根管治療 or 抜歯(根管治療だけ違う歯医者で行なうのはアリ?)
相談者:
maruさん ( : )
投稿日時:2007-04-18 01:35:00
ココのホームページを参考にして、マイクロスコープ等を導入している歯科に”再根管治療”をお願いしました。7番目の奥歯です。
診断としては、
『歯の上部はなく、歯の一部が歯茎の下で欠けていて骨を溶かしています。無理に治療しても出来ないことはないが、完全に被せをすることが出来ないので、治療はしたくありません。抜歯をした方が良いでしょう。次回のレセプトで抜歯後どうするのかを決めましょう。』
とのことです。
でも、やはり私としては抜きたくないので予約の1週間前にキャンセルして、別の歯科に相談しにいきました。
保険外のみの治療を行っておられる所です。
診断として、
『なかなか難しそうだが治療はできます。5番目が乳歯ですし、極力7番目は残しましょう。でも治療費は高くてネックになってくると思うので、それを考えるならば、根の掃除は大学病院等で保険内治療をしてもらい、土台以降はこちらで治療するという選択もできますよ。大学病院との治療の差としては、こちらでは何十倍も拡大して丁寧な治療ができます。やはり保険外と保険内の治療とではそれなりの差は出ます。』
との事でした。
大学病院での治療は運ものと言う意見もききますし、あまり気乗りしません。
そこで、先週行った歯科医で根の掃除だけをお願いするというのは厳しいものなのでしょうか?
治療はしたくないと言っておられたし、黙って違う歯科医に行ってるし、根だけの掃除だと儲けもないし、と考えると前の医者に戻るのがためらえます。
皆様が最初の医者の立場として、こんな患者の”根の掃除”の依頼はお受けになりますか?またお受けになっても気分悪いものですか?
診断としては、
『歯の上部はなく、歯の一部が歯茎の下で欠けていて骨を溶かしています。無理に治療しても出来ないことはないが、完全に被せをすることが出来ないので、治療はしたくありません。抜歯をした方が良いでしょう。次回のレセプトで抜歯後どうするのかを決めましょう。』
とのことです。
でも、やはり私としては抜きたくないので予約の1週間前にキャンセルして、別の歯科に相談しにいきました。
保険外のみの治療を行っておられる所です。
診断として、
『なかなか難しそうだが治療はできます。5番目が乳歯ですし、極力7番目は残しましょう。でも治療費は高くてネックになってくると思うので、それを考えるならば、根の掃除は大学病院等で保険内治療をしてもらい、土台以降はこちらで治療するという選択もできますよ。大学病院との治療の差としては、こちらでは何十倍も拡大して丁寧な治療ができます。やはり保険外と保険内の治療とではそれなりの差は出ます。』
との事でした。
大学病院での治療は運ものと言う意見もききますし、あまり気乗りしません。
そこで、先週行った歯科医で根の掃除だけをお願いするというのは厳しいものなのでしょうか?
治療はしたくないと言っておられたし、黙って違う歯科医に行ってるし、根だけの掃除だと儲けもないし、と考えると前の医者に戻るのがためらえます。
皆様が最初の医者の立場として、こんな患者の”根の掃除”の依頼はお受けになりますか?またお受けになっても気分悪いものですか?
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-04-18 08:50:00
治療をしたくないと言う先生のところで治療をしてもダメだと思いますよ。
「どうせ無駄なんだから‥」と思いながらの根管治療では良い結果は得られません。
「ダメもとでいいからやりますよ」と言うのであれば、話は別ですが‥。
今回のケースでは高額治療になるかもしれませんが「できるよ」と言う先生に見てもらったほうが良い結果が得られるのではないでしょうか?
大学病院でも信頼できる先生宛ての紹介状を持って行けば、(少なくとも)研修医に治療をされることは無いと思います。
「どうせ無駄なんだから‥」と思いながらの根管治療では良い結果は得られません。
「ダメもとでいいからやりますよ」と言うのであれば、話は別ですが‥。
今回のケースでは高額治療になるかもしれませんが「できるよ」と言う先生に見てもらったほうが良い結果が得られるのではないでしょうか?
