親知らずが虫歯に。抜歯に伴うボーンキャビティー(bone cavity)のリスクとは?
相談者:
monycaさん (22歳:女性)
投稿日時:2008-11-08 02:42:49
初めての投稿です。
どうぞよろしくお願いいたします。
虫歯になってから抜こうと先延ばしにしていた下あごの親知らずがついに虫歯になり、いよいよ抜歯だと覚悟し、口腔外科の検索も含め、事前調査しているところです。
歯科に限らず、病院にかかる際には自分でできるかぎりの情報収集を行い、さらに担当医師との相談で十分に納得した状態で施術を受けるようにしています。
今回こちらに質問させていただいたのは、ボーンキャビティーのリスクについてとても不安に思っており、この点について専門的な見解を教えていただきたいと思ったからです。
この親知らずは斜めに生えており、以前より抜歯の際にはいくつかに割った上で抜き取る事になると聞いております。
下あごの親知らずの抜歯という事で、物理的な痛みや腫れへの不安もさることながら、今一番不安に思うのはボーンキャビティーについてのことです。
非常に重要な事だと思ったのですが、こちらについてHPで触れている歯科医院はほとんどなく、よりいっそう不安に思います。
親知らずに限らず抜歯の際には、歯周靭帯および軟骨と骨の一部を削る事でこのリスクを下げる事ができるそうですが、以前上顎の親知らずを抜いた際にも、そのような事は全く行われておりませんでした。
のちのちに重大な後遺症を残す事になりながら、この施術が省略されるのは、単に手間の問題なのでしょうか。
それとも患部を大きくいじる事で、腫れや炎症が酷くなることを懸念されているのでしょうか。
この点を解決してから治療に望みたいと思っております。
どんなアドバイスでも構いませんので、よろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
虫歯になってから抜こうと先延ばしにしていた下あごの親知らずがついに虫歯になり、いよいよ抜歯だと覚悟し、口腔外科の検索も含め、事前調査しているところです。
歯科に限らず、病院にかかる際には自分でできるかぎりの情報収集を行い、さらに担当医師との相談で十分に納得した状態で施術を受けるようにしています。
今回こちらに質問させていただいたのは、ボーンキャビティーのリスクについてとても不安に思っており、この点について専門的な見解を教えていただきたいと思ったからです。
この親知らずは斜めに生えており、以前より抜歯の際にはいくつかに割った上で抜き取る事になると聞いております。
下あごの親知らずの抜歯という事で、物理的な痛みや腫れへの不安もさることながら、今一番不安に思うのはボーンキャビティーについてのことです。
非常に重要な事だと思ったのですが、こちらについてHPで触れている歯科医院はほとんどなく、よりいっそう不安に思います。
親知らずに限らず抜歯の際には、歯周靭帯および軟骨と骨の一部を削る事でこのリスクを下げる事ができるそうですが、以前上顎の親知らずを抜いた際にも、そのような事は全く行われておりませんでした。
のちのちに重大な後遺症を残す事になりながら、この施術が省略されるのは、単に手間の問題なのでしょうか。
それとも患部を大きくいじる事で、腫れや炎症が酷くなることを懸念されているのでしょうか。
この点を解決してから治療に望みたいと思っております。
どんなアドバイスでも構いませんので、よろしくお願いいたします。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-11-08 03:33:51
monycaさん、こんにちは。
親知らず抜歯のことで色々とお調べのことと思います。
はじめに、ご質問にあるボーンキャビティーについて、
>非常に重要な事だと思ったのですが、こちらについてHPで触れている歯科医院はほとんどなく、よりいっそう不安に思います。
とのことですが、それもそのはずと思います。
といいますのも、ボーンキャビティーという概念自体、一般に歯科医療で通用している用語ではないからだと思います。
ボーンキャビティー=bone cavity(?)
直訳すると「骨のくぼみ」、すなわち抜歯後の下顎骨の状況…さらにいえば抜歯後の回復過程についてのご質問ということでよろしいでしょうか。
上記内容を含めて、親知らず抜歯に関するご質問に関しては、私の個人的意見としては想定される事前質問は、ほぼすべて過去ログに網羅されているように思います。
今一度、過去ログを参照およびご質問の具体的内容を明らかにされた上で、再度疑問点があればご質問いただければ幸いです。
一方で、一般の医療概念と異なる内容をお聞きになるのであれば、本歯科相談室で具体的に回答することは困難と思います。
monycaさんがどういった経緯で「ボーンキャビティー」ということをお知りになったかは存じませんが、私の個人的意見としては、抜歯に臨むにあたり患者さんが事前にリサーチすべき事項とは思えません。
確かに事前に自分が受ける医療・処置内容及びリスクを知っておくことは重要だと思います。
ですが、その方向性を誤ると、必要充分な医療自体を受けることができなくなりかねません。
ちょっと厳しいコメントとなりましたが、私の一意見としてお読み頂ければ幸いです。
お大事にどうぞ。
※追伸
インターネットで色々と検索をしていると「ボーンキャビティ=腐骨」ということを書かれているサイトにたどり着きました。
「腐骨」自体は、骨髄炎等で問題となる症状ですが、一般に親知らず抜歯で問題となるトピックではないと思います。
親知らず抜歯で「腐骨」という概念を持ち出すこと自体、一般的な見解ではないと考えます。
※追伸2
一方で、「腐骨」ではなく「不良肉芽」(親知らず周囲の汚染された組織といったもの)であれば、通常抜歯時にしっかりと取り除きます。
いずれにしても、「ボーンキャビティについてどうなのか?」ということを術前に考え悩まれる必要はないと思います。
親知らず抜歯のことで色々とお調べのことと思います。
はじめに、ご質問にあるボーンキャビティーについて、
>非常に重要な事だと思ったのですが、こちらについてHPで触れている歯科医院はほとんどなく、よりいっそう不安に思います。
とのことですが、それもそのはずと思います。
といいますのも、ボーンキャビティーという概念自体、一般に歯科医療で通用している用語ではないからだと思います。
ボーンキャビティー=bone cavity(?)
