[写真あり] 複数の歯科医院にかかることの是非について

相談者: 雅史さん (46歳:男性)
投稿日時:2011-12-14 19:02:25
参考:過去のご相談
虫歯を削った部分にレジンでコーティングした後にインレーを被せる
他多数



いつも大変お世話になっています。

今回は、複数の歯科医師にかかることの是非について、ご意見を頂きたく。

今まで主治医A先生のもと、全額的治療を受けてまいりました。
治療ももうすぐ終わりがみえてきた所で問題がいくつか発生して
きました。

・主治医のA先生は、骨のないところにはインプラントは埋入しないという主義の先生で、右上6番が骨が足りないということで、右上4,5インプラント、4、5,6で延長ブリッジを考えてられます。

審美領域の左上2番が破折確定ということもあり、インプラントの大家のB先生のところに相談にいきました所、パノラマ、CT画像をみて、左上2番は抜歯即埋入が可能、右上6番も像骨無しでインプラントの埋入が可能とのことで、左上2、右上6をクラウンまで担当頂いてみては考えています。

・根幹の先が膿んでいる左1番の歯内療法の大家のC先生の所で、根幹治療し(健康保険の範囲で、上手な根幹治療が期待できるため)、クラウンまで担当頂いてみてはと考えています。


主治医のA先生と、インプラントの大家のB先生は、若いころの研修先の先輩、後輩の関係

主治医のA先生と、歯内治療の大家のC先生は、同じスタディグループの先生と生徒の関係

といった関係にあります。


質問1;
複数の歯医者さんに、治療を分担しておこなって頂く場合、注意すべき点として、どのようなことがあるでしょうか。

質問2:
臼歯部分はメタルボンド前歯部分はセラミックスのクラウンを考えていますが、問題ないでしょうか。

質問3:
上左2、上右6のインプラント治療と
上左1の根幹治療と
右下5クラウンやし直し、右下6,7のインレやり直し
は、平行に進めるべきでしょうか?

質問4:
メンテナンスは3医院で受けるべきでしょうか?



以上 宜しくお願いいたします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 19:39:30
雅史 さん、今日は




質問1;
主治医となる歯科医を決め、その先生を中心に、各先生に連絡を取り合っていただいて、計画的に治療することです。

先生方の先輩後輩や師弟関係はなんの関係もありません。
ただ、先生方で意見が食い違うことがありますので、主治医の先生の推薦できる先生か、同じような考えの先生でないとうまく連携はとれないでしょう。


質問2:
状況によりますので、実際診てみないと何とも言えません。


質問3:
主治医の先生の判断に任せるべきです。


質問4:
主治医の先生か、主治医の先生がもし他の先生を指定されればその先生の所で。



以上 宜しくお願いいたします。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 20:20:03
>質問1

チーム医療を受けるのだと考えてください。

・3人の先生が連携に同意すること
・3人の先生がコミュニケーションを取ること
・3人の先生がリーダー(主治医)を決めること
・3人の先生が相談して治療計画を立てること
・2〜3など質問は主治医にすること


ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 雅史さん
返信日時:2011-12-14 22:57:07
小牧先生、杉原先生

ご回答ありがとうございました。

【小牧先生】
>主治医となる歯科医を決め、その先生を中心に、各先生に連絡を取り合っていただいて、計画的に治療することです。

主治医の先生から、インプラントの先生、根幹治療の先生に、紹介状(最終的な咬合は、どのようにしたいから、各先生にいれてもらうクラウンは、どの種類を、どのような状態にするか書かれたもの)を書いて頂こうかと思います。

>主治医の先生の推薦できる先生か、同じような考えの先生か、同じような考えの先生でないとうまく連携はとれないでしょう。

インプラントの先生は、主治医の所でインプラントを入れた時にCTを撮りに行った先、根幹治療の先生は主治医憧れの先生のようで、なんとか折り合いはつけていただけるように思うのですが。


質問5:
顔見知りの先生達のようですが、お願いされた方も、困ったなぁって感じになるでしょうかね?



【杉原先生】
>・3人の先生が連携に同意すること

根幹治療の先生は、主治医の紹介状があったらという感じで、
インプラントの先生は、患者の意思があればという感じでした。


質問6:
>・3人の先生が相談して治療計画を立てること

杉原先生でしたら、左上2のインプラントから先に手をつけますか、それとも左上1の再根幹治療から手をつけられますか?