大学病院でも信頼できる先生宛ての紹介状を持って行けば、(少なくとも)研修医に治療をされることは無いと思います。
回答2
回答日時:2007-04-18 15:05:00
はじめまして。
私が最初の医者の立場だったら、それは正直勘弁して欲しいですね。
抜歯を勧める理由にも一理あると思いますよ。
「抜かない歯医者=良い歯医者」とは決め付けず、まずは冷静に利点欠点を話し合って下さい。
きちんと両方を理解された上でそれでも残したい、という気持ちであれば、根管治療を真面目にやられる先生だからこそかえってきちんとやってくれる可能性もあると思います。
色んな先生がいらっしゃるとは思いますが、私の場合虫歯が歯ぐきの中まで進行している場合には、
1)
可能ならクラウンレングスニングをお勧めします。
理由としてはラバーダムがそのままではまともにかけられないことと、そもそもかぶせ物をする適応症ではないと考えられるからです。
長持ちする良いかぶせ物を作れない理由は、かぶせ物の境目が歯ぐきよりも中になれば、綺麗な型が非常に取りにくくなる為に適合精度が落ち、歯との間に隙間や段差が出来てしまいます。
加えて”フェルール”の問題も残ります。
参考⇒無髄歯の寿命について
今回の治療を無理に行えば
【いい加減な根管治療→再発→抜歯】 あるいは
【いい加減なかぶせ物→虫歯・歯周病→抜歯】
の可能性が高くなると思います。
(もちろん、それでも数年はもつでしょうから患者さんの価値観によっては十分とも言えるかも知れません)
2)クラウンレングスニングが出来ない場合、ラバーダムを使用するために”隔壁”というものを作ります。
【拡大】
【拡大】
これをしないとラバーダムが出来ないか、出来たとしても隙間があいてしまうので、本来は必要になります。(自称専門医でも使われない先生がいらっしゃるので際どいところなのですが・・、治療時の混入に一番注意が必要なのは歯周ポケットの中から出てくる菌ですので)
参考⇒根管治療の途中からラバーダムをするのでは遅いですか?
私の場合は隔壁を作るのにレジンを使用するので、この時点ですでに普通の歯医者さんが行う虫歯治療と同じかそれ以上のコスト・手間が発生してしまうのですが、因みに保険治療だと1円も請求できません。
この場合も、根管治療は無事に出来るかも知れませんが、かぶせ物には1で挙げた問題点が残ります。
つまり、
【いい加減なかぶせ物→虫歯・歯周病→抜歯】
の可能性は残る、ということです。
3)
場合によっては抜歯も選択肢。
maruさんの他の歯の状態がわかりませんが、7番目の歯は重要度が低い場合が多いです。
上記の治療にかかる手間・費用、根管治療の低い成功率、それと残ってしまう将来の危険性を合わせて天秤にかけると、抜くことも十分視野に入れて良いかも知れません。
参考⇒歯の一部が欠けている場合は、”抜歯”以外に治療方法はない?
2番目の先生が大学病院のどなたかお知り合いの先生を紹介しているのなら「専門医同士の分業」とも捉えられます。
逆の見方をすれば、保険外のみで大学病院よりもきちんとした治療をされているのなら、「基礎となる根管治療はウチでやるから、費用が厳しかったら土台以降をよそでやられたらどうですか?」とでも言ってもらった方がいい様な気も・・。
実際には直接お会いした時にもっと色々いきさつがあると思いますが、なかなか診療時間内にご説明できることにも限りがあります。
色んな見方が出来ますから、ご自身も色々と調べてみて、総合的に判断されて下さいね。参考までに。
私が最初の医者の立場だったら、それは正直勘弁して欲しいですね。
抜歯を勧める理由にも一理あると思いますよ。
「抜かない歯医者=良い歯医者」とは決め付けず、まずは冷静に利点欠点を話し合って下さい。
きちんと両方を理解された上でそれでも残したい、という気持ちであれば、根管治療を真面目にやられる先生だからこそかえってきちんとやってくれる可能性もあると思います。
色んな先生がいらっしゃるとは思いますが、私の場合虫歯が歯ぐきの中まで進行している場合には、
1)
可能ならクラウンレングスニングをお勧めします。
理由としてはラバーダムがそのままではまともにかけられないことと、そもそもかぶせ物をする適応症ではないと考えられるからです。
長持ちする良いかぶせ物を作れない理由は、かぶせ物の境目が歯ぐきよりも中になれば、綺麗な型が非常に取りにくくなる為に適合精度が落ち、歯との間に隙間や段差が出来てしまいます。
加えて”フェルール”の問題も残ります。
参考⇒無髄歯の寿命について
今回の治療を無理に行えば
【いい加減な根管治療→再発→抜歯】 あるいは
【いい加減なかぶせ物→虫歯・歯周病→抜歯】
の可能性が高くなると思います。
(もちろん、それでも数年はもつでしょうから患者さんの価値観によっては十分とも言えるかも知れません)
2)クラウンレングスニングが出来ない場合、ラバーダムを使用するために”隔壁”というものを作ります。
【拡大】
【拡大】
これをしないとラバーダムが出来ないか、出来たとしても隙間があいてしまうので、本来は必要になります。(自称専門医でも使われない先生がいらっしゃるので際どいところなのですが・・、治療時の混入に一番注意が必要なのは歯周ポケットの中から出てくる菌ですので)
参考⇒根管治療の途中からラバーダムをするのでは遅いですか?