直訳すると「骨のくぼみ」、すなわち抜歯後の下顎骨の状況…さらにいえば抜歯後の回復過程についてのご質問ということでよろしいでしょうか。
上記内容を含めて、親知らず抜歯に関するご質問に関しては、私の個人的意見としては想定される事前質問は、ほぼすべて過去ログに網羅されているように思います。
今一度、過去ログを参照およびご質問の具体的内容を明らかにされた上で、再度疑問点があればご質問いただければ幸いです。
一方で、一般の医療概念と異なる内容をお聞きになるのであれば、本歯科相談室で具体的に回答することは困難と思います。
monycaさんがどういった経緯で「ボーンキャビティー」ということをお知りになったかは存じませんが、私の個人的意見としては、抜歯に臨むにあたり患者さんが事前にリサーチすべき事項とは思えません。
確かに事前に自分が受ける医療・処置内容及びリスクを知っておくことは重要だと思います。
ですが、その方向性を誤ると、必要充分な医療自体を受けることができなくなりかねません。
ちょっと厳しいコメントとなりましたが、私の一意見としてお読み頂ければ幸いです。
お大事にどうぞ。
※追伸
インターネットで色々と検索をしていると「ボーンキャビティ=腐骨」ということを書かれているサイトにたどり着きました。
「腐骨」自体は、骨髄炎等で問題となる症状ですが、一般に親知らず抜歯で問題となるトピックではないと思います。
親知らず抜歯で「腐骨」という概念を持ち出すこと自体、一般的な見解ではないと考えます。
※追伸2
一方で、「腐骨」ではなく「不良肉芽」(親知らず周囲の汚染された組織といったもの)であれば、通常抜歯時にしっかりと取り除きます。
いずれにしても、「ボーンキャビティについてどうなのか?」ということを術前に考え悩まれる必要はないと思います。
相談者からの返信
相談者:
monycaさん
返信日時:2008-11-08 03:47:26
早速のご回答をいただき、ありがとうございます。
中本様がおっしゃるように、私がボーンキャビティーという単語から想像していたのは、抜歯後の顎骨のくぼみについてです。
海外サイトも覗いてみたりしたのですが(jawbone chronic osteomyelitisで検索)、抜歯の際に歯周靭帯やもろもろを除去しないと、骨の形成が十分に行われずに空洞ができ、そこに細菌が繁殖することで全身疾患の要因になる、とのことでした。
多くは根幹治療の際のリスクとして触れられており、その点についてはこのサイトでも説明されていましたが、抜歯について言及した者はほとんど見つかりません。
特に、親知らずの抜歯は最も奥に位置するとともに根も深く、かなり高い確立で空洞および細菌の繁殖を招くリスクがあるようです。
以前抜歯を受けた際には単純に歯を抜いただけでしたが、歯周靭帯の除去などの除去は、一般的な抜歯の際には行われている事なのでしょうか。
以前うけた私の処置が特別なのか、それともそれが一般的なのか教えてください。
また、もしもこれが一般的だとして、さらに歯周靭帯や軟骨などを除去する場合、炎症や腫れというのは相応に酷くなるものなのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
中本様がおっしゃるように、私がボーンキャビティーという単語から想像していたのは、抜歯後の顎骨のくぼみについてです。
海外サイトも覗いてみたりしたのですが(jawbone chronic osteomyelitisで検索)、抜歯の際に歯周靭帯やもろもろを除去しないと、骨の形成が十分に行われずに空洞ができ、そこに細菌が繁殖することで全身疾患の要因になる、とのことでした。
多くは根幹治療の際のリスクとして触れられており、その点についてはこのサイトでも説明されていましたが、抜歯について言及した者はほとんど見つかりません。
特に、親知らずの抜歯は最も奥に位置するとともに根も深く、かなり高い確立で空洞および細菌の繁殖を招くリスクがあるようです。
以前抜歯を受けた際には単純に歯を抜いただけでしたが、歯周靭帯の除去などの除去は、一般的な抜歯の際には行われている事なのでしょうか。
以前うけた私の処置が特別なのか、それともそれが一般的なのか教えてください。
また、もしもこれが一般的だとして、さらに歯周靭帯や軟骨などを除去する場合、炎症や腫れというのは相応に酷くなるものなのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-11-08 04:00:30
monycaさん、あらためまして。
>抜歯の際に歯周靭帯やもろもろを除去しないと、骨の形成が十分に行われずに空洞ができ、そこに細菌が繁殖することで全身疾患の要因になる、とのことでした。
上記の件に関して私は一般的な見解であるとは思えません。
ですので、この件に関してのこれ以上のコメントは私からは差し控えさせていただきます。
一方で、
>歯周靭帯の除去などの除去は、一般的な抜歯の際には行われている事なのでしょうか。
との件に関しては、これは普通に一般的に行われていることです。
そもそも抜歯過程で物理的に歯周靭帯は除去されます(というか除去されないと歯は抜けません)。
さらに骨側に残存した歯周靭帯の遺残物(?)の除去は、先の回答1にコメントしました「不良肉芽の除去(掻爬)」に該当すると思います。
次に、
>歯周靭帯や軟骨などを除去する場合、炎症や腫れというのは相応に酷くなるものなのでしょうか。
とありますが、軟骨は無関係です。
また術後の炎症・腫れに関しては過去ログをご参照ください。
いずれにしましても、私の個人的意見としては、monycaさんがお考えになっているような心配は事前に知っておかねばならないリスクであるとは思えません。
>抜歯の際に歯周靭帯やもろもろを除去しないと、骨の形成が十分に行われずに空洞ができ、そこに細菌が繁殖することで全身疾患の要因になる、とのことでした。
上記の件に関して私は一般的な見解であるとは思えません。
ですので、この件に関してのこれ以上のコメントは私からは差し控えさせていただきます。
一方で、
>歯周靭帯の除去などの除去は、一般的な抜歯の際には行われている事なのでしょうか。
との件に関しては、これは普通に一般的に行われていることです。
そもそも抜歯過程で物理的に歯周靭帯は除去されます(というか除去されないと歯は抜けません)。
さらに骨側に残存した歯周靭帯の遺残物(?)の除去は、先の回答1にコメントしました「不良肉芽の除去(掻爬)」に該当すると思います。
次に、
>歯周靭帯や軟骨などを除去する場合、炎症や腫れというのは相応に酷くなるものなのでしょうか。
とありますが、軟骨は無関係です。
また術後の炎症・腫れに関しては過去ログをご参照ください。
いずれにしましても、私の個人的意見としては、monycaさんがお考えになっているような心配は事前に知っておかねばならないリスクであるとは思えません。
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2008-11-08 04:18:11
僕もボーンキャビティーという言葉は始めて聞いたのでちょっとネットで検索してみましたが、どうやら発信源は神戸の先生みたいですね。
噛み合わせの調整で腰痛や肩こり、アトピーなどが改善・治癒すると書かれていますが、う〜ん・・・
一つ言えることは、科学的根拠に基づいていないかなり独自路線の先生だなぁ・・・ということです。
まぁ、僕も独自路線なので人のことは言えませんが(^^;)
こちらもぜひお読みください。
⇒参考:かみ合わせ・咬合の、歯科界における考え方について
ちなみに、「jawbone chronic osteomyelitis」は「慢性顎骨骨髄炎」ですから、今回の件とは関係ありませんよ。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sadao-satou/index.htm
↑
上記サイトには、
「日本に、健康保険を使った、手抜きの「神経をとる」医療によって、恐ろしいNICO「骨髄炎」の病気が蔓延している。」
「数百万の、重篤で、難治である、NICO病が、自分の病気を知らされずに、蔓延している。(カルテの非示)」
「医師会は、因果による訴訟を恐れ、組織的に、NICO「骨髄炎」の病気と、その患者達の存在を、隠蔽し続けている。」
・・・他にもいろいろ書かれていますが、ひど過ぎますね。全部デタラメです。
こういうのを「有害サイト」って言うんでしょうね。
一応他サイトの誹謗や中傷は禁止しているのですが、これはちょっとやりすぎでmonycaさんのように被害者も実際出ているので、晒しときます。
噛み合わせの調整で腰痛や肩こり、アトピーなどが改善・治癒すると書かれていますが、う〜ん・・・
一つ言えることは、科学的根拠に基づいていないかなり独自路線の先生だなぁ・・・ということです。
まぁ、僕も独自路線なので人のことは言えませんが(^^;)
こちらもぜひお読みください。
⇒参考:かみ合わせ・咬合の、歯科界における考え方について
ちなみに、「jawbone chronic osteomyelitis」は「慢性顎骨骨髄炎」ですから、今回の件とは関係ありませんよ。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sadao-satou/index.htm
