[写真あり] 6歳、永久歯3本の先天欠損について
相談者:
つぐことさん (44歳:女性)
投稿日時:2018-09-28 13:27:02
いつも拝見させていただいております。
宜しくお願いします。
6歳になる娘の事で相談させてください。
下顎左右1番が永久歯になりました。
そこで、初めてパノラマを撮りました。
すると、永久歯の先天性欠如がある事がわかりました。
欠如しているのは上顎左右5番と下顎右5番の計3本です。
大人になっても大事に使っていかなければならないその3本の乳歯ですが、そのうち左上第二乳臼歯は隣の6番が押してきている影響から、歯根が吸収され短くなっており、考えているより随分と早く抜けてしまいそうです。
歯科医院では
『そんなにすぐ抜けないから。
抜けてから考えよう』
と言われたのですが、上の子の永久歯が1本生えてこないと言われたときでさえおたおたしたのに今回は3本ですから、今からしっかりとした考えを持っておきたいのです。
そこで質問です。
1, 私としては、永久歯が生え揃うまで第二乳臼歯を頑張って残し、それから矯正に入るのがいいのかな?とかんがえているのですがそれでは遅いですか?
2, 左上第二乳臼歯が早く抜けてしまった場合、その空いたスペースに何を入れておくのがベストなのでしょうか?
3, また、その他の第二乳臼歯も永久歯が生え揃うまでに抜けてしまったら、『どうせ矯正するから』と空いたスペースに何もせず放っておいたら噛み合わせに影響してきますか?
4, 第二乳臼歯4本の内、1本しかシーラントをしていませんか、この先長い期間守っていくために今からシーラントをした方が良いですか?
萌出してから随分経っているのでしない方がよいでしょうか?
長くなりましたがどうぞ宜しくお願いします。
宜しくお願いします。
6歳になる娘の事で相談させてください。
下顎左右1番が永久歯になりました。
そこで、初めてパノラマを撮りました。
すると、永久歯の先天性欠如がある事がわかりました。
欠如しているのは上顎左右5番と下顎右5番の計3本です。
大人になっても大事に使っていかなければならないその3本の乳歯ですが、そのうち左上第二乳臼歯は隣の6番が押してきている影響から、歯根が吸収され短くなっており、考えているより随分と早く抜けてしまいそうです。
歯科医院では
『そんなにすぐ抜けないから。
抜けてから考えよう』
と言われたのですが、上の子の永久歯が1本生えてこないと言われたときでさえおたおたしたのに今回は3本ですから、今からしっかりとした考えを持っておきたいのです。
そこで質問です。
1, 私としては、永久歯が生え揃うまで第二乳臼歯を頑張って残し、それから矯正に入るのがいいのかな?とかんがえているのですがそれでは遅いですか?
2, 左上第二乳臼歯が早く抜けてしまった場合、その空いたスペースに何を入れておくのがベストなのでしょうか?
3, また、その他の第二乳臼歯も永久歯が生え揃うまでに抜けてしまったら、『どうせ矯正するから』と空いたスペースに何もせず放っておいたら噛み合わせに影響してきますか?
4, 第二乳臼歯4本の内、1本しかシーラントをしていませんか、この先長い期間守っていくために今からシーラントをした方が良いですか?
萌出してから随分経っているのでしない方がよいでしょうか?
長くなりましたがどうぞ宜しくお願いします。
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2018-09-28 15:30:47
先天欠如歯部分の乳歯は、特に何もしなくとも脱落せずに残る場合が多いものです。
>1, 私としては、永久歯が生え揃うまで第二乳臼歯を頑張って残し、それから矯正に入るのがいいのかな?とかんがえているのですがそれでは遅いですか?
乳歯は、がんばって残そうと思っても歯根が吸収してしまえば脱落せざるを得ません逆に、後継永久歯がないため、歯根の吸収が起こりにくく、ほかの歯列が完成しても残存するということもしばしば見られます。
つまりは、本人の意思に関わらず脱落あるいは残存するということです。
>2, 左上第二乳臼歯が早く抜けてしまった場合、その空いたスペースに何を入れておくのがベストなのでしょうか?
