[写真あり] 歯肉縁下まで虫歯が進行していますが、抜歯を避けたい

相談者: 新堂さん (27歳:女性)
投稿日時:2008-05-13 17:22:31
こんにちは。いつもお世話になっております。

今日は左上7番抜髄クラウン歯肉縁下虫歯(左上6番との境)についてご相談したく、投稿させていただきました。

左上の7番は9年前に抜髄し、保険のクラウンをかぶせてありました。

1ヶ月ほど前から、食事の後などになんとなくクラウンが浮くような感じがあり、食べかすが挟まりやすくクラウンの根元から味もするようで気になっていたので、本日歯科医院を受診してきました。

(3月に親知らずを抜いてもらった、口腔外科専門医の資格を持つ先生です)

症状を訴えると、3月に親知らずを抜くために撮ったパノラマレントゲンを見せてくださり、該当のを指しながら説明してくださいました。

いわく、この歯は3月の時点でだいぶ写真写りが悪かった。クラウンを外しても、思ったよりぐちゃぐちゃで手がつけられず、抜歯につながってしまうかもしれない。

歯肉より下がやられてしまったということは、家の基礎部分がダメになったということ。今噛めるのなら、手をつけない方がかえって長持ちさせられるかもしれない。

たとえば今病気で死にそうになっている人がいるとして、その人を無理に手術したら死んでしまった、そういう感じになってしまう恐れがある。

抜くことになるかならないか五分五分の確率でもいいなら処置をするが、自分は手をつけたくない。

とのことでした。歯肉縁下の虫歯については歯チャンネルの過去ログでも相談を拝見しましたが、そこでは「抜歯」という話にはなっていなかったので、クラウンを外せば抜歯の可能性が高いと言われショックを受けました。

また、根の両脇に細く入っている黒い影を指し、「ここに影が出てきているということは、体がこの歯を排出しようとしているということだ」とも言われました。

私は、できるのであれば、クラウン下の虫歯を除去し、少しでも歯を長持ちさせたいと思っています。しかし先生のおっしゃるように、クラウンを外さない方が歯のためなのでしょうか?

たとえば補綴歯科の専門医などに診ていただけば、なんとかしていただける可能性もあると思われますか?

抜歯を少しでも遅らせるために、私はどのような治療を求めるべきなのでしょうか。

ご助言をいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

パノラマレントゲンの画像を添付いたします。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-05-13 18:12:50
こんにちは。
その後良さそうな医院は見つかりましたか?

歯肉縁下虫歯については歯チャンネルの過去ログでも相談を拝見しましたが、そこでは「抜歯」という話にはなっていなかったので・・

そうですか??
確かになんとか手を尽くせる場合もありますが、限度はありますよ。
基本的には難しいですし、抜歯の場合も多々あります。

添付された画像からでは、私もおそらく主治医の先生と同じ判断をすると思います。

むしろ・・たぶん早期の抜歯をお勧めすると思います。

6番との間に大きな虫歯があるのがお分かりになるかと思いますが、そこに食べかすや虫歯菌が常に溜まる訳です。

変に粘って、6番が犠牲になってしまったらと思うと・・・。



因みに、これが単根(根っこが1本の歯)であれば、エクストルージョンクラウンレングスニングと言う荒業(?)も考えられたかも知れません。

ですがこれは根っこが複数本ありますから、無理に掘り起こしたところでカメラの三脚みたいな歯になってしまって、到底歯磨きなど出来なくなってしまいます。

それと保険のクラウンだったと言うことで、マージンフィットにも問題はあったかも知れません。

でもそもそも、

歯ブラシが届かなかった

神経までダメになるほどの虫歯が出来た

クラウンになった

と言う歴史がある訳ですから、無理して無理な状態の歯を残したとしても・・と言う気もしますよ。

(加えて、唾液が当たらない部位なので、根本的に虫歯になりやすい環境という問題もあります)


参考までにされて下さいね。
お大事にどうぞ。


参考⇒歯科相談室-抜歯:7番(第二大臼歯)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 新堂さん
返信日時:2008-05-13 18:37:38
渡辺徹也先生、ご回答まことにありがとうございました。

