根が割れていても、土台を作り直し薬を詰めて歯を残すことは可能?

相談者: みすずさん (39歳: )
投稿日時:2007-04-24 02:08:00
今日本当に根が割れているかセカンドオピニオンを求めに、別の医院へ行きました。

やはり根が割れてそのは膿んでいるのがレントゲンで見られるとのことでした。

抜くしかないかとお尋ねすると、かぶせたものをとってみないとわからないが、根が割れていても土台を作り直し薬を詰めて今よりやわらかいかぶせ物にかえることで、歯を残すこともありうるといわれました。

一瞬うれしく思ったのですが、

1.歯の根が割れてもそういうことが可能なのか

歯チャンネルの先生に再度
可能かお尋ねしたくなりました。

2.下の歯7番の歯周病はポケットが5−6ミリだといわれました。

この程度の歯周病は歯周病治療の度の程度までのレベルなのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-04-24 11:24:00
1.
基本的には難しいと思いますが、歯根破折の程度によっては、そのような方法でを残すことが出来るケースもあるようです。

ただ、僕の周りで実際にそのような治療を積極的に行われている先生がいないので、詳しくは分かりません・・・。

担当の先生に成功率や、何年くらい残せそうなのか?過去に同様のケースを行なったことがあるのかなどをお聞きして、納得出来れば行なわれても良いかな〜と思います。


2.
それは歯周病が原因のポケットですか?
それとも歯根破折が原因のポケットですか?

それによって回答も変わってきますが、もし歯周病が原因のポケットだった場合には中等度の歯周病ですので、積極的な歯周病治療が必要になります。

⇒参考:歯周病(歯槽膿漏)の治療法

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-04-24 12:19:00
そうですね。

僕も「基本的には抜歯が前提ですが、数年抜く時期を先延ばしにしたいと言う事であればやりますよ」と言うレベルです。

まあ、本当に根っこの先まで割れていないのであれば、多少の悪あがきはしても良いかもしれません。

ただ、このような場合は保険外での治療になることが多く、「こんなにお金をかけたのに2年しか持たなかったじゃないか!」と言われるのはツライ所ですね。

それを前提であれば「やっても良い」と言う事です。
そうでなければ「抜歯が基本」でしょうね。

歯周病に関しては積極的に治療されたほうが良いでしょう。

僕は患者さんに

 「1〜2mm が正常です」
 「3〜4mm は黄色信号」
 「5〜6mm は周病」
 「7〜8mm で歯がグラグラしてきて」
 「9〜10mm だと抜けちゃいます」

と説明しています。

実際には10mmで歯が抜けることはありませんが、まあ、語呂がいいかな‥と。
あくまでも目安ですよ。目安。

でも、5〜6mmは正常ではありませんから、積極的に治療されたら良いと思いますよ。

ポケットが4mm以上でもメインテナンスでコントロールさせていれば「健康の範疇です」と言えなくもないですから、頑張ってみてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みすずさん
返信日時:2007-04-25 23:15:00
田尾先生ありがとうございました。

積極的に行われない先生が多いのはこの方法は予後が良くない場合が多いからなのでしょうか。

私のセカンドオピニオンの先生の方法は意図的再植術?だと素人の私は勝手に思っておりましたが、お話の中で亀裂にスーパーボンドは使用されないとのことでした。

ということは気休めになるのではないかと????
(割れたり折れたりしたとこからまた膿んでくるのでは?)

薬を飲み薬をいれかぶせ物をやわらかくすることで抜歯までの期間はどのくらいか不明だが抜きたくない場合先に延ばす方法だといわれました。

完治方法では決してないと念を押されました。

神経のないだけに、悪あがきをしたら知らないうちに他の歯に悪い影響を考えるとその方法にかけてよいものか不安です。

田尾先生、

エクストルージョン」という方法で歯を引っ張り出したり、「クラウンレングスニング(歯冠長延長術)」という方法で歯槽骨を削って、歯が割れている部分を骨の外に出すことが出来れば、歯を抜かずに残すことが可能です。というご説明を読ませていただきました。

この方法をしてもらえる病院を探すべきか悩んでいます。

タイヨウ先生お忙しい中たくさん相談の中恐れ入りますが、お力を貸してください。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-04-25 23:40:00
少なくとも割れた部分については抜いた方がいいです。

