治療後も根に穴があり歯茎にできものができたりする、今後の治療は?
相談者:
kiko29711さん (34歳:女性)
投稿日時:2008-11-12 19:29:09
約20年前に神経を抜いた左下6番の歯の根に穴があいて、その歯の2つに別れた根と根の間の歯槽骨が解けてレントゲンに黒い影がうつり、頬側の歯茎に直径2ミリほどの透明な口内炎状のできものが出来たので、2年ほど前に治療を受けました。
その際、地元の歯科と、大学病院を訪ねましたが、抜いた方が良いといわれ、以前通っていた審美歯科に行ったところ、抜かなくても良いかもしれないが、いつまで持つかはわからないと言われ、そこで治療を受けました。
その治療法は、素人なので詳細は分かりかねますが、被せ物をとり、神経を抜いたときと同じような針のようなものを歯の中に入れる方法でした。
治療終了時に、
「根の穴から半永久的に持つお薬を入れておいたので、大丈夫だと思います」
とレントゲンを指して、説明を受けました。
歯槽骨が解け、黒くレントゲンに写っていて、その黒い部分に、根の穴から白い螺旋状の、例えるなら、チューブから細く練り出した歯磨き粉のような物が少し入っているのが見えました。
何という薬か、もし分かればお教えください。
その際、被せ物をセラミックで入れたのですが、頬側の歯茎と被せ物の間に約0.5mmの隙間があり、下の黒い歯が見えていたので作り直して修正してほしいと言った所、
「隙間が出来ている方が、歯ブラシが届くから良いのでこのままにする」
と言われ、そのままで治療は終了しました。
けれど、以前、同院でセラミックを入れた時、同じように、歯茎と被せ物の間に隙間があった事があり、すでに辞めてしまった元担当の先生からは、隙間があると食べ物がつまりやすいと言われ、作り直した事があったので不安になりました。
2年経った現時点では全く問題が無いのですが、治療終了直後、頬側の歯茎に口内炎状のできものが再発し、同院に通院した際、治療の際に刺激を与えたのが原因だろうという事でした。
また今後も、膿が溜まって、圧力が高まって我慢できないほどの激痛が生じる可能性もあると聞きました。
いつかそうなるのでは無いかという不安と、また、歯槽骨がさらに溶けて、周囲の歯に悪影響が出るのでは無いかという心配もあります。
なるべく長い間自分の歯を使いたいと思っています。
こちらのサイトで歯の根の穴と、解けた歯槽骨を回復させる治療法を知りました。
私の場合、これからでも受けるメリットはあるか、または、治療の際の刺激が、歯に与える悪影響の方が大きいでしょうか、ご助言いただければ幸いです。
その際、地元の歯科と、大学病院を訪ねましたが、抜いた方が良いといわれ、以前通っていた審美歯科に行ったところ、抜かなくても良いかもしれないが、いつまで持つかはわからないと言われ、そこで治療を受けました。
その治療法は、素人なので詳細は分かりかねますが、被せ物をとり、神経を抜いたときと同じような針のようなものを歯の中に入れる方法でした。
治療終了時に、
「根の穴から半永久的に持つお薬を入れておいたので、大丈夫だと思います」
とレントゲンを指して、説明を受けました。
歯槽骨が解け、黒くレントゲンに写っていて、その黒い部分に、根の穴から白い螺旋状の、例えるなら、チューブから細く練り出した歯磨き粉のような物が少し入っているのが見えました。
何という薬か、もし分かればお教えください。
その際、被せ物をセラミックで入れたのですが、頬側の歯茎と被せ物の間に約0.5mmの隙間があり、下の黒い歯が見えていたので作り直して修正してほしいと言った所、
「隙間が出来ている方が、歯ブラシが届くから良いのでこのままにする」
と言われ、そのままで治療は終了しました。
けれど、以前、同院でセラミックを入れた時、同じように、歯茎と被せ物の間に隙間があった事があり、すでに辞めてしまった元担当の先生からは、隙間があると食べ物がつまりやすいと言われ、作り直した事があったので不安になりました。
2年経った現時点では全く問題が無いのですが、治療終了直後、頬側の歯茎に口内炎状のできものが再発し、同院に通院した際、治療の際に刺激を与えたのが原因だろうという事でした。
