保険外(自費)の根管治療について

相談者: ミルクさん (49歳: )
投稿日時:2007-04-03 19:51:00
こんにちは。ご相談いたします。

既に神経を抜いて金属をかぶせていた下7番の、歯茎の腫れが続きましたので、近くの歯科医院に行き、根の炎症だといわれて、根管治療にはいりましたが、毎回丁寧に長時間の治療をしてはいただけるものの、期間は長引き、先が見えない。

しかも、上6番の茎の腫れ、根の炎症も指摘されましたが、そちらにも未だ、かかれない状態なので、不安になり、別の歯科を受診しまして意見をききましたら、歯内療法をアメリカで学ばれたという根管治療の専門医を紹介してくれました。

で、専門医の先生を受診し、お話をききましたら、

上6番は、根管再治療成功率80% (場合によっては外科的治療が必要になる)
下7番は、根管再治療成功率20〜30%、外科的治療も行うと80%程度。

ただし、下7番は、状態悪く歯がもろく(レントゲンで、色が薄く写っている)治療中に欠けるリスクがある。とのこと。

トライする意味が無い、或いは無理だ、という歯であれば、はっきり断るが、下7番は、そこまでは悪くない・・のだそうです。

外科的治療というのは、一旦歯を歯茎から出して(抜いて)
根の一部の切除、殺菌をしてから元に戻す治療だそうです。

で、悩んでいます。

私は、このところ(遅ればせながらですが・・・)こちらのHpで勉強して、根管治療の重要性をようやく認識、「今後、根管治療が必要になる歯がでてきたら、初回こそ是非専門医のところで精度の高い治療を受けよう」と考えていたところですが、今回は再治療の歯で、しかも下7は割れるリスクあり。

費用は、回数に関係なく根管再治療1本15万、外科的治療は上6番が2万、下7番が8万の加算・・・と、私にとっては高額です。

また、外科的治療の安全性。手術のリスクは?と、不安も。

上6番根管治療にはトライする価値アリ、といえるでしょうか?

下7番は、奥歯を残すということには大いに意味があると思って、トライするべきか。それとも、冒険すぎるから、残念ながらこれは抜歯とあきらめた方が賢明でしょうか。

また、一般的に、このように自費治療で回数を問わず1本幾らという設定の場合、治療後、どれくらいの期間様子を見て、終了、とみなすのでしょうか?

それから、先週まで根管治療途中(根の1本貫通、2本目の途中)だった下7番は、歯茎根の腫れがあり、ふたをするとさらに膿がたまりやすいとかで、現在何も被せないで綿が入っているだけなのですが、当面(決断がつくまで)この状態のままでいてよいものでしょうか。危険ですか?

まとまらない文になりましたが、先生方のご意見をぜひお聞かせいただきたいです。よろしくおねがいします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-04-03 22:35:00
こんにちは。こちらのサイトを見て根管治療の重要さに気付かれたとのことですね、嬉しく思いますよ。

えーと・・・ご質問は

1)トライの是非について
2)治療期間について
3)治療途中で綿が入っているだけの状態について

で良かったでしょうか?

1)について

そのがもしもなくなったらどうなるか(どうするか)がキーポイントになると思います。

ミルクさんの他の歯の状態がわかりませんので、一概には言えないのですが、基本的には7番は最悪なくなっても良い歯だと思います。6番は死守したいところですね。

という意味では自分だったら上6番だけにするかも知れないですね。下の7番についてはかみ合わせや見た目上、どうしても欲しかったら、もうインプラントを考えちゃうかも知れません。


2)について

消毒が無事に終わればレントゲンに変化が現れるのに大体3ヶ月以上かかると思います。

ですがそれを基準にするか、あるいは細菌培養試験などを参考にするかなど先生によってそれぞれだと思いますので、それは直接確認して頂いた方が良いかとは思います。


3)について

「ふたをするとさらに膿がたまりやすいとかで、現在何も被せないで綿が入っているだけ・・」という処置方法を、J-Openと言います。

ミルクさんも察するところがあってのことと思いますが、遂にこの話題になってしまいましたね・・。

J-Openは、確かに一時的に痛みを軽減させれる見込みが高く、大学の講義でも未だに教えられている処置方法ですし、日本では広く一般的に行われていますから、担当の先生は責めないで貰いたいのですが・・これは最悪です。

残念ですがもう今更ですので、このままだと危険だとか、そんなこともないとは思うのですが、理屈で考えてこんなおかしな処置方法はないですよね?

参考⇒根管治療の途中からラバーダムをするのでは遅いですか?