一般的に、このように1本のみの欠損部には、1本義歯のようなものを入れるのが手っ取り早いということになるのですが、臼歯部でこれを使ってくれる方はそうめったにいらっしゃいません。
そのため、補隙の為にリンガルアーチやクラウンループというものを用いることも必要になってくるものと考えております。
とは言いましても、どのような時期なのかによって、補隙装置を考える場合と、すぐに矯正治療などに移行する場合とにわかれるように思います。
さらには、歯列の状態によっては、矯正治療よりインプラントの方がいいということもあるかもしれません。
その点も、今後の歯列の交換状況によって変わってくる部分といえます。
そういうことも含めて「歯が抜けてから」という話になるとお考え戴いて、あまり今から気になさらずにゆっくりと見ていただきたいというのが担当の先生のご意見でしょう。
女性の歯列完成は、小学校5年生以降ですので、もうあと4年程度はかかるものと思われます。
どうなってくるのかは、歯次第というところですので、ゆっくりお待ちいただければと思います。
>1, 私としては、永久歯が生え揃うまで第二乳臼歯を頑張って残し、それから矯正に入るのがいいのかな?とかんがえているのですがそれでは遅いですか?
乳歯は、がんばって残そうと思っても歯根が吸収してしまえば脱落せざるを得ません逆に、後継永久歯がないため、歯根の吸収が起こりにくく、ほかの歯列が完成しても残存するということもしばしば見られます。
つまりは、本人の意思に関わらず脱落あるいは残存するということです。
>2, 左上第二乳臼歯が早く抜けてしまった場合、その空いたスペースに何を入れておくのがベストなのでしょうか?
一般的に、このように1本のみの欠損部には、1本義歯のようなものを入れるのが手っ取り早いということになるのですが、臼歯部でこれを使ってくれる方はそうめったにいらっしゃいません。
そのため、補隙の為にリンガルアーチやクラウンループというものを用いることも必要になってくるものと考えております。
とは言いましても、どのような時期なのかによって、補隙装置を考える場合と、すぐに矯正治療などに移行する場合とにわかれるように思います。
さらには、歯列の状態によっては、矯正治療よりインプラントの方がいいということもあるかもしれません。
その点も、今後の歯列の交換状況によって変わってくる部分といえます。
そういうことも含めて「歯が抜けてから」という話になるとお考え戴いて、あまり今から気になさらずにゆっくりと見ていただきたいというのが担当の先生のご意見でしょう。
女性の歯列完成は、小学校5年生以降ですので、もうあと4年程度はかかるものと思われます。
どうなってくるのかは、歯次第というところですので、ゆっくりお待ちいただければと思います。
回答2
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2018-09-28 17:55:48
>1, 私としては、永久歯が生え揃うまで第二乳臼歯を頑張って残し、それから矯正に入るのがいいのかな?とかんがえているのですがそれでは遅いですか?
そういう方法を取ることもありますし、逆に第二乳臼歯を早期に抜歯してスペースを閉じる方法もあります。
どちらが正しいという訳ではありません。
>2, 左上第二乳臼歯が早く抜けてしまった場合、その空いたスペースに何を入れておくのがベストなのでしょうか?
取り外し式の義歯(いわゆる入れ歯)や、固定式の保隙装置などが考えられます。
>3, また、その他の第二乳臼歯も永久歯が生え揃うまでに抜けてしまったら『どうせ矯正するから』と空いたスペースに何もせず放っておいたら噛み合わせに影響してきますか?
将来何らかの処置をする予定なのであれば、なおさら放置はお勧めしません。
>4, 第二乳臼歯4本の内、1本しかシーラントをしていませんか、この先長い期間守っていくために今からシーラントをした方が良いですか?
お口の状況にもよりますが、シーラントをしなかったという理由だけでその歯が早くダメになることはありません。
そういう方法を取ることもありますし、逆に第二乳臼歯を早期に抜歯してスペースを閉じる方法もあります。
どちらが正しいという訳ではありません。
>2, 左上第二乳臼歯が早く抜けてしまった場合、その空いたスペースに何を入れておくのがベストなのでしょうか?
