとり、詳しい治療法についても聞いてきました。

その矯正歯科で2つの治療法を提示されました。
1つは外科手術併用の治療法で、もう1つは矯正のみの治療法です。

私の受け口は矯正のみで治せるor保険適応での手術も可能、のギリギリのラインで、私の選択しだいでどっちかの治療法を選べるらしいのです。



治療の詳細ですが、手術併用の治療法はワイヤー矯正後に手術で下顎を下げるというものです。


矯正のみの治療法は
 1.上の歯列を拡大する
 2.歯列全体に固定式装置をつける
 3.下の奥歯を後方に送っていく
 4.上下の噛み合せを整える
というものです。


正直どちらにすべきかものすごく悩んでいます。
先生に気になることは質問したのですが、「やってみないと・・・」というような回答で、ますます迷っています。




「奥歯のかみ合わせ(下顎が奥歯1本分前に出ている)はちゃんと噛みあうようになるのですか?」

先生

「半分くらいまでは何とかいけるかもしれない」



「完璧なかみ合わせにはならないのですか?
(奥歯の咬合がきちんと噛みあうようになるのか)」

先生

「完璧を求めるなら・・・手術しかない」



「下前歯を無理やり口腔内の方向へ倒したりするのですか?」

先生

「それはないです」



「見た目の受け口感は改善されるのですか?」

先生

「見た目はあまり変わらないかもしれません」



1度矯正をはじめると途中で変更できないので、もしも矯正のみで治療して「やっぱり手術にしとけばよかった」と後悔したくないです。

でも、手術での後遺症やさまざまなリスクを考えると矯正だけで治るのなら・・・という思いもあります。

でも手術なら噛み合わせを完全に確実に治すことができる・・・


矯正のみでどの程度まで改善されるかがわかれば踏み切れますが、正直判断材料がなさすぎて決めることができません。

矯正のシュミレーションとか行っている機関とかないでしょうか?
矯正で歯の動きを予測して最終的な完成度を見て判断したいです。。



一応写真載せておきます。
一番右の写真が上の歯と下の歯です。

長文になりましたが、どうか回答のほどよろしくお願いいたします。

画像1画像1
質問者 キャリーさん
地域 非公開
年齢 20歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ
回答者

返信相談者からの返信1

  • 返信日時:2011-04-11 23:37:38
書き忘れていましたが、下の前歯中切歯)1本が生まれつきありません。
いわゆる欠損歯です。

回答回答1

キャリーさまおはようございます。

反対咬合外科矯正をして治すか外科手術をしないか迷っていらっしゃるようですね。

外科手術を併用すると骨格そのものをいじるので顔貌が変わります、外科手術をしない場合は反対咬合だけがある程度治ると考えてください。


写真から推測すると、上顎を広げて下顎を少し内側に倒すようなイメージになると思います。

したがって見た目の受け口様顔貌は変化しないと思われます、一方外科矯正では下顎骨自体を短くするので受け口様顔貌は改善されます。

手術のリスクをとって受け口様顔貌まで改善するか、受け口様顔貌はそのままで反対咬合だけ治すかになってくるとでしょう。


どうなさるかはご自身で決めていただくことになると思います、わからないことがあれば納得するまで主治医に質問して十分理解してから決めていただくのがいいように思います。


参考になれば幸いです。

回答回答2

確かに判断に迷う状況ですね。

治療予測のパソコンソフトもあるし、手書きでもできますので、担当医にそれを提示していただけないでしょうか。


ご本人が何を問題にしているのか、顎のしゃくれ感を治したい、さらにもしあれば顎のゆがみを治したい、顔の長さが気になるという事でしたら手術せざるを得ないと思われます。

ただ、口唇部のみの改善は矯正治療単独でも前歯の反対被蓋を改善することによって、ある程度可能だと思われます。


もし矯正単独で治療するなら下顎前歯が先欠ということもあって、非抜歯ということになると思います。

外科手術を併用する場合には上顎の歯を抜歯することになるかもしれません。

その上、手術するまではもっとはっきりした受け口を作ることになりますので、口元の感じは悪くなっていきます。
もちろんその後の手術で一気に改善されます。


邪道ですが現実面では支払う料金も考慮材料になります。
手術する場合には2〜3週間の入院が必要です。

最終判断は患者さんご自身が行うことに異論はないのですが、担当医はどちらがよりいいと考えているのかも聞いておきたいことです。


どちらに決めたとしても一旦決めたら、くよくよ悩まないことが一番です。

回答回答3

特別な機関ではなくとも、一般の矯正医であればシュミレーションを行う技術は持っていると思います。

ただすべてのケースに行うのではなく、必要に応じて作成すると思いますので、キャリー様の不安が大きく、どちらにするか非常に迷っており、できれば視覚的に確認させてもらえるとイメージが沸き助かると主治医に訴えるのもいいと思います。


ちなみに具体的な方法ですが、セットアップ模型というものがあり、治療後の歯列を予測して作成したものがあります。

その他にPCを用いての診断用ソフトがありその機能内には大抵、矯正治療に伴う軟組織の変化を顔写真を使用して視覚的に確認できるものが備わっています。

またPCを用いなくともレントゲン写真を用いてシュミレーションを行う方法もあります。


写真を拝見して私も外科にするか矯正のみで治療するのか判断に悩むケースのように思います。
主治医も同じ思だと思います。

キャリー様のご不安を遠慮せずに伝え主治医の先生とご相談ください。
満足のいく治療が受けられるといいですね。

返信相談者からの返信2

  • 返信日時:2011-04-12 18:18:38
山田先生、伊藤先生、秋山先生回答ありがとうございました。

やはりシミュレーションはしてみたいですね。。。


秋山先生のおっしゃる

>>その他にPCを用いての診断用ソフトがありその機能内には大抵、矯正治療に伴う軟組織の変化を顔写真を使用して視覚的に確認できるものが備わっています。

すごいですね!!そんなソフトがあるんですか!
小さなクリニックにもあるのでしょうか?
立体的に見れそうでいいなと思ったのですが、大きな病院へ行くべきでしょうか?