また今後も、膿が溜まって、圧力が高まって我慢できないほどの激痛が生じる可能性もあると聞きました。
いつかそうなるのでは無いかという不安と、また、歯槽骨がさらに溶けて、周囲の歯に悪影響が出るのでは無いかという心配もあります。
なるべく長い間自分の歯を使いたいと思っています。
こちらのサイトで歯の根の穴と、解けた歯槽骨を回復させる治療法を知りました。
私の場合、これからでも受けるメリットはあるか、または、治療の際の刺激が、歯に与える悪影響の方が大きいでしょうか、ご助言いただければ幸いです。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-11-13 05:57:31
kiko29711さまおはようございます。
根管治療をなさったにもかかわらず歯茎に口内炎状のできものが再発し、今後自分の歯を長く使っていくにはどうすればいいのか知りたいのですね。
レントゲン写真がないので断定的なことは言えませんが、残したいと考えていらっしゃるのでもう一度根管治療をすることになると思います。
口内炎状のできものについてはおそらくフィステルと思われます、根管治療が成功すれば治癒すると思います。
成功しなければ、やむなく抜歯しなければならないかもしれません。
この辺りは実際に歯を診査した上でkiko29711さまのご希望をお聞きして決めることになろうかと思います。
後は冠(咬合力)を支えるだけの歯質が残っていれば、コアを作って冠を装着すればいいと思います。
頬側の歯茎と被せ物の間にある約0.5mmの隙間についてはないに越したことはありませんが、冠の適合がよければ見た目以外に問題は無いと思います。
いずれにしても根管治療の折にははずしてしまうので、次回作るときには隙間のないものを作ってもらえば解決するでしょう。
お大事になさいませ。
フィステル
http://www.yamadashika.jp/infection.html#a01
根管治療をなさったにもかかわらず歯茎に口内炎状のできものが再発し、今後自分の歯を長く使っていくにはどうすればいいのか知りたいのですね。
レントゲン写真がないので断定的なことは言えませんが、残したいと考えていらっしゃるのでもう一度根管治療をすることになると思います。
口内炎状のできものについてはおそらくフィステルと思われます、根管治療が成功すれば治癒すると思います。
成功しなければ、やむなく抜歯しなければならないかもしれません。
この辺りは実際に歯を診査した上でkiko29711さまのご希望をお聞きして決めることになろうかと思います。
後は冠(咬合力)を支えるだけの歯質が残っていれば、コアを作って冠を装着すればいいと思います。
頬側の歯茎と被せ物の間にある約0.5mmの隙間についてはないに越したことはありませんが、冠の適合がよければ見た目以外に問題は無いと思います。
いずれにしても根管治療の折にははずしてしまうので、次回作るときには隙間のないものを作ってもらえば解決するでしょう。
お大事になさいませ。
フィステル
http://www.yamadashika.jp/infection.html#a01
回答2
回答日時:2008-11-13 16:45:08
こんにちは。
根分岐部のパーフォレーションのことですね。
実際のところは診査してみないと判断出来ませんが、、歯周ポケットとパーフォレーション部が交通しているかどうかが、ひとつのポイントにはなるかと思います。
「パーフォレーションリペア」で過去の相談から検索すると色々出てくると思いますよ。
>例えるなら、チューブから細く練り出した歯磨き粉のような物が少し入っているのが見えました。
>何という薬か、もし分かればお教えください。
たぶん水酸化カルシウム系の製剤でしょうね。
ビタペックスあたりでしょうか。
>その際、被せ物をセラミックで入れたのですが、頬側の歯茎と被せ物の間に約0.5mmの隙間があり、
この「隙間」と言う言葉ですが、歯科医が思う「隙間」と、一般の方が思う「隙間」と、違う意味で使われている気がします。
歯と被せ物に本当に隙間がある場合(歯医者がすぐに連想する方)は、磨き残しが溜まるので大問題ですが、歯肉と被せ物の隙間のことなら、縁上マージンと言って全く問題ありませんよ。