私の場合は隔壁を作るのにレジンを使用するので、この時点ですでに普通の歯医者さんが行う虫歯治療と同じかそれ以上のコスト・手間が発生してしまうのですが、因みに保険治療だと1円も請求できません。
この場合も、根管治療は無事に出来るかも知れませんが、かぶせ物には1で挙げた問題点が残ります。
つまり、
【いい加減なかぶせ物→虫歯・歯周病→抜歯】
の可能性は残る、ということです。
3)
場合によっては抜歯も選択肢。
maruさんの他の歯の状態がわかりませんが、7番目の歯は重要度が低い場合が多いです。
上記の治療にかかる手間・費用、根管治療の低い成功率、それと残ってしまう将来の危険性を合わせて天秤にかけると、抜くことも十分視野に入れて良いかも知れません。
参考⇒歯の一部が欠けている場合は、”抜歯”以外に治療方法はない?
2番目の先生が大学病院のどなたかお知り合いの先生を紹介しているのなら「専門医同士の分業」とも捉えられます。
逆の見方をすれば、保険外のみで大学病院よりもきちんとした治療をされているのなら、「基礎となる根管治療はウチでやるから、費用が厳しかったら土台以降をよそでやられたらどうですか?」とでも言ってもらった方がいい様な気も・・。
実際には直接お会いした時にもっと色々いきさつがあると思いますが、なかなか診療時間内にご説明できることにも限りがあります。
色んな見方が出来ますから、ご自身も色々と調べてみて、総合的に判断されて下さいね。参考までに。
相談者からの返信
相談者:
maruさん
返信日時:2007-04-18 20:02:00
ご意見ありがとうございます。
意見を参考にした結果、初めに治療を受けに行った医者と2番目に行った医者との併用治療は考えないようにします。
初期の医者とは、歯が欠けてると判明して以来、2回カウンセリング行いました。
どうしても治療は無理ですか?他の歯科医に行っても治療は無理ですか?との問いかけに、
「無理でしょう。どこの歯科医でも同じ返答をされると思います。1〜2年は持つので無理にやられる所もいると思いますが、それは良くないでしょう。」
と説明を受け、2回目に同じ質問をしても「治療はない」とのこと。
それ以降は抜歯後の治療はどうするかの話し合いで終わっています。
「歯茎が見える部分まで欠けている部分があると、被せがしっかりと埋まることができない。そこに菌が溜まって、骨を溶かしていく。」との診断で治療のメリットはない。
抜歯はメリットとして菌が溜まる歯がなくなるので周りの歯の健康を保てる、デメリットとしては奥歯がなく寂しい気がするとの説明です。
しかし、奥歯がない状態だと顎の力が入らず口の開きにも左右で差があります。
噛む分には問題はないんですけど。
歯科医にそれを言うと、
「それも慣れるでしょうし、どうしても奥歯欲しければ、親知らずの移植という手もあります。」しかし、これも歯の形から移植には適してはない。成功確立はわからないが、やってみてもいいでしょう。」
との事。
そんな説明を受けるうちに、抜歯は嫌だとの思いが強くなり、歯科医の鞍替えに至りました。
自分でも、”のりしろ”を重ねあわす部分がないと接着力は弱くなると思います。いびつな固形物をただ乗せるだけでは隙間が出来るといういうことも想像はつきます。
ですので次回、治療可能と言われた歯科に歯のクリーニングに行くのですが(治療をするにも歯の汚れ・菌が治療中に進入するのを失くすため必ずするとの事)、その時、「どのような治療を想定しておられるのか」を聞いて見ます。
どう隙間をなくすのか?を聞きます。
治療時間も一回につき2時間は確保したい。極力、数回で治療を完成させたい。と説明を聞く分には丁寧な治療様子。
治療の成功確立は50%との説明は受けましたので、その費用対効果の検討もします。
抜歯後のブリッジで隣の歯を傷付けたくない。
インプラントはしたくない。
歯の移植は最終手段で取っておきたい。
口の開きが左右違うので抜歯後の放置はしたくない。
(噛みあわせから下の歯は隆起してこないとの診断)
以上の思いが強いので、歯を残そうとする医者に思いは偏ってしまいますが、費用の面も含め、冷静に判断していきます。
治療をされる歯科医にこれだけは質問しておいたらという、項目や、詳細ではありませんが、以上のような内容から、感じた事などがございましたら、ご助言を引き続きお願いします。