↑
上記サイトには、
「日本に、健康保険を使った、手抜きの「神経をとる」医療によって、恐ろしいNICO「骨髄炎」の病気が蔓延している。」
「数百万の、重篤で、難治である、NICO病が、自分の病気を知らされずに、蔓延している。(カルテの非示)」
「医師会は、因果による訴訟を恐れ、組織的に、NICO「骨髄炎」の病気と、その患者達の存在を、隠蔽し続けている。」
・・・他にもいろいろ書かれていますが、ひど過ぎますね。全部デタラメです。
こういうのを「有害サイト」って言うんでしょうね。
一応他サイトの誹謗や中傷は禁止しているのですが、これはちょっとやりすぎでmonycaさんのように被害者も実際出ているので、晒しときます。
回答4
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2008-11-08 05:15:18
気になっていろいろ上記サイトを読んでみましたが、これを書いている人はどうやら一般の方で、根管治療後の不定愁訴であちこち病院を回ったにも関わらず痛みが取れないみたいですね。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sadao-satou/Japanese.htm
上記ページに詳しく経過を書かれていますが、文面からはニューロパシフィックペインではないかと思うのですが・・・
⇒参考:根管治療後の長引く違和感と、精神性疼痛(ニューロパシフィックペイン)
どこの病院に行っても治らず、どうしてよいか分からない絶望から、何とか責任を歯科医師や国のせいにして気を紛らわせようと、このようなサイトを作ったのでしょうか・・・
そう考えると、なんだか悲しい気持ちになってきました。
幸いメールアドレスが載っているので、そちらから、
⇒親知らず抜歯後4年半、神経麻痺の回復ならず痛みの範囲拡大
・・・を読んでもらうようにメールを送って、もし状況が少しでも好転したらサイトを閉鎖してもらうようにお願いしてみようかと思ったのですが、他の先生方はいかが思われますでしょうか?
僕もこういったケースにあまり詳しいわけではないので、他の先生方のご意見も伺ってから慎重に対応を考えたいと思いますので、もし何か良いアイデアがありましたらぜひ書き込みをお願いします。
よろしくお願いします。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sadao-satou/Japanese.htm
上記ページに詳しく経過を書かれていますが、文面からはニューロパシフィックペインではないかと思うのですが・・・
⇒参考:根管治療後の長引く違和感と、精神性疼痛(ニューロパシフィックペイン)
どこの病院に行っても治らず、どうしてよいか分からない絶望から、何とか責任を歯科医師や国のせいにして気を紛らわせようと、このようなサイトを作ったのでしょうか・・・
そう考えると、なんだか悲しい気持ちになってきました。
幸いメールアドレスが載っているので、そちらから、
⇒親知らず抜歯後4年半、神経麻痺の回復ならず痛みの範囲拡大
・・・を読んでもらうようにメールを送って、もし状況が少しでも好転したらサイトを閉鎖してもらうようにお願いしてみようかと思ったのですが、他の先生方はいかが思われますでしょうか?
僕もこういったケースにあまり詳しいわけではないので、他の先生方のご意見も伺ってから慎重に対応を考えたいと思いますので、もし何か良いアイデアがありましたらぜひ書き込みをお願いします。
よろしくお願いします。
相談者からの返信
相談者:
monycaさん
返信日時:2008-11-08 16:15:28
中本様、田尾様、丁寧なご回答に感謝いたします。
*歯周靭帯について
これは通常、抜歯の際に自然に除去され、また不良肉芽の除去というのも行われているようで、少し安心しました。
ありがとうございます。
しかしながら、ある程度深い虫歯になった状態で抜歯を行うと(私の左上8番もこれにあたります)、歯周靭帯が毒素に満たされたまま骨と一緒に残り、標準的なプロセスがとられ、抜歯の後にソケットが残された場合は、ソケットの上の部分は口腔内の粘膜に覆われた状態で2〜3mmだけ治癒する、と書かれたサイトもありました。
そしてこの下は空洞(キャビテーション)として残り、その後ゆっくりと骨の治癒が行われていくが、靭帯などが取り除かれずに残ってしまうと、正常な骨の治癒が起こらず、結果として穴が残るそうです。
さらに過去の調査によれば、親知らずにおけるこの発症率は非常に高いものであると書かれておりました(313/354)。
↓まだすべて読んではいませんが、
Routine Dental Extractions Routinely Produce Cavitations
By Thomas E. Levy , MD, FACC, and Hal A. Huggins, DDS, MS
http://www.nvbt.nl/hot-cvs.html
この件に関して、歯科医師の間ではどのように認識されているのでしょうか。
* * *
*有害サイトの件について
たしかにヒステリックな感じは受けましたが、この内容に関連して本も出版されているようで(虫歯から始まる全身の病気)、これから読んでみようと思っています。
私自身、数年前に根幹治療を受けており、その際の処置は2時間以内に全てが終了し、後の通院もなし(実家帰省時に受診して時間に余裕が無かった事もあり、特に求められませんでした)だったことが、今になって大変な不安材料になってきました。
このような治療方法は普通に行われている事でしょうか?
一応親知らずなので、いざとなったら躊躇無く抜歯に踏み切れるのでまだ良かったのですが。
ネット上では書籍とは比べ物にならないほど多くの情報が氾濫し、もちろんその全てが正しいはずがありません。
調べれば調べるほどに懸念材料が増えていくならば、あまり深く関わらず歯医者を信じて治療を受けるべきなのかもしれません。
素人が適当に調べて事細かな説明を要求しても、担当医を困らせ、処置に対する気持ちがそがれてしまうかもしれません。
ですが、どうしてもできる限り自分で納得して治療を受けたいのです。
最近のセカンドオピニオンという考え方にも大賛成です。
ですから、どんな事でも結構ですので、専門家の意見を幅広く聞かせていただければと切に願っています。
考え過ぎであることは、自分自身がかなりの心配性であることからもわかっています。
しかしながら、どうもすっきりしないのです。
もしもボーンキャビティーが生じた場合でも、リカバリー手術は可能のようです。
しかし、何度も痛い思いをしたくありませんし、将来に懸念材料を残す事は極力避けたいと思わずにはいられないのです。
田尾様のリンクも見させていただき、やはり考え過ぎということもわかるのですが、それでも少しでも多くの判断材料があるに超したことはありません。
面倒な投稿だとは思いますが、心配でたまらず他のことが手につかないので、どんな小さな事でも結構ですので、ご回答お待ちしております。
長文で失礼いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
*歯周靭帯について
これは通常、抜歯の際に自然に除去され、また不良肉芽の除去というのも行われているようで、少し安心しました。
ありがとうございます。
しかしながら、ある程度深い虫歯になった状態で抜歯を行うと(私の左上8番もこれにあたります)、歯周靭帯が毒素に満たされたまま骨と一緒に残り、標準的なプロセスがとられ、抜歯の後にソケットが残された場合は、ソケットの上の部分は口腔内の粘膜に覆われた状態で2〜3mmだけ治癒する、と書かれたサイトもありました。
そしてこの下は空洞(キャビテーション)として残り、その後ゆっくりと骨の治癒が行われていくが、靭帯などが取り除かれずに残ってしまうと、正常な骨の治癒が起こらず、結果として穴が残るそうです。
さらに過去の調査によれば、親知らずにおけるこの発症率は非常に高いものであると書かれておりました(313/354)。
↓まだすべて読んではいませんが、
Routine Dental Extractions Routinely Produce Cavitations
By Thomas E. Levy , MD, FACC, and Hal A. Huggins, DDS, MS
http://www.nvbt.nl/hot-cvs.html
この件に関して、歯科医師の間ではどのように認識されているのでしょうか。
* * *
*有害サイトの件について
たしかにヒステリックな感じは受けましたが、この内容に関連して本も出版されているようで(虫歯から始まる全身の病気)、これから読んでみようと思っています。
私自身、数年前に根幹治療を受けており、その際の処置は2時間以内に全てが終了し、後の通院もなし(実家帰省時に受診して時間に余裕が無かった事もあり、特に求められませんでした)だったことが、今になって大変な不安材料になってきました。
このような治療方法は普通に行われている事でしょうか?