取り外し式の義歯(いわゆる入れ歯)や、固定式の保隙装置などが考えられます。
>3, また、その他の第二乳臼歯も永久歯が生え揃うまでに抜けてしまったら『どうせ矯正するから』と空いたスペースに何もせず放っておいたら噛み合わせに影響してきますか?
将来何らかの処置をする予定なのであれば、なおさら放置はお勧めしません。
>4, 第二乳臼歯4本の内、1本しかシーラントをしていませんか、この先長い期間守っていくために今からシーラントをした方が良いですか?
お口の状況にもよりますが、シーラントをしなかったという理由だけでその歯が早くダメになることはありません。
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2018-09-29 14:25:52
回答3
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2018-09-29 18:37:48
>リンガルアーチやクラウンループは、1番奥の歯に固定するのですか?
リンガルアーチは、近心にスペースが生じた第一大臼歯が傾斜することを防ぐために入れます。
したがって、第二大臼歯ではなく、第一大臼歯を固定するということになります。
クラウンループは、ループを付けたクラウンによって空隙が閉じることを防ぐための装置です。
教科書的には、早期に脱落した第2乳臼歯の部分に第1大臼歯が傾斜してこないように第1乳臼歯に装着するものです。
お嬢さんにこの装置を使うのであれば、第一大臼歯あるいは、第1小臼歯にバンドを装着して作るといったことになるでしょう。
もちろん、これらの装置を使う上では、その後の治療を考えなければなりませんので、第2乳臼歯が脱落したところで判断するということになります。
場合によっては、矯正治療を前提に何も装置を付けないという判断もなされるかもしれません。
リンガルアーチは、近心にスペースが生じた第一大臼歯が傾斜することを防ぐために入れます。
したがって、第二大臼歯ではなく、第一大臼歯を固定するということになります。
クラウンループは、ループを付けたクラウンによって空隙が閉じることを防ぐための装置です。
教科書的には、早期に脱落した第2乳臼歯の部分に第1大臼歯が傾斜してこないように第1乳臼歯に装着するものです。
お嬢さんにこの装置を使うのであれば、第一大臼歯あるいは、第1小臼歯にバンドを装着して作るといったことになるでしょう。
もちろん、これらの装置を使う上では、その後の治療を考えなければなりませんので、第2乳臼歯が脱落したところで判断するということになります。
場合によっては、矯正治療を前提に何も装置を付けないという判断もなされるかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2018-09-29 18:47:42
堀先生
いつもありがとうございます。
返信遅くなり申し訳ありません。
>逆に第二乳臼歯を早期に抜歯してスペースを閉じる方法もあります。
これは考え付きませんでした。
この場合、いつ頃を目安に抜歯するのがよいと思われますか?
>固定式の保隙装置などが考えられます。
先生がおっしゃる保隙装置とはリンガルアーチやクラウンループのことですか?
シーラントは、第二乳臼歯が脱落するその日まで虫歯にしたくない思いからシーラントをしたほうが良いかと考えました。
ですが、生えてしまってから随分とたっていますし、今さらシーラントすると逆にシーラントの下から虫歯になってしまうのかな?と思い質問してみました。
虫歯予防としては今からでは遅いですか?
質問が続きますが宜しくお願いします。
いつもありがとうございます。
返信遅くなり申し訳ありません。
>逆に第二乳臼歯を早期に抜歯してスペースを閉じる方法もあります。
これは考え付きませんでした。
この場合、いつ頃を目安に抜歯するのがよいと思われますか?
>固定式の保隙装置などが考えられます。
先生がおっしゃる保隙装置とはリンガルアーチやクラウンループのことですか?
シーラントは、第二乳臼歯が脱落するその日まで虫歯にしたくない思いからシーラントをしたほうが良いかと考えました。
ですが、生えてしまってから随分とたっていますし、今さらシーラントすると逆にシーラントの下から虫歯になってしまうのかな?と思い質問してみました。
虫歯予防としては今からでは遅いですか?
