左上6番の根管治療中、左下6番にもフィステルが出来たが治療はどうなる?

相談者: ミーミさん (34歳:女性)
投稿日時:2008-10-11 22:06:16
こんばんは。

最近何度かご相談させていただいていますが、またお願いします。

一年ほど前に神経を取って銀歯にした左上6番のが、半年後に痛くなりましたが、3日ほどで痛みが取れたので妊娠中というのもあり歯医者に行きませんでした。

しかしずっと頬の上から押すと痛い状態が続いており、歯茎も腫れてきたので10月2日に歯医者に行きました。

そこは、銀歯をはずして歯茎を切って排膿しましたが、頬を押しても痛くはなくなったのですが、まだ腫れが引かず根管治療もできない状態になっています。

左下の6番も、フィステルらしきものができていたので診てもらったら、そこも上6番と同じ状態になっているといわれました。

下6番は4〜5年前に治療した歯でその時もフィステルらしきものができて、レーザー治療で腫れが治りましたが、ここ2〜3年の間、歯が浮く感じがありました。

次の歯医者の予約までの1週間で、下6番のフィステルが赤くなり、血の味がして左の歯が歯磨きをしてもざらざらしています。

そして8番は生えていませんが、そこにも小さな水ぶくれができ2日ほどでつぶれてしまいました。

そして2日後の今日、また6番の横にできてきました。

上下の歯がこの状態だと治療はどうなるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
坂田歯科医院(愛知県豊明市)の坂田です。
回答日時:2008-10-11 22:37:42
ミーミさん。

>一年ほど前に神経を取って銀歯にした左上6番のが半年後に痛くなりましたが、3日ほどで痛みが取れたので妊娠中というのもあり歯医者に行きませんでした。

>しかしずっと頬の上から押すと痛い状態が続いており、歯茎も腫れてきたので10月2日に歯医者に行きました。

>そこは、銀歯をはずして歯茎を切って排膿しましたが、頬を押しても痛くはなくなったのですが、まだ腫れが引かず根管治療もできない状態になっています。

まず、時間軸で経過をおってみましょう。

左上6番で、現在妊娠何カ月でしょうか?

文面から投薬は出ていない感じですがどうなんでしょうか?

1年前に神経を取る
半年で痛みが出る。
10月2日に歯科医院でCrの除去と切開排膿したが、痛みは軽減したが腫れが引いていない。

状態にもよりますが、簡単には腫れが引かないことがあります。
腫れが引いていなくても根管治療が必要と思えば先生はされると思います。

状況によっては、妊娠中でも投薬をすることもあります。


>左下の6番もフィステルらしきものができていたので診てもらったらそこも上6番と同じ状態になっているといわれました。

>下6番は4〜5年前に治療した歯でその時もフィステルらしきものができたんですが、レーザー治療で腫れが治りましたが、ここ2〜3年の間歯が浮く感じがありました。

>次の歯医者の予約までの1週間で下6番のフィステルが赤くなり、血の味がして左の歯が歯磨きをしてもざらざらしています。

>そして8番は生えていませんがそこにも小さな水ぶくれができ2日ほどでつぶれてしまいました。

左下6番について

これは、10月2日に診てもらったのでしょうか?
その時には、処置はしなかったんですよね。。。。?

どのレーザーを使用されたか分かりませんが、感染根管である場合には、対処療法的な意味合いが強い治療になると思います。

よって、2〜3年経過して、浮いた感じが続いているのだと思います。

この8番は、左下の埋伏している8番でしょうか?


>そして2日後の今日また6番の横にできてきました。

この6番は、左下6番のことでしょうか?


>上下の歯がこの状態だと治療はどうなるのでしょうか?

ミーミさんには申し訳ありませんが、1つ1つの部位に対して時間の経過とともに症状を話していただくと助かります。

全体に言えることは、口腔内が良好な状態でないことは確かだと思います。

妊娠中で不安になられることもよく理解できますが、母親が健康でしっかりした口腔内の状態でないと産まれてくるお子さんに影響がでないとも限りません。

妊娠中でも治療できることはたくさんあります。主治医の先生とよく相談をしてしっかりと治られることを切望します。

がんばって治療を受けてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミーミさん
返信日時:2008-10-11 23:27:11
坂田先生ありごとうございました。

説明不足ですみません。

もういちど説明させてください。

1、4〜5年前左下6番神経を取りクラウンにしました

2、その後(たぶん1年後位)左下6番横の歯茎に、フィステルが出て、はずしてもらったが、すぐにできてくるためレーザーをかけました。  
(どんなのかは、説明なくわかりません)