一応親知らずなので、いざとなったら躊躇無く抜歯に踏み切れるのでまだ良かったのですが。
ネット上では書籍とは比べ物にならないほど多くの情報が氾濫し、もちろんその全てが正しいはずがありません。
調べれば調べるほどに懸念材料が増えていくならば、あまり深く関わらず歯医者を信じて治療を受けるべきなのかもしれません。
素人が適当に調べて事細かな説明を要求しても、担当医を困らせ、処置に対する気持ちがそがれてしまうかもしれません。
ですが、どうしてもできる限り自分で納得して治療を受けたいのです。
最近のセカンドオピニオンという考え方にも大賛成です。
ですから、どんな事でも結構ですので、専門家の意見を幅広く聞かせていただければと切に願っています。
考え過ぎであることは、自分自身がかなりの心配性であることからもわかっています。
しかしながら、どうもすっきりしないのです。
もしもボーンキャビティーが生じた場合でも、リカバリー手術は可能のようです。
しかし、何度も痛い思いをしたくありませんし、将来に懸念材料を残す事は極力避けたいと思わずにはいられないのです。
田尾様のリンクも見させていただき、やはり考え過ぎということもわかるのですが、それでも少しでも多くの判断材料があるに超したことはありません。
面倒な投稿だとは思いますが、心配でたまらず他のことが手につかないので、どんな小さな事でも結構ですので、ご回答お待ちしております。
長文で失礼いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答5
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2008-11-08 17:16:11
歯医者さんにもいろんな人がいるわけでして、探せば正反対の意見・論文なんていくらでも出てきます。
ですので、情報が客観的に見て正しいのかどうかを判断することが重要です。
つまり大切なことは、
「手当たり次第に情報を入手する」
ことではなく、
「入手した情報を正しく解釈する」
ということです。
これを行う自信が無いのであれば、お書きになられているようにネットを見るのはやめて、担当の先生だけを信じて治療を進めて行かれたほうが良いのではないかと思います。
>この件に関して、歯科医師の間ではどのように認識されているのでしょうか。
ボーンキャビティーが恐ろしい!というのは、河童が怖い!というのと同じような感じではないでしょうか?
「河童は絶対に存在する!」と言っている人もいますよね?
今回のご相談内容は個人的には、「どうすれば河童に尻小玉を抜かれずに済むでしょうか?」というのと同じに感じています。
ちなみに、本なんかもお金さえ払えば誰でも出版できます。
monycaさんはご自身のことをちゃんと客観的にご理解されているようですから大丈夫だと思いますが、疑いだしたらキリがありませんよ。
まぁ、人生まだまだ長いですから、これも勉強ですね(^^;)
ですので、情報が客観的に見て正しいのかどうかを判断することが重要です。
つまり大切なことは、
「手当たり次第に情報を入手する」
ことではなく、
「入手した情報を正しく解釈する」
ということです。
これを行う自信が無いのであれば、お書きになられているようにネットを見るのはやめて、担当の先生だけを信じて治療を進めて行かれたほうが良いのではないかと思います。
>この件に関して、歯科医師の間ではどのように認識されているのでしょうか。
ボーンキャビティーが恐ろしい!というのは、河童が怖い!というのと同じような感じではないでしょうか?
「河童は絶対に存在する!」と言っている人もいますよね?
今回のご相談内容は個人的には、「どうすれば河童に尻小玉を抜かれずに済むでしょうか?」というのと同じに感じています。
ちなみに、本なんかもお金さえ払えば誰でも出版できます。
monycaさんはご自身のことをちゃんと客観的にご理解されているようですから大丈夫だと思いますが、疑いだしたらキリがありませんよ。
まぁ、人生まだまだ長いですから、これも勉強ですね(^^;)
回答6
湯浅です。
回答日時:2008-11-08 17:39:21
湯浅です。
僕も、中本先生、田尾先生のご意見に、全面的に賛成です。
それでも、心配とか、このウェブサイトに、○○と書いてあるが、それについて知りたいということならば、残念ながら、個々に説明していっても、monycaさんの不安を取り除くのは、無理だと思いました。
この掲示板にたどり着く、多くの方にも関係すると思うので、ちょっと書きますね。
monycaさんが、不安を取り除きたいのならば、それこそ、
カラー図解 症状の基礎からわかる病態生理
ISBN-10: 4895923282
を初めとして、口腔・歯科学以前の、基礎医学の勉強を、まず行う必要があると感じます。
そして、それらの基礎医学の知識のもとで、
臨床のためのEBM入門―決定版JAMAユーザーズガイド
ISBN-10: 4260127071
などの本を読んでから、各研究論文を読んでいくことが必要でしょう。
そんなの無理と言われるかも知れませんが、たとえば、
「歯周靭帯が毒素に満たされたまま骨と一緒に残り、標準的なプロセスがとられ、抜歯の後にソケットが残された場合は、ソケットの上の部分は口腔内の粘膜に覆われた状態で2〜3mmだけ治癒する」
と書いてある場合、僕なら、この文章のみで、信用できないと想像します。
しかし、monycaさんは、この文章を読まれて信じようとされています。
それを、解説するには、それこそ、基礎医学の知識を持ってもらわないと、説明できません。
これは、monycaさんが、まじめで、勉強家なので、基礎医学の知識なしでネットで勉強をすればするほど、僕(たち)と違う世界に行ってしまうことを、本当に心配しております。
もし英語が得意ならば、
http://www.cochrane-handbook.org/
このサイトにある、検索の方法論を読まれても良いかもしれません。
本当に良い論文を探すのは、これほど大変ということがわかると思います。
もっとも、これを読んでいる、医師・歯科医師など、ほとんどいませんが。僕は、他の仕事で、たまたま読みました。
また、最近、
治療をためらうあなたは 案外正しい EBMに学ぶ医者にかかる決断、かからない決断
ISBN-10: 4822247007
という面白い本がでましたよ(ちょっと古い内容もあるけど)。
ともかく、ネットで調べる前に、一度、普通の教科書に戻ってください。
それでないと、細かな可能性を、ありもしない仮定の上で話ばかりになるので、僕たちが説明すればするほど、不安になりますよ。
さらに、
『わたしたちはなぜ科学にだまされるのか ―インチキ!ブードゥー・サイエンス』ロバート・L. パーク 栗木さつき 訳 ISBN 4072289213
『疑似科学と科学の哲学』伊勢田哲治 名古屋大学出版会 ISBN 4-8158-0453-2
『人間この信じやすきもの -- 迷信・誤信はどうして生まれるのか』 T. ギロビッチ 守一雄・守秀子 訳 新曜社 ISBN 4-7885-0448-0
『人はなぜエセ科学に騙されるのか』上・下 カール・セーガン 青木薫 訳 新潮文庫 ISBN 4-10-229403-1・ISBN 4-10-229404-X
『なぜ人はニセ科学を信じるのか?−奇妙な論理が蔓延するとき−』 マイクル・シャーマー 岡田靖史 訳 ハヤカワ文庫 ISBN 4-15-050280-3
『なぜ人はニセ科学を信じるのか?−歪曲をたくらむ人々−』 マイクル・シャーマー 岡田靖史 訳 ハヤカワ文庫 ISBN 4-15-050281-1
なども読まれることをおすすめします。