名人芸(?)の様に、一度抜いて、割れたところを一度完全に離してスーパーボンドを使ってまたピーナッツの様にくっつけるという方法も実はあるのですが、まずうまくいきません。

ということは意図的再植だけしてもひび割れについては何も解決しないのですから、そこから当然また膿みますし、やめておいた方がいいと思いますよ。

ひび割れてるのですなら根管と根っこの周りの膿んでいるところが交通しているので、消毒だって出来ません。

消毒が出来ないなら土台だけやわらかくしても今更です。

担当の先生はおそらく、ひび割れがもしも部分的に限局していたとして、その根っこだけを抜く方法(「ヘミセクション」と言います)を想定されてるのではないかと思いますよ。

嫌われるの覚悟ですが、私は抜歯した方がいいと思いますよ。
以前にも似たご相談があったので、参照されて下さい。

⇒参考:根が折れている歯の、ヘミセクションについて

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みすずさん
返信日時:2007-04-27 10:38:00
先生方お忙しい中貴重なアドバイスをありがとうございました。

2番目の診ていただいた先生は、の折れた場所から膿んがでて骨が解けてるので、治療としては分割するヘミセクションもスーパーボンドでくっつけて戻す方法もとらない、膿みを出し薬を詰めてふたをするという方法を考えてくださってることでした。

なので私としましては後々後悔しないためにも抜歯前に十分納得してからとおもい、意図的再植術もしくはクラウンレングスニングエクストルージョンを行っておられる先生を探し、私の歯の場合のご判断を伺ってみたいとおもうようになりました。

上7番の歯はヘミセクションの予後が良くないとこちらで知りました。

ほほ側の根を残し6番とブリッジの方法をとられた経験の在る先生が見つかったのですが、いかがでしょうか。

そちらで診ていただく前に、

1.
成功率と維持期間の目安、同様のケースをされたことがあるかを伺おうと思います。そのほか尋ねたほうがいいことがありましたら教えていただけたら幸いです。

2.その医院のHPにエクストルージョンやクラウンレングスニングの症例も出されてありましたが、私の場合いけそうだと思われますか。
(学会にも発表されておられるような症例が多い先生は多少無理な場合もそちらを選ばれることもあると聞きましたが)

度重なる質問で申し訳ありません。

今回の決断が私のこれからの歯の人生、つまり私自身の健康管理に大きく影響が出ることは間違いありません。

お忙しい先生に本当に申し訳ありませんが、どうかアドバイスお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-04-27 12:39:00
の人生ですか・・なんだか重くなってきましたね。

でも基本的にはやっぱり抜歯がベストだと思います。

こんなこと言うと「渡辺はよく抜く歯医者」⇒「悪い歯医者」ってなってしまいそうですが・・。

例外中の例外で残しても多少メリットがあるかな、という場合もあるのですが、実際に拝見しないとわかりません。確率は相当低いと思いますよ。

ポイントは、「6番とつなぐことになるかならないか」、と考えてまず間違いないのではないかと思います。

今度の先生にもまずはそこを確認してみて下さい。
(※ほほ側の根を残して6番とブリッジ、というのは、7番をヘミセクションして6番と連結、という表現になります。)


割れてる以上、割れた根っこに関しては抜歯以外考えるべきではないと思います。
(他の方法もありますが、支持される先生はかなり少数派と考えて下さい)

では割れてない根っこだけをヘミセクションで残して、エクストルージョンなりクラウンレングスニングなりで残せるとしたら、

1)ヘミセクションが可能なこと
2)残った根っこの周りに、その根っこをしっかりと支えられるだけの骨が残せること

の2つが100歩譲って最低条件です。

1)については、根っこと根っこの間が広く開いていないといけません。
2)については、根っこが長くないといけません。

この2つをクリアして、6番とは連結しない、という条件なら、何年かは使うのも良いと思います。

もしも連結するのなら、延長ブリッジの方が歯がない分まだマシだと思います。
(※これはかなり個人的な意見です)