歯科医院探しの件、お気にかけてくださってありがとうございます。

このを見ていただくために良い歯科医院を探しまわっていたのですが、結局納得できるところが見つからず、取り急ぎ親知らずを抜いてくださった先生に相談してみました。

そうですか、渡辺先生も同じご判断なのですね。
むしろ、早期に抜歯した方が良いとのお考えなのですね。

このまま放置すると6番まで犠牲になる可能性があるのですか? それは恐ろしいです……。

抜歯というのにはどうしても抵抗があり、悪あがきできるものならしてみたいと思っていたのですが、難しいのですね。

怖いです……(;;)

歯孝行、したいときには歯は無し……という感じです。
虫歯に気づいていながら放置した高校生の頃の自分を残念に思います。
歯医者が怖かったのです……)

もしこの歯を抜歯したら、インプラントということになるのでしょうか?
でもそれも怖い……。

だからといって歯が無い状態のままだと奥歯で噛めないということになりますよね……。

放置しても地獄、抜いても地獄という感じで寝込みそうです……。
(歯の悩みは本当に精神にきます)
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-05-13 18:49:24
このレントゲンからだけで判断を求められたら、私は治療可能だとお答えいたします。

通常の根管治療根管充填カリエス歯肉縁下にあるようなのでエクストルージョンも必要かと思います。

根管及び根管充填の様子がいまいちはっきりしないので根管治療が成功するかどうかはやって見なければわかりません。

近心頬側根に陰影が認められます、ここが1根管ならおそらくこの根については根管形成は成功する可能性は高いと思います、2根管ならやってみないことにはわかりません。

他の口蓋根、遠心根もやってみないことにはわかりません、しかし結構大きなむし歯があるので治療を試みてもいいように思います。

主治医と十分お話し合いになってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 新堂さん
返信日時:2008-05-13 19:35:13
山田豊和先生、ご回答まことにありがとうございます。

山田先生〜〜(;;)。
治療可能とのお言葉、夢かと思いました。

抜歯の可能性も高いとわかっていながらも、そう言っていただけると本当に嬉しいです。

大きな虫歯があることは、治療を試みても良いかどうかの指標となるのですか?

実は今週末、母と姫路に旅行に行くのですが、一日ではエクストルージョンなんてできませんものね……。

姫路にマンスリーマンションでも借りて山田先生の歯科医院に通いたいくらいです(;;)。

具体的に治療の方法を示していただいてありがとうございます。まだやれることはあるのだとわかっただけでも希望が持てました。

できる限りのことをして、それでもダメなら、そのときは諦めもつくかもしれません。

抜歯の前に、手を尽くしたいです。

今回見ていただいた先生は、該当クラウンをつけてくれた先生ではありません。

クラウンをつけてくれた先生にずっとお世話になっていたのですが、歯チャンネルで知識をつけ、その先生に対して疑問を抱くようになり(素手診療だったり、説明が少なかったり)、他の先生を転々としてしまいました。

でももう一度、この7番の歴史を一番知っているかかりつけの先生のところへ行ってみようかという気持ちになっています。

山田先生のように、治療に前向きな発言をしてくださると良いのですが……。
エクストルージョンなんてハイカラな方法をご存知だろうか?(;;)

ぐらつきもなく、痛みもなく、外見上はしっかりとしたクラウンの歯に見えるものですから、なおさら抜歯に抵抗があります。

今の段階で「抜歯」という選択は、正しいのだろうけれど心がついていかないので、いずれ抜歯するにしても、その前にできることはないか、十分に可能性を探ってみようと思います。

ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-05-13 23:03:01
2時間で解決済みとは、ちょっと早すぎかと・・・

私も、山田先生と同じで、希望があれば抜歯せず修復を試みる可能性が高いと思います。

こういったケースでは、たとえば、インプラントが得意な先生とか、確実に長持ちするような治療しか行いたくない先生とか、自費が主体で10年間保証しているとかいったような場合は、抜歯の判断をする可能性が高くなるかもしれません。

可能性があるならとりあえずやってもらいたい、といったケースの場合は、かえって保険治療のほうがチャレンジしやすいこともあるかと思います。

インプラントあるいは6番の保存を考慮して、さっさと抜くほうを選択するのか、残す場合のリスクも考慮した上で、とりあえず残せる可能性にかけて、修復治療を行ってみるのかは、患者さんの考え次第だと思いますので、新堂さんの考えにできるだけ沿う先生に見てもらうと良いのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 新堂さん
返信日時:2008-05-14 11:59:29
森川先生、お返事をくださってまことにありがとうございました!