3、最近2〜3年左下6番が浮く感じ

4、2007年9月 妊娠2か月
左上6番神経を取ってクラウンにしました。
妊娠中のためレントゲンはとっていません

5、2008年1月 左上6番が痛みましたが妊娠中で安静にしていなくてはならない状態で、痛みも3日程で消えたため歯医者をを受診しませんでした。

  4月出産 授乳中

6、2008年10月2日 左上6番に頬の上から押すと痛い状態がずっとあったのと、歯茎が腫れたので受診。
一緒に当日位にできたフィステルも診てもらいました。
  
両方とも被せものを取っての掃除をしました。
治療は左上6番の排膿と被せものをはずして、電気的根管長測定機をしてもらいレフトーゼとトミロンを2日分処方してもらいました。
   
左下6番は後にするということでなにもしませんでした。

7、10月4日 受診  
まだ腫れているので前回切ったところをちょっと広げ、電気的根管長測定機をしてもらい、引き続き2日分投薬してもらいました。

8、10月7日 受診
まだ腫れているので、先生が切って膿を出したのに腫れが引かないのは今まで経験したことがないので、この次ひいてなかったら考えるとのことでした。
治療は綿をつめてもらいました。

9、10月8日 左下8番(8番は生えていないので歯茎に)水ぶくれ 

10、10月9日 前日の水ぶくれは、でました。
左下6番のフィステルが赤くなりました。 

11、10月11日 また左下の同じところにフィステルができました。

以上です。

長くなってしまいすみません。
左上6番は治療に時間がかかるというのですが、それまでこの左下6番をそのままにしてもよいのでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミーミさん
返信日時:2008-10-14 11:54:04
12日に歯医者に行ってきました。

左下6番のことを先生に言ってレントゲンをとってもらいました。

の根っこの左側は根っこに薬が殆ど入ってなく、電気的根管長測定機が殆ど入らず穴も開いていてこの穴は詰め切れないといわれました。

左の根っこも下までは薬が入ってはいない状態でした。

根っこの下に大きな膿ができていて、根っこの分岐のところにもあいている穴から膿が出ていて歯茎に穴が開いてしまったそうです。

右の根っこはもう使えないので抜いて、左の根っこは使えたら使うけど無理なら抜歯ということでした。

どうしても残したいなら、できれば残すとのことでした。

抜いてしまったほうがよいのでしょうか?

また、この状態で残した場合のメリット、デメリットを教えてください
回答 回答2
  • 回答者
坂田歯科医院(愛知県豊明市)の坂田です。
回答日時:2008-10-14 20:21:26
ミーミさん。

詳しい説明ありがとうございます。

お子さんは、6か月ですよね。
ということは、まだ当分授乳は続きますね。

>左下6番のことを先生に言ってレントゲンをとってもらいました。

の根っこの左側は根っこに薬が殆ど入ってなく、電気的根管長測定機が殆ど入らず穴も開いていて、この穴は詰め切れないといわれました。

>左の根っこも下までは薬が入ってはいない状態でした。
根っこの下に大きな膿ができていて、根っこの分岐のところにもあいている穴から膿が出ていて、歯茎に穴が開いてしまったそうです。

>右の根っこはもう使えないので抜いて、左の根っこは使えたら使うけど無理なら抜歯ということでした。

この説明は、レントゲン上での右・左ということですね。。。
と言うことだと、左=遠心(7番よりの根管)右=近心(5番よりの根管)ですね。

>電気的根管長測定機が殆ど入らず、穴も開いていてこの穴は詰め切れないといわれました。

と言うことは、クラウンは、外して根管を見てもらったということですね。

穴の開き方によっては、根を分割して1本の6番を2本の歯のようにしてクラウンを作ることも可能だと思います。

メリットは、この患歯だけで他の歯を触ることなく治療が終わることです。

但し、あいている穴の状態にもよりますが、患歯自身が弱いのも事実だと思います。
たとえ残せても術後の管理(ブラッシング)ができるかどうかでも予後は変わってしまいます。

デメリットは、そうなることで骨に対してダメージを与えてしまうことだと思います。

また、分割抜歯して近心根を抜歯して、補綴処置をしようとした場合、5番ないし7番をブリッジの土台として使用しなくてはならないと思います。
5番・7番がどのような状態かによっても違います。

でも、8番付近も水ぶくれができたとのこと....
そう考えますと、7番ないし8番がどうなっているかも重要な要素になります。

左上6番に関して

根管治療が開始され、電気的根管長測定機で、しっかり根尖まだあいて、投薬(トミロン・レフトーゼ)を2回受けられて改善しないとするとこの歯に関しても破折やクラックさらには穿孔の可能性もあると思います。

勿論、歯周組織の状態も問題にもなると思います。

投薬も母乳をあげている?かが問題になりますが、状況によってはお薬を代えたりして様子を見ることも必要かもしれません。

まずは、小さなお子さんがいて大変だとは思いますが、疑問に思っていることや現在の患歯の状況や今後の展望をしっかりお聞きになられると安心して治療が進めれると思います。

がんばって治療を進めてください。それが、お子さんとためでもあると思います。




タイトル 左上6番の根管治療中、左下6番にもフィステルが出来たが治療はどうなる?
質問者 ミーミさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯根分割(ルートセパレーション)
レーザーによる根管治療
回答者




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