歯根のう胞の治療について
相談者:
MNさん ( : )
投稿日時:2007-06-11 21:13:00
お世話になります。歯根のう胞治療に関して教えてください。
現在通っている歯科は,とても丁寧に治療してくださる先生で20年来お世話になっています。
さて,右上2番の歯なのですが,経過は以下のとおりです。(先生から詳しい説明を受けたときに記しましたので,歯科の専門用語は多少間違っているかもしれません。)
1992年にしみるので,かみ合わせ調整をした。
2005年5月に唇側にフィステルができ,歯髄が死んでいるので根管治療に入る。このときのレントゲンではかなり大きな根尖病巣がある。
根管治療をしてフィステルは直った。
2007年3月に違和感があり。
レントゲンでは以前と同じ大きさの根尖病巣が認められる。
根管治療を再開した。
根充剤を除去し,根尖病巣間で開いたものの出血も排膿もないとのこと。
2007年5月に口蓋側に時折フィステルができるので,ガッタパーチャを入れてレントゲンを撮った。
その結果,根尖病巣とは別に歯根の側面に病巣があり,そこがフィステルの原因と思われるとのこと。
現在のわたしの状況は,違和感がないわけではないが生活にそれほど支障がない,といったところです。
通っている先生の話では,根尖病巣の場合はファイルが届くので清掃や薬剤塗布ができるが,側面の病巣の場合はファイルが直接届かないのでなかなか治療は難しい。
今後の治療方針を考えているとのことです。
そこで質問は,
?歯の側面にのう胞ができた場合はどのような治療が考えられますか。
?早くに根治治療をしたほうがよいか,それとも少し様子をみていてもよいでしょうか。
現在通っている歯科は,とても丁寧に治療してくださる先生で20年来お世話になっています。
さて,右上2番の歯なのですが,経過は以下のとおりです。(先生から詳しい説明を受けたときに記しましたので,歯科の専門用語は多少間違っているかもしれません。)
1992年にしみるので,かみ合わせ調整をした。
2005年5月に唇側にフィステルができ,歯髄が死んでいるので根管治療に入る。このときのレントゲンではかなり大きな根尖病巣がある。
根管治療をしてフィステルは直った。
2007年3月に違和感があり。
レントゲンでは以前と同じ大きさの根尖病巣が認められる。
根管治療を再開した。
根充剤を除去し,根尖病巣間で開いたものの出血も排膿もないとのこと。
2007年5月に口蓋側に時折フィステルができるので,ガッタパーチャを入れてレントゲンを撮った。
その結果,根尖病巣とは別に歯根の側面に病巣があり,そこがフィステルの原因と思われるとのこと。
現在のわたしの状況は,違和感がないわけではないが生活にそれほど支障がない,といったところです。
通っている先生の話では,根尖病巣の場合はファイルが届くので清掃や薬剤塗布ができるが,側面の病巣の場合はファイルが直接届かないのでなかなか治療は難しい。
今後の治療方針を考えているとのことです。
そこで質問は,
?歯の側面にのう胞ができた場合はどのような治療が考えられますか。
?早くに根治治療をしたほうがよいか,それとも少し様子をみていてもよいでしょうか。
回答1
回答日時:2007-06-12 18:33:00
こんにちは。
大変そうですね。
側面に病巣が確認される場合、結局最後までよく分からないこともなくもないのですが・・
1.側枝(そくし)と言って、根っこの分かれ目がある
2.歯根破折
のどちらかの場合がほとんどだと思います。
担当の先生は1.を疑っている様ですが、上の2番で、元々メタルコアがもしも入っていたとしたらもしかすると・・・。
実際に拝見している訳ではありませんから、一応そういう可能性も。という事です。
歯根破折の診断は、なかなか難しいのですが、もしも確定した場合には抜歯になってしまいます。
参考⇒何度 根の再治療をしても、左下7番の痛みが一向に治まりません・・・
1.であれば根管治療を丁寧に行えば治る可能性もあります。
が、丁寧にやっても成功率は60%以内でしょう。
ただ治療の成否を判断するのに、レントゲンで変化が現れる、数ヶ月以上が必要です。
あとは症状の有無や価値観などと併せて判断することになりますから、良く相談をして決めて下さい。
大変そうですね。
側面に病巣が確認される場合、結局最後までよく分からないこともなくもないのですが・・
1.側枝(そくし)と言って、根っこの分かれ目がある
2.歯根破折
のどちらかの場合がほとんどだと思います。
担当の先生は1.を疑っている様ですが、上の2番で、元々メタルコアがもしも入っていたとしたらもしかすると・・・。
実際に拝見している訳ではありませんから、一応そういう可能性も。という事です。
