隣在歯と隙間のあいた歯を、フラップ手術前に抜髄しようと言われました

相談者: べるぼんさん (37歳:女性)
投稿日時:2008-10-02 22:59:14
歯周病治療で、左下5番をフラップ手術をすることになりました。

そのは、ポケット9ミリ、動揺度1で隣の歯と隙間ができていますが虫歯ではありません。
隙間を塞ぐために、その歯を削ってクラウンをかぶせてからオペをするということなのですが、同時に神経も抜くと言われ、戸惑っております。


歯茎はその部分だけかなり退縮してはいますが、根は出ていなく知覚過敏もありません。
冷たいものも、熱いものもしみることはありません。
先生にしみるでしょう?と言われ、いいえ、まったくしみませんと答えたのですが、手術したらきっとしみるようになる、かなり歯を削るからきっとしみるようになるから、神経を抜きますと言われました。


神経を抜くということは、歯に栄養がいかなくなり、歯が弱くなって長持ちしなくなるとききます。
できれば、虫歯もなく知覚過敏もない状態で神経など抜きたくないのですが、こういう治療は一般的なのでしょうか?


抜歯、削る、神経を抜くといった、やってしまったら取り返しのつかないような処置は、できるだけやらない方向で慎重にいきたいのですが…。

ご意見おきかせください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-10-03 01:38:53
こんにちは。
確かに不思議に感じる治療方針ですよね。 


・隙間がある → 埋めるためにクラウン
・オペによってしみる → 予め神経を抜く抜髄根管治療


どちらも一見もっともな理由の気もします。
そういう考え方の先生もいらっしゃると思いますよ。

ただもしも私の場合であれば、おそらくクラウンも抜髄もしないと思います。



>神経を抜くということは、に栄養がいかなくなり、歯が弱くなって長持ちしなくなるとききます。

これはちょっと正確ではないのですが・・大体そんな感じですね。

参考→
神経のない歯は神経のある歯よりも脆い?(4番インレー素材の悩み)



>できれば、虫歯もなく知覚過敏もない状態で神経など抜きたくないのですが、

同感です。

参考→歯と歯のコンタクトはそんなに重要なのですか?
参考→無髄歯(神経を抜いた歯)の寿命について



ただし、術後にしみると言う症状は確かに出ることがあります。

私の経験上も少なくないですし、中にはかなり強い症状を訴えられる方も見えました。

ですがそのまましばらく頑張ってもらえれば、数週間〜数ヶ月で少なくとも食事に差し障りない程度にまでは回復していますよ。

最悪、どうしようもなく痛くなってからの抜髄でも良いと個人的には思いますよ。



担当の先生のお考えもあるかと思いますが、まずは疑問に感じていることをよく相談してみて下さい。

もしかすると歯周病治療については得意で経験も知識も豊富だけれど、歯を削る処置や神経を抜く処置の予後について、楽観的な先生なのかも知れません。(※私が悲観的すぎるのかも知れません)

歯科治療は意外と細分化されておりますので、先生によっての得意分野・不得意分野みたいなのが結構ありますよ。

その辺りに着目して、当サイトなどで予備知識をつけてながら治療計画を決めていって下さいね。

お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: べるぼんさん
返信日時:2008-10-05 12:25:24
やはり、神経をとると後々大変なようですね。
納得のいかないまま、先生のいうがままに治療を進めなくてよかったです。

先生によって、いろんな治療方針はあるとは思いますが、抜いたり、削ったり、抜髄に慎重な先生を他に探してみたいと思います。

ありがとうございました。



タイトル 隣在歯と隙間のあいた歯を、フラップ手術前に抜髄しようと言われました
質問者 べるぼんさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病その他
その他(歯科治療関連)
その他(診断)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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