[写真あり] 被せるクラウンの種類によって、土台(コア)の成型は変わる?
相談者:
lotteさん (33歳:女性)
投稿日時:2008-11-20 16:12:17
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2008-11-20 17:16:42
なかなかするどい質問ですね^^;
>被せるクラウンの種類によって、中の土台の成型は変わってしまうのでしょうか?
理想を言えば変えた方がいいです。
金属であれば被せ物の厚みはそれほど必要ないので、削る量も必要最低限ですみます。
しかしハイブリット、セラミックなどの物は、色だしを行うために被せ物にある一定の厚みが必要になります。
>金属のつもりで土台を作ったけど、被せ物はやっぱりセラミックで・・・という場合は土台も作り直しになりますか?
いいえ、金属からセラミックはもう少し削り込めばいいのでやりかえる必要はありません。
ただ、現実は、このあたりは曖昧で、印象(型取り)を終った後に
「入れる歯は何にします!?」
などはよく聞きますね。
治療費は同じでもこうした配慮などをする・しないでは出来上がったものに大きな差がつくと私は思っています
形成量の問題は金属修復であれば特に気にする必要はないと思いますが、セラミック・ハイブリットは気をつけられた方がいいです。
これはクラウンでもインレーでも同様です。
と言ってもこれは先生の考え方次第なので参考程度にしてくださいね^^
例えば、これはセラミックアンレーですが、金属修復で治療となればここまで削り込む必要はありませんでした。
患者さんにも了承していただいているのでこのように治療を行いました^^
画像1 画像2
>被せるクラウンの種類によって、中の土台の成型は変わってしまうのでしょうか?
理想を言えば変えた方がいいです。
金属であれば被せ物の厚みはそれほど必要ないので、削る量も必要最低限ですみます。
しかしハイブリット、セラミックなどの物は、色だしを行うために被せ物にある一定の厚みが必要になります。
>金属のつもりで土台を作ったけど、被せ物はやっぱりセラミックで・・・という場合は土台も作り直しになりますか?
いいえ、金属からセラミックはもう少し削り込めばいいのでやりかえる必要はありません。
ただ、現実は、このあたりは曖昧で、印象(型取り)を終った後に
「入れる歯は何にします!?」
などはよく聞きますね。
治療費は同じでもこうした配慮などをする・しないでは出来上がったものに大きな差がつくと私は思っています
形成量の問題は金属修復であれば特に気にする必要はないと思いますが、セラミック・ハイブリットは気をつけられた方がいいです。
これはクラウンでもインレーでも同様です。
と言ってもこれは先生の考え方次第なので参考程度にしてくださいね^^
例えば、これはセラミックアンレーですが、金属修復で治療となればここまで削り込む必要はありませんでした。
患者さんにも了承していただいているのでこのように治療を行いました^^
画像1 画像2
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-11-20 17:25:35
lotteさん、こんにちは。
なかなかいい質問ですね。
>被せるクラウンの種類によって、中の土台の成型は変わってしまうのでしょうか?
そうですね。
材質により強度の点から、少しずつ変わってきます。
>土台は被せる金属(銀歯や金歯)を入れる場合とセラミックやプラスチックの歯を入れる場合で、厚み?を変えて作るものなのでしょうか?
その通りです。
もちろんあまり変わらない場合もありますが、上記の理由や審美的な理由から、厚みを変えて(というか材質の性格上)作ります。
>金属のつもりで土台を作ったけど、被せ物はやっぱりセラミックで・・・という場合は土台も作り直しになりますか?
逆の場合は大丈夫だと思いますが、金属のつもりで土台を作ってしまうと、作り直しになる可能性はあります。
理由としては強度の問題だけなら削りなおしをするだけでよいのですが、オールセラミックやハイブリッドの場合は色を透過するので、金属の土台で作ってしまうと若干色が黒ずんで見えます。
その場合は、ファイバーコアと言って白い土台を入れる必要があります。
また、内部に金属色を遮断するオペーク材を使って金属色を消すこともできますが、若干自然な色合いが失われる場合があります。
参考にしてください。
(井野先生とかぶりました。)
なかなかいい質問ですね。
>被せるクラウンの種類によって、中の土台の成型は変わってしまうのでしょうか?
そうですね。
材質により強度の点から、少しずつ変わってきます。
>土台は被せる金属(銀歯や金歯)を入れる場合とセラミックやプラスチックの歯を入れる場合で、厚み?を変えて作るものなのでしょうか?
その通りです。
もちろんあまり変わらない場合もありますが、上記の理由や審美的な理由から、厚みを変えて(というか材質の性格上)作ります。
>金属のつもりで土台を作ったけど、被せ物はやっぱりセラミックで・・・という場合は土台も作り直しになりますか?
逆の場合は大丈夫だと思いますが、金属のつもりで土台を作ってしまうと、作り直しになる可能性はあります。
理由としては強度の問題だけなら削りなおしをするだけでよいのですが、オールセラミックやハイブリッドの場合は色を透過するので、金属の土台で作ってしまうと若干色が黒ずんで見えます。
その場合は、ファイバーコアと言って白い土台を入れる必要があります。
また、内部に金属色を遮断するオペーク材を使って金属色を消すこともできますが、若干自然な色合いが失われる場合があります。
参考にしてください。
(井野先生とかぶりました。)
回答3
桜田歯科(東京都北区田端)の桜田です。
回答日時:2008-11-20 17:37:40
こんばんは
>被せるクラウンの種類によって、中の土台の成型は変わってしまうのでしょうか?