質問が続きますが宜しくお願いします。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-10-03 07:06:29
おはようございます。
お子さんの永久歯の3本欠損がわかり心配なさっているようですね、お気持ちお察しいたします、しかし3本欠損なので機能的な問題は起こらないと思います、起きるとしたら審美的な問題でしょう。
>そこで質問です。
>1, 私としては、永久歯が生え揃うまで第二乳臼歯を頑張って残し、それから矯正に入るのがいいのかな?とかんがえているのですがそれでは遅いですか?
矯正を考える前に現在のお口の中の状況を正しく評価することです、そうすれば問題点が明らかになります、それをどう解決するかになるでしょう、矯正が必要かどうかはそれからです。
>2, 左上第二乳臼歯が早く抜けてしまった場合、その空いたスペースに何を入れておくのがベストなのでしょうか?
後継永久歯が欠損していれば乳歯の歯根は短くなりません、むし歯にさえしなければおそらく長くそのまま使えると思います、私の経験では40代くらいの人が下顎Eを健全な状態で維持している方の経験はあります。
またむし歯にして抜髄していた方の根管治療をして冠を被せた経験もあるのでむし歯にしないよう用心するに越したことはありませんがそれほど心配することはありません、何とかなります。
もし抜歯せざるを得なくなったら、その空隙をどう閉じるかを考えることになります、年齢にもよりますが叢生があるならその空隙を利用して矯正治療で叢生を治せば問題は解決します、この場合は積極的にEを抜歯することもあります。
>3, また、その他の第二乳臼歯も永久歯が生え揃うまでに抜けてしまったら『どうせ矯正するから』と空いたスペースに何もせず放っておいたら噛み合わせに影響してきますか?
抜歯やむなしとわかれば前もってどう対処するか考えておけばあわてなくても済みます。
>4, 第二乳臼歯4本の内、1本しかシーラントをしていませんか、この先長い期間守っていくために今からシーラントをした方が良いですか?萌出してから随分経っているのでしない方がよいでしょうか?
厳密に言えばシーラントするかどうかはお子さんのお菓子の量や、歯磨き技術、歯の形態等つまり口腔内の環境によって決めます、今むし歯の心配がなければあえてすることはないかもしれません。
要はお菓子の食べすぎさえなければそう簡単に歯むし歯ができることはありません、注意してほしいのはDとEと6歳臼歯のコンタクトにはフロスを使ったほうがいいということです。
シーラント http://yamadashika.jp/prevent02.html#a03
デンタルフロス http://yamadashika.jp/prevent02.html#a05
むし歯のできないおさとうの量 http://yamadashika.jp/prevent05.html#02
おさとう3本分クイズ http://yamadashika.jp/prevent09.html
予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html
お勧め図書「子育てとむし歯予防の本」
本の内容のタイトルがわかります http://www.shien.co.jp/act/d.do?id=8548
お母さんが動揺しているとお子さんにそれが影響するので信頼のおける歯医者を探してきっちり納得がいくまで説明してもらって親がどう対処すればいいのか理解し、気持ちを平静に保つことです。
画像1 お勧め図書 子育てとむし歯予防の本
心配なお気持ちよくわかります、正しい知識を手に入れて今後の対処方法を理解しましょう、歯医者にべったり頼りきりだと変な歯医者に当たった時困ることになります、賢い患者になることです。
画像1
お子さんの永久歯の3本欠損がわかり心配なさっているようですね、お気持ちお察しいたします、しかし3本欠損なので機能的な問題は起こらないと思います、起きるとしたら審美的な問題でしょう。
>そこで質問です。
>1, 私としては、永久歯が生え揃うまで第二乳臼歯を頑張って残し、それから矯正に入るのがいいのかな?とかんがえているのですがそれでは遅いですか?
矯正を考える前に現在のお口の中の状況を正しく評価することです、そうすれば問題点が明らかになります、それをどう解決するかになるでしょう、矯正が必要かどうかはそれからです。
>2, 左上第二乳臼歯が早く抜けてしまった場合、その空いたスペースに何を入れておくのがベストなのでしょうか?