何年後かには、残った根っこの破折、あるいは2次カリエスで抜歯になると思いますよ。

もともと歯ブラシが届かなくて虫歯になったという点をお忘れなく。
でもその間だけでも使えればそれもヨシですけどね。

あと、クラウンレングスニングは気軽に行うと、骨を結構削りますから、その後のインプラントが大変になることは頭の片隅に置いておいて下さいね。

上あごの7番は、歯磨きがしにくい上に、元々骨がスカスカですから、インプラントをするにも最も条件の悪い場所のひとつです。

こういった予備知識も持って、とことん納得の行くまで話し合ってきて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みすずさん
返信日時:2007-04-27 15:51:00
渡辺先生ポイントをわかりやすく詳しく伝えてくださってありがとうございました。
お忙しい中お返事くださったこと心よりお礼を申し上げます。

その先生からは話を聞いていただく以前に、先生のお時間のご都合上断られました。(また他を探さねばいけない状況です)

手元に2枚のパノラマX線があります。
一枚は10年前、あと一枚は現在のものです。
どちらも別の医院の先生からお借りしてきました。

10年前のものは問題の左上7番は根と根の間はほとんどなく三角形です。

コアから一本の細い空間が歯槽骨に向かってあるのが根っこと根っこの間だと思えます。

現在のX線はその細かった一本の空間がパツン!と二本に分かれてしまってその間に作ったコアからひょろひょろとした二本の白い糸のような線が(今は親知らずはないですが)8番の方向に伸びています。

つまり作ってもらったかぶせのうえがわにお箸の先が開いた形で上に向かって乗っかってて、その間にそのお箸の先の長さより少し短めの白い糸が見える状態です。

小さい拡大のX線ではその糸のような二本の線の周りがぼやけています。
ここが膿んでいる所だと思ってよいでしょうか。
(X線を写せなくてこんな表現で申し訳ないです。)

渡辺先生のアドバイスから、割れた根の部分は抜くとのアドバイスをいただきましたが、根と根の間がちょうど割れていばあい、残される方法はあるでしょうか。

結論として、今は開いているが(根っこが割れたため)根っこの間はもともとそんなに開いていないだった。

この場合ヘミセクションは不可能なのですね。

渡辺先生のアドバイスを読みクラウンレングスニングは骨を削るという理由から後のことを考えさけたほうが良いかもしれません。

また、別の方法のスーパーボンドで貼り付ける方法は、またそこから細菌の通り道になる可能性が大きい。

となると、

1.歯を残す方法は単独のエクストルージョンでしょうか。

私のように歯の根が真ん中に二つに割れた場合について、このほうが適するか?

2.ここまで調べたらやはりはじめの先生の言われた、抜歯が最良と考えるべきでしょうか。

歯の人生・・・歯生をかけた質問です。
どうか本当にたびたびで申し訳ありません。

歯チャンネルの先生!

社会のためにと患者のためにと貴重な時間をさき、たくさんの経験や知識がおありになる上その上を学ぶことを忘れない、そんな向上心あふれた先生から私たちは勇気をもらっています。

どうかどうかたびたびで恐縮ですが今回はこれで最後にし結論へとむかいます。
どうかアドバイスください。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-04-27 16:43:00
白い糸のようなものとは根充剤でしょうね。
根充剤がひょろひょろと出ていると言う事は‥。

骨の中で根っこが完全に破壊されているのではないかと‥。

そうすると、残念ながら‥。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みすずさん
返信日時:2007-04-27 17:03:00
タイヨウ先生、ありがとうございました。
納得しました。

今回残念にも抜歯を選ぶことになりましたが、納得した上の決断ですので後悔はないと思います。

今まで考えもしなかった歯の構造歯科医の先生の大変さ、の重要性、を学ぶことが出来ました。

はじめの先生にお願いしようと思います。
ありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2007-04-27 17:48:00
いや、みすずさんのを残すことに対するガッツは見事でした。
執念というか怨念というか・・

患者さんとはそこまで歯を大切に思うこともあるのだなぁと、何だかこちらも勉強になりました。

今後は他の歯を死守して下さい。
こちらこそありがとうございました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みすずさん
返信日時:2007-04-29 10:58:00
はじめの医院に決意をし抜歯予約しました。

その後、セカンドオピニオンの先生にレントゲン返却に行ったら、昨年の横浜の学会で海外の先生がの割れがあり膿ほうが見られても、きちんとした根幹治療のやり直しで48%の確立で骨の解けるのが数年ストップした事例が在る。

抜歯するぎりぎりの時点まではまめに定期健診を続けて(ヘミセクションではないやり方)みたほうがいいよ。とのことでした。

信念の弱い私はまた、気持ちがぐらつきました。
(^_^;)情けないことです。
執念怨念・・・・?

