ブリッジを薦められたが、インプラントにも興味があり選択に迷っています

相談者: まりーなさん (27歳:男性)
投稿日時:2008-07-30 01:29:45
以前にもご相談させていただきましたが、治療が新しい段階に入りそうなので、再度ご相談させていただきます。


私は約1年前に下顎骨骨折をしてを損傷しました。

まず、顎の治療は完了し、今では55ミリくらい(指4本分)くらい口が開く状況です。

現在は歯の治療が進んで、残るは歯根が折れている2本の治療に差し掛かっています。
(前から5本目の左下の歯、前から5本目の右上の歯)
これが最後の治療です。



そこで質問です。


抜歯後にインプラントブリッジのどちらにしようか迷っています。」


歯医者からは以下のような説明を受けました。

「骨折の影響でこれからも歯が多少動いてしまう可能性がある。」

「インプラントは顎に固定されるため柔軟性が無い。」

「つまり、他の歯が動いてしまうとインプラントした歯に負荷がかかる。」

「さらに、インプラントは歯根膜がないため、かみ締めが起き、顎に負荷がかかる。」

「その点、ブリッジは両隣の歯があるためそれらの歯の動きに合わせて柔軟に動くことができる。」

「さらに、ブリッジで橋渡しした歯は、両隣の歯根膜と連動しているので、かみ締めがおきにくい。」

ということでした。


これらは2人の歯医者さんの見解でした。
ちなみにレントゲン撮影によると、右上の歯に関して骨が多少痩せているので、インプラントはぎりぎりかもしれないということでした。

いかがなものでしょうか?
ブリッジの方がいいのでしょうか?


ネットなどではインプラントを大々的に宣伝しているところが多く、それらの説明を聞くとどうしてもインプラントしたくなっていて、心が揺れている状況です。

アドバイスをよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-07-30 06:33:53
おはようございます。

下顎骨骨折とは、大変なご経験をされましたね・・・。

どのように骨折したのかなど詳しいことは分かりませんので、あくまで一般論としてお話させて頂きます。参考程度にされてください。


インプラントブリッジか?ということについてですが、2人の歯医者さんが「骨折の影響でこれからもが多少動いてしまう可能性があるからブリッジのほうが良い」とおっしゃられているのであれば、ブリッジのほうが良いのかもしれませんね。

インプラントも確かに良い面はたくさんあるのですが、それはあくまでも「インプラントに良い条件」を満たしている場合です。


もし「インプラントに良い条件」を満たしていない場合には、インプラントが一番良い治療法だとは全く言えませんし、ブリッジもきちんと作ってしっかりメンテナンスをすれば、悪いものではありませんよ。



インプラントをしていない歯医者さんがブリッジを勧めているのであれば、もしかしたらインプラントのほうが良いのかもしれませんが、普段はインプラント治療もされている先生があえてブリッジをお勧めされているのであれば、ブリッジのほうが良いのではないかな?と思いました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まりーなさん
返信日時:2008-07-30 08:27:39
田尾先生

さっそくのご返答、どうもありがとうございました。


私の現在通っている歯科医院の先生は、インプラントをしていません。

そして、その歯科医院の歯科衛生士によると、先生はインプラントが好きではないようです。

というのも、その歯科医の方は以前総合病院に勤務されていて、そこでは他の歯科医院でインプラント失敗の患者さんが駆け込むことが多かったそうです。

それで、その尻拭いを幾度となく行っていた経験をお持ちなようです。
このような理由で、インプラントは手放しで薦める事は無いようです。
(これは先生が言っていました。)


ただ、インプラントの長所やブリッジの短所を説明していただいていないので、私としてはブリッジかインプラントかを決断できないままでいる状況です。



 田尾先生がおっしゃる
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インプラントをしていない歯医者さんがブリッジを勧めているのであれば、もしかしたらインプラントのほうが良いのかもしれませんが、普段はインプラント治療もされている先生があえてブリッジをお勧めされているのであれば、ブリッジのほうが良いのではないかな?と思いました。

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という点に関して、私も同じ感想を持っています。
「もしかしたらインプラントの方が良いのでは?」と。。。

近日中にインプラントを行っている歯科医院に行って、相談したいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まりーなさん
返信日時:2008-08-01 06:35:54
先日、インプラントを行っている歯科医院に行って、無料相談を受けてきました。
レントゲンなどは撮らずに、私のを直接見ながら、今回の歯科医は意見を言ってくれました。


以前の歯医者に言われたこと

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「骨折の影響でこれからも歯が多少動いてしまう可能性がある。」
「インプラントは顎に固定されるため柔軟性が無い。」
「つまり、他の歯が動いてしまうとインプラントした歯に負荷がかかる。」

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について、今回の歯科医は

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「確かにインプラントは固定されているため、他の歯が動いたときにはインプラントの歯が動きを止めてしまうかもしれない。