後継永久歯が欠損していれば乳歯の歯根は短くなりません、むし歯にさえしなければおそらく長くそのまま使えると思います、私の経験では40代くらいの人が下顎Eを健全な状態で維持している方の経験はあります。
またむし歯にして抜髄していた方の根管治療をして冠を被せた経験もあるのでむし歯にしないよう用心するに越したことはありませんがそれほど心配することはありません、何とかなります。
もし抜歯せざるを得なくなったら、その空隙をどう閉じるかを考えることになります、年齢にもよりますが叢生があるならその空隙を利用して矯正治療で叢生を治せば問題は解決します、この場合は積極的にEを抜歯することもあります。
>3, また、その他の第二乳臼歯も永久歯が生え揃うまでに抜けてしまったら『どうせ矯正するから』と空いたスペースに何もせず放っておいたら噛み合わせに影響してきますか?
抜歯やむなしとわかれば前もってどう対処するか考えておけばあわてなくても済みます。
>4, 第二乳臼歯4本の内、1本しかシーラントをしていませんか、この先長い期間守っていくために今からシーラントをした方が良いですか?萌出してから随分経っているのでしない方がよいでしょうか?
厳密に言えばシーラントするかどうかはお子さんのお菓子の量や、歯磨き技術、歯の形態等つまり口腔内の環境によって決めます、今むし歯の心配がなければあえてすることはないかもしれません。
要はお菓子の食べすぎさえなければそう簡単に歯むし歯ができることはありません、注意してほしいのはDとEと6歳臼歯のコンタクトにはフロスを使ったほうがいいということです。
シーラント http://yamadashika.jp/prevent02.html#a03
デンタルフロス http://yamadashika.jp/prevent02.html#a05
むし歯のできないおさとうの量 http://yamadashika.jp/prevent05.html#02
おさとう3本分クイズ http://yamadashika.jp/prevent09.html
予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html
お勧め図書「子育てとむし歯予防の本」
本の内容のタイトルがわかります http://www.shien.co.jp/act/d.do?id=8548
お母さんが動揺しているとお子さんにそれが影響するので信頼のおける歯医者を探してきっちり納得がいくまで説明してもらって親がどう対処すればいいのか理解し、気持ちを平静に保つことです。
画像1 お勧め図書 子育てとむし歯予防の本
心配なお気持ちよくわかります、正しい知識を手に入れて今後の対処方法を理解しましょう、歯医者にべったり頼りきりだと変な歯医者に当たった時困ることになります、賢い患者になることです。
画像1
回答5
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2018-10-03 08:35:33
>この場合、いつ頃を目安に抜歯するのがよいと思われますか?
お子さんのお口の状態にもよるので何とも言えませんが、矯正装置を使って積極的に抜歯スペースを閉じるのであればいつ抜いてもよいと思います。
装置を使わず自然にスペースが閉じることを期待するのであれば、第2大臼歯が生えてくる頃に第2乳臼歯を少しずつ削って幅を小さくしていくという方法もあります。
ただし、この方法でも最終的には矯正装置を使って仕上げる必要がでる可能性もあります。
>先生がおっしゃる保隙装置とはリンガルアーチやクラウンループのことですか?
その通りです。
>虫歯予防としては今からでは遅いですか?
今、むし歯になっておらず、むし歯になりやすそうなお口の環境でもないのであればあえて今から行う必要性は高くないと感じます。
お子さんのお口の状態にもよるので何とも言えませんが、矯正装置を使って積極的に抜歯スペースを閉じるのであればいつ抜いてもよいと思います。
装置を使わず自然にスペースが閉じることを期待するのであれば、第2大臼歯が生えてくる頃に第2乳臼歯を少しずつ削って幅を小さくしていくという方法もあります。
ただし、この方法でも最終的には矯正装置を使って仕上げる必要がでる可能性もあります。
>先生がおっしゃる保隙装置とはリンガルアーチやクラウンループのことですか?
その通りです。
>虫歯予防としては今からでは遅いですか?
