ラバーダムによって唾液が入りやすくなるということもある?

相談者: やまちゃんさん (34歳:男性)
投稿日時:2007-12-28 00:27:16
【治療病院】大学病院
【治療内容】根管治療
【治療箇所】左下7番

【ご質問】

? 治療初回時ラバーダム装着が無かったため、2回目に少しためらいはありましたが、装着をお願いしたところ意外にもあっさり付けてくれました。

その後も付けてくれていたのですが、5回目の治療時、

奥歯の場合、ラバーダムをかけると唾液吸引がしにくいのでかえって唾液が入りやすくなる。前回ラバーダムをかけていたので、逆に唾液が入ってしまったかもしれない。なので、今回からラバーダムなしにします」

と言われてしまい、結局、途中からラバーダム無しの治療になってしまいました。

奥歯の場合、ラバーダムによって唾液が入りやすくなるので使用しないほうがよい、というこの先生の見解はいかがなものなのでしょうか?


? 2本の根の内、1本(手前の方)は根幹充填しましたが、充填の詰め物を入れた際、先の方にいやな痛みをかなり感じました。

先生いわく、

「神経は完全に取れているから問題ない、充填の詰め物が神経を取り除いたさらに先の部分に触れている痛みだから大丈夫」

といわれました。

ただ、レントゲンを見る限り、充填剤はの根の2mm手前迄しか入っておらず、歯の根のさらに先に触れた痛みとは考えにくいのですが、いかがなものでしょうか?

神経をしっかりと取り除いた上で充填剤を詰めても、根の奥の方が痛むことは普通なのでしょうか?


? 2本の根の内、1本の神経除去に苦労しているようでもう7回位薬を入れてますが、まだ充填まで至ってません。

いつも次回は大丈夫といわれ、つい先日も今日は充填しますよ、と言われたのですが、根の長さを計った際、耐え難い痛みを感じ、やはり薬を入れて様子を見ましょうということになりました。

根の先まですでに貫通しているので大丈夫ですと言われ続けたあげく、結局まだ神経が残ってましたね、、、と言う感じで、今の治療に非常に不安を感じてます。

マイクロを使って見て欲しいとお願いしたいのですが、この程度の症状なら使いませんよ、と言われてしまいました。

もう、治療の最終段階に近いところまで来ているのですが、今後の治療が大変心配です。

やはり専門医等への転医を考えた方が良いのでしょうか?
大学病院なので、最低限の信用はしているつもりなのですが、、、


以上、長々とスミマセンがよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-12-28 02:44:06
こんにちは。


?について

担当の先生がラバーダムの使用にお慣れでない様です。
それなりに正しく使えば唾液の滲入はありませんね。

日本の場合は大学病院歯科医師も含めて、使用に慣れていないのが普通ですから、仕方がないかも知れません。


?について

歯の神経レントゲンには写りませんし、元々がそんなに単純な形態ではありませんから、レントゲンだけ見ても残っているかどうかの判断は出来ませんね。

非常に細かい言い方をすると、多少は残るのが自然だと思います。

ただ根管充填剤がレントゲン上で根の先端より手前2mmまでしか入っていないと言うのは、不適切とも言えません。

他の根管治療のご相談でもある様に、痛みの原因と言うのも色々考えられますから、実際には何の痛みなのかは、例え担当医であっても、まだ分からないと思いますよ。

もう少し様子を見てみてもいいかも知れません。


?について

根っこの治療は大変難しいですので、あり得ない話ではないかと思います。

マイクロスコープは「見る道具」ですから、症状を基準に使う訳でもありませんが、使えば必ずうまくいくという物でもありませんね。

なくても上手な先生はたくさんおられます。

大学病院だから安心とは私は思いませんが、メリットもデメリットもありますよ。

転院についてはそれが良いのか悪いのか私には分かりませんが、費用面なども考慮して、よく検討されて下さいね。

参考→一般歯科と歯科大学病院での根管治療の違いは?


お大事にどうぞ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-12-28 09:50:15
基本的に渡辺先生と同じなのですが、

?について

ラバーダムもマイクロも「あれば誰でも良い治療ができる」と言うものではありません。

それらのアイテムを使いこなすにはそれなりの「技術」が必要です。

逆にそれらアイテムが無くても「技術」でしっかりカバーできる場合も多々あります。

僕も以前はラバーダムもマイクロも使用していませんでしたが、当時の自分としては「それなりに」治療の成果はあったと思っていました。

今はマイクロもラバーも僕の治療では「必須アイテム」になっていますが、それも「治療精度を上げるため」であり、アイテムが無ければ「全く手が出せない」と言う類の物ではありません。


?について

実際のの形態は渡辺先生がおっしゃられているように単純ではありません。

むしろ、「レントゲン上で見えている根っこの先端」と「根管の先端」は一致していない事の方が多いです。

電気的根管長測定器を用いて根の長さを計測しているのであれば、レントゲンで長さを測るより正確だと思います。

ですから「レントゲンを見る限り、充填剤は歯の根の2mm手前迄しか入っておらず」はしっかり治療できているかどうかの判断基準にはなりません。


?について

上述したように、「慣れないマイクロ」を使うより「術者の経験」の方が重要だと思います。



>もう、治療の最終段階に近いところまで来ているのですが、今後の治療が大変心配です。

不安がぬぐいきれないのであれば「転院もやむなし」だとは思いますが、根管治療は非常に難しい治療であると言うことも考慮したうえで検討されてみてはいかがでしょうか?

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-12-28 09:57:46
? ヘタなだけでしょ

? 一応、病理学的な判断として2ミリ手前まで入っていれば大丈夫となっています。

むしろドバーっとあふれさすほど入れて「根の先端の外までキチンと入ったぞ」なんてことをいうDrの方が危険。あふれた根管充填材はどうやって後々取り除くの?

? マイクロを使っても、見えるのはの根っこの手前のほうだけです。

奥のほうで根がクニャっと曲がっている場合、どうやっても見ることは出来ませんので そこは 手探りです。

チクチクするということは、根の先端部に器具は届いているとも思えますので。あとは時間をかけてチビチビとやってもらいましょうか。

関西のUというDrはどんな根管治療でも2〜3回で終わり!
なんて人もいますが、どうなんでしょうねぇ

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: やまちゃんさん
返信日時:2007-12-28 13:19:06
渡辺先生、タイヨウ先生、タカタ先生

親切丁寧なご対応ありがとうございます。
根管治療は本当に難しいのですね。

ラバーダムをつかってこの薬を使えば絶対に治るとといった確証は勿論無く、やはり一番重要なのは先生の経験なのですね。。。

今回のラバーダムの件にしても、おそらく今の担当医も本来はつけるべきものと理解していても、自分が使いこなすことができないのでかえって逆効果になってしまうと思い、あえて付けないことを勧めてきたのだと思います。

もう治療の最終段階まできていることもありますし、ここで転医してもあまり意味がないと思いますので、とりあえずは最後まで今の先生の腕に期待してこのまま治療を続けたいと思います。

また不安があったときにはご相談に乗ってください。
よろしくお願いします。



タイトル ラバーダムによって唾液が入りやすくなるということもある?
質問者 やまちゃんさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療中の歯の痛み
ラバーダム
根管治療中の痛み
根管治療その他
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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