僕も、中本先生、田尾先生のご意見に、全面的に賛成です。
それでも、心配とか、このウェブサイトに、○○と書いてあるが、それについて知りたいということならば、残念ながら、個々に説明していっても、monycaさんの不安を取り除くのは、無理だと思いました。
この掲示板にたどり着く、多くの方にも関係すると思うので、ちょっと書きますね。
monycaさんが、不安を取り除きたいのならば、それこそ、
カラー図解 症状の基礎からわかる病態生理
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を初めとして、口腔・歯科学以前の、基礎医学の勉強を、まず行う必要があると感じます。
そして、それらの基礎医学の知識のもとで、
臨床のためのEBM入門―決定版JAMAユーザーズガイド
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などの本を読んでから、各研究論文を読んでいくことが必要でしょう。
そんなの無理と言われるかも知れませんが、たとえば、
「歯周靭帯が毒素に満たされたまま骨と一緒に残り、標準的なプロセスがとられ、抜歯の後にソケットが残された場合は、ソケットの上の部分は口腔内の粘膜に覆われた状態で2〜3mmだけ治癒する」
と書いてある場合、僕なら、この文章のみで、信用できないと想像します。
しかし、monycaさんは、この文章を読まれて信じようとされています。
それを、解説するには、それこそ、基礎医学の知識を持ってもらわないと、説明できません。
これは、monycaさんが、まじめで、勉強家なので、基礎医学の知識なしでネットで勉強をすればするほど、僕(たち)と違う世界に行ってしまうことを、本当に心配しております。
もし英語が得意ならば、
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本当に良い論文を探すのは、これほど大変ということがわかると思います。
もっとも、これを読んでいる、医師・歯科医師など、ほとんどいませんが。僕は、他の仕事で、たまたま読みました。
また、最近、
治療をためらうあなたは 案外正しい EBMに学ぶ医者にかかる決断、かからない決断
ISBN-10: 4822247007
という面白い本がでましたよ(ちょっと古い内容もあるけど)。
ともかく、ネットで調べる前に、一度、普通の教科書に戻ってください。
それでないと、細かな可能性を、ありもしない仮定の上で話ばかりになるので、僕たちが説明すればするほど、不安になりますよ。
さらに、
『わたしたちはなぜ科学にだまされるのか ―インチキ!ブードゥー・サイエンス』ロバート・L. パーク 栗木さつき 訳 ISBN 4072289213
『疑似科学と科学の哲学』伊勢田哲治 名古屋大学出版会 ISBN 4-8158-0453-2
『人間この信じやすきもの -- 迷信・誤信はどうして生まれるのか』 T. ギロビッチ 守一雄・守秀子 訳 新曜社 ISBN 4-7885-0448-0
『人はなぜエセ科学に騙されるのか』上・下 カール・セーガン 青木薫 訳 新潮文庫 ISBN 4-10-229403-1・ISBN 4-10-229404-X
『なぜ人はニセ科学を信じるのか?−奇妙な論理が蔓延するとき−』 マイクル・シャーマー 岡田靖史 訳 ハヤカワ文庫 ISBN 4-15-050280-3
『なぜ人はニセ科学を信じるのか?−歪曲をたくらむ人々−』 マイクル・シャーマー 岡田靖史 訳 ハヤカワ文庫 ISBN 4-15-050281-1
なども読まれることをおすすめします。
回答7
湯浅です。
回答日時:2008-11-08 21:47:32
湯浅です。
「↓まだすべて読んではいませんが、
Routine Dental Extractions Routinely Produce Cavitations
By Thomas E. Levy , MD, FACC, and Hal A. Huggins, DDS, MS
http://www.nvbt.nl/hot-cvs.html
この件に関して、歯科医師の間ではどのように認識されているのでしょうか。」
とのことですが、歯科医師の間では、世界でも、ほとんど話題になりません。
日本語のサイトでは、海外であるのに、日本で無視されているとあったりもしますが、海外でも、あまり話題になっていません。
PubMedでは、
Neuralgia-inducing cavitational osteonecrosis
で検索しても、10個の論文のみです。
また、信頼性に不安はあるけど、wikipediaには、中立の意見が書かれていると思っています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Neuralgia-inducing_cavitational_osteonecrosis
とここまで書いていて、そういえば、dry socketについての論文を読んでいたときに、たしか、NICOについて書いてあったことを思い出しました。
ですから、まったく無視では、ないようですが、話題になることは少ないといえます。
PS1:
調べていて、なかなか面白そうな文章もみつけました、monycaさん、きっかけをくれてありがとうございます。
Osteonecrosis of the Jaw
http://www.sma.org/smj/cmearticles/show_article_file.cfm?articleID=66F045BF-1109-A387-609A3B1C2AE95C22
PS2:
一応、NICO賛成派のサイトもみました。
なかでも、
http://www.drshankland.com/osteocavitation_lesions.html
http://www.maxillofacialcenter.com/mainindexNICO.htm
は、よくできていますね。
僕などは、これを読めば読むほどに、信用しなくなる性格ですから、なんとも・・・(^^;)。
PS3:
たぶん、
http://orofacialpain.info/
このサイトの運営者の井川先生などなら、NICOについても知っているかもしれませんね。
「↓まだすべて読んではいませんが、
Routine Dental Extractions Routinely Produce Cavitations
By Thomas E. Levy , MD, FACC, and Hal A. Huggins, DDS, MS
http://www.nvbt.nl/hot-cvs.html
この件に関して、歯科医師の間ではどのように認識されているのでしょうか。」
とのことですが、歯科医師の間では、世界でも、ほとんど話題になりません。
日本語のサイトでは、海外であるのに、日本で無視されているとあったりもしますが、海外でも、あまり話題になっていません。
PubMedでは、
Neuralgia-inducing cavitational osteonecrosis
で検索しても、10個の論文のみです。
また、信頼性に不安はあるけど、wikipediaには、中立の意見が書かれていると思っています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Neuralgia-inducing_cavitational_osteonecrosis
とここまで書いていて、そういえば、dry socketについての論文を読んでいたときに、たしか、NICOについて書いてあったことを思い出しました。