成型・・・は、削るかたちのことですか?
それとも、材料のことですか?
かたちだとすれば変わります。セラミックのほうが形成量が多いです。
材料だと先生によって考え方が違うために判断が難しいところです。
>金属のつもりで土台を作ったけど、被せ物はやっぱりセラミックで・・・という場合は土台も作り直しになりますか?
セラミックのほうが形成量が多いので、形成量を増やすだけなので作り直さなくてもいいように思います。
先ほどの項目にも書きましたが
「先生によって考え方が違うために判断が難しいところです。」
です。
>被せるクラウンの種類によって、中の土台の成型は変わってしまうのでしょうか?
成型・・・は、削るかたちのことですか?
それとも、材料のことですか?
かたちだとすれば変わります。セラミックのほうが形成量が多いです。
材料だと先生によって考え方が違うために判断が難しいところです。
>金属のつもりで土台を作ったけど、被せ物はやっぱりセラミックで・・・という場合は土台も作り直しになりますか?
セラミックのほうが形成量が多いので、形成量を増やすだけなので作り直さなくてもいいように思います。
先ほどの項目にも書きましたが
「先生によって考え方が違うために判断が難しいところです。」
です。
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-11-20 17:38:11
金属のクラウンを作るつもりで土台を構築する場合には
●セメント
●金属
などで土台を作る歯科医師が多いようです。
しかし、この土台の上にセラミックのクラウンを装着すると内部の色が透けてしまいますのでそのような場合には
●グラスファイバー+プラスチック(レジン)
にて土台を作る方が審美的効果は優れています。
●セメント
●金属
などで土台を作る歯科医師が多いようです。
しかし、この土台の上にセラミックのクラウンを装着すると内部の色が透けてしまいますのでそのような場合には
●グラスファイバー+プラスチック(レジン)
にて土台を作る方が審美的効果は優れています。
相談者からの返信
相談者:
lotteさん
返信日時:2008-11-20 19:44:45
回答5
桜田歯科(東京都北区田端)の桜田です。
回答日時:2008-11-20 20:26:20
>ファイバーの土台をそのままでゴールドクラウン装着というのは装着可能・・なんでしょうか?
可能です。
金属が厚くなりますが、鋳造欠陥(金属を流し込む再に起こる現象)に注意すれば問題ないと思います。
>良い先生に土台を付けていただいた場合は土台の切削量(形状)が金属ベースとセラミックとで違っているので、この場合は厚みのある金の歯?になるのでしょうか。
重複しているようですが、先ほどと同じです。
どんな先生が良い先生かわかりませんが。
私は、ほとんどレジン単体かレジン+ピンです。
ファイバーや金属は少数です。
良い先生ではないかもしれませんね。
可能です。
金属が厚くなりますが、鋳造欠陥(金属を流し込む再に起こる現象)に注意すれば問題ないと思います。
>良い先生に土台を付けていただいた場合は土台の切削量(形状)が金属ベースとセラミックとで違っているので、この場合は厚みのある金の歯?になるのでしょうか。
重複しているようですが、先ほどと同じです。
どんな先生が良い先生かわかりませんが。
私は、ほとんどレジン単体かレジン+ピンです。
ファイバーや金属は少数です。
良い先生ではないかもしれませんね。
相談者からの返信
相談者:
lotteさん
返信日時:2008-11-20 22:06:13
桜田先生
やっぱり、金属が厚くなるのですね。(!)
・・・「良い先生に土台を付けていただいた場合は土台の切削量(形状)が金属ベースとセラミックとで違っているので・・・」
について少しうまく表現出来ていませんでしたので最後に、フォローさせて下さい。
(フォローになってるかどうかわかりませんが)
私が感じる良い先生とは、ピンを使われる先生も使われない先生も、土台ひとつにも考えをお持ちになり丁寧にしてくださる先生だと思います。
時間を割いて質問に返答くださる先生方に、いつも感謝しております。
桜田先生 最後に回答いただきましてありがとうございました。
悩みが解決しました。
井野先生 畑田先生 タカタ先生 ありがとうございました。
やっぱり、金属が厚くなるのですね。(!)
・・・「良い先生に土台を付けていただいた場合は土台の切削量(形状)が金属ベースとセラミックとで違っているので・・・」
について少しうまく表現出来ていませんでしたので最後に、フォローさせて下さい。
(フォローになってるかどうかわかりませんが)
私が感じる良い先生とは、ピンを使われる先生も使われない先生も、土台ひとつにも考えをお持ちになり丁寧にしてくださる先生だと思います。
時間を割いて質問に返答くださる先生方に、いつも感謝しております。
桜田先生 最後に回答いただきましてありがとうございました。
悩みが解決しました。
井野先生 畑田先生 タカタ先生 ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 被せるクラウンの種類によって、土台(コア)の成型は変わる? |
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質問者 | lotteさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
支台築造その他 クラウン(差し歯・被せ)その他 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。