画像1画像1
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 23:18:29
画像を添付されておりますが、相談内容が非常に難しい事情を抱えていますし、掲示板上で診断はできませんので、あえて触れません。
というか、レントゲンに関して触れだすと、ドンドンドツボに嵌りそうですから。


質問1;
複数の歯医者さんに、治療を分担しておこなって頂く場合、注意すべき点として、どのようなことがあるでしょうか。

A:複数の歯医者にかかる場合、リーダーシップを発揮するドクターが存在すれば上手くいきますが、そうでなければ「船頭多くして船山に・・・」となる可能性が高いです。
オススメいたしかねます。


質問2:
臼歯部分はメタルボンド前歯部分はセラミックスのクラウンを考えていますが、問題ないでしょうか。

A:現在多く用いられている手法です。ですが、私なら、担当医の得意な方法でお任せするのが得策だと思います。


質問3:
上左2、上右6のインプラント治療と
上左1の根幹治療
右下5クラウンやし直し、右下6,7のインレやり直し
は、平行に進めるべきでしょうか?

A:担当医が同じであったり、指揮者に相当するリーダー的なドクターがいれば治療の順序がキチンと建てられますが、そうでなければ多くの歯科医師が同時進行で触るとむちゃくちゃになる可能性があるので要注意です


質問4:
メンテナンスは3医院で受けるべきでしょうか?

A;この辺りも難しいです。
治療をした歯に問題が起きた時の責任の所在がいい加減になるので・・・

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-12-15 07:29:15
質問6 個人的には、まず右上1左上1&2を除去しておき、仮歯にします。そして左上2を抜歯します。

左上1の根管治療をしつつ、左上2部の粘膜の治癒を待ってからGBRをします。

根管治療しないで、インプラントを埋入して、もしも左上1の根尖病変が急変して炎症がインプラントの先端に波及したら、厄介なことになるかもしれないからです。

あとは骨ができてからインプラント埋入ですね。

以上全くの個人的な意見です。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-12-15 09:30:34
>杉原先生でしたら、左上2のインプラントから先に手をつけますか、それとも左上1の再根幹治療から手をつけられますか?

この回答は、診断的なものになってくるのでマズイと思いますよ。

またここで書いたことを、主治医に伝えられても先生が困惑するだけだと思います。
(患者さんの中には、プリントアウトして見せてくる方もいます)

このサイトの回答が、担当の先生には迷惑に感じるかもしれません。
(私なら迷惑に感じます。
私は今自分が出来ることを患者さんにするだけなので)


毎回書きますが、良い担当の先生がおられるのであれば、これ以上このサイトとは係わらない方がいいと思いますよ。


おだいじに   

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-12-15 10:13:12
質問5

顔見知りでもいろいろありますから。
困ったなと思うこともよくあると思います。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-12-15 12:38:23
質問5

知り合いでも、お互いの治療方針や技術は知らないことが多いです。
なので回答2に書いたようなことが必要になります。

先輩後輩や、しがらみで歯科医同士が自由なディスカッションができないこともあります。

そうなると、タカタ先生のおっしゃるように「船頭多くして船山に・・・」となることもあります。

単に専門家が集まれば、良い結果が生まれるとは限りません。

主治医が自分の力量を補うために、信頼できる専門家に相談/依頼する形でチームを作るのがベストだと思います。


質問6

せっかくのご指名なのですが・・・

>3人の先生が相談して治療計画を立てること

は、局所の問題は全体の治療計画の中で考える必要があるということです。


ご参考まで・・・

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-12-15 15:03:50
ご相談ありがとうございます。


先生方の回答どおり、チーム医療は専門性が高いほど有効ですが、口の中や身体は一つですから、その専門性がいかに統合されるかが大切です。
各専門家相互に緊密な連絡が取れると安心です。

少々高度な選択をされていると思いますから、その統一に成功の鍵があると思います。
その専門の分担を設計した人が各専門性を上回る統治能力により高所より指示して責任を取ることになります。

そのアドバイスをした先生に相談なさるか、ご自身で設計した方針であれば最終責任はご自身で取ることになります。

少なくとも最終段階の前に、何回も専門家と相談することをお勧めいたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 雅史さん
返信日時:2011-12-15 23:23:25
タカタ先生、柴田先生、井野先生、小牧先生、杉原先生、さがら先生