ですから、まったく無視では、ないようですが、話題になることは少ないといえます。
PS1:
調べていて、なかなか面白そうな文章もみつけました、monycaさん、きっかけをくれてありがとうございます。
Osteonecrosis of the Jaw
http://www.sma.org/smj/cmearticles/show_article_file.cfm?articleID=66F045BF-1109-A387-609A3B1C2AE95C22
PS2:
一応、NICO賛成派のサイトもみました。
なかでも、
http://www.drshankland.com/osteocavitation_lesions.html
http://www.maxillofacialcenter.com/mainindexNICO.htm
は、よくできていますね。
僕などは、これを読めば読むほどに、信用しなくなる性格ですから、なんとも・・・(^^;)。
PS3:
たぶん、
http://orofacialpain.info/
このサイトの運営者の井川先生などなら、NICOについても知っているかもしれませんね。
回答8
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-11-08 22:06:39
monycaさんこんばんは。
私も皆さんの意見と同様です。
>親知らずにおけるこの発症率は非常に高いものであると書かれておりました(313/354)。
私は大学病院の口腔外科で数え切れないほどの親知らずの抜歯を行いましたが、そのような考え方は聞いたことがありません。
そして全部の患者さんの術後のX線を確認したわけではありませんが、そのような症状を訴えて再来院する患者さんもいませんでした。
人間の治癒能力と言うものはすごいもので、親知らずを抜いた後はそこに親知らずがなかったかのごとく骨ができて治ります。
あまり心配されないでよろしいかと思います。
参考になれば幸いです
私も皆さんの意見と同様です。
>親知らずにおけるこの発症率は非常に高いものであると書かれておりました(313/354)。
私は大学病院の口腔外科で数え切れないほどの親知らずの抜歯を行いましたが、そのような考え方は聞いたことがありません。
そして全部の患者さんの術後のX線を確認したわけではありませんが、そのような症状を訴えて再来院する患者さんもいませんでした。
人間の治癒能力と言うものはすごいもので、親知らずを抜いた後はそこに親知らずがなかったかのごとく骨ができて治ります。
あまり心配されないでよろしいかと思います。
参考になれば幸いです
相談者からの返信
相談者:
monycaさん
返信日時:2008-11-09 22:19:49
みなさま、丁寧なご回答をくださり、ありがとうございます。
事例調査と観察により、私の歯は水平埋伏智歯に当たるようです。
斜めどころの騒ぎではありませんでした。
反対側はしっかり生えてきているのが幸いでした。
隣の歯が病まないうちに抜歯してもらおうと思っているのですが、予定が立て込んでおり、術後の腫れや痛みなどを考えると、なかなかすぐに抜いてもらう事ができずに悩んでいます。
隣の歯への影響を極力減らして先延ばしにする方法はありますか。
* * *
田尾様
考え過ぎという点は自分でも認めておりますが、
>ボーンキャビティーが恐ろしい!というのは、河童が怖い!というのと同じような感じではないでしょうか?
というのには賛同できません。
賛否両論がある考え、であっても、根も葉もない迷信だとは思いません。
もちろん、私も手当たり次第に情報を収集して振り回されているわけにもいきません。
そこで、このようなサイトを活用させていただき、広く意見を求めさせていただいたのです。
セカンドオピニオンという考え方が普及してきていること、後から治療方法について後悔してもどうしようもない、と行った点からやはり一人の医師の言う事を鵜呑みにすることはリスキーだと思っています。
ところで、2chをも騒がしているようですが、GVBDOのサイトおよびその主張についてどのように考えられていますか。
前の投稿でNICOについて書かれたサイトが有害サイトとありましたが、その後このサイトにと出会い、比べ物にならないほど衝撃的だと思うのですが、いかがでしょう。
私も気になって2chの内容と合わせて考察中です。
* * *
湯浅様
丁寧なご回答、およびお忙しい中いろいろ調べてくださり、ありがとうございます。
このサイト
http://www.quackwatch.org/01QuackeryRelatedTopics/cavitation.html
なども参考にし、私の中では日本では全く知られていない真実、というよりは賛否両論のあるひとつの考え方、として捉えておこうと思います。
アメリカの歯医者さんの親知らずについて詳細に説明されたサイト
http://www.drbunn.com/3rds.htm
などを見てみましたが、そのようなリスクは書かれておりませんでした。
完全に納得することはできませんが、これ以上調べる時間もありませんし、ひとつの考え方として落ち着かせようと思っています。
ただし、根管治療について日本の保険制度内で十分な処置を行う事に限界があることは事実のようですね。
これを理由に掲げて自由診療で根の治療にあたる歯科医のHPもちらほら見かけました。
確かに、俗にいうアメリカでの方法と同レベルでの処置を希望するならば、保険制度ないでは到底カバーできるはずもないだろう、というのが正直な感想です。
また、1つ目の投稿で検索の仕方についてご指摘されておりますが、私も一応理系の人間として検索方法とネット依存のリスクは承知しているつもりです。
そのためにもこのように広くご意見を伺えるサイトには大変感謝しております。
もう1点、私は専門家ではありませんから、すべての知識をゼロから仕込むということは時間的にも不可能です。
そのためにこのようなサイトを利用させているのだとご理解ください。
私の表現方法が多少攻撃的だった点は否めませんが、現在の歯科治療に対して批判する、という立場よりは単純な好奇心と探究心が勝っています。
また、リスクがあるならば、できる限りそれを理解した上で極力回避したいと思うのは患者心理として、極端であってもおかしな事だとは思いません。
ただし、歯科医にとっては面倒な患者でしょうけれど。
ただし、一般的な自然科学論と比べ、経済活動と密接に関わっている、という点が現実と真実の乖離の原因となるリスクの可能性は常に存在するだろう、というのが私の率直な意見です。
倫理観とかもっと根本的な話になってしまいますが。。。
* * *
畑田様
数えきれないほどの経験をつまれた口腔外科専門医の言葉というのには、説得感がありますね。
そこでお聞きしたいのですが、水平埋伏智歯は親知らずの中ではかなりポピュラーなもののようですが、これを抜く際に、分割数を多くして骨を削る量を減らすというテクニックが書かれたサイトがありました。
これについて畑田様の見解を教えていただければ幸いです。
事例調査と観察により、私の歯は水平埋伏智歯に当たるようです。
斜めどころの騒ぎではありませんでした。
反対側はしっかり生えてきているのが幸いでした。
隣の歯が病まないうちに抜歯してもらおうと思っているのですが、予定が立て込んでおり、術後の腫れや痛みなどを考えると、なかなかすぐに抜いてもらう事ができずに悩んでいます。
隣の歯への影響を極力減らして先延ばしにする方法はありますか。
* * *
田尾様
考え過ぎという点は自分でも認めておりますが、
>ボーンキャビティーが恐ろしい!というのは、河童が怖い!というのと同じような感じではないでしょうか?