私も、本当は歯チャンネルの先生方にもっとおすがりしたい気持ちがあったのですが、投稿を掲載してお返事をお待ちしている時間がとても長く感じられ、

「これだけ待ってもこれ以上ご回答をいただけないということは、たくさんの先生方が私の相談のタイトルを見た上で回答できないとご判断なさったということだ。だったら早く解決済みにした方が未練がましくなくて良いだろう。ご回答もいただけないのに掲載し続けるのは恥ずかしい」

と悲観的に自分勝手に考えを巡らし、解決済みにしてしまいました。

2時間では早すぎると森川先生に言っていただいて、強がっていた心の荷がおりたと申しますか、涙が出るほど安心いたしました。

ありがとうございます(;;)。

に対して「ダメかもしれなくても粘りたい」という気持ちがあるのだから、投稿をせっかくしたのなら、ご回答をすぐにはいただけなくても、諦めずに粘れる強さを持ちたいと思います。

修復を試みる可能性が高いとのお言葉、可能性が「ある」ではなくて「高い」というところが嬉しく、前向きな気持ちになれました! ありがとうございます。

長持ちする治療、自費が主体で10年間保証している治療をしていたり、インプラントが得意な先生は抜歯の判断をする可能性が高いとのこと、納得いたしました。

つまりそれだけ危なっかしい歯の状態であるということなのですね。

残す場合のリスクとは、たとえば根が膿んだり、6番が虫歯になったりするということでしょうか。

6番は有髄歯なので、6番までもダメになるというのなら7番の抜歯も考えます。

しかし理想は、6番を生かしながら、7番もなんとか残すことです。
難しいのかなあ……。

私のかかりつけの先生は保険治療主体で、「これは抜歯だね」などと簡単に言うけれど、「抜きたくない」と患者が言えば「じゃあ今回は治療するけれど、次にまた症状が出たら抜歯だよ」と、一応保存を試みてくれる方です。

(上記のやりとりはその先生と私の母とのものです)

私も「抜歯だね」と最初は言われるかもしれないけれど、考えをお話して、残せる道があるならそうしていただきたいと思います。

解決済みにしてあったところを、ご親切にご回答くださって、その温かいお気持ちが本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-05-14 15:14:07
ファーケーションアローがあるようにも見えるしなぁ。。。
可能性としては 保存が難しそうですね。

根分岐部病変になっているのだとしたら保存は非常に困難だと思います。
現在のところインプランと治療の方が予後がよさそうな気もします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 新堂さん
返信日時:2008-05-14 16:16:57
タカタ先生、ご回答くださいましてまことにありがとうございます。

保存、難しそうですか……。
20代なのに抜歯とは、悲しい現実です。
せめて残ったをこれ以上悪化させない努力が必要ですね……。

インプラントなんて、あと数十年はお世話にならないだろうと思っていました。
それが自分にとってこんなに身近な響きを帯びてくるとは……。

怖いです……。

もう少し症状が重くなるまで放置するか、早くクラウンを外して治療を試みてみるか、抜歯・インプラントか……。

自分の口の中でどんなに恐ろしいことが起こっているのだろうと思うと、気が重たくなります。

ファーケーションアローとは、スペルを推測して調べたのですが「furcation arrow」で良いのでしょうか。

関連ページを調べたのですが「三角形の影」ということくらいしかわかりませんでした。きっとかなり良くないものなのでしょうね……。

かかりつけの先生に、来週見ていただくことになりました。
「抜歯だね」と言われる可能性大ですね……。

「歯の人生をやりなおせるなら、再び苦労しても、もう一度人生やり直したい」と妹に嘆いていたら、「えー、そんなの絶対にイヤだ。人生をやり直すなんて大変すぎる」と言われました。

「じゃあ、人生をやり直さないですむ代わりに抜歯しなければいけないとしたら、何本まで耐えられる?」と聞くと、「四本くらいまでなら」と返され、価値観の違いを見せつけられました。