田尾先生渡辺先生タイヨウ先生
どうかあきれておこらないでくださいね。

セカンドオピニオンの先生は
10年前と今のレントゲン見られての意見です。

行く行くは抜歯になるのが前提。
たぶん根は割れてる。
膿ほうは大きめ。
隣の歯まで影響は出ていない。
この歯を根幹治療したのはかなり10年くらい前だと思う。
今痛みが引いたり出たりの状況なら根幹治療のやり直しで先延ばしを進める。

くどいようですが、また迷っています。

予約取り消しすべき?
でしょうか。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2007-04-29 12:37:00
不死鳥の様に蘇りましたね。

ここまで来たら逆に残して貰いたくなってきました。
もう残さないと悔いが残るんじゃないですか?

ただ一応歯科医として相談を受けている立場上、医学的にも少しご説明しておきますね。


【同意できる点】

・患者さんの満足度(これ重要ですね!)
・小まめなチェックと、他のには害がない期間限定ということ


【ちょっと同意できない点】

・骨が溶ける進行のストップに関しては、根管治療をするしないに関わらずあると思う(でなければ無限大に骨を溶かす・・はずないですもんね。感染している異物は、身体の自然な防御反応として被包化=のう胞化するのは当然?)

横浜の学会のお話を直接聞いてないので詳細は分かりませんが、きちんとした根管治療というのは有り得ないかなと。完全に割れてる以上、消毒するべき場所を隔離することができませんからね。(”隔壁”の画像を見て頂ければ理解して貰えると思います)

参考⇒根管治療 or 抜歯(根管治療だけ違う歯医者で行なうのはアリ?

むしろ何もしなくて放っておいた方がリスクが少ないぐらいにも感じるのですが、学会では何か細かいテクニックについてもお話があったのだと思います。

普通に考えると、割れてる歯を消毒したら、むしろ痛みが出てくる気もしますし、48%という数字も特に驚きはありません。

・きちんとした裏づけは出来ませんがこじつければ、慢性的な感染および炎症反応は、糖尿病や循環器系の疾患などと結びつけて説明することはできます。(歯周病根尖病変も同様と言えますが)

ですから、感染があると分かっている箇所(=割れてる根っこ)を口腔内に長期間、特別な理由もなく意図的に残すことが医学的に許容されるのか、やや疑問。


トータルでは、患者さんの満足度を優先しても良いのかな、と思えて来ました。

だとわかっていても延命治療しないことだってありますしね。・・ってそんな大げさな話ではないですが。

そんなところです。

かかりつけの先生には、気を損ねない様によくフォローして下さいね。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2007-04-29 21:18:00
単純にメリットとデメリットという点だけで考えると、もし7番を抜歯しないとすると、

【メリット】

・数年、抜歯が先に延びる。もしかしたら、かなりの期間使えるかもしれない。
・抜歯が延びた分、7番抜歯に付随して起こりうるトラブルを回避することが出来る。


【デメリット】

・抜歯の時期を誤ると他のやその後の治療、全身に悪影響を与える恐れがある。
・通院期間・治療費などの負担増加。
・結局はほぼ確実に抜歯になる。


ということで、トータルで考えると抜歯のほうが良いのかなぁ・・・と思いますが、そこに「みすずさんの価値観」というものが大きく関わってきます。

僕が特に気になっているのは、「抜歯の時期を誤ると、他の歯やその後の治療、全身に悪影響を与える恐れがある」ということで、例えば定期健診に来て下さいね〜と言っても、痛みがないから治った〜と言って定期健診に来なくなる人が結構いたりしますので・・・。

ただ、みすずさんの場合にはその心配はまずないと思いますので、7番を残してもらうという選択肢もアリだとは思います。

難しい選択だとは思いますが、今回の経験は7番の予後だけではなく、その他の歯、みすずさん以外の人の歯の運命をも変えるようなものになったかもしれませんので、どちらを選ばれても失敗だった・・・というようなことは無いと思いますよ。




タイトル 根が割れていても、土台を作り直し薬を詰めて歯を残すことは可能?
質問者 みすずさん
地域  
年齢 39歳
性別  
職業  
カテゴリ 歯が割れた・折れた・欠けた
歯根破折
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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