というのには賛同できません。
賛否両論がある考え、であっても、根も葉もない迷信だとは思いません。
もちろん、私も手当たり次第に情報を収集して振り回されているわけにもいきません。
そこで、このようなサイトを活用させていただき、広く意見を求めさせていただいたのです。
セカンドオピニオンという考え方が普及してきていること、後から治療方法について後悔してもどうしようもない、と行った点からやはり一人の医師の言う事を鵜呑みにすることはリスキーだと思っています。
ところで、2chをも騒がしているようですが、GVBDOのサイトおよびその主張についてどのように考えられていますか。
前の投稿でNICOについて書かれたサイトが有害サイトとありましたが、その後このサイトにと出会い、比べ物にならないほど衝撃的だと思うのですが、いかがでしょう。
私も気になって2chの内容と合わせて考察中です。
* * *
湯浅様
丁寧なご回答、およびお忙しい中いろいろ調べてくださり、ありがとうございます。
このサイト
http://www.quackwatch.org/01QuackeryRelatedTopics/cavitation.html
なども参考にし、私の中では日本では全く知られていない真実、というよりは賛否両論のあるひとつの考え方、として捉えておこうと思います。
アメリカの歯医者さんの親知らずについて詳細に説明されたサイト
http://www.drbunn.com/3rds.htm
などを見てみましたが、そのようなリスクは書かれておりませんでした。
完全に納得することはできませんが、これ以上調べる時間もありませんし、ひとつの考え方として落ち着かせようと思っています。
ただし、根管治療について日本の保険制度内で十分な処置を行う事に限界があることは事実のようですね。
これを理由に掲げて自由診療で根の治療にあたる歯科医のHPもちらほら見かけました。
確かに、俗にいうアメリカでの方法と同レベルでの処置を希望するならば、保険制度ないでは到底カバーできるはずもないだろう、というのが正直な感想です。
また、1つ目の投稿で検索の仕方についてご指摘されておりますが、私も一応理系の人間として検索方法とネット依存のリスクは承知しているつもりです。
そのためにもこのように広くご意見を伺えるサイトには大変感謝しております。
もう1点、私は専門家ではありませんから、すべての知識をゼロから仕込むということは時間的にも不可能です。
そのためにこのようなサイトを利用させているのだとご理解ください。
私の表現方法が多少攻撃的だった点は否めませんが、現在の歯科治療に対して批判する、という立場よりは単純な好奇心と探究心が勝っています。
また、リスクがあるならば、できる限りそれを理解した上で極力回避したいと思うのは患者心理として、極端であってもおかしな事だとは思いません。
ただし、歯科医にとっては面倒な患者でしょうけれど。
ただし、一般的な自然科学論と比べ、経済活動と密接に関わっている、という点が現実と真実の乖離の原因となるリスクの可能性は常に存在するだろう、というのが私の率直な意見です。
倫理観とかもっと根本的な話になってしまいますが。。。
* * *
畑田様
数えきれないほどの経験をつまれた口腔外科専門医の言葉というのには、説得感がありますね。
そこでお聞きしたいのですが、水平埋伏智歯は親知らずの中ではかなりポピュラーなもののようですが、これを抜く際に、分割数を多くして骨を削る量を減らすというテクニックが書かれたサイトがありました。
これについて畑田様の見解を教えていただければ幸いです。
回答9
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-11-09 22:44:22
私に対してのご質問のみに回答させていただきます。
この意見はおそらく賛否両論あると思いますのでそのことを前提にお話させていただきます。
確かに水平埋伏歯を抜くときにはやむを得ず骨を削る場合も多いです。
しかし、やみ雲に骨を削るわけではなく、親知らずが抜ける必要最低限の量を心がけております。
さて分割数を多くして骨の削る量を減らすことができるのでしょうか?
分割数を多くするということは親知らずを粉々に砕くと言うイメージになります。
骨を削らずに親知らずを粉々に砕くことは不可能でしょう。
親知らずにアクセスするスペースが必要です。
そして粉々にするインストルメンツを入れるスペースが必要です。
もし粉々にして抜けたとしても、最終的に骨を削る量はほとんど変わらないと言うことがほとんどでしょう。
そして私の今までの経験上からお話させていただきますが、分割数を多くするとそれだけ完全に抜けたか否かの判別がしにくくなります。
さらに視野が悪く歯だけを分割するのが困難なため、周囲の骨まで削ってしまう可能性も高くなります。
(親知らずと言うのは口の中の一番奥の歯であることから、視野が良いとはいえません。)
そして多く分割することでそれだけ多くの時間を要します。
つまり、それだけ患者さんに与える侵襲が多くなります。
私はなるべく確実に抜歯を行うことを大前提にしておりますので、この方法は行いません。
どちらかと言うとなるべく分割数は少なくして、確実になるべく短時間で抜歯を行うと言うやり方をしております。
ちなみに私は水平埋伏智歯の抜歯の場合は、歯冠と歯根の2分割で抜歯をすることがほとんどです。
この意見はおそらく賛否両論あると思いますのでそのことを前提にお話させていただきます。
確かに水平埋伏歯を抜くときにはやむを得ず骨を削る場合も多いです。
しかし、やみ雲に骨を削るわけではなく、親知らずが抜ける必要最低限の量を心がけております。
さて分割数を多くして骨の削る量を減らすことができるのでしょうか?