今、むし歯になっておらず、むし歯になりやすそうなお口の環境でもないのであればあえて今から行う必要性は高くないと感じます。
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2018-10-03 16:41:48
山田先生
回答下さりありがとうございます。
>後継永久歯が欠損していれば乳歯の歯根は短くなりません、むし歯にさえしなければおそらく長くそのまま使えると思います。
レントゲンを撮った際に今から萌出しようとしている左上の6歳臼歯が乳歯Eに寄っており、その影響から乳歯Eの根が短くなっているのが分かりました。
遅くない時期に抜けてしまうだろうと主治医さんに言われました。
なので、抜けてからおろおろするよりも、どうしてやるのが1番いいのか前以て考えをまとめておきたかったのです。
>またむし歯にして抜髄していた方の根管治療をして冠を被せた経験もあるので、むし歯にしないよう用心するに越したことはありませんが、それほど心配することはありません、何とかなります。
この『何とかなる』と言う言葉は本当に心強いです。
ありがとうございます。
歯磨き等お口の中の状態は歯医者さんにいつも誉めていただくほど気を使っています。
もちろん虫歯はありません。
歯垢染色液も買い、たまに磨き残しのくせもチェックしています。
フロスはたまにしか使っていなかったので毎日使ってみます。
3本もの先天性欠如で娘を不憫に思い落ち込んでいましたが、色々前向きに考えたいと思います。
山田先生、最後にもう一つお願いします。
今通っている歯科医院は矯正はやっていないので、別の矯正歯科に通わなければならないのですが、早々に受診して今後の計画を立てておいた方がよいですか?
それとも、もう少し後でも大丈夫ですか?
宜しくお願いします。
回答下さりありがとうございます。
>後継永久歯が欠損していれば乳歯の歯根は短くなりません、むし歯にさえしなければおそらく長くそのまま使えると思います。
レントゲンを撮った際に今から萌出しようとしている左上の6歳臼歯が乳歯Eに寄っており、その影響から乳歯Eの根が短くなっているのが分かりました。
遅くない時期に抜けてしまうだろうと主治医さんに言われました。
なので、抜けてからおろおろするよりも、どうしてやるのが1番いいのか前以て考えをまとめておきたかったのです。
>またむし歯にして抜髄していた方の根管治療をして冠を被せた経験もあるので、むし歯にしないよう用心するに越したことはありませんが、それほど心配することはありません、何とかなります。
この『何とかなる』と言う言葉は本当に心強いです。
ありがとうございます。
歯磨き等お口の中の状態は歯医者さんにいつも誉めていただくほど気を使っています。
もちろん虫歯はありません。
歯垢染色液も買い、たまに磨き残しのくせもチェックしています。
フロスはたまにしか使っていなかったので毎日使ってみます。
3本もの先天性欠如で娘を不憫に思い落ち込んでいましたが、色々前向きに考えたいと思います。
山田先生、最後にもう一つお願いします。
今通っている歯科医院は矯正はやっていないので、別の矯正歯科に通わなければならないのですが、早々に受診して今後の計画を立てておいた方がよいですか?
それとも、もう少し後でも大丈夫ですか?
宜しくお願いします。
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2018-10-03 17:11:05
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-10-03 17:39:43
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2018-10-03 17:51:58
回答7
回答8
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-10-03 18:54:38
>今通っている歯科医院は矯正はやっていないので、別の矯正歯科に通わなければならないのですが、早々に受診して今後の計画を立てておいた方がよいですか?それとも、もう少し後でも大丈夫ですか?
とりあえず一度話しやすい矯正医を探して相談なさるのがいいと思います、経験を積んだ矯正医なら詳しい検査せずに大まかな診断はできると思います。
とりあえず一度話しやすい矯正医を探して相談なさるのがいいと思います、経験を積んだ矯正医なら詳しい検査せずに大まかな診断はできると思います。
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2018-10-03 21:18:09
タイトル | [写真あり] 6歳、永久歯3本の先天欠損について |
---|---|
質問者 | つぐことさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児歯科治療 その他(写真あり) 歯の数が足りない(先天欠損) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。