意見を参考にした結果、初めに治療を受けに行った医者と2番目に行った医者との併用治療は考えないようにします。
初期の医者とは、歯が欠けてると判明して以来、2回カウンセリング行いました。
どうしても治療は無理ですか?他の歯科医に行っても治療は無理ですか?との問いかけに、
「無理でしょう。どこの歯科医でも同じ返答をされると思います。1〜2年は持つので無理にやられる所もいると思いますが、それは良くないでしょう。」
と説明を受け、2回目に同じ質問をしても「治療はない」とのこと。
それ以降は抜歯後の治療はどうするかの話し合いで終わっています。
「歯茎が見える部分まで欠けている部分があると、被せがしっかりと埋まることができない。そこに菌が溜まって、骨を溶かしていく。」との診断で治療のメリットはない。
抜歯はメリットとして菌が溜まる歯がなくなるので周りの歯の健康を保てる、デメリットとしては奥歯がなく寂しい気がするとの説明です。
しかし、奥歯がない状態だと顎の力が入らず口の開きにも左右で差があります。
噛む分には問題はないんですけど。
歯科医にそれを言うと、
「それも慣れるでしょうし、どうしても奥歯欲しければ、親知らずの移植という手もあります。」しかし、これも歯の形から移植には適してはない。成功確立はわからないが、やってみてもいいでしょう。」
との事。
そんな説明を受けるうちに、抜歯は嫌だとの思いが強くなり、歯科医の鞍替えに至りました。
自分でも、”のりしろ”を重ねあわす部分がないと接着力は弱くなると思います。いびつな固形物をただ乗せるだけでは隙間が出来るといういうことも想像はつきます。
ですので次回、治療可能と言われた歯科に歯のクリーニングに行くのですが(治療をするにも歯の汚れ・菌が治療中に進入するのを失くすため必ずするとの事)、その時、「どのような治療を想定しておられるのか」を聞いて見ます。
どう隙間をなくすのか?を聞きます。
治療時間も一回につき2時間は確保したい。極力、数回で治療を完成させたい。と説明を聞く分には丁寧な治療様子。
治療の成功確立は50%との説明は受けましたので、その費用対効果の検討もします。
抜歯後のブリッジで隣の歯を傷付けたくない。
インプラントはしたくない。
歯の移植は最終手段で取っておきたい。
口の開きが左右違うので抜歯後の放置はしたくない。
(噛みあわせから下の歯は隆起してこないとの診断)
以上の思いが強いので、歯を残そうとする医者に思いは偏ってしまいますが、費用の面も含め、冷静に判断していきます。
治療をされる歯科医にこれだけは質問しておいたらという、項目や、詳細ではありませんが、以上のような内容から、感じた事などがございましたら、ご助言を引き続きお願いします。
回答3
回答日時:2007-04-19 00:02:00
そうですか、それなら抜歯したくない場合は2軒目の先生しかなさそうですね。
50%という数字に納得されているのなら良いと思いますよ。
顎の症状と7番との関連は、医学的には証明できないのですが、実感として実際にある訳ですからそうなんでしょうね。
それなら何年かでも、今の歯を保存・・というのも方法だと思います。
と言ってもインプラントと同じぐらいの金額ではなんだかもったいない気もしますね。
で何年かしていよいよ抜歯、となった時に移植もしたら、更に何年か・・なんてなかなかうまくは行かないでしょうが。。
よく相談されて下さい。
50%という数字に納得されているのなら良いと思いますよ。
顎の症状と7番との関連は、医学的には証明できないのですが、実感として実際にある訳ですからそうなんでしょうね。
それなら何年かでも、今の歯を保存・・というのも方法だと思います。
と言ってもインプラントと同じぐらいの金額ではなんだかもったいない気もしますね。
で何年かしていよいよ抜歯、となった時に移植もしたら、更に何年か・・なんてなかなかうまくは行かないでしょうが。。
よく相談されて下さい。
相談者からの返信
相談者:
maruさん
返信日時:2007-04-19 13:37:00
渡辺先生ありがとうございます。
”何年かでも”今の歯を保存という文面を見て驚きました。
このような状態の歯は治療しても耐用年数が数年しかないんですか?