しかしその影響はミクロン単位では出るかもしれないが、インプラントした歯に大きな影響は無いし、全体的な歯並びに関しても影響はほぼ無い。」

--------------------

とのことでした。

以前の歯科医の

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「さらに、インプラントは歯根膜がないため、かみ締めが起き、顎に負荷がかかる。」

--------------------

という意見に対して、今回の歯科医は

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「その他大勢の歯がある中、一本の歯が原因でかみ締めが起きることは考えられない。」

--------------------

ということでした。

以下の点、

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「その点、ブリッジは両隣の歯があるためそれらの歯の動きに合わせて柔軟に動くことができる。」
「さらに、ブリッジで橋渡しした歯は、両隣の歯根膜と連動しているので、かみ締めがおきにくい。」

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に間しては、今回の歯科医は「まあ、そうかもしれないけど。」と言っていました。


その他にも、インプラント手術が失敗して数ヶ月後に感染症を引き起こしてインプラントをとらなければならない場合(今回の歯科医によると、これがインプラント手術の失敗の大多数であるそうです。)について、以前の歯科医は

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「インプラントの支柱の周りの歯茎をえぐり取らなければならない。」

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と言っていたのですが、今回の歯科医によると

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「くるくる回せばすぐに簡単に取れますよ。」

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と言っていました。


どちらの歯医者さんも自信満々に相反する意見を言うので、私としてはどのようにするのが良いのか全く分かりません。

ご意見がありましたら、どうぞお聞かせください。
よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-08-01 09:16:04
専門性のあるDr.にかかってしまうと意見が偏ってしまいます。
どちらのDrも言っていることはある程度正しいのですが、問題は

●両方のDrとも、インプラントや非インプラント治療に特化してしまっているために視野が狭すぎる

点にあります。

インプランも利点欠点がありますし、ブリッジも利点欠点がそれぞれあります。


神が作ったヒトの咀嚼器官を”完璧に”代用するようなものをヒトが作ること自体非常に困難なのです。

どちらが絶対に優れていることはありません。


しかし、インプランとが得意なDrはインプラントを勧めますし、補綴が得意なDr.は当然ブリッジを勧めます。

ですので、両者の意見を聞きながらなるだけ中道を進むようにご自身で気持ちを律していく必要があります。


専門医制度が始まり、このように"○○治療が得意!"というDrが誕生する反面、今回のような問題がこれからも勃発します。

振り回されるのはいつも患者です。



私が思う理想形は、補綴も保存も矯正もあらゆる歯科分野を幅広く網羅するマルチデンティスト(まさに私や、チームタカタ歯科が目指している道ですが)。
しかし、コレは非常に道が険しいですので、

マルチがムリならば、せめて、それぞれの専門医とタッグを組んでチーム医療を行う医院

どちらかの体制の医院が、これから求められる医院になるでしょう。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-08-01 11:43:18
こんにちは。

診察された、どちらの先生のおっしゃることも極めてごもっともですね・・・。
これは迷ってしまうと思います。


実際に拝見していないので一般論(? 自分の認識として?)ですが、後者の先生のご意見の方が”やや”自分と近いかなぁ、と言う印象は受けます。

ただ、まだレントゲン撮影はしていないとのことですから、最終的にはレントゲン撮影、および必要に応じてCT撮影まで行って、十分な骨量があるなら基本的にはインプラントから先に検討するかな・・といったところです。

でも非常に微妙なところですしね、文面だけではどちらが良いとも判断しかねます。

あまりならないと思いますが、参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まりーなさん
返信日時:2008-08-01 22:51:14
高田先生、渡辺先生

ご返答どうもありがとうございました。


私にブリッジを薦めている歯科医口腔外科出身で、自分自身の事を

「歯科医が100人いたら、顎とを両方熟知して治療できるという観点では、ナンパー1です。」

と言っていました。(その他にもいつも発言が大げさです。)



私にインプラントを勧めている歯科医は、

「インプラント専門の歯科医です。」

と紹介されました。



高田先生がおっしゃるように、私が関わっている歯科医師はどちらの方も専門性が高い分、視野が狭いのかもしれません。

高田先生と渡辺先生がおっしゃるように、「どちらが絶対に優れていることはありません。」ということなのですね。

最後は自己責任ということで、自分を律していきたいと思います。

(歯が痛んできました。歯根膜がやられているようです。
早いところ決断を下さねば。。。)


高田先生、渡辺先生、ご返答どうもありがとうございました。



タイトル ブリッジを薦められたが、インプラントにも興味があり選択に迷っています
質問者 まりーなさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ぶつけたり、打ったりして抜けた
抜歯:5番(第二小臼歯)
インプラント治療法
ブリッジ治療法
その他(歯科医師関連)
その他(診断)
回答者




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