歯根破折の診断は、なかなか難しいのですが、もしも確定した場合には抜歯になってしまいます。
参考⇒何度 根の再治療をしても、左下7番の痛みが一向に治まりません・・・
1.であれば根管治療を丁寧に行えば治る可能性もあります。
が、丁寧にやっても成功率は60%以内でしょう。
ただ治療の成否を判断するのに、レントゲンで変化が現れる、数ヶ月以上が必要です。
あとは症状の有無や価値観などと併せて判断することになりますから、良く相談をして決めて下さい。
相談者からの返信
相談者:
MNさん
返信日時:2007-06-14 22:17:00
早速ご回答いただき本当にありがとうございます。
側面に病巣が確認される場合は,側枝,もしくは歯根破折の場合がほとんどとのことですが,かかりつけの先生にこの点を尋ねてみました。
わたしの場合は,メタルコアは入っていなくて歯根破折という可能性は非常に低いと思われるとのことでした。
それで,歯根の側面に病巣がある場合の治療に戻りますが,根尖のう胞の場合はファイルが入るので治療方法があるようですが,側面に病巣がある場合はファイルを患部に入れる方法があるのでしょうか。
あるいは,何か別の方法があるのでしょうか。
教えていただければ幸甚です。
結果として成功するか否かは別として,今のところできれば気長に治療したいと思っています。
側面に病巣が確認される場合は,側枝,もしくは歯根破折の場合がほとんどとのことですが,かかりつけの先生にこの点を尋ねてみました。
わたしの場合は,メタルコアは入っていなくて歯根破折という可能性は非常に低いと思われるとのことでした。
それで,歯根の側面に病巣がある場合の治療に戻りますが,根尖のう胞の場合はファイルが入るので治療方法があるようですが,側面に病巣がある場合はファイルを患部に入れる方法があるのでしょうか。
あるいは,何か別の方法があるのでしょうか。
教えていただければ幸甚です。
結果として成功するか否かは別として,今のところできれば気長に治療したいと思っています。
回答2
回答日時:2007-06-14 22:39:00
そうですか。
破折の可能性が低いとのことでしたら一安心ですね。
基本的に側枝をファイルで攻めることは出来ません。
というか元々、普通の根管でもファイルでは攻めきれていないのが普通です。
通常、根管は根っこの先端まで真っ直ぐ素直に伸びてることはほとんどありませんし、側枝とまで呼ばれなくても根っこの先端付近で2つ3つに枝毛の様に枝分かれしているのは当たり前です。
しかも根管はもともと楕円形だったり急カーブしていたり・・最初からファイルだけで解決出来る仕事ではありません。
ということで、「薬液」に頼ることになるかと思います。
側枝は確かに難しいかも知れませんが、それがあってもなくてももともと難しいものなので、あまり落ち込まず、気長に「薬液の力」に頼って頑張って下さい。
破折の可能性が低いとのことでしたら一安心ですね。
基本的に側枝をファイルで攻めることは出来ません。
というか元々、普通の根管でもファイルでは攻めきれていないのが普通です。
通常、根管は根っこの先端まで真っ直ぐ素直に伸びてることはほとんどありませんし、側枝とまで呼ばれなくても根っこの先端付近で2つ3つに枝毛の様に枝分かれしているのは当たり前です。
しかも根管はもともと楕円形だったり急カーブしていたり・・最初からファイルだけで解決出来る仕事ではありません。
ということで、「薬液」に頼ることになるかと思います。
側枝は確かに難しいかも知れませんが、それがあってもなくてももともと難しいものなので、あまり落ち込まず、気長に「薬液の力」に頼って頑張って下さい。
相談者からの返信
相談者:
MNさん
返信日時:2007-06-19 21:55:00
ご回答をいただきありがとうございました。
早速,主治医の先生と相談してみました。
そして,根管治療を続けてみるということでお願いしました。
その先生も親切に診てくださるので,頼って頑張りたいと思います。
今回は,どうもありがとうございました。
早速,主治医の先生と相談してみました。
そして,根管治療を続けてみるということでお願いしました。
その先生も親切に診てくださるので,頼って頑張りたいと思います。
今回は,どうもありがとうございました。
タイトル | 歯根のう胞の治療について |
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質問者 | MNさん |
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カテゴリ |
根管治療の治療法 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。