「姉ちゃんは歯に愛情があるんだね」
「え〜? ○○(妹)も愛情があるでしょ?」
「あるけど、確かに歯は大事だけれど、抜歯と言われたらまあ仕方ないか〜という感じ」

……歯に悩み、人生にまで疲れてきた私には、妹の鷹揚さが羨ましいです。
「歯が人生のすべてじゃないよ!」と励まされましたが……。

ああ、この歯にかける執着と愛情を、せめて小学校低学年のうちに持てていたなら……。

歯チャンネルでは、抜歯を良しとされる先生がお二人、修復・治療を試みてくださるとおっしゃる先生がお二人で、まさにこの左上7番は抜歯か修復かの瀬戸際の、ギリギリの歯なのだということがわかりました。

この歯を失ったら人生終わりのように今は絶望していますが、早く立ち直りたいです……。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-05-14 17:49:19
新堂さん
こんにちは

治療すること自体は可能なんですよ。


しかし、色々な判断を歯科医はしてしまいます。
先生方は、その方法が患者さんにとって
良いことかどうなのかを判断しているわけです。

ですから、せっかく相談にいらっしゃっても

あなたが、
どのくらい時間かけて治療をしたいと思っているのか、
どのくらい治療が難しいのか、
このくらい費用がかかってもいいのか、
どのくらい期間使えれば良いと思っているのか、
あなたが、本当に残したいと考えているのか、

ということがわからないと
僕はどう答えてあげたらいいのかわかりません。
総合的に考えているわけです。


パノラマ写真だけでは判断できないのです。
デンタル写真があっても判断はできないのです。
あなたがここにいないと、意見を述べてくださらないと
非常に難しいですね。

僕は、今までにあなたのようなでも、保存したことはあります。
何年も残せます。
しかし、そのためには、あなたが頑張らなければならないことが
かなりあるのですよ。


新堂さんのお口の中は、
問題は、その歯だけじゃないでしょう。
口の中、ほとんど治療されてないでしょうか?
少なくとも、左の奥歯はほとんど全てが治療されているでしょ。
もっと、大きな問題があるのですよ。


それから解決しないと、その一本残っても、
その一本を失っても、何の意味もない結果が
40年後には、あなたを待っていますよ。

根本的な部分から、取り組んでいくことをお勧めします。

抜歯を選択しようとされた先生の頭には

この歯は(こんな風になった、あなたの場合は)抜歯だよ。
(でも、本気で悪くしないで行こうと決心したなら、色々と大変な治療をやらないと助からないけど、どうする?お金もかかるよ、時間もかかるよ。また、磨けないと虫歯できるよ。)

という〔〕の部分が省略されているだけで、
同じですよ。


下の人も色々問題があった人です。
6番は抜いていませんが、その前に
色々と本気で取り組んだ人ですよ。

その気になった方が結果的には、将来は明るいと思いますよ。

画像1画像1

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 新堂さん
返信日時:2008-05-14 18:55:59
宮下裕志先生、ご回答いただきましてまことにありがとうございます。

おっしゃる通り、口の中は治療痕(金属)だらけです。
治療していないのは下の前歯と右上犬歯くらいのものです。

小学校六年生の時点でほとんどの奥歯インレーをし、前歯もレジンで埋め、高校卒業後にさらに2本抜髄し、クラウンをかぶせ……という経緯をたどりました。

小学校入学前(乳歯時代)からかなり虫歯がひどかったです。
母の仕上げ磨きが痛くて、歯磨きがあまり好きではなかったのです。

また、愚かなことに、金属をかぶせた方がその後虫歯にならなくて良いのではないかと小学生時代は考えていました(最強のロボットのようなイメージ。金属との間に隙間があることなど考えもしなかったのです)。

だから、むしろ、自分の歯に金属が増えていくのを嬉しく思っていた節があります(知らないということは恐ろしい……)。

歯に本格的に関心を持ち、手入れを熱心に行い始めたのは、今年に入ってからでした……。

必死に磨いていた(つもりだった)半埋伏智歯が虫歯になり、抜歯の必要性を否応なく感じ、それまで嫌で逃げ回っていた歯科医院に数年ぶりに行ったことがきっかけでした。

抜歯が怖いために色々と歯のことを調べ、その中で歯チャンネルにも巡り会いました。

そして急激に予防の意識に目覚め、歯ブラシ、ワンタフト、フロス、ウォーターピック(ドルツ)、フッ素入りジェルを使い、鏡を見ながら、一回20分以上かけて歯を磨くようになりました。甘いものもほとんど食べなくなりました。