あと伊藤先生に質問なのですが、手術の場合上の歯を抜歯するかもしれないとのことですが、なぜでしょうか?

私は上の親知らずが生まれつき2本ありません(下の中切歯とあわせて欠損歯が3本ということです)。

そのスペースには第二大臼歯が生えており親知らずが無かったおかげで上顎の歯はちょうどぴったり収まっています(少しがたがたっとしていますが、上顎を少し拡大すれば収まりそうです)。

私の場合は抜かなければならないかはわからないですが、受け口の方って上の歯も抜歯する場合があるのですか?

回答回答4

骨格性下顎前突の場合には、上顎前歯が唇側傾斜、下顎前歯は舌側傾斜していることがしばしば認められます。

写真を拝見するとキャリーさんもその傾向が明らかに認められます。

もしこのまま手術した場合には、下顎を5ミリ後退させる手術を行ったら、明らかな出っ歯になってしまうため、2〜3ミリ程度の後退量しか取れなくなり、その結果顔の改善がほとんど認められなくなる可能性があります。


それを避けるために、術前矯正で上顎前歯を後退させ、下顎前歯を前方移動して、はっきりした受け口を作ります。
(受け口をひどくします)

このとき上顎前歯を後退するためのスペースがない場合も多く、上の小臼歯を2本抜いて上の前歯を後退させるために使うことがあります。この場合下は非抜歯で並べます。

こういった手法はしばしばとられています。


もちろん状況によっては上下非抜歯、あるいは上下4本抜歯で術前矯正を行うこともあり、すべて治療後のゴールをどこにおくかによって判断することになります。



パソコンによる治療後の顔貌の変化予測では、現在の顔写真を基に作られます。
なかなか完全な予測はできず、実際とかなり違ってくる場合もあります。

さらにどうしてもダイレクトな印象を患者さんに与えてしまうため、わたしは予測ソフトはありますが、側貌の予測には手書きをしています。
かなり複雑ですが、私の経験をより取り入れることができるからです。

返信相談者からの返信3

  • 返信日時:2011-04-12 21:49:36
伊藤先生ありがとうございます。

>骨格性下顎前突の場合には、上顎前歯が唇側傾斜、下顎前歯は舌側傾斜していることがしばしば認められます。

そういうことですか・・・
私の場合は下顎前歯は舌側傾斜しているそうですが上顎前歯は垂直に生えているそうなので(通常はやや唇側傾斜しているらしいです)どうなんでしょうかね。。

思ったのですが、上の親知らずが無いおかげで上顎の歯列は何とかきれいに収まっていますが、下顎全突というよりは上顎の劣成長のような気もします。


パソコンによる治療後の顔貌の変化予測についてなのですが、それをするにはレントゲンや模型の作成は必須ですか?

あと、受け口の人が矯正のみで治療すると歯に負担がかかると聞きました。
手術なら歯自体には負担がかからないため、後々のことを考えるといいというようなことを目にしたのですが本当ですか?

回答回答5

前歯が唇側傾斜しているかどうかというのは、どこを基準平面にして評価するかによって変わってくることも多いのです。

現実問題として、下あごを何ミリ後退させたいかによって術前矯正の治療目標を定めます。

上顎の劣成長がある場合には、もし必要なら上顎前歯を後退させて、上顎骨自体を手術によって前方移動することもあります。


何度も繰り返しますが、要は治療ゴールをどこにおくのか、目標達成ののためにどうするのか(抜歯、非抜歯も含めて)という思考法を取るわけです。

もちろんゴール設定の際には患者さんの希望を考慮に入れることは当然です。


パソコンによる治療予測は、それをする以前に正確なレントゲン計測(特にセファロ)が必要で、当然模型も参考にします。
それに基づいて顔面写真を変換していきます。


一時的には矯正も手術も歯に負担は掛かります。
どちらが負担が大きいとは一概には言えないと思います。

返信相談者からの返信4

  • 返信日時:2011-04-13 22:23:56
伊藤先生ありがとうございました。

そうですか・・・
やはり外科矯正についても抜歯なのか非抜歯なのか聞いてみたほうが良さそうですね。

やはりまだどちらにするか決められませんが・・・

とりあえずパソコンによる治療予測はやってみたいと思います。



丁寧な回答ありがとうございました。
非常に参考になりました。

伊藤先生の歯科名古屋市ということで、一度実際に見ていただいて相談してみたいですね。
私は東海地区在住ですので。。

そのときはよろしくお願いします^^


他の先生方もたくさんの回答ありがとうございました。