分割数を多くするということは親知らずを粉々に砕くと言うイメージになります。
骨を削らずに親知らずを粉々に砕くことは不可能でしょう。
親知らずにアクセスするスペースが必要です。
そして粉々にするインストルメンツを入れるスペースが必要です。
もし粉々にして抜けたとしても、最終的に骨を削る量はほとんど変わらないと言うことがほとんどでしょう。
そして私の今までの経験上からお話させていただきますが、分割数を多くするとそれだけ完全に抜けたか否かの判別がしにくくなります。
さらに視野が悪く歯だけを分割するのが困難なため、周囲の骨まで削ってしまう可能性も高くなります。
(親知らずと言うのは口の中の一番奥の歯であることから、視野が良いとはいえません。)
そして多く分割することでそれだけ多くの時間を要します。
つまり、それだけ患者さんに与える侵襲が多くなります。
私はなるべく確実に抜歯を行うことを大前提にしておりますので、この方法は行いません。
どちらかと言うとなるべく分割数は少なくして、確実になるべく短時間で抜歯を行うと言うやり方をしております。
ちなみに私は水平埋伏智歯の抜歯の場合は、歯冠と歯根の2分割で抜歯をすることがほとんどです。
回答10
湯浅です。
回答日時:2008-11-10 00:08:17
湯浅です。
僕も、畑田先生のご意見に賛成です。
僕の師匠で、術後の創部のきれいさがピカイチの先生も、同じような考えでした。
僕は、2分割は、少なく、多くが4分割ですが、畑田先生と、それほど骨を削る量は、変わらないと思います。
PS:水平より垂直の親知らずのが、抜歯困難な場合もあるので、方向で困難度は、あてになりません。
僕も、畑田先生のご意見に賛成です。
僕の師匠で、術後の創部のきれいさがピカイチの先生も、同じような考えでした。
僕は、2分割は、少なく、多くが4分割ですが、畑田先生と、それほど骨を削る量は、変わらないと思います。
PS:水平より垂直の親知らずのが、抜歯困難な場合もあるので、方向で困難度は、あてになりません。
相談者からの返信
相談者:
monycaさん
返信日時:2008-11-11 21:10:28
畑田先生、湯浅先生
ご回答ありがとうございます。
先生による術後の創部の状態の差はどの程度あるものなのか、少し気になってしまいました。
それと、今日気になって口腔外科の臨床の教科書を見てきました。
思い切って頬側の骨を削れと書かれており、患者が読むべきものじゃなかったと後悔しました。
水平より垂直の親知らずの方が抜歯困難というのは、根の形や神経への距離などの問題ですよね。
とにもかくにも自分の歯の状態を知る事から始めようと、レントゲン撮影に以降と思います。
水平埋伏ではありますが、できる限り根が単純で神経からばっちり離れていて抜きやすい歯である事を祈っています。
数年前に別の親知らずの抜歯でレントゲンを撮った際には、そんなに大変じゃない、とか言われていた気がするのですが。。。
こういうのは数年の経過の内に状態は大きく変化するものですか。
ちなみに私の親知らずは生えるのが早く、10代後半にそろってほぼ現在の状態になりました。
ご回答よろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。
先生による術後の創部の状態の差はどの程度あるものなのか、少し気になってしまいました。
それと、今日気になって口腔外科の臨床の教科書を見てきました。
思い切って頬側の骨を削れと書かれており、患者が読むべきものじゃなかったと後悔しました。
水平より垂直の親知らずの方が抜歯困難というのは、根の形や神経への距離などの問題ですよね。
とにもかくにも自分の歯の状態を知る事から始めようと、レントゲン撮影に以降と思います。
水平埋伏ではありますが、できる限り根が単純で神経からばっちり離れていて抜きやすい歯である事を祈っています。
数年前に別の親知らずの抜歯でレントゲンを撮った際には、そんなに大変じゃない、とか言われていた気がするのですが。。。
こういうのは数年の経過の内に状態は大きく変化するものですか。
ちなみに私の親知らずは生えるのが早く、10代後半にそろってほぼ現在の状態になりました。
ご回答よろしくお願いいたします。
回答11
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-11-11 22:17:03
まず、お答えする前に一言言わせていただきますね。
私は今まで数え切れないほどの親知らずを抜いてきましたと言うお話をしましたが、その数え切れない数の親知らずでまったく同じ様に抜けた親知らずは一つもありませんでした。
つまり、一口に「水平埋伏歯はどうやって抜くか。」「垂直の親しらずはどうやって抜くか。」と言っても、大筋そういう抜き方をするということであって、結論は抜いてみないとわからないのですよ。
もちろん、こうやって抜くと言うイメージは作って取り掛かりますが、イメージどおりに行かないことも多々あり、その場合にどこで判断を下し、どうやって対処していくかが、上手く抜くかどうかの分かれ目だといつも思っています。
だから、monycaさんがいろいろと調べられるのは良いのですが、あまりイメージを膨らませてしまうと、逆にストレスになると思いますし、まず思った通りには行かないのではないと考えていただいたほうが良いと思います。
以上をご理解のうえ回答をお読みください。
>水平より垂直の親知らずの方が抜歯困難というのは、根の形や神経への距離などの問題ですよね。
垂直のほうが困難なこともあると言うことだと思いますが、親知らずの方向もありますね。
7番の方へ少し傾いている親知らずはそのままでは出てこないので、やはり歯冠を落とさなければなりませんし。
逆方向に向いている親知らずは7番とは逆の骨を落とさなければいけません。
>こういうのは数年の経過の内に状態は大きく変化するものですか。
変化する場合もあるし、変化しないこともあります。
後者のほうが多い印象です。
私は今まで数え切れないほどの親知らずを抜いてきましたと言うお話をしましたが、その数え切れない数の親知らずでまったく同じ様に抜けた親知らずは一つもありませんでした。
つまり、一口に「水平埋伏歯はどうやって抜くか。」「垂直の親しらずはどうやって抜くか。」と言っても、大筋そういう抜き方をするということであって、結論は抜いてみないとわからないのですよ。
もちろん、こうやって抜くと言うイメージは作って取り掛かりますが、イメージどおりに行かないことも多々あり、その場合にどこで判断を下し、どうやって対処していくかが、上手く抜くかどうかの分かれ目だといつも思っています。
だから、monycaさんがいろいろと調べられるのは良いのですが、あまりイメージを膨らませてしまうと、逆にストレスになると思いますし、まず思った通りには行かないのではないと考えていただいたほうが良いと思います。
以上をご理解のうえ回答をお読みください。
>水平より垂直の親知らずの方が抜歯困難というのは、根の形や神経への距離などの問題ですよね。
垂直のほうが困難なこともあると言うことだと思いますが、親知らずの方向もありますね。
7番の方へ少し傾いている親知らずはそのままでは出てこないので、やはり歯冠を落とさなければなりませんし。
逆方向に向いている親知らずは7番とは逆の骨を落とさなければいけません。
>こういうのは数年の経過の内に状態は大きく変化するものですか。
変化する場合もあるし、変化しないこともあります。
後者のほうが多い印象です。
相談者からの返信
相談者:
monycaさん
返信日時:2008-11-11 23:40:08
畑田先生
早速のご回答ありがとうございます。
経験がものを言う世界なのですね。
経験豊富な口腔外科医にお願いすることにします。
上手な先生に出会える事を祈りつつ。。。
散々調べてみたのは、やはり心配でたまらないからです。
こちらでいろいろな意見を伺う事ができ、やっと足を運ぶ気になれました。
ありがとうございました。
腫れや痛みを覚悟しつつ、体調を万全にして抜歯に望みたいと思います。
ご回答を下さった先生方へ
非常に細かいことから一般的でない事まで、丁寧な説明を下さりありがとうございました。
やっと行こう、という心構えができました。
レントゲン結果で難抜歯が予想された場合、また万が一抜歯後にトラブルが起こった場合にはまたよろしくお願いいたします。
早速のご回答ありがとうございます。
経験がものを言う世界なのですね。
経験豊富な口腔外科医にお願いすることにします。
上手な先生に出会える事を祈りつつ。。。
散々調べてみたのは、やはり心配でたまらないからです。
こちらでいろいろな意見を伺う事ができ、やっと足を運ぶ気になれました。
ありがとうございました。
腫れや痛みを覚悟しつつ、体調を万全にして抜歯に望みたいと思います。
ご回答を下さった先生方へ
非常に細かいことから一般的でない事まで、丁寧な説明を下さりありがとうございました。
やっと行こう、という心構えができました。
レントゲン結果で難抜歯が予想された場合、また万が一抜歯後にトラブルが起こった場合にはまたよろしくお願いいたします。
タイトル | 親知らずが虫歯に。抜歯に伴うボーンキャビティー(bone cavity)のリスクとは? |
---|---|
質問者 | monycaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 口腔外科関連 親知らず抜歯後の後遺症・トラブル 水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。