右下7番歯頸部の虫歯、できれば神経をとりたくない。

相談者: ホットロードさん (43歳:女性)
投稿日時:2008-04-25 12:41:39
こんにちは。

右下7番の頬側に虫歯ができました。

このはずっと以前に治療して、
銀色のクラウンが被っています。

でも神経はあります。


虫歯は、歯肉が一ミリほど下がって
自分の歯が露出したところに
できました。(歯頸部というんですか?)


先日歯医者さんに行ったら、
削ってみないと、樹脂を詰めるだけでよいか、
神経までとらないといけないかわからない。

だから、次回は麻酔をして削る
といわれました。


他にも治療した歯がいっぱいあって、できたら
神経はとりたくないのです。


穴の入り口はたてに0.5ミリほど、横に1.5ミリほどですが、
たん針をいれると中も少し広がっていて、たん針でつつくと
痛いところがあります。

普段、暖かいものや冷たいものがしみることはありません。


削ってみて樹脂だけでいけるならいいのですが、
削ってみて神経をとります・・といわれるのなら
最初から、削るのはよして常に清掃を心がけるだけに
しておこうか・・とも思います。


やっぱり削らないとわからないものですか。


このような場合、神経を取る治療になる可能性は
どれくらいですか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-04-25 13:54:28
はじめまして井野と言います。

出来れば神経はとりたくないですよね^^


>やっぱり削らないとわからないものですか。

こればっかりはしてみないと分からないことが多く何ともいえませんね。

最近、神経まで虫歯が行っているか電気で診断する器材を最近購入してみました。

術前にこれは神経まで虫が行っているとメーターで読み取れる器材があるのですが、これも指標の1つで確実な診断方法ではあ
りません。

もっと確実なものがあればいいのですが・・・

でもないよりいいかな!?と思い。


またどちらかと言うと保険診療では神経は取るという流れになっており、少しでも露出した神経を手間と時間をかけてまで保存する先生は極々稀だと思います。


過去にも色々書いていますのでこちらを見てみてください。

直接覆髄法

http://www.google.co.jp/search?q=%92%BC%90%DA%95%A2%90%91%96@&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS



私はMTA直接覆髄法を行いますが、非常に時間がかかってしまいます。
http://www.eedental.jp/contents/medicalcase/mta.html


歯頸部というんですか

そうですよ。


>最初から、削るのはよして常に清掃を心がけるだけにしておこうか・・

確かにこれも1つの考えですが、今度は抜歯が近くなりますからお勧めはできませんね。

一応、担当の先生に神経の保存をしたいのですがと一応言ってみた方がいいと思いますよ^^

 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホットロードさん
返信日時:2008-04-25 16:34:50
井野先生、早速のお返事ありがとうございました。


できれば、削るのもちょっと躊躇してるんです。

一生懸命磨いて大事にしたが、機械で削られるのは
一瞬ですものね。


一生懸命磨いても今回のように虫歯ができてしまって
しまうのですが・・(涙)


先生の所の直接覆髄法はすばらしいと思います。

できれば愛知まで行きたいくらいです。


現在、虫歯の所のケアは、ご飯を食べる前に、フッ素をしみこませた綿球をつめて(食べ物がはいらないように)、食べ終わったらすぐに歯を磨き、綿球をとってからまた虫歯の部分を磨いています。

歯間ブラシフロスも使います。

間食はしません。 (コーヒーくらいは飲みますが)

↑こんな風にケアしていても、やっぱり虫歯は進行して、
最期は抜歯になってしまいますか。


今行っている歯医者の先生は自費での治療も行っているので
(4mixというらしいです)、そちらでの治療はどうでしょうか
と聞きましたら、それも削ってみないとわからない・・
といわれました。


やっぱり削るしかないんでしょうかね・・。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-04-25 20:26:44
>現在、虫歯の所のケアは、ご飯を食べる前に、フッ素をしみこませた綿球をつめて(食べ物がはいらないように)、食べ終わったらすぐにを磨き、


素晴らしいケアだと思いますよ。

ただ、

>綿球をとってからまた虫歯の部分を磨いています。

これはあまり意味のないような・・・!?



>こんな風にケアしていても、やっぱり虫歯は進行して、最期は抜歯になってしまいますか。


残念ながら虫歯になりやすい体質の方はいます。

そういう方はやはり日頃のケアがより大切になります。



>そちらでの治療はどうでしょうかと聞きましたら、それも削ってみないとわからない・・ といわれました。


そうですね、私も実際削ってみてからと言うのが現状です・・・

午後も1件MTA直接覆髄法しましたが、レントゲンでこれは予想できたので、

「もし削っている最中に神経が露出したらMTAを使わせてもらいますね」

と言ってスタートしているぐらいです。


確実な診断法があればいいのですが・・・



>できれば愛知まで行きたいくらいです。


もう少しすればMTAを常備してMTA直接覆髄法を行う歯科医院は増えると思います。(かなりの推測ですが^^;)

現状行っている歯科医院も少ないので・・・、
ウチにもかなり遠くからの患者さんが来られています。

何とか、歯科医院側がもっとコマーシャル出来るようになるといいのですが・・・

歯科医師法の壁がですね・・・ 


今の先生が時間をかけて治療してくれるなら神経の保存処置をお願いした方がいいと思いますよ。

後で後悔しないためにも^^

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ホットロードさん
返信日時:2008-05-02 15:55:46
お返事が遅くなりましたが、

井野先生、大変丁寧なお答え頂きありがとうございました。



タイトル 右下7番歯頸部の虫歯、できれば神経をとりたくない。
質問者 ホットロードさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根管治療の治療法
根管治療その他
MTA
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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