(歯チャンネルを拝見し出してから、歯科医院に行くごとに「歯科関係者か。専門用語を知りすぎている」と言われるようになりました……)

しかし遅すぎました。
そんな風に歯に対して意識が高まったそばから、昔のツケが回ってきています。

左上7番のクラウンと6番の隙間には、フロスで取りきれない食べかすが詰まるということを、ウォーターピックを使い始めてから知りました。

歯磨きではもちろん、フロスをかけても取れない食べかすが常に詰まった結果、こうして歯肉縁下の虫歯にもなってしまったのだと今はわかります。

宮下先生が提示してくださった6番を保存した方は、色々と本気で取り組まれたとのことですが、私も他にできることはあるでしょうか。

歯間が狭いせいなのか使い方が下手なのか、歯間乳頭を傷つけてしまうので歯間ブラシを現在使用していないのですが、衛生士さんに使い方を教わるなりして歯間ブラシも併用した方が良いでしょうか。

毎晩情熱を持って歯磨きをしているのですが、こうして悪くなっていく歯を目の当たりにするとやる気が失せそうになります。

けれど、それはそれとして、これからできることを精一杯やろうと気を取り直し、半べそをかきながらも歯磨きしています。

私の両親もクラウンや差し歯だらけでインプラントもしているし、歯への関心は低かったのだと思います。

けれどこうして私の代で目覚めたわけですから、次の世代にはどうにか健康な歯を残せる知識を授けたいと思っています。そう思うことが私の今の救いです。

問題の左上7番に関しては、25万円ほどの予算があります(1歯に25万円かかるとなると、他の歯に回すお金がかなり厳しくなりますが……)。

治療に時間がかかって(半年〜1年以上くらい? もっとでしょうか)も、その後4〜5年もつのなら(難しいでしょうか……)、治療に挑戦したいという気持ちがあります。

呆れられるのを覚悟して、かかりつけの先生に相談してみます。

長くなって申し訳ありません。
希望の持てる症例を見せてくださって本当にありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 新堂さん
返信日時:2008-05-23 17:36:58
こんにちは。
いつも相談にのっていただいてまことにありがとうございます。

本日、かかりつけの歯科医院に行ってきました。
その結果をご報告しに参りました。

抜歯せずに済みそうです!

今日は、パノラマ1枚、デンタル1枚を撮り、クラウンと土台を外し、削れる部分は削ってセメントで封をするという処置でした。

次回、歯ぐきを電気メスで切って、歯肉縁下虫歯を取るそうです。
クラウンレングスニングというやつでしょうか……?)

「相当危ないですよね」と申したところ、

「いや、この歯はまだまだ使えると思います。レントゲンを見ても、経験上、このくらいならなんとかなるかなという感じだった」

とおっしゃっていただけました。

歯チャンネルの過去ログの中に、
根菅治療で抜歯と言われましたが、何とか歯を残す方法はありませんか?

>厳密な基準では、歯茎を切ってまで治療しなければいけないケースは抜歯だと思っておいてください。

という井野先生のお言葉があり、今回の私の歯もそのケースに相当するのだと思い、そこまで悪くさせてしまったことを本当に反省しています。

抜歯宣告を90%以上覚悟し、恐怖におびえ、インプラント歯科を探し始めていたところだったので、とりあえず抜歯せずに済みそうなことにとてもホッとしています。

もう、満身創痍でほとんど瀕死の歯だとは思いますが、メンテナンスに命をかけて、もたせられるところまでもたせたいと思います。

歯チャンネルの先生方に厳しい現実を教えていただいたり、希望を持たせていただいたおかげで、歯に対する認識がさらに深まったように思います。

これからも歯の勉強を続けていきます。

また相談にのっていただきたいこともあると思いますがそのときはよろしくお願いいたします(でもその前になるべく自分で解決できるよう努力します)。

ありがとうございました。



タイトル [写真あり] 歯肉縁下まで虫歯が進行していますが、抜歯を避けたい
質問者 新堂さん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
クラウンの下の虫歯(二次カリエス)
クラウンレングスニング(歯冠長延長)
エクストルージョン(歯根廷出)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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