うみは出て行くかも知れませんが、根の中が唾液にさらされ、ますます複雑な細菌感染を引き起こしているだけです。

例えまた痛みが出てくるとしても、抜かない可能性があるなら早いところ消毒してふたをしてもらった方が良いと思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-04-04 03:35:00
根管再治療で80%の成功率を提示出来るなんて、相当根管治療に自信を持たれている先生のようですね。

根管治療の治療費1本15万円は高額ですが、専門医の先生だと大体それぐらいが相場ですし、抜歯になってインプラントになることを考えれば、上の6番はトライする価値はあると思います。

ただ、下の7番は悩みますね・・・。

やはり渡辺先生のおっしゃる通り、その7番がもし抜けた場合にどれくらいのデメリットがあるのかということと、根管治療にかかる肉体的・精神的・経済的負担を天秤にかけてみる必要があると思います。

外科治療については、確かにを一回抜いてまた戻すなんて聞くと恐ろしい感じがすると思いますが、歯の外側のセメント質にまで細菌感染が起こってしまっている場合にはそうしないと細菌の除去が出来ませんし、むしろ細菌感染した歯を残しておくほうが恐ろしいです・・・。(だから、保険だと抜いちゃうんですけどね・・・)

治療を行うメリット・デメリット(特に下の7番をどうするか)についてや、大体の治療期間などについてもなるべく早く担当の先生とお話をして、早めに治療を開始されたほうが良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミルクさん
返信日時:2007-04-04 08:38:00
アドバイス、ありがとうございます。

6番はトライする価値あり、とのお言葉、力になります!
消毒の見極めかた、治療期間については、先生に質問してみます。

7番は、再度熟考してみますが、

★もし「根管治療しない」と決断したら、今後のために早めに抜歯すべし、ですか?
(この2年ほど、腫れは出ても、痛みは無いので、普通に噛めていたのです。ふたをすれば、同じ状態にもどるでしょうから噛めるようにはなると思うのですが・・。)
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-04-04 10:25:00
6番目のは最も重要な歯の一つですので意地でも守りたいです。

成人で抜歯しての再殖というのはどうでしょう・・・
確かに”治る”こともあるのですが多くの場合で”骨癒着”という状態になります。

こうなると後々の抜歯も大変ですし。。。
といって使える歯を抜くのもどうかと思うし・・・

私の場合、7番目の歯に関しては抜歯してのインプラントを第一選択とし、患者さんがどーーーしても保存を望む場合にのみ、予後不良を了承いただいた上で治療を試みるといったところでしょうか。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-04-04 11:20:00
7番は確かに迷いますよね。

ただJ-Openされたにふたをして元通りになるかどうかはわかりません。

普通感染した根管からは数種類〜十数種類程度しか菌は検出されませんが、唾液中からは400とか500種類という単位です。

また感染している菌の種類の多さと痛みの発言頻度には関連があるのでは?という話もありますので、少なくともかぶせ物などにはお金をあまりかけない方が懸命かも知れませんよ。

成功率については、感染した根管の再治療なら専門医でも60%ぐらいというのが一般的ですが、一部の日本人のグループは約80%を記録(?)しています。

上6番については相当な自信をお持ちの先生の様ですから、100%とは言わないまでも安心はできると思いますよ。

ただ下顎7番を相場(?)の半分以下の数値で表現されたことが気になります。
相当見込みが悪いのでは?という印象を受けますね。

それと外科処置を行えば80%・・ということですが・・

根管治療にトライ→失敗→外科処置 の順番で行って約85%の成功率、という文献は見たことがあるのですが、これは確か意図的再植ではなくて歯根端切除術のはずです。

参考⇒歯根端切除を行なったのですが・・・

歯根端切除術(歯を抜かずに横の骨からトンネル状に穴を開けて根っこの先端から処置を行う方法)は前歯〜6番の一部の根っこまでしか行えないので、下の7番が意図的再植(一度抜いて処置をしてから戻す方法)になるのは理解できるのですが、抜くこと自体がタカタ先生のおっしゃる通りで感染を起こしたり元に戻らなくなるなどのリスクが結構あるはずですから、80%はちょっとオーバーかな・・という印象があります。

因みに、感染根管を発見した時に、

1)再度根管治療
2)歯根端切除術

のどちらかひとつを行った場合の比較実験 では、どちらも同じぐらいの成功率(約60%)を報告しています。

先ほどの85%の研究は比較実験ではなくて連続の方法になるのでそこがちょっと違うのですが、40%の失敗したものに対して外科をしてその内の60%がうまく行くなら合わせて確かに同じぐらい(84%?)ですけど。これも歯根端切除術の話ですし・・ってややこしすぎますね^^;

要は今回の様な難しそうなケース(再根管治療が30〜40%)での、意図的再植の成功率は、実はもう少し低いんじゃないかなぁ、というのが私の印象です。

何しろ今回は専門医の先生の言われることですから、私よりははるかにお詳しいと思います。

先生の経験から来る予測などもおありだと思いますので、そちらが絶対に信頼できますが、これもこれでひとつの意見として、参考までに聞いておいてくださいね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-04-04 11:42:00
僕も基本的には他の先生方の意見と同じです。

上顎6番はトライします。
可能な限り保存しますね。

再殖はいかがでしょう?とは思いますが、専門の先生がおっしゃられているのであれば‥アリかな。

下顎7番は‥
僕ならとりあえずトライする。

でもダメなら抜歯インプラントに治療計画を変更する。
です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミルクさん
返信日時:2007-04-04 22:13:00
根管治療の担当医に直接、何をもって「治療終了」とするかと質問しましたら、