参考⇒クラウンと歯の境目が露出しているのですが・・・
ただ、マージンは歯肉の中に隠すもの(=縁下マージン)と考えておられる先生も少なくない様ですから、同じ被せ物でも見る先生によっては言うことが違うというのはあると思います。
>こちらのサイトで歯の根の穴と、解けた歯槽骨を回復させる治療法を知りました。
>私の場合、これからでも受けるメリットはあるか、または、治療の際の刺激が、歯に与える悪影響の方が大きいでしょうか
あまり簡単ではないですね^^;
基本的には抜歯覚悟の処置になるかも知れません。
治療のメリットがあるかどうかと言うよりも、フィステルが現在もあるとか、深い歯周ポケットが出来ている様なら、賭けでも何でも何かしらの処置は必要かと思いますよ。
前回の術後、フィステルが出来たのにそのままになっている様子ですから、その時の処置自体は成功はしていないのだろうとは推察します。
時間や費用的に頑張れそうなら、根管治療の専門の先生に一度相談されると良いと思いますよ。
参考⇒よくある歯科相談・おススメの歯科相談<《根管治療が得意な歯科医院を見つける》
うまく行くといいですね、お大事にどうぞ。
根分岐部のパーフォレーションのことですね。
実際のところは診査してみないと判断出来ませんが、、歯周ポケットとパーフォレーション部が交通しているかどうかが、ひとつのポイントにはなるかと思います。
「パーフォレーションリペア」で過去の相談から検索すると色々出てくると思いますよ。
>例えるなら、チューブから細く練り出した歯磨き粉のような物が少し入っているのが見えました。
>何という薬か、もし分かればお教えください。
たぶん水酸化カルシウム系の製剤でしょうね。
ビタペックスあたりでしょうか。
>その際、被せ物をセラミックで入れたのですが、頬側の歯茎と被せ物の間に約0.5mmの隙間があり、
この「隙間」と言う言葉ですが、歯科医が思う「隙間」と、一般の方が思う「隙間」と、違う意味で使われている気がします。
歯と被せ物に本当に隙間がある場合(歯医者がすぐに連想する方)は、磨き残しが溜まるので大問題ですが、歯肉と被せ物の隙間のことなら、縁上マージンと言って全く問題ありませんよ。
参考⇒クラウンと歯の境目が露出しているのですが・・・
ただ、マージンは歯肉の中に隠すもの(=縁下マージン)と考えておられる先生も少なくない様ですから、同じ被せ物でも見る先生によっては言うことが違うというのはあると思います。
>こちらのサイトで歯の根の穴と、解けた歯槽骨を回復させる治療法を知りました。
>私の場合、これからでも受けるメリットはあるか、または、治療の際の刺激が、歯に与える悪影響の方が大きいでしょうか
あまり簡単ではないですね^^;
基本的には抜歯覚悟の処置になるかも知れません。
治療のメリットがあるかどうかと言うよりも、フィステルが現在もあるとか、深い歯周ポケットが出来ている様なら、賭けでも何でも何かしらの処置は必要かと思いますよ。
前回の術後、フィステルが出来たのにそのままになっている様子ですから、その時の処置自体は成功はしていないのだろうとは推察します。
時間や費用的に頑張れそうなら、根管治療の専門の先生に一度相談されると良いと思いますよ。
参考⇒よくある歯科相談・おススメの歯科相談<《根管治療が得意な歯科医院を見つける》
うまく行くといいですね、お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
kiko29711さん
返信日時:2008-11-14 02:48:28
タイトル | 治療後も根に穴があり歯茎にできものができたりする、今後の治療は? |
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質問者 | kiko29711さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根分岐部病変 根の穴・穿孔(パーフォレーション) 根の穴・穿孔(パーホレーション) 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。