沢山のご回答頂きありがとうございます。

歯内療法インプラント、それぞれのエキスパートと思える先生と、じっくり1時間ほど、検査・相談させて頂くことがあると、上顎の歯がぼろぼろなだけに、各治療の専門の先生に治療して頂きたいというのが、人情ですが、実際は、なかなか上手くいくとは限らないようですね。

先生方の回答を肝にすえ、主治医の先生と相談して、どうしていくか決めたいと思います。


【井野先生】

>良い担当の先生がおられるのであれば、これ以上このサイトとは係わらない方がいいと思いますよ。

井野先生やりタイヨウ先生のように、治療時間内で、患者さんに、じっくり説明ができる環境でしたらいいのでしょうが、健康保険を中心に診療されている先生の所では、なかなかじっくり説明を聞きずらく、歯医者さんによって得意分野がかなり違うようだ、といったこともあり、歯チャン歯科相談サイトも、にぎわうのだと思います。


PS:素人の私が考えた空想プランです

一番なんとかしたいのは「右上4,5,Eの延長ブリッジを解消したい」です。  

1.主治医の先生の所で
左5,6のインプラントの被せ物の作成
右4,5のインプラントの被せ物の仮歯の作成
頂く。

2.歯内療法に強い先生の所で
左上1の根幹治療
左右上1の自費クラウンの作成
頂く。

3.インプラントに強い先生の所で
左上2、右上6を抜歯即インプラント埋入、被せ物作成
(CT、パノラマの診断より抜歯即埋入可能とのこと)
頂く
   
4.主治医の先生の所に戻って
右4,5のインプラントの被せ物作成
右下6,7をゴールドインレー
右下6の銀歯を自費の白いクラウン作成
右上2,3に仮につけた保険クラウンを自費のクラウンに
頂く

主治医の先生には、最終的な咬合を作るために、左2,1、右1のクラウンを如何しておくかの設計と、歯内療法、インプラントの先生に指示頂く。

画像1画像1
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 雅史さん
返信日時:2011-12-17 14:46:09
本日 主治医の先生のクリニックに診察で行った際に、下記事項を率直に記したものを、お渡ししてきました。

・現在の未治療歯の状態と、治療の難易度は、いかほどか?

・歯の状態が良くないor治療の難易度が高いようなら、専門医と提携して治療をして頂けたらありがたい。

主治医のクリニックは、いつも、こんでいますが、今日は昼からセミナの講師で遠方まで出向かれるということで、いつも以上に急がしくされており、先生からは、「このような形で、患者さんとコミュニケーションが取れるのは、ありがたい。」との言葉を頂きました。

次回 先生のお考えを聞かせて頂けると思います。



【柴田先生】

>個人的にはまず右上1左上1&2を除去しておき、仮歯にします。
>そして左上2を抜歯します。

この時点でA11の延長ブリッジ式仮歯ですよね。

>左上1の根管治療をしつつ、

この時点では、どのような仮歯になるのでしょうか?
A@1はないですよね。
左右3番を使った接着ブリッジでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 雅史さん
返信日時:2011-12-20 22:08:20
諸先生方

今回は前歯根幹治療インプラントということで、前歯の仮歯で、上手い方法がないものか、非常に気になっています。

お知恵拝借できれば幸いです。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-12-20 23:16:49
左上1のポストを除去して、@@2の仮歯のうち左上1の部分をポスト付き仮歯にします。

左上1のポストを除去して印象して、即硬性石膏を流し、その模型上でポスト部と支台歯部分を作り、口腔内で元々の仮歯とレジンでくっつければOKではないかと思います。

元々が個人的感想ですので、そこのところはご理解ください。

最近体調不良のため確認が遅れています。
回答は多少遅れ気味です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 雅史さん
返信日時:2011-12-20 23:26:14
柴田先生 
ご体調すぐれない中、早速のご回答ありがとうございます。

ポスト付き仮歯というものがあるのですね。
やりようがあるということがわかり安心いたしました。


お体 ご自愛ください



タイトル [写真あり] 複数の歯科医院にかかることの是非について
質問者 雅史さん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
インプラントその他
その他(写真あり)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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