「症状の消失(痛みと、フィステルの消失)を確認します。
通常1〜2週間ほどで消失します。」 との答えがきました。

1〜2週間ほどで?意外に早く結論がでるなあ、言い換えれば、そのあとしばらくして異常がでる事は無い、もし、不成功でも、異常が出るのはかなり先、

という事なのでしょうか。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2007-04-05 15:30:00
そうですね。
一発で根管を尖通させられれば1週間でフィステルを消失させることができます。

そうなれば根端病巣の消毒が上手く行く確率がぐん!と上がりますから、成功すると言えるのではないでしょうか。

何回やっても自覚症状に変化が無ければ難治性と言えますから、成功する確率はさがります。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2007-04-05 15:49:00
尖通(せんつう)という考え方が出ましたけど、その是非はちょっと考え方の分かれるところですので、ミルクさんは忘れて下さい(汗)

治療の成否の判断も先生によって色々ですから、担当の先生にお任せした方がいいと思います。

成功、ではなくて失敗の基準については以前にも書きましたので良かったらご覧になって下さい。

参考⇒これは、いわゆる「根管治療で失敗したケース」でしょうか?

で、レントゲンで見ても完全に治癒していくのに、長いと4年ぐらいかかると言われています。外科の場合よりも再根管治療の方が全体的に時間がかかります。

変化が現れ始めるのが大体3ヶ月と言われてまして、一度良くなりはじめたら後は大丈夫だろう。ということになってはいます。

・・が、基準は人それぞれですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミルクさん
返信日時:2007-04-05 22:39:00
先生方の丁寧な説明、ご意見、本当にありがたいです。
今後の参考になり、感謝です。

渡辺先生のJ-Openのお話、いやな予感は、やはりそうか!だめだこりゃ!という思いとともに、それが一般的になされていることに衝撃をうけました。

私と同様の症状を抱えている知人が多く、この問題、皆、興味深々、話題沸騰です。

今後、6番はトライ、7番はトライしない方針(他に治療するがあるときに抜歯をしたくないので、保留しておいて、痛みがでてこないうちに体調など時期をみて抜歯)でいこうと、決まりつつあります。

で、さらに、質問させてください。(抜歯初心者ですので。)

下7番抜歯を依頼する際、気をつけておいたほうがいいことありますか。

抜歯後自分が不自由を感じなければ、抜いたままにしておいてもよい、と考えていいのですか?
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2007-04-06 14:04:00
抜歯にに際しては妊娠中であるとか、全身疾患(心臓病や高血圧、糖尿など)で内科のお医者さんにかかっていなければ、時に申し出る必要は無いと思います。
(あ、女性だと生理中は血が止まりにくい傾向にあるようなので、避けらたほうが無難かもしれませんね。→本当かどうかを確認した事は無いので、確証はありませんが‥)

で、抜歯後放置しても良いかと言う質問に関しては「周りのの状況を加味した上で」放置しても問題ない場合もありますから、担当の先生と良く相談されて決めてはいかがでしょうか?

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2007-04-06 22:37:00
生理中ってそうなんですか!?・・うーん、使えそうにない豆知識ですね^^;

J-openで話題沸騰するのははいいことですね。
ラバーダムとセットで、公園やファミレスで盛り上がってみて下さい。

ちょうど別で同じご相談が来ましたのでそちらでも回答したのですが、実は前々から触れたかった様な触れたくなかった様な、、200以上回答してきたのにようやく出たかという気持ちもあります。

僕なりに勇気を出してズバリ書きましたが、タカタ先生の遥かに見事なズバリっぷりも堪能して下さい(笑)

参考⇒綿を詰めるだけの根管治療(J-OPEN)について

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミルクさん
返信日時:2007-04-06 23:55:00
最悪なJ-openから、少しでも安全な世界に!と、近くの歯科で、経緯を話し、消毒して、ふたをしてもらいました。

当然ですが、被せてしばらくしたら、もう、腫れはじめましたが、痛みはないので、結局、根管再治療する前の症状に戻ったという感じです。

2年前、腫れて凄く痛んで、切開して膿を出して以来、腫れたりひいたりを繰り返していても、全然痛みが無かったのは、幸いというべきか?(痛みの出るメカニズムがいまいち解っていないです。)

とにかく、今後しばらく痛みが出ないことを祈るばかりです。

ラッキーにも、ふたをしてくれた先生から、この根管治療中断のと、また別の問題を抱えた歯の治療法のアドバイスをいただけたのですが、・・これについては又別にご相談しますので、ご意見よろしくお願いします。

タイヨウ先生、抜歯と、その後についのアドバイスもありがとうございます。勉強になります。内心、抜歯がめちゃくちゃ怖い私です。

あとは、抜歯の達人にめぐりあえますように!上手に抜いてください!と神頼みでしょうか???



タイトル 保険外(自費)の根管治療について
質問者 ミルクさん
地域  
年齢 49歳
性別  
職業  
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の専門医
根管治療の治療費・費用
歯根端切除術
根管治療その他
根管治療関連
回答者




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