それならば高額な治療費を払うのはもったいないですね。
”50%”という数字は再根管治療には常に伴う数値だと思ってたので仕方がないものと割り切っていたのです。
それだけ根管治療は難しいものなんだと。菌を完全に取り除くのはそれだけ厳しいものなんだと。
抜歯と判断をされた医者のところでも(当初根管治療をする予定でしたので)治療の成功確立は60%ですと説明を受けました。
それほど治療は厳しいが、治療できます、との話しでしたので。
(被せを外して歯茎が欠けていたのを発見する前の話です。)
この”50%”が根管治療、根の中の菌を完全に除去をできることを指す確立なのか?それとも被せの適合精度が落ちることで、二次虫歯等になりそうな事を予想しての確立なのか?どちらの事を指す確立なのか、また確立を下げる原因としてはどちらの方が高いのか、それらを聞いてみたいと思います。
そして今抜歯するのと、不具合が起こったときに抜歯するのとでは治療手段・その後の処置に差がでるのかも聞いてみたいと思います。
田尾先生の抜歯すべきかどうかは”微妙”なケースとの回答。
(歯の一部が欠けている場合は、”抜歯”以外に治療方法はない?)
この”微妙”に期待を抱いて、病院を鞍替えし相談したところ、「治療しましょう」との返事でしたので、当初は治療してくれる所=凄腕の医者に会えた!と喜んでばかりいました。
しかし、渡辺先生や初めに行った先生の診断も、”無理に治療しても1〜2年”との見解を再度見ると考えさせられます。
数年でも持った方が歯の健康に良いから無理に治療をするのか?
それとも確立は半分だが、それでも完全に治療できると判断して治療をなされるのか?
誰が診断しても今の医術的に治療は無理、治療できた症例はない、
治療しても数年しかもったことがない症例しかない、
そうであれば高い治療費をかけたくはないです。
でも医者の見解は分かれてもいるし、信頼できる医者を選ぶにしても、
「どちらも説明は丁寧でした」
「ホームページから、一番目の歯科医は根管治療をきっちりします(その医院の院長は他の歯科医からも上手いと紹介された。私の担当は勤務医さんですが。)、2回目の歯科医は抜歯しか道がなかった歯を治療した症例を載せている、とどちらも実績はありそう」
「専門医かどうかは判断する材料がない」、
「受付従業員の態度はどちらも丁寧、(さすがに自費治療の所は歯科衛生士も慣れてる所がありそうでしたが)」
と見分けがつけません。
ほんと、どう結論だそうかと、少し難しくなってきました。
”何年かでも”今の歯を保存という文面を見て驚きました。
このような状態の歯は治療しても耐用年数が数年しかないんですか?
それならば高額な治療費を払うのはもったいないですね。
”50%”という数字は再根管治療には常に伴う数値だと思ってたので仕方がないものと割り切っていたのです。
それだけ根管治療は難しいものなんだと。菌を完全に取り除くのはそれだけ厳しいものなんだと。
抜歯と判断をされた医者のところでも(当初根管治療をする予定でしたので)治療の成功確立は60%ですと説明を受けました。
それほど治療は厳しいが、治療できます、との話しでしたので。
(被せを外して歯茎が欠けていたのを発見する前の話です。)
この”50%”が根管治療、根の中の菌を完全に除去をできることを指す確立なのか?それとも被せの適合精度が落ちることで、二次虫歯等になりそうな事を予想しての確立なのか?どちらの事を指す確立なのか、また確立を下げる原因としてはどちらの方が高いのか、それらを聞いてみたいと思います。
そして今抜歯するのと、不具合が起こったときに抜歯するのとでは治療手段・その後の処置に差がでるのかも聞いてみたいと思います。
田尾先生の抜歯すべきかどうかは”微妙”なケースとの回答。
(歯の一部が欠けている場合は、”抜歯”以外に治療方法はない?)
この”微妙”に期待を抱いて、病院を鞍替えし相談したところ、「治療しましょう」との返事でしたので、当初は治療してくれる所=凄腕の医者に会えた!と喜んでばかりいました。
しかし、渡辺先生や初めに行った先生の診断も、”無理に治療しても1〜2年”との見解を再度見ると考えさせられます。
数年でも持った方が歯の健康に良いから無理に治療をするのか?
それとも確立は半分だが、それでも完全に治療できると判断して治療をなされるのか?
誰が診断しても今の医術的に治療は無理、治療できた症例はない、
治療しても数年しかもったことがない症例しかない、
そうであれば高い治療費をかけたくはないです。
でも医者の見解は分かれてもいるし、信頼できる医者を選ぶにしても、
「どちらも説明は丁寧でした」
「ホームページから、一番目の歯科医は根管治療をきっちりします(その医院の院長は他の歯科医からも上手いと紹介された。私の担当は勤務医さんですが。)、2回目の歯科医は抜歯しか道がなかった歯を治療した症例を載せている、とどちらも実績はありそう」
「専門医かどうかは判断する材料がない」、
「受付従業員の態度はどちらも丁寧、(さすがに自費治療の所は歯科衛生士も慣れてる所がありそうでしたが)」
と見分けがつけません。
ほんと、どう結論だそうかと、少し難しくなってきました。
回答4
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-04-19 14:52:00
歯科治療というのは、実は「延命治療」なんですね。
何も異常が無ければ歯は一生使えるのですが、虫歯や歯周病になってしまった時点で、「寿命」というものが出てきます。
あとは、良い治療を行ったりメンテナンスを頑張ったりして、どこまで延命できるのか?という話になってきます。
だからこそ、虫歯や歯周病にならないように予防が大切なんです。
これについては以前メルマガでも配信していますので、よろしかったらメルマガも読まれてみてください。
⇒メルマガ登録フォーム
幸い(?)、今回問題になっている歯は比較的重要度は低いと思われる7番ですから、早めにこのことに気が付くことが出来て、むしろ良かったと言えるかもしれません。
もう重度の歯周病で、骨が無いのでインプラントも出来ず、入れ歯しか選択肢はなく、しかも入れ歯を入れると痛いとかものが噛めないとか・・・。そんな状況の患者さんもおられますので・・・。
どっちの歯医者さんが良いのかは非常に難しく、おそらく正解は数年たってみないと分からないと思いますが、僕の考え方は1件目の歯医者さんに近いです。
ただ、どちらの歯医者さんを選んだとしても、今回のことでmaruさん自身に多くの歯科の知識が身に付いたと思いますから、今後歯で悩まずに済む確率はグ〜ンと上がったと思いますよ。
何も異常が無ければ歯は一生使えるのですが、虫歯や歯周病になってしまった時点で、「寿命」というものが出てきます。
あとは、良い治療を行ったりメンテナンスを頑張ったりして、どこまで延命できるのか?という話になってきます。
だからこそ、虫歯や歯周病にならないように予防が大切なんです。
これについては以前メルマガでも配信していますので、よろしかったらメルマガも読まれてみてください。
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幸い(?)、今回問題になっている歯は比較的重要度は低いと思われる7番ですから、早めにこのことに気が付くことが出来て、むしろ良かったと言えるかもしれません。
もう重度の歯周病で、骨が無いのでインプラントも出来ず、入れ歯しか選択肢はなく、しかも入れ歯を入れると痛いとかものが噛めないとか・・・。そんな状況の患者さんもおられますので・・・。
どっちの歯医者さんが良いのかは非常に難しく、おそらく正解は数年たってみないと分からないと思いますが、僕の考え方は1件目の歯医者さんに近いです。
ただ、どちらの歯医者さんを選んだとしても、今回のことでmaruさん自身に多くの歯科の知識が身に付いたと思いますから、今後歯で悩まずに済む確率はグ〜ンと上がったと思いますよ。
タイトル | 根管治療 or 抜歯(根管治療だけ違う歯医者で行なうのはアリ?) |
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質問者 | maruさん